『夜明け前』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
眠い 今日も夜明け前に起きた
ここ数日、目が覚めるのが早くて困っている
寝るのはもちろん0時過ぎ
なのにお年寄りのような時間に起きる僕は
言わずもがな寝不足なのだよ
何?そんなに見つめてさ
半目で虚ろな目の奥に何か見える?
…青い海? ……そう
いいね、海 泳ぎたい
夜の海に静かに浮かんでいたい
まぁ俺は泳げないし 現実には興味ないけど
…でも誰もいなくて 広ーくて
波の音と星だけの そんな海があるなら
行ってもいいかな
「3月7日が『月夜』、5月17日付近が『真夜中』で、8月16日あたりが『夜の海』だった」
星系のお題も含めれば、類似のお題は何度目か。
某所在住物書きは今回配信分に目を通し、今まで通過してきた夜に思いを馳せた。
島崎藤村の『夜明け前』は、「木曾路はすべて山の中である」の書き出しで始まるらしい。
気象庁がまとめた「天気予報等で用いる用語」によれば「明け方前」や「明け方」と言い換えられ、
前者は 日の出の前2時間くらい。後者は午前3時頃から午前6時頃までを示すようだ。
ところで一部の農作物の収穫は夜明け前だという。
「今年6度目のトウモロコシネタでも書くか?」
ひと、それを重複過多という。
――――――
眠れなくて眠れなくて気がついたら夜明け前、
夜明け前なんて酷い時間帯にダイレクトメッセージ、
沖縄と東京では夜明けの時刻が分単位で違う。
どれも物語に落とし込めず放り出した物書きの、
以下は、いわば毎度恒例の苦し紛れです。
最近最近のおはなしです。都内某所のおはなしです。まだ都内はすべて残暑の中であるのです。
そんな都内の某所にある某稲荷神社は、人に化ける妙技を持つ化け狐の末裔が、ウカノミタマのオオカミに仕える、不思議な不思議な古神社。
敷地内の森に、いつか昔の東京を残し、花や山菜やキノコを抱き、木陰と小川と稲荷の不思議なチカラで酷暑の夏にも涼しい、ご利益豊かな神社です。
そんな稲荷神社在住の、末っ子子狐。
くっくぅーくぅー、くっくぅーくぅーと、鼻歌軽やかに夜明け前の縄張り巡回。もといお散歩中。
コンコン子狐はお花とお星様が大好き。
最近はアケボノソウのツボミにご執心です。
「まだ咲かない。まだ咲かない」
「夜明け」、「今日も元気で」等々の花言葉を持つ、白い星型の花が綺麗なアケボノソウ。罰ゲームのお茶で名高い、あのセンブリのお仲間さんです。
花の先っぽの黒い点々が、至近距離で見る人を少しだけ選びますが、子狐はちっとも気になりません。
「来週かなぁ。明日かなぁ」
白い星咲く予定のツボミは、花の準備が済んでいない様子。まだぎりぎり、夜明け数分前のようです。
「あっためたら、早く咲くかな」
そのぎりぎり数分前が、どうにもこうにも、コンコン子狐はもどかしい様子。
しまいには温かいフサフサ尻尾で、株のひとつをぐるり囲んで、お昼寝ならぬ夜明け寝を、
「あの和菓子屋に、まさかこの時間限定のテイクアウトがあるとは思わなかった」
「でしょー?俺もつい最近知ったの」
しようと思ったら、こんな時間の稲荷神社に参拝者がやって来て、名前を藤森と付烏月、というのですが、
ぐるりアケボノソウを尻尾で囲む子狐に気付かず、通り過ぎて、お賽銭箱に小銭をジャリン。
「それで、私に聞きたいことというのは」
「それがね。ご近所付き合いのハナシでね……」
ぱん、ぱん。 清い、力強いかしわ手の二拍 ✕ 2人分が、薄闇の森にこだましました。
藤森の方の「ジャリン」は500円玉だ。
稲荷神社の子狐は、自慢のかわいいふたつの耳で、
即座に、正確に、ガッツリ判別しました。
きっと、いや確実に、元恋人との縁切りをしてやったことに対する、お礼参りでしょう。
なんてったってメタいハナシをするに、藤森は前回投稿分のような経緯があったのに、最近まで悪しき元恋人に執着されておったのです。
コンコン、こやん。子狐のまんまるおめめが、明けの明星か、満月のように輝きました。
「お隣のマダム、手作り料理くれるの」
「うん」
「普段ならマダム、俺が『上手にできたんです』って手作りお菓子差し出すと、受け取ってくれるの」
「うん」
「でも俺が『いつものお礼に』ってお菓子差し出すと、『それは要らない。やめて』っていうの」
「ふ……む」
「『それ「は」』、要らないって、なんぞ」
「思い当たるところは、ある。
渡したくて渡すのであって、自動返信的なお礼は、違うのだと思う。故郷の近所の数名がそうだった」
「ナンデ?」
「私も礼は渡したい派閥だから分からない」
なんだか難しいハナシをしてる。
コンコン子狐、子供なのでちんぷんかんぷん。
そんなことより参拝者です。腹を撫で、おやつをくれる参拝者です。逃がしてはなりません。
「エキノコックス・狂犬病対策済み」の木札を首からぶら下げて、コンコン子狐は一直線、夜明け前の参拝者に、全速力で突撃してゆきました……
『本気の恋』
※昨日のお題です
私には初恋の人がいる。告白してOKされた時はとっても嬉しかった。それからデートも行ったし、友達にいじられるのでさえ嬉しかった。
でも別れちゃった。別れてから友達に聞いたんだ、あの人本気じゃなかったんだって、
返してよ、私の本気の恋。返してよ、人生で一回しかない私の初恋。
さようなら。今までありがとね。
夜明け前に目が覚めた。先輩の家に行く夢を見た。
夢の中でも先輩の顔を思い出すことは出来ない。あの時は顔を見て喋れなかったから。ただ声だけが鮮明で、起きた時に、夢の中でもう少し話せばよかったなと思った。夢が過去の回想であるように、夢の中の私は当時の口下手に戻っていた。もし、今話せたら。
タオルケットをかけ直して、去年のことを思い出す。
先輩と再会した日。驚くほど一般的な喋り方で、女の子の後輩ならこう喋るだろうといった感じで、当たり障りの無いことを話した日。それでも、その中に一摘みだけ真実を、今まで誰にも言ったことのない「哲学科に進みたい」ということを話した。話さなければ良かったと思う。叶わなかったから。それに、言えなかったことが沢山あった。なぜ今さら私に話しかけたのか、私が貴方にしてしまった仕打ちを忘れたのか、なぜ掘り返すような真似をするのか。
それでも、何かしらの決意が生じての行動だったに違いない。それを分かっていた。分かっていながら、それを表面だけで流していた。私はあとどれだけ冷たい人間になれば気が済むのだろう。
先輩は私を卒業旅行に誘った。ああ、先輩はまだ私が「遠くに行きたい」と言った時のことを覚えているんだと思った。遠く。私の遠くは、誰も来ることの出来ない場所。愛する人でさえも拒絶する場所。
先輩は「またね」と、私は「じゃあね」と言った。
無邪気に未来を信じられる貴方が羨ましいと思った。
わたしは今、夜明け前にいるんだ
大丈夫、これからなんだ
そうやって長いことやってきたけど
あまりに空けないと虚しくなる
本当は空けてるっていうなら
体感をください
まだ街が眠っていて、お月様がそっと優しい眼差しで微笑んでいる
そんな時間の散歩が好きだ
冬にマフラーに顔を埋めながら白い息を吐き 歩くのも
夏に涼しい風を感じながら軽い足音を響かせ 歩くのも
行くあてもなくただ 歩くのも
音楽のリズムに合わせ 歩くのも
そろそろ空が白んできた
「夜明け前」
早起きが
ニガテな
わたし。
仕事は
シフト制で
早番の前日は
憂鬱だった。
ちゃんと
起きられるかな。
遅刻しないかな。
ドキドキして
早く寝たいのに
眠れない。
夏以外
起きたら
まだ
外は暗くて。
それでも
電車は
満員で。
わたしだけじゃ
ない。
皆さん、
お疲れさまです。
#夜明け前
刹那の無垢
ほんの僅かな時間、日常は活動機能を失う
純粋な大地が、残骸のサウンドノイズに紛れて走りゆく
それが、刹那の無垢。
僅かに冷たい風が、僅かに轟く生活の音に触れる
僅かに動く残骸が、僅か一時の間うたた寝をする
僅かながらの時間。純粋無垢なその時間、その瞬間だけ、爽快な欲求を解放する。光に当てられる手前の無垢な深淵に紛れて、残骸は唯一の一時を我が身に充てる。
純粋無垢な刹那の殺伐。
刹那の無垢は、深淵にまみれた残骸の喜びだ。
夜明け前 Ver.2
夜明け前に、荷物をまとめた。
俺の手荷物など大したものはない。家族写真を持っていこうか迷ったが、後ろ髪をひかれるのでやめた。
寝室で眠る長女の2歳半になる、レイナとまだ6ヶ月の長男ルイ、そして俺が愛した妻の寝顔を最後に見た。
身勝手な俺を許してほしい。
到底許せるものではないけれど…。
慣れない畑の、建築関係の仕事に疲れてしまった。君との関係もギクシャクしてきた。やり直せるタイミングは何度かあった。
マイホームを建てようかと計画もしたが、君のお姉さんが何だかんだど口出ししてきた。
恵まれてる環境の妹夫婦への嫉妬だろう。
トラック運転手をしていた俺に、「うちの会社で働くか?」と結婚と同時に言われた義父の言葉に一つ返事で承諾したのは、何を隠そう俺だ。それからは、事あるごとに君の家族との繋がりにがんじがらめになってしまった。
俺は選択ミスをした。
「父の会社に入ったら苦労するよ。」君は忠告してくれたのに…。
もっと早い段階で話すべきだった。もう限界がきてる…と。
俺は君が思っているほど強くもないし、責任感にも欠ける人間だよ。
さよならも言わずに去っていく俺は卑怯ものだ。
玄関を出た。夜明け前の薄暗い夜道を駅まで歩く。
細く長い一本道。どこまでも、孤独と自由が続いてるようだ。視線を落としていた俺の行く先に、朝日が昇ろうとしていた。
夜明け前
(本稿を下書きとして保管)
2024.9.13 藍
乗り継ぎ停留所〜 夜明け前
夜明け前に着いて
ようやく眠りに就く。
明日へ行くのが嫌だと
眠いけど寝たくないと。
そう言って、暗がりの中
ケータイ画面の明かりが
娘の顔を照らす。
娘にとって夜明け前は
しがみついた昨日の終点。
そこで独り降りていく。
第6 夜明け前
# め ぅ .. / 🦭
僕は絶対に見たんだ
絶対に絶対に。。。
僕の母と父は夜遅くまで帰ってこない
父も母も帰りは酒の匂いが
プンプンにする
そんな僕は星を見ることが大好きだ
毎日部屋の窓から見るんだ !
星は僕を助けてくれる。
悲しい時も嬉しい時も寂しい時も、
今日の星はいつもより明るく
光っていた気がするんだ。
すると急に視線が明るくなって思わず
『うわっ』と叫んだ。
すると目の前に小さな妖精が現れた
妖精は僕に魔法をかけてくれたんだ
『寂しくならない魔法〜』
もう夜が明けそう。。
『待ってよ』
妖精は夜が明ける前に帰って行った
次の日
僕は昨日の事を学校の友達に話した
もちろん馬鹿にされたし
信じてくれなかった。
でも僕は絶対に見たんだ ! !
夢なんかじゃない ! !
夜が明ける前に消えたあの妖精
あの夜から僕は寂しく感じなくなった
なんだかあの妖精は僕の心の中で
生きている気がするんだ。
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(この内容はフィクションです ! )
「夜明け前」
星屑を散りばめた黒。
西の空に明かりが灯る。
眠りから醒めた藍。
静かな風が吹く。
光を誘う青。
小鳥の鳴き声と車の音が、どこかから聞こえる。
私は眠れもせず、起きられもせずにこの時を見つめて、もうこんな時間が来てしまったか、とほっとしながら、憂鬱になりながら思う。
真夜中は私だけのためにある時間。
誰にも邪魔されない、私だけの世界。
しかし永遠には続かない。
世界が眠りにつくように、漆黒も眠りにつく。
世界が目覚めるように、漆黒も目覚める。
ただそれを繰り返して、いずれ全てに置いて行かれる。
希望の夜明けに、ため息ひとつ。
世界の目覚めに背を向けて、私は目を瞑りました。
夜陰を千切る薄明が
暗慮をもむしる
這い出す影が覆うまでの
わずかなる静謐
お題『夜明け前』
目が覚めたら、午前四時だった。これで二度寝してしまおうか。そう思ったけど、みょうに頭がすっきりしてどうにも眠れない。
でも、起きるにはまだ早すぎる。外は暗くて、なにかをしようという気にはとてもなれない。
外でランニングするという趣味はないし、スマホゲームは正直最近やる気がでない。本を読むのもなんだかめんどくさい。
とりあえず、横になってめをつむっているか。
そうやって、とくに眠気もこないまま四時間ほどが経過した。もうすこし短いと思っていたのだが、じつは眠っていたらしい。
さすがに起きないと仕事に遅れてしまう。幸い、仕事は在宅だからよかった。
僕はそそくさと起きて、人として終わらなくて良かったと安心して、仕事用のパソコンに向かった。
【お題:夜明け前 20240913】
ふと、目が覚める。
静かに眠るあなたの肩の向こう側、細く開いたカーテンの隙間から覗く白んだ空。
起きるにはまだ早く、眠るには目が冴えてしまった、そんな夜明け前。
寝静まっていた世界が動き始めるよりも、ほんの少しだけ早い時間。
静かに上下するあなたの胸にそっと手を乗せ、あなたの呼吸と共に私の手が上下するのを、ぼぅっと眺める。
人肌の温もりがこんなにもあたたかいものなのだと、教えてくれたのはあなた。
誰かに包まれ守られることが、こんなにも安心できるものなのだと、教えてくれたのはあなた。
誰かを信頼することが、こんなにも強くなれることだと、教えてくれたのはあなた。
幸せな時間は短く感じるのだと、教えてくれたのもあなた。
『ありがとう』
この一言だけでは、感謝の気持ちを伝えきれなくて。
『愛してる』
この言葉だけでは、私の気持ちを伝えきれなくて。
今日が始まる前に、あなたに伝えたい。
私はあなたと一緒にいられる、それだけで幸せ。
今日が終わった後で、あなたに伝えたい。
私はあなたと一緒にいたい、ただそれだけが望み。
そっと、静かに。
あなたが起きないように、あなたの唇に指を這わせて、自分の唇にその指を這わせる。
あなたのその唇で紡がれる、愛を伝える言葉が好き。
あなたのその唇から発せられる、艶めいた吐息が好き。
もう少しして今日が始まれば、慌ただしく時間が動き出す。
それまで私はこの時間を楽しむ。
あなたに触れ、あなたの温もりを感じ、あなたと同じシーツの波間で、この止まったようなゆったりとした、今日でも、昨日でもない、夜明け前の私とあなただけの時間を。
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(´-ι_-`) この後、目覚めた『あなた』にキスの嵐をお見舞いされるのデス
夜明け前
準備はいい? じゃあ行こう
夜明け前の出発だ!
朝一番の汽車に乗る為に僕達は、夜明け前に家をでた。
プランなんて決めてない
唯 早起きは、三文の得と言う言葉がある様にいつもより違う時間に出掛けたら
何かが起こるんじゃないかそんな予感めいた期待を胸に抱いて僕達は、あてのない
ぶらり気ままな寄り道 旅行に出掛けるの
だった。
夜明け前君をみつけた
君は私にかけよってくる
私は君を抱きしめる
今日も君に会えた
嬉しさで力がわき上がる
そんなにゃんライフ
あったらいいね
夜 明 け 前 迄 起 き て い る と
少 し 罪 悪 感 を 覚 え る 。
ソ レ と 同 時 二 朝 を 出 迎 え れ
何 と も 清 々 し い 気 分 だ 。
昨 晩 , 好 き な 音 楽 ヲ 聴 い て た ん だ っ け
ソ レ か ら 先 は 記 憶 に 無 ゐ 。
「 # 夜明け前 」
夜明け前
最近は涼しくなってきたけどそれも深夜だけだな。その深夜もここ数日はやっぱり割りと暑い。
結局まだエアコンをつけてる。去年もそうだったと思うけど残暑が厳しい。
そして残暑が終われば冬がきて暖房の出番だ。エアコンが休む暇がない。もう完全にエアコンは生命維持装置といっていいな。
まぁ夏に比べれば冬は暖房がなくてもなんとかなるけど。でもやっぱり冬は寒すぎるからなにか対策を考えないとな。
気になってるのがパネルヒーター。夏は頭を冷やして冬は足を暖めろっていうからな。このパネルヒーターで足元を暖めたい。
ただパネルヒーターってどれを買えばいいのやら。どうにもパネルヒーターは定番みたいのがないっぽいんだよな。まぁ良さげなのを探すしかないか。
そういえばお題の夜明け前は深夜の話で消化したと思ってるけどちょっと短すぎたか。それにお題にひっかかってるかは微妙なところだ。まぁいいか。