『喪失感』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
喪失感圧倒的喪失感これは恋に発展する前に
そもそも何も出来なかったそんな喪失感。
【喪失感】*95*
最近で感じたのは…
すっごく可愛がってもらった祖母とお別れした日かな
母方の祖母で一緒には住んでなかったんだけど
どの孫よりも愛情注いてもらえてた自信あるんだよね
…大好きでした、ありがとう…
「○○を失った時の喪失感は計り知れない」というけれど。僕にとっての○○は、なんだろう。家族?友人?ゲーム機?うぅん、しっくり来ないや。
もしかすると、○○というのは形として見える物ではないのかもしれない。意志とか?まぁ、それがなくなったら自分の存在価値すら危うくなるわけだし。ただ、喪失感というと、、、これも、あまりしっくり来ない。え、じゃあ、僕にとって、○○はないということ?それはそれで、悲しい気もする。
違う。僕にとって、失いたくない物、それはこの暮らしだ。起きたら朝ご飯があって、ニュースをみながら、それをかきこんで、勉強をして、晩飯を食べて、寝る。そんな当たり前の暮らしを手放したくないのだ。
欲張りかもしれない。だからこそ、これを失えば、喪失感を感じてしまうのだ。失ってしまったなら、それを取り戻す。それでいいのだ。明日からの「当たり前」を大切にしよう。
【喪失感】
喪失感って
愛
がないと解らない
感情なんだろうなぁ。
㊴喪失感
それは
大切なものや
人が
あるということ
その感覚は
それがないと
感じられない
貴重な
稀有な
感覚
『喪失感』
母がいなくなった時や、タマが息を引き取った時、父が亡くなった時でさえ、私の喪失感はあなたがいることで軽くなっていた。
なのに。
ねぇ、あなたまでいなくなったら、私はどうすればいいの?
大切にしているものが失くなった時
何かを忘れた時
誰かと別れた時
途轍もない喪失感に襲われるのは何故だろう
元々自分のものであったわけでもないのに
与えられて大切にしていたものなのに
いつからか自分のものだと思っていたのだろうか
喪失感なんていうけれど
そもそも私に心はあるのだろうか
なんてことをつらつらと考える
あの日まで
確かになかった
胸の穴
君の笑顔は
もう見れなくて
「喪失感」とかけまして
「写真撮るの嫌々の子どもを誘う」と解きます。
その心は「虚ろ/写ろう」よ。
喪失感
失ったときに初めて感じる
味わいたくない
けど大切な感情
every day
私ぎ、想先生と会えなくなってから大分経っだ。
想先生はどう想っているのかな〜??
私は、ポッカリ穴が空いてしまったんだョ。
sweetpaint
そんな言葉が相応しいのかな〜??
私の真ん中には何時も想先生がいたから……。
想先生と見た桜やお祭りやカラオケのピエロや
二人で聴いた水琴窟や植物園で会ったキレイな花嫁さんややさしそうな星野源さん似の新郎新さんや
早春の恥じらいだような梅やアニメの話しや想先生と半分こしたモナカのアイスや、私が時間がなくてレモネードソーダ.。o○をバリバリと噛んだ
氷の音、おじさんに、撮ってもらったツーショット写真、スマホを見た時だけちょっとだけ、近くなった距離……。想先生の誕生日に、ヘタクソだけでも、
一所懸命に描いたヒロアカのデクの絵(^_^;)etc……。
全部、私の中心は、想先生でした(#^.^#)♫
今は、ポッカリ空いた穴と想先生には、会えないというだけの現実。
何時も予定考える時は、想先生はこんな所へ連れって行って上げると喜ばれるかな〜とか想ってた。
私のエゴ??
でも、これが現実なんだ!!
これからは、私のやりたいことをしよう!!私の行きたい所へ行こう(#^.^#)♫
また、ブレブレの私だから、辛くなる日もあるかもです🙏
でも、今のあんずは頑張ろうと想っています(#^.^#)♫🌻私らしくを忘れずにです💛色なき風の秋を楽しめたら素敵で〜すv(#^.^#)vい♫終わり
「期待をするから」
期待をするから ぐんぐん育つ
期待をするから 腹が立つ
期待をするから 寂しくなる
期待をするから だからそうなる
期待をするから 強くなる
期待をするから 弱くなる
期待をしないと 一人になるよ
※喪失感
題 喪失感
盛ってやった。お姉ちゃんの顔を。
コンちゃんにメイクを教えたのはコンちゃんのお姉ちゃんである。4歳上のお姉ちゃんは、身内のコンちゃんから見てもすごい美人で、派手な人だった。そんなお姉ちゃんは妹が大好きだった。だから思春期のコンちゃんが、「メイク、教えて欲しい⋯⋯ 」と自分を頼ってきた時は、きゃあきゃあ言って、全力をだした。
コンちゃんはその集大成を、今、姉の顔で試していた。つや系のファンデーションと下地、肌の白いお姉ちゃんには濃い色のアイシャドウがよく似合う。アイラインで目元を〆て、まつパの施されたまつ毛にマスカラを追加してさらに美しく。眉毛は平行に、血色の薄い頬と唇には気持ち濃いめの色を差した。
道具を置いて、「終わったよ。」と言えば、お姉ちゃんは嬉しそうにしている(気がする)。今日は特別な日なのだ。
ふたりで写真を撮った。コンちゃんはお姉ちゃんの横に並び、スマホを内カメラにして腕を斜め上に伸ばした。ポーズは、片手を頬に添えて、目を閉じるやつにした。
「めっちゃ盛れてる(笑)」
コンちゃんは塩な美人顔タイプだったが、お姉ちゃんは派手な美人顔タイプだった。お姉ちゃんの周りにはいつも華が咲くようだった。というか今は咲いていた。
出かける時間になってしまった。今日は特別な日なのだ。お姉ちゃんは迎えに来た黒い車に乗って先に家を出た。コンちゃんはお父さんが運転する白い自家用車で姉を追った。
「泣くんじゃない」
お父さんが言った。
「だって、」
「泣いたら、お姉ちゃんが離れられないだろう。お姉ちゃんは向こうで幸せになるんだ」
そう言うお父さんも泣いていた。コンちゃんは、親心は複雑ね⋯⋯ なんて思いながら、もうひとつ鼻を啜った。
着いたのは火葬場だった。
お姉ちゃんの周りに咲いた花は取り出され、棺は炉に入れられた。1時間くらい経って、お姉ちゃんは炉から出てきた。
数時間前にコンちゃんが施したメイクは全て落ちていた。つや系のファンデーションと下地、肌の白いお姉ちゃんには濃い色のアイシャドウがよく似合っていたはずだった。アイラインで〆た目元も、まつパとマスカラで美しかったまつ毛も、平行な眉毛も、気持ち濃いめな頬と唇も。全て落ちていた。
コンちゃん自身のメイクも、もうほとんど、落ちてしまった。
『喪失感』
君が居なくなってから何度朝を迎えたかしれない。
急に水平線を見たくなり、夜中にタクシーに飛び乗った回数は優に二十回は超えた。
誰もいない海辺に佇んで、誰もが有難がるご来光を独り恨みがましく見つめる。
あの日、街を飲み込んだ巨大な波は鳴りを潜めて慎ましい顔をして足下を揺蕩っている。
どうか無事でいて欲しい……。誰もが一縷の望みに縋っていたにも関わらず、大半は無言の帰宅となり、君も例に漏れず白い花となって帰ってきた。
どうして……? 何度も自分自身や誰かや何かに問い掛けたけど、未だ納得する答えなんて返ってこない。
君からの答えじゃなきゃ納得出来ない。
いや、それでもきっと納得なんてしないだろう。
急に水平線を見たくなり、夜中にタクシーに飛び乗って誰もいない海辺に来た。
そして今日も独り朝日を、世界を、君を恨みがましく見つめて想う。
すこし私と仲良くしてくれたの
すこしお互いを共有したの
すこしだる絡みもできたの
すこし挨拶をするようになったの
すこし敬語が増えていったの
そうしてみんな 私から離れていったの
私は嫌われることを前提に関わりを持つから
離れられることや離れることに抵抗は無い
それでもやっぱり
すこし心を開けてくれた人と離れるのは
寂しいよね
喪失感
いろんなとこに散らばってるよ
だからみんなは 離れないでほしい。
_ ₁₂₀
存在は消え去り
抉り取られた疵が
血を流す
痛みに身動きが取れず
闇に堕ちてゆく
―「喪失感」―
喪失感
昨日と同じ景色
半年前と同じ顔ぶれ
1年前と同じ日常
可もなく不可もなく
流れていく時間
誰もが不都合なく
すごす毎日
近くできみの友だちの声が聞こえる
他愛ない家族の話
続けている趣味の内容
共感を待つ日常の愚痴
あたりさわりなく
妥当なことばを返す
なにも変わらないはずなのに
むなしいと感じてしまうのは
なぜなんだろう
今日もいない
昨日もいない
明日もいない?
きみはどうしていないのだろう
きみの友だちはここにいるのに
理由がわからないぼく
理由を聞けないぼく
きみがいないと
満たされないのはいつからだろう
ふとした時に気がつくような、小さな違和感がはじまりだった。オムレツを作る時に、卵がふたごだったこと。手にしていた玩具が壊れて、泣き出す子どもを見かけたこと。洗い物をしていた時に、不注意から左の薬指を切ってしまったこと。いずれもに何故だか既視感を覚え、しかし確証は揺らめいた後に消えてゆく。きっと気のせいだろうと思いながら、わたしは色褪せた日常へと再び戻るのだ。
どこか頭の片隅では分かっているのかもしれない。深く深くに閉じ込めた記憶がありながら、忘れたことさえも思い出さないようにしているだけなのだと。けれども、そうでもしなければ、わたしは今度こそ耐えられないだろうから。
どうかこのまま、無色のままで。いつかあなた達の元に向かうまで、わたしの世界に彩りは必要ない。
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喪失感
小心者の僕が、普段なら絶対に立ち寄らないであろうカジュアルバーのカウンタースツールなんかに腰かけているのは、他でも無い。恋人と別れた直後で、独りで部屋の隅っこに座っていられるような気分じゃなかったからだ。
呪文みたいな名前をした紅いカクテルを一息に飲み干すと、喉の奥と後頭部の辺りがカッと熱くなった。脳にぼんやりと広がっていくアルコールが、僕に、精神的に少し難しいところのあった彼女に投げつけた言葉を思い出させる。
「君の求める幸せの中に、僕の幸せは含まれていない!」
愛らしいぬいぐるみがいくつも並べられたベッドのある彼女のワンルームで、僕は叫んでいた。
「君の言う事はころころ変わる、僕はいつだってそれに合わせようと努力した。君が大切だったからだ! なのに君は怒る! 私の事なんてもう好きじゃないんだねと言って泣きわめく! どうしたらいいんだよ! 僕は君の奴隷じゃない!」
大声で捲したてると、彼女はみる間に目を充血させてシクシクと泣き出した。
「……昔はそんなこと言わなかった……あなた、変わっちゃった……」
その涙声は僕の神経を存分に逆撫でした。この期に及んで対話すらしようとしない彼女には苛立ちしか感じられなかった。だから冷たく突き放したのだ。
「あくまで僕だけのせいにするんだな」
「だって…」
「いい、もう聞きたくない」
僕の声も彼女の声も、クレシェンドしていく。
「なんで…? 聞いてよ! 前はちゃんと私の話聞いてくれたじゃん!」
「昔話にしか二人の幸せが見つけられないって言うんなら、僕らの関係は、もう本当に終わってるんだよ!」
大泣きする彼女を無視して、僕は部屋を飛び出した。
さっきとは別の呪文を唱えて、差し出されたエメラルドグリーンに浮かぶレモンを見つめる。店内には陽気なジャズが流れ、男女入り雑じった笑い声が絶え間なく聞こえてくる。
それらの音に、僕は無感動に無関心に、しかし一心に耳を傾けていた。雑音が余計な思考を追い払って、心の隙間を埋めてくれるからだ。
正直ほっとしている。けれど後悔していないと言ったら嘘になる。
……ああ、こんな考え事はしたくない。心にあいてしまった穴の大きさに、気づきたくない。
僕は再び酒を煽って、浮遊感と騒々しさで孤独をやり過ごそうとする。
▼喪失感
喪失感
心に誰でも何でも通してしまうことができるゲートができた
何でも通すから全部に反応してしまう
何でも通すから疲れてしまう
危機を通してしまった今日
私は私の夢を疑った
確実に
たった1人の味方を
失った