声が枯れるまで』の作文集

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声が枯れるまで』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

10/22/2024, 6:31:49 AM

お題 声が枯れるまで


今日は君に会いに行く約束の日。
鏡を見ながら身なりを整えここ最近は
外すこととなかったピアスを外して
この日の為だけにあると言っても過言では無いお気に入りのピアスを刺す。
鞄にはお茶と携帯と少し大きめのハンカチを。
久しぶりだな。1年ぶりか。
社会人になってから学生の時よりも1年はあっという間に過ぎていく。
テストや長期休みといった大きな区切りもなければ
特別思い出になることをしているわけでもないと言うのに。
そんなことを考えながら誰もいない部屋に向かって
いってきますと残して家を出る。
まだ早い時間だから少し肌寒い。
吐く息は白くふわりと空へ消えていく。
そうだ、最近出来たパン屋さんに寄っていこう。
君は最近のここらの事は知らないだろうから。
ここのパン屋のメロンパンがサクサクで美味しくてね。
最近ハマっているんだ。
お花も買っていこう。喜んでくれるといいな。
色々買い物を済ませ君との待ち合わせの場所に向かう。
もう来てるかな。
君はいつも私よりも先に到着してぼーっと時間を潰してたよね。
でも今日は私の方が先みたいだ。
去年もそうじゃなかった?変わっちゃったなぁ君は。私との約束忘れちゃったの?私を待たせるなんていつもしないのに。
誰もいない桜の木の下が待ち合わせ場所。
木の幹をそっと撫でながら
お待たせ
と呟けば堪えられない涙が零れ落ちる。
あぁ、何年経っても慣れないな。
やっぱり君は来ない。
何分経っても
何時間経っても
何日経っても
何年経っても。
止めようと思うほどとめどなく溢れてくる涙。
君は、もう居ないんだ、
痛いほど思い知らされる。
言ってたじゃない。今日この日、この木の下でって。
でも何回来ようと君はいない。
君の名前を何回叫んでも。
私がここでずっと泣いていても。君は来ない。
あ...あぁ............うぅ......
嗚咽とともに気持ちも涙も溢れ出てくる。
私は毎年ここで涙を流す。日が暮れるまで。声が枯れるまで。
ようやく涙がおさまったら
次はお墓参りに行こう。
花はもう萎れてきてしまっているし、
毎年、1日遅れてしまうけれど。

昨日が君の命日だから。

10/22/2024, 6:11:57 AM

好きなのに行動だけでは伝わらないから手紙を書いた

手紙なら文字が私の心を代わりに伝えてくれる

そう思っていた


でも彼は文字を読むのが苦手な障害を持っている

そんなことを知らない私は

彼に強く問い詰めてしまった


「どうして?なんで答えをくれないの?」

「文字がわからない」


始めはその一言の意味がわからなかった

見え透いた嘘をついていると思ったけど

ネットで調べたら

『ディスレクシア』と出てきた

その説明を読んでいくうちに私が止まらなかった


「なんでわかろうとしなかったんだろう」


親の転勤で引越しが決まった彼に声で訴えた

最後の登校で初めて知った引越しの件

誰もいないオレンジの空が似合う雲が浮かぶ空の下で

私は、声が枯れるまで謝罪の言葉を叫んだ


「ごめんね!わかってあげられなくて。でも!私は」


そして最後にかすれ始めた声に

「好きだよ」を言った



彼は大きな声で

「ありがとう」とだけ言った

その言葉に私は精一杯の笑顔で応えた

10/22/2024, 5:59:18 AM

声が枯れるまで


泣いてもいいよ
そう言ってくれた
私もそうしたい。

いつか泣けたらいいなぁ

10/22/2024, 5:53:17 AM

声が枯れる
音が枯れる
心が枯れる
歩みが枯れる
事象が枯れる

見えない見ない
言えない言わない
聞こえない聞かない

「愚か者」を見ては蔑む目を閉じ
愛の欠落した知識を吹き込む口を閉じ
命の声を聞かぬ耳を閉じ

しかしいのちはやまぬ
棄てることも叶わず
逃げてもついてくる
物理の身体のあるなし問わず
気軽な無責任に踊って大切な交差点を見失い
壊れの成就の後に泣く

突き抜ける目をひらけ
ウワツラ丸呑みじゃまさに「愚か者」
叡智と愛とを以て両輪と成せ
オノレの責をただしくあらしめよ
いのちの響きと香を聞け
閉ざしたが故の妄想の霧を払え

「空から罰を受けているのだ」と言うものの
自らを処罰しているだけ
寂しさに涙をこぼしているのに
自分の中に沈む愛も見ず言わず聞かず
鍵を持ちながら鍵があることに気づかない

私がここで声を枯らしても
傲慢な厭世で見下ろすうちは届かぬでしょう

あの子が悲痛に叫んでいても
伝わる命に気づかぬうちは麻痺しているでしょう

「咲く花すら自分を切りつける」と
自分で生み出した花を尖らせる
あなたは無傷であの子たちは血塗れ
自分の観の地獄くらい自分自身に受けなさい

明日の平穏を呟くならば

10/22/2024, 5:52:08 AM

ふと、

今思えば、
いつも感情を押し殺し

言いたい言葉は出て来ない。

私の出す言葉に
人が傷付くかもしれない、

その事で、
ひとが離れて行くかも知れない、

まだ、
起こってもいない事で
不安になる私。

理不尽なことも、
悔しくても、
傷付いても、

全て
心の奥に
仕舞い込んで。

悔し涙を流す事はあっても、

声が枯れるまで
泣いたことがない。

思い切り、
叫び、喚き、
泣いたら
少しは
心が軽くなるのだろうか、

大自然の中に
身を置いて。

心のままに、

生きてみたいと

思うこの頃。

10/22/2024, 5:51:20 AM

声が枯れるまで助けを求めていれば
誰かは振り向いてくれたのかな



『声が枯れるまで』

10/22/2024, 5:47:57 AM

声が枯れるまで歌い続ければ、私は誰かの前で歌えるようになるのでしょうか。今日も震えた声、自我が崩れてしまいそう。

10/22/2024, 5:46:26 AM

『声が枯れるまで』
お姉ちゃんおかえり!!
海外のホームステイから帰ってきた。何日かお姉ちゃんがいなかった。送っていく時は泣いたかよく覚えてないけど、迎えに行ってお姉ちゃんを見つけた時はウォンウォン泣いた。声が枯れるまで。お姉ちゃんも泣いてた。2人で抱き合った。
とりあえず無事に帰ってくてくれて良かった。

10/22/2024, 5:27:23 AM

声が枯れるまで

あなたは泣き続けた…
そして…笑い続けた

複雑な気持ち

どう表現すれば
いいかわからない

でも…あなたは
どちらも感じ…
どちらも感じないの

曖昧で淡いもの

10/22/2024, 5:21:26 AM

「 声が枯れるまで。」 / 実話です。

彼と別れてから数ヶ月が経った。毎日が少しずつ色あせていくのを感じていた。教室で彼の姿を見るたびに、心がギュッと締めつけられる。笑顔で話す彼を見ているのが辛かった。そんなある日、友達から思いもよらない知らせが舞い込んできた。

「彼、今彼女がいるんだって。」

その瞬間、私の心は冷たく凍りついた。自分が振ったのに、どうしてこんなに苦しいのだろう。彼は私と別れた後、すぐに新しい恋を見つけたのだ。あんなに優しかった彼が、今は別の誰かと笑い合っている。胸の奥がズキズキと痛み、涙が溢れそうになった。

「私が彼にふさわしくなかったからだ」と自分を責めた。彼には幸せになってほしかった。彼女のことを知らなければよかったのに。彼が新しい彼女と幸せに過ごす姿を想像するたび、心の中の痛みが大きくなっていく。

それでも、彼には心から幸せになってほしかった。彼の笑顔が見たいと思っていたから、彼女のことを思うと複雑な気持ちが交錯する。彼と付き合っていたとき、彼が私に向けてくれた優しさや、思いやりは本物だった。彼には、もう私のことを振り返らずに進んでほしかった。だからこそ、辛い気持ちを抱えたまま、私は彼の幸せを願った。

ある日、彼女の存在を知ったことを友達に打ち明けた。友達は心配そうに私を見つめ、「無理して笑わなくていいんだよ。」と言ったけれど、私はその言葉を素直に受け入れることができなかった。外では笑顔を見せ、心の中で彼の幸せを祈ることが、私の精一杯だった。

それでも、声が枯れるまで彼のことを思い続ける自分がいた。友達との会話の中で、ふと彼の話題が出ると、心臓がドキリとする。彼の名前を聞くだけで、過去の幸せな記憶が一瞬で蘇る。けれど、その記憶は同時に苦しみを伴う。思い出すたびに、彼が他の誰かといることがますます辛くなる。

一人になったとき、涙が止まらなかった。彼の存在がこんなにも大きかったのに、私が彼を手放してしまったことで、今はただの思い出になってしまったことが耐え難かった。

「どうして、私は彼を手放してしまったんだろう?」

自問自答する日々が続いた。彼が彼女と一緒にいるのを見ることが、私にとってどれほど辛いことかを知っていた。だけど、彼の幸せを願うことは、私の心の中でずっと続いていた。


彼のことを思い続けることは決して消えない想いだけれど、私も私自身の幸せを見つけるために、前に進まなければならなかった。声が枯れるまで、彼を想い続けた日々は、私にとって大切な経験だった。だからこそ、これからの人生でも彼を忘れずに、自分の幸せを追い求めるのだと決めたはずだった。

10/22/2024, 4:55:22 AM

お題に向かうといつも、そのお題からイメージする映像が頭の中に広がり始める

ただここのところ、そのイメージに心揺さぶられ過ぎることが多くなり、文字を起こしていく作業が息絶え絶えになることも少なくない

恐らく私は憑依体質なのだと思う
分かりやすく言えば、頭の中が、心が、抱くイメージに乗っ取られてしまう…のだ
そのイメージに負けない体力と精神力が、ここのところ心許ないのだ


それでも今回のお題だけは、乗っ取りと闘いながらでも書き残さねばならないと思う



「声が枯れるまで」のイメージは瞬時に頭を過った
それは、先日の能登の豪雨で犠牲になった14歳の少女だ

一人留守番する中、豪雨や川から流入する濁流に家ごと流されていく恐怖
気丈にもその様子の映像を友人に送っている
どれだけの恐怖であったろう…
とれだけ「助けて!」と叫び続けただろう…
それこそ、声が潰れるほど叫んだに違いない

そしてまた遺された家族も、彼女を探し彷徨いどれだけ少女の名を叫んだだろう
声が枯れるまで何度も、何度も…
声が潰れても、出ない声で何度も、何度も

結局彼女の声は濁流に飲み込まれ、
その後の連日の家族の声も、積み上げられた汚泥の中に虚しく吸い込まれていった


後日、1キロ先の沖合いから漁師によって見つけられた少女
きっと彼女の懸命の魂の叫びが通じたのだろう

「お嬢さんは良く頑張りましたよ 褒めてあげて下さい」 
とその漁師は彼女の父親に語りかけたそうだ


もちろん私は面識も無いし、彼女の声を聞いたこともない
それでも、生きていれば今頃運動会で大きな声を張り上げて元気いっぱいに声が枯れるまで応援していたかも知れないと、想像してしまう

残念ながら、彼女の声はもう二度と聞くことは出来ない




『声が枯れるまで』

10/22/2024, 4:36:47 AM

俺には真似できないけれど
   声が枯れるまで君を呼べばよかった

   それでも君は
   振り向いてくれなかっただろうけど

   それでも俺は、
   声が枯れてしまっても、
   君を呼ぶべきだったんだ
   あの時だけは




#声が枯れるまで

10/22/2024, 4:36:09 AM

隠しておこう、手のなかにあったものが消えていったとしても、冷たく輝いていたそれが、そのうち重く温い痛みになったとしても
『声が枯れるまで』

10/22/2024, 4:29:21 AM

失恋した、好きな人がいた1年片想いし、告白して付き合った3年間付き合った。

浮気された、3年目の5ヶ月目ぐらいから浮気していたらしい。

悲しくて悲しくて

カラオケに行って失恋ソングを歌いまくった泣きじゃくりながら、喉が枯れるまで


楽しかった私の3年間。

10/22/2024, 4:26:26 AM

『声が枯れるまで』

人々を魅了してきた歌姫は為政者の寵愛を受けてただひとりのために歌うことを選んだ。貧しかった歌姫の家族を安定して養うための選択であったが、歌姫を想うものは数多く、自分たちから彼女を奪ったと逆恨みの感情を持つものもまた数多く存在した。屋敷に暴徒と化した人々が押し寄せたのは間もないこと。彼らは歌姫に要求を突きつける。
「家族の命が惜しければ、私たちのために歌い続けろ」
歌姫はみなの前に立って恐怖に慄きながら震える声で歌い始めた。しかしその時には歌姫を囲っていた為政者も彼女の家族たちもすでに亡きものにされている。なにも知らされぬ彼女は声が枯れ果てるまで歌い続けたが、かつて人々を魅了した歌声とは程遠いものを聴くこととなった暴徒たちは彼女に失望し、屋敷に火を放つという蛮行に及んだ。
「おまえにはもう価値がない。家族ともどもあの世へ行くがよい」
真実を知った彼女は声の出ぬ喉を押さえ、血の涙を流し、すべてを奪った人々を呪った。
それからしばらくの間、街には幻聴に悩まされる者が頻出し、そのうちの幾人かはそれが歌声だったと主張した。耳に直接吹き込まれているかのようにいつなんどきも聞こえる歌声にある人は怒り、ある人は怯え、やがてはまともではなくなって命を落としていった。焼け落ちた屋敷跡から数人分の骨が拾い上げられ、丁重に葬られるまでそれは続いたという。

10/22/2024, 4:17:52 AM

【声が枯れるまで】

自分の喉から漏れるのは、ヒューヒューという音だけで。今更、もう、言いたいことなんてない。言い尽くしてしまった。

お前が、電話をかけたあの日、バタバタと、パジャマのまま飛び出した俺は、そのまま水溜りを飛び越えて、アスファルトを蹴って、無我夢中で、お前を探したんだ。
新月の夜で、ザーザーと雨が降っていて、この時期に走るのは絶対寒かったはずなのに、何も気づかないくらい、夢中になってお前を探したんだぜ。

なんであの時、俺に電話をかけたんだ。「さよなら」なんてお前が飛び込む直前に聞くくらいなら、知りたくもなかった。

探し始めて、一時間。救急車とパトカーが川辺に停まっているのを見た俺は、本当に、呼吸が止まった。

馬鹿野郎。

そして、三日経った今。目の前のたくさんの管に繋がれて延命させられているお前は、ようやく今日の朝になって目を覚ましたらしいじゃないか。

「…おがえり。」

「…何その声。」

今は、なんで死なせてくれなかったの、とか、もう会いたくなかったなんて、言葉を聞きたくなくて、側に寄ると、無我夢中に抱きしめた。

お前もごめん、なんて言いながら泣くものだから、二人して声をあげて泣いた。
俺の声はガラガラで、お前の声は頼りない。
でも、生きててよかったって、それだけは伝えたくて、泣きながらだけど、言っておこうって思って。

「いぎででよがっだ。」

大笑いしたお前のことは一生許さない。

10/22/2024, 4:13:13 AM

愛される準備だけは、いつもできていた。

愛してほしい人には、愛してもらえなかった。

このすれ違いで恋愛はやめた。

もう眠りたい。また、愛してほしくなる前に。

10/22/2024, 3:53:42 AM

いつもいつも叫んでる

声に出さず心の中で

どれだけ訴えても

どれだけ拒否しても

変わることはないから

心の中で叫んでる

涙も声も心では

とうの昔に枯れ果てた

それでもいつ壊れるか分からない

傷だらけの仮面の下で

今日も虚しく叫び続ける




「声が枯れるまで」

10/22/2024, 3:38:53 AM

夢にお前が出てくるのは久々だった。沖縄の海、行きつけのバーガーショップ、二人乗りの自転車、ゲームセンター、毎日顔を合わせた教室、学生寮の互いの部屋。どこに行ってもお前は声が枯れるまで笑っていて、俺も楽しくて仕方がなかった。
 夢から醒めると俺は一人で横たわっていて、隣にはもうお前がいないことをまざまざと実感した。
 お前も心から笑っているんだと、呑気に信じきっていた自分が心底憎いよ。お前の陰りに気づいていたはずなのに、大丈夫という言葉だけを信じて、きっとお前を取り戻す最初で最後のチャンスにさえ、俺は傍にいなかった。

10/22/2024, 3:38:31 AM

声が枯れるまで叫ぶよ
この声が雨音でかき消される程 君の名を呼ぶよ。
そうすれば、まだ君に会える気がするんだ。
君の瞳に映った、僕を見るんだ。
僕の瞳には君が映っているかな? いや、映ってなくても良い。
君がいない世界なんて、僕には必要ないのだから。
始まりの日はいつも雨だったね。
だから私は雨の日が嫌いだった。
でも君と出逢ってからは、雨の日が好きになったよ。

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