『夜明け前』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
『夜明け前』
薄暗い景色の中
私は
ひとりだった。
夜が明けるのが、怖いの。
ねぇ、傍にいてほしいよ。
#夜明け前
今日に何を期待する、
昨日の絶望と明日の希望を引き換えに。
『夜明け前』
重い夜の時間が、明るく軽くなっていく
ゆっくりと目を覚ます世界に「おはよう」と小鳥が鳴く
夜明け前。
窓を開け風が入ってくる。
気持ちよくて
その時間が一番好きだったりする。
夜明け前、
その時間に起きられた事はないけど
散歩とかしてみたい。
薄暗くて、今の季節は少し涼しそう。
朝が来る前の空を見るのが好きだった
夜から朝になる時間帯
深い色から淡い色へと変わり、いく
その後に進む時間は苦手だった
今も出来ることなら
夜明け前の時間帯に寄り添っていたい
君を想って眠れない夜に
ラジオから流れる淡いセレナーデ
静かに夜も僕も
優しく甘く切なくさせていく
やがて夜明け前には
セレナーデはバラードになって
僕の心に染み渡っていく
まるで乾いた大地に
命の水が流れ込むように
いつしか僕は泣いていた。
君を想って泣いていた。
君に、逢いたい…
#夜明け前
夜明け前
僕は不安になって
君のことを思い出す
なにかのアニメで聞いたことがある。
夜明け前が1番暗い。
でも、人は1度沈んだ方が輝いて見えるんだ。
どんなアニメの主人公でも、挫折はある。
だから、気にする事はないよ。
受験の君、部活の大会を控えてる君。
君は今沈んでいるかもしれないけど、
その沈んでいる君は絶対に成功する前触れだ。
夜は落ち着いて過ごせる。
夜は好きなことが出来る。
夜はゲームをすることが出来る。
だけど…だけど…
大好きな人に会えない。
夜明け前
一番最初に
いなくなるって
知った時は
泣きまくって
夜明け前くらいまで
起きてたなぁ。
でも最近なんとか
なってきたのは
たまにでも
逢える手段が出来たから。
地元が近くて
本当に良かった。
君より先に起きて君の寝顔をずっと見ていたい
でも君の顔は寂しそうで
今でも泣き崩れそうな気がする
夜は好きだ。
独りで居られるから
1番楽だ。
でも、夜が明けて朝が来れば
嫌でも誰かと関わらなければならない
だから朝は嫌いだ。
#そんな自分が嫌いだ。
目覚まし時計に起こされるより
はやく目覚めた、朝
窓の外、まだ夜明け前
夜暗から朝明にかわる、瑠璃色
ジリジリ、ジリジリ
突然のけたたましい音
時計、アラームoffしていなかった
時間だ
戦闘開始
ちょつと余裕あるから
メイク、盛って
髪の毛、可愛くして
お気に入り着て出掛けよう
夜明け前の森の香りは
欧州の童話の世界を彷彿とさせる。
遠い昔の歴史が
今に復活したかの様に
フランス人形の様な少女や
鹿やリスや小鳥などの
森の生き物の妖精化した生き物達が
すぐそこに居るかの様だ。
きっと、哀愁漂う過去に
誘ってくれるだろう。