『声が枯れるまで』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
もうやりたい事、見たい物、聞きたい音、行きたいところが無い。
その時
植物はその一生のうちに二種類の成長をする。
一つは「自身の体を大きくするため」の成長、もう一つは「種となる実を育てるため」の成長。
「自身の体を大きくするため」の成長は、種から芽が出て植物が背を伸ばしながら成長し、開花をするまでの過程。
「種となる実を育てるため」の成長は、結実のち生熟し、実が熟成されるまでのこと。
そして最後には実が種になり、次の世代へと繋ぐ。
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植物は声に似ている
学生の遊びや部活動に励む、元気な声
期待を胸に社会へ出たときには、溌剌とした声
公私ともに実を結べば、自信や責任のある声にもなり
経験を教える立場ならば、やわらかい声や厳しい声にもなる
いろいろな人が、さまざまな立場で、それぞれの声を出す
けれど、最後には声は消える
誰かがどこかで聞いた最後の声
それが種になり、その人の中で眠り続ける
その種が何に成長するかは、まだ誰も知らない
そんな声の一生
『声が枯れるまで』
声が枯れるまで
オレはオレを罰する。
出来損ないのオレを、
叱り付ける為に。
何度も、痛みを身体に刻み込む。
青黒い痣が、皮膚を覆い尽くし、
裂けた皮膚から、血が滲む。
それでも、
オレはオレを赦さない。
赦しを請い、
声が枯れる迄、
虚空に向けて叫ぶ。
今は亡き母に向かって、
何度も謝罪を繰り返す。
…御免なさい。
…どうか、赦して下さい。
…良い子になるから。
出来損ないのオレを、
叱ってくれる母は、
もう居ない。
だから、
オレはオレを罰する。
生きている証を、
痛みで確かめる様に。
痛みによって、
縛られた身体が、
オレの代わりに声を上げる。
声が枯れる迄。
それは。
血の滲む叫びとなって、
響いた。
「誰か…助けて…」と。
声が枯れるまで
愛と平和の聖女は、ずっと歌い続けている。
国のために。それが貴女の使命であるのだから。
この国の平穏は、秩序は彼女によって守られている。
その声に神秘を宿す彼女は、故に祭壇の女神像に声を捧げ続けなければならない。
それが、争いと償いを繰り返してきたこの国が、唯一安らかにあれる手段なのだ。
ならば、貴女の平穏はいつ訪れる?
顔も分からぬ民草、我らのために自らを犠牲にし、一筋の光が差し込むだけの暗い祭壇に囚われ続けるというのか。
貴女の声にしか用のない国王が、貴女の一切の自由を奪ったと知っていて、何故なお愛を歌い続けるのか。
貴女には、愛も平穏も許されないというのに。
もし貴女が人魚姫であったなら、私が悪を成して、貴女を陥れてでも自由に生きられる足を与えただろう。
愛を説き、平穏を生き、己の為に生きる傲慢の在り方を貴女に示しただろう。
しかし、貴女はそれでも歌い続けるのだろうな。
その声が枯れるまで。
声が枯れるまで謳歌する
声が枯れるまで泣き叫ぶ
声が枯れるまで貴方に愛を囁く
他にはどんなのがあるんだろうね。
#1
私は中学の2年生の終わり頃から不登校だった。
1年生の頃はクラスの皆の士気が高く自慢できるクラスだった。
運動会でも総合優勝
合唱コンクールでも二位
私は1部の俗に言う陽キャチームとよく遊んでた学校にスマホを持ち込み楽しんだり学校帰りに寄り道して写真撮ったりしてとても楽しかったそして2年生になった仲良い友達とは離れてしまったけど楽しく過ごせるかなとワクワクしていたけどそれもすぐに崩れ落ちた。
親はたまに喧嘩をしていた。父は〈別居していい?〉とよく私に話していた。私にとってそれはとても嫌だった。ある日親は離婚をした。小学生の頃に何回か考えていたついてくとしたら母か父かどっちにしようとけど離婚しない事を願っていつもどうり過ごしていたのに………。親が離婚したあと私は部屋で声が枯れるまで泣き叫んでいた。
#2
声が枯れるまで叫んで欲しかった
そしたら気付いてあげられたと思う
きっと頭のいい君だから一つ一つの言葉にSOSを出してたんだよね
ごめん、早く会いたいな
話したい事を君に話す癖が抜けなくて
返信のこないLINEを開き続ける
相変わらず未読スルーだけどしっかり見てくれてるんだよね
大好きだぞこのやろう
この戦いで愛する人を失った
彼女を失って初めて知った
誰かを失うということは
こんなにも苦しいものなのだと
英雄と呼ばれた私は、敵を悪だと信じ
一切の躊躇なくその命を奪った
だが、私は
私こそが、悪魔のようではないか
一体どれほど、誰かの大切な人を奪ってきたのだろう
私の隣で彼女に追悼を示している友は
ただ静かに、独り言を言うように呟いた
君は確かに、ずっと奪ってきた
誰かの希望を、光を、愛を
だが、忘れないでくれ
それは同時に、誰かの大切な人を守っていた
彼女はずっと、それを君に伝えたがっていたよ
その言葉を聞いて
私の心は哀惜と後悔に支配された
もう二度と会えぬ彼女への想いを叫ぶように
ただ、声が枯れるまで泣き続けた
あなたのお気に入りは私もお気に入りでありたい
この音が好き、この歌詞が凄い、かっこいい
全部私の中に溶けていくものだから
それが不協和音でも、ピンと来なくても、
あなたのお気に入りだから
あなたのひとときを私も感じていたい
声が枯れるまで歌った中学の時。私はとにかく内申点が欲しかった。レベルの高い高校に合格するためにどうしても必要だったのだ。音楽だけは人生で一度も評定5を取れたことは無いが、歌の教室に通い楽典も勉強し毎日空き時間を使って練習した。しかし最後のテストも結局は音程もリズム感も酷評をつけられてしまい、評定は4だった。悔しい気持ちを抑えられず声が枯れるまで泣いた。
つらい気持ちを抱えたまま迎えた受験。内申点での心配が大きかったが結果は合格。私はまた声が枯れるまで泣いた。
声が枯れるまで
焦燥を抱きながらダイソーにいって
声の種が並んでいたとしたら買うかな?
エアープランツもあっという間に枯らした
だから買うだろう
選挙にいったら至極お手軽に
民主主義達成できるかな?
拡声器をつかって叫んでみても
声の種にはかなわない
どうせいつか枯れるんだから
育ててみても罰は当たらない
お題:声が枯れるまで
声を枯らすほど、
かれこれ1時間以上、必死に叫ぶ。
でも誰ひとりとして、その声は届かない。
仮に届いたと思っても
こちらを見るだけで通り過ぎるていくのが殆ど。
…なるほどね。
聴こえる・聴こえない、見える・見えない、
話せる・話せない、歩ける・歩けない
それだけでこんなにも、態度が違うのか。
「差別は良くない」「人それぞれだよ」
善人ぽい人は、そういう事ばかり言う。
でも実際は、
動物の方が、人間と比べたら、
断然、正面の相手に対して、
差別せず平等に接してくれるし、
それを分かってる癖に、
動物の事を下に見て話す人の方が、
余程、私は情けないな、と思う。
知識がある事が全てじゃない。
言いなりになれるくらいな従順だからこそ、
良い子って言う訳でもない。
「声を枯らすまで」
これだって人より、動物の方が経験してると思う。
だからこそ、この題名を聞いて、
人間だけじゃなく、生き物の事も考えれる。
いつか本当に、
私自身が誰かのことを必要とした時は、
まずは、自分(本人や私)よりも弱い立場、
生き物や、祖父、祖母、
それ以外の身内、ペット。
いつかは、予想・想像や、夢・理想じゃなく
出会うべき時に出会った人とは、
同じ価値観で入れたらな、と思う20代後半
どんなにどんなに
一生懸命でもこの声は誰にも届かない
相談しろ、助けを求めろって言われるから
言ったら何とかなるならと
声を上げてた
最初はね
段々気がついちゃったの
無駄だって
見て見ぬふりで
通り過ぎてくの皆、皆
諦めもつくよね
それでもね
声が枯れるまで
足を止めてくれる優しさに
出会うことを期待して叫ぶこともあるの
その度に傷つくのがわかってても
まだ期待してたみたい
子供は凄く可愛い。汚れなんて何一つなくて、純粋で、きらきらしてて。ものすごく可愛い。
これは女の子も男の子も。性別なんて関係なく、どちらもすごく可愛い。
だからこそ人間なんて大っ嫌い。
自分の利益しか考えない。自分さえよけりゃあとはどうでもいい。
人間なんて、そんなこと考えている奴らばかり。
「○○がいちばんすき」?嘘言うなよ。責任取れないくせに。
「○○が大事」?冗談言うなよ。思ってもないくせに。
人間みんな、結局自分が1番。1番好きなのは結局自分だろ。どんな時でも自分だろ。
だって自分だけが唯一信じられるもんね。
わかるよ、周りなんて、この世の中なんて、分からないことだらけだから。何もかも信じられないなんて。
でもだからって子供をいたぶるのは違う。
子供をいたぶって、それを嘲笑う奴らがいっちばん嫌いなんだよ。子供が何をした?我儘?そんなのいくらでもいってなんぼだろ。
子供が泣き叫んで、声が枯れるまでやめてって言ってもやめずに、殴り続ける親の気持ちなんて心底分からない。
子育てに疲れた?お前が選んだ道だろ。覚悟決めてなかった証拠だろ。
ストレス?それを子供に当たるのは違うだろ。子供はストレスのはけ口じゃないんだよ?
こんな奴らと人間であることが共通点だなんて、本当に、気持ち悪いし虫唾が走る。
だから人間なんて大っ嫌い。別にこれだけが理由じゃないけどね。
全員が全員そうじゃないって分かってるよ。でも、将来どうなるのかなんて、エスパーじゃないんだから分かんないよ。
だからこそ信じられない。人なんて、絶対に。
子供は嘘なんて、ほとんどつかないじゃん。だって何も分かってないんだし。
子供はもっと綺麗なんだよ。すごく、すごく綺麗で。
でも、そんな親の血が入っている子供は、少し嫌い。だって、将来同じようになっちゃうかもしれないでしょ。
血が入ってなくてもなっちゃうかもしれないけどね。
もう届かないとわかっていても
届ける言葉すら風に舞い落ちても
それでも君に
伝えたいことがあったんだ
『声が枯れるまで』
“ ”
声が枯れるまで
泣き叫んでも
もう届かないのに
_声が枯れるまで
誰よりも君のことが好きだった
だから忘れられるまで歌うよ
君が大好きだった歌を
君が教えてくれた歌を
ギターを弾いて聞かせてくれたあの日を思い出して
ずっとずっと
#声が枯れるまで
出逢ってから
僕たちは早めのお別れをした。
互いに通じ合っていた。
お互いを大切に思っていたのに
突然奪われたキミとの未来。
これから始まるはずだった生活。
目に映る君の姿は無彩色で。
ただ1人
君を想って叫び続ける。
『声が枯れるまで』 RISU
声が枯れるまで
声が枯れるまで、歌ってみたい。
おもいっきり歌ってみたい。
じゃーさぁー、歌ってみらいいじゃん。
恥ずかしくて家族がいる家の中では歌えない。
じゃー、人前でなら歌えるのか。
歌えない。
友達の前でも多分歌えないだろう。
ジャイアンのように気にせず歌えたらなー。と憧れる音痴野郎でした。
あなたの名前
あなたへの気持ち
どれだけ叫び続ければ
あなたは気付いてくれるの
もう声もでなくなってしまったよ
こころの声が…
【声が枯れるまで】
間違えたもの、
さてどうしよう。
無かったことにするには
時間と力が必要だ。
こんな夜中に作業などしたくない。
でも私はしなきゃいけないことをためている。
後回し後回しで気づけばこんなことに。
午前2時54分。
すごく眠くなってきて、
早く寝たかったけど
しなきゃいけないことをしようか、しまいか。
するんだったら何からしようか。なんて
ずっと考えているからだ。
そうこうしてるうちに
うとうと…。
目が潰れるまでゲームしていたいって思うし、
声が枯れるまで叫びたいって思うし、
永遠に眠るように寝たいし。
いろんな感情が混ざりすぎたコレを
人は混乱や、焦りととらえるらしい。
はてさてねむいぞ。
うとうとしながら部屋を眺める。
"Good Midnight!"