『声が枯れるまで』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
苦しかったのだ だから叫んだ
愛して欲しかった だから叫んだ
でも誰も声を聞いてくれない
私だけみんなと逆方向に歩いているみたいだ
ずっと私だけ赤信号だから進めない
苦しい 助けて 愛して
叫んだよ 必死に叫んだ
心の中で
声が枯れるまで
声に正しさはないし
大きさも同じくで
枯れるまで声を出そうとも
特別な意味はない
そんなモノが通じるとでも?
無駄に衣を着るより
身を正すくらいの方が良い
身だしなみってそういうモノでは
衣装で誤魔化せるなら苦労はしない
特に意味もないのに見えちゃうんだよ
声に出したからこそ
判ることもあるのだけど
書くこととはまた違っている
ドラレコの録音機能をOFF。
走行車が少ないのを確認。
車の窓が閉まっているか確認。
思い切り声が枯れるまで辛さ、文句を
涙を流しながら叫ぶ。
ドラレコの録音機能をON。
私のヒステリー解消法…。
【声が枯れるまで】
coming soon !
58日目
この声が枯れるくらいに
君に好きと言えば良かった
この声が枯れるまで
君の亡骸を抱きしめた
声が枯れるまで叫び続けた結果は
どうも良いものでは無かったらしい
失ったものは戻らないし
期待していた様な明日は来ない
運命だった出会いも跡形もなく散って終わり
それでも何もかもを諦めてつまづいたままより
ダサく潰れながらも立ちっぱなしの方が
俺は好きだし
きっとそうする
君が好きだと言ってくれたから
私は歌う
君と私の愛の歌を
声が枯れるまで歌い続けよう
声が枯れるまで
声が枯れるまで
叫ぶ。
「行かないで!」
けれど
あなたは背中をむけて
行ってしまった。
あなたの後ろ姿が
小さくなっていく。
02
誰にでも明るく対応するその子は
すぐに今の部署でも馴染んだようだ
そんな日々が続いていたある日
いつもは常に誰かと話しているのに
今日は大人しい
元気がないのかと思ったが
見た感じそうでもなさそうだった
いつもと違うことが気になって
すれ違った時に声をかけた
ちょっと困った顔をしてその子は答えた
「声が枯れちゃって…」
「…」
会社帰りにカラオケで
盛り上がりすぎて
声が枯れるまで叫んでいたらしい
社会人になっても
そんなはしゃげることに
ちょっと羨ましい気がした
彼女は泣いていた。友人が彼女に寄り添っている。慰めるために。
彼女は泣き止まない。恋が破れたショックは大きいから。
声が枯れるまで彼女は泣き続ける。涙の湖を作り出すかのように。
彼女の願いは叶わなかった。ずっと彼の側にいられると思っていた。
友人たちと三人で。それなのに彼は去っていった。
彼女の元から。友人の元から。一方的に別れを告げて。行方をくらませた。
ネットでの繋がりは厚くなことが難しい時代に。
彼女は涙を流し切った。頬には涙の痕が残っている。友人は彼女のことを慰めてくれた。病弱の身なれど。
声が枯れるまで泣き喚いた後は、目の前のことに目を向けることができる。
今度は自分が友人の身を助け、支える番だーー。
大事な人がいなくなった
目の前で、
耳を塞ぎたくなるような咆哮が、
聞こえた。
まさか、自分から発せられていることに
知らずに、
だが今は、叫んでいたい
声がかれるまで、
「声が枯れるまで」
このタイトルは!!!もしや土曜日にコンサートへ行って感動した私のためにあるのでは?!!え?!気のせい?!!ですよね!!!
土曜日に私が好きなアーティストの新曲お披露目コンサートがありました。めちゃくちゃ遠くではなかったので「行けたらいいなぁ」くらいの気持ちかつ、抽選に外れてもまあ仕方のないことだという覚悟で応募したらなんと当選!!!めちゃびっくり!!!
ワクワクしながらコンサートを待つこと3ヶ月!!!忙しくて大変な日々をなんとか乗り越えて、当日を心身ともに最高の状態で迎えることができました!!!嬉しい!!!
早めに会場に行って心の準備を、深呼吸をします。
不安や緊張ではなく、ただリラックスして、純粋にコンサートの時間を楽しみたいので心を落ち着かせるのです。
笑顔で楽しもう!そう思って開演の時間を待ちました。
その間、キラキラ光る星のような電灯も、良い香りのするミストも、ここに来ていること自体も、実は全部夢なのでは?なんてことを考えていました。なんだか現実味がなくてボーっとしてしまったのです。
ですが、それはすぐに覆されました。
開演を知らせるブザーが鳴り、演奏者の方々とアーティストが入場します。「ついに始まるんだ!」と思ったのも束の間、彼女の歌声を聴いた瞬間には、涙が出ていました。
こんなに美しい音があるんだという感動と、まだ私にも美しいものを美しいと思える心があるんだという喜びで、いや、もしかしたら安心したのか、1時間くらい、ずっと泣いていました。
あの涙はきっと、私が生み出した、世界で一番美しいものだったと、今になっても思います。
新曲のお披露目が始まると、今度はあまりの美しさに、透き通った虹色の光のような、川底で光る雲母のような美しさに圧倒されて、しばらくの間何も考えられませんでした。涙すら忘れてしまうくらい、柔らかで美しい時間でした。
録音された音源もそれはそれは素敵ですが、やはり生の歌声を聞くと、音源からは得られない更なる感動が心に浸透するようで、とてもとても幸せでした。
好きが大好きに、いや、言葉で表せないくらいに大好きになりました。
私は声が枯れるまで、声が枯れたとしても言い続けたい。
大好きです!
叫んだら、誰が助けてくれるのだろう。
ぼろぼろの声で叫び続けて、
蹲ってしまったら、
もうきっと、立ち上がれない。
それが怖くて、何も出来ずにいる。
声が枯れるまで
助けてと
叫び続けた
伸ばした手は届かない
一人ぼっちの私の傍に
何も言わない君がいた
一人ぼっちだと思っていたのに
ずっと君がいた
助けてと叫んでも
手を伸ばしても
何も変わらないと思っていたのに
私は君がいてくれたことに
気が付かないまま
誰かに向けて助けを求めてた
君がずっと傍にいてくれたのに
君はただ困ったように笑って言った
やっと気づいた?
頼ってくれるの、ずっと待ってたのにな。
私は涙が止まらなかった。
声が枯れるまで叫んだ。
もう戻ってこないと知っていても
叫ばずにはいられなかった。
最近泣かなくなった、感動する映画を観てもあ〜ね〜とは思えども泣かない。泣けないのではなく、泣かないのだ。
枯れたなぁ〜涙も枯れ果てたのか?感動する機関が、壊れたのか?それとも、他で泣くより自分の人生で泣いてきたからなのか?う〜ん枯れたなぁ〜!
#24 【声が枯れるまで】
泣いたって
喚いたって
あなたは帰らない
声が枯れるほど
名前を呼んだって
あなたは還らない
わたしたちの間にあるのは
絶望だけ
声が枯れるまで
「声がなくなるまで」という歌があった。いつごろだっけ。たぶんあたしが若い頃。あたしもう若くないの? うーん。わかんないけど大人になった気しない。なんの話してたっけ。そう、そう、「声がなくなるまで」よ。ジュンスカよ、あたしあれすっごい好きだったのよ。声が枯れるまでじゃなくて、声がなくなるまで。声が枯れるくらいなによ。枯れたってまだ声があるなら歌いなさい。…そう、そう、あたしはそう思っていたの。自分がほんとに声をなくすなんて思ってもみなかった。あたし癌で声帯をとってしまったの。それでもあたしは声を出す訓練をした。ゲップの要領で声を出すの。ひどい声よ。カエルみたいよ。でもこれはあたしの声。いまあたしに出せる最高の声。あたしの声はまだなくならない。
【声が枯れるまで】
もし、今
声がでなかったら。
自分の声が好きでなくても、
声が枯れるほど
自分の"声"というものを
出したくなるのだろうか。
声が枯れるまで稽古に全力だった娘。
余りにも声がガラガラで、そのままの声になっちゃうんじゃないかと心配した。
引退して声は戻ったけれど、きっと身体は覚えている。
あんなに声を枯らして頑張る姿は私にも娘にも忘れられない思い出。