『君は今』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
【君は今】
小さい頃よく抱きついていた汚れまみれの大きな犬のぬいぐるみ
大人の背丈くらいはあったんだよな
確か洗濯で落ちないくらい汚くて捨てられちゃったんだよね
今頃どこにいるかなあ ゴミ処理場で燃やされた後の灰ってどこに行くんだろう
やっぱり今頃土かなあ
「君は今」
君は今、忙しいかな?
久しぶりに会いたいな。
ご飯食べに行きたいな。
おしゃべりしたいな。
どうかな?
いつなら大丈夫?
君は今、失敗した
ここからどうする?
それは君次第
君は今スマホを見ている。
いつ話しかけようと
うろうろしている僕に気づかないまま。
こうして時間だけが過ぎていく。
君は今、明日に向かって、希望と共に歩み始めようとしている。そう、明日という未知の世界を希望の光で照らそうとして、想像力豊かに膨らまして。もう、明日は君を待っている。
「我慢」
我慢は良いこと、それとも悪いこと? もう我慢の限界、って言うけど、それなら我慢しない方がいい。バネのように、エネルギーを貯め込む我慢は素晴らしい。そんな我慢ができたらいいね。
袖振り合うも多生の縁、とは言うけど
いくら歳月を重ねようが
幾年の輪廻を繰り返そうが
きみがいま、どこにいるのか
わたしにはわからない
諦めかけていた数多くの人生の今生で
やっと出会えた
しかし開口一番
「何度も潰しやがってー!」
…は?
目の前をぶんぶん飛ぶ蚊が、
流暢な日本語でぶんぶん怒っている
…え、なに、真っ赤になった蚊が喋ってる。
それ、わたしの血?
あ、気がついたらかゆい。
べしっ。
反射的に、喋る蚊を潰してしまった。
一寸の虫にも五分の魂とはいうけど
何で血を吸う前に、喋らないかな
ムヒを塗りたくり
せめてのお詫びに、汚い水を用意する
これで
きみがいま、どこにいるか分かったよ
君は今。
君は今
何してるんだろ?
大阪の
空の下で。
君は今、なにをしていますか。
小さいころ、この町に引っ越してきた君。
すぐにみんなに馴染んで友達ができた君。
いつもリーダーシップがあった君。
わたしと学校がわかれた君。
あの時、わたしと偶然再会した君。
ごめん無視して。わかんなかったの。
変わってしまったから。君じゃなくて、わたしが。
わたしはあのころにはもう戻れない。
楽しかった昔には戻れない。
でも、あの時、やっと気付いて言った言葉。
届いていたかな。
「ごめん、待って」って。
なんでそんなこと言ったんだろう。
きっと寂しかったの。
恋愛感情じゃなくて。
尊敬とか、友情とかでもなくて。
あのころが好きだったの。
またみんなと遊びたかった。
みんなきっと全然変わっちゃってる。わたしも変わった。
もう、あのころの弱くて馬鹿なわたしじゃない。
社交辞令、つくり笑顔。お世辞、諦め。
いろんなこと知ったよ。
でもあのころのみんなに戻りたい。
だから、いつかまた会おう。
また会って遊ぼう。
まだわたしの中に残るあのころを思い出そう。
ねえ。
みんなは今、なにをしていますか。
あの頃のクラスメイトは
どこで何をしているだろう
そんなことも気にならないくらい
別のことで夢中になってるといいけど
君は今、何をしているだろうか。
僕は今、何もなせずにいる。
あの時、一緒に夢を追いかけようと誓った学校の中庭。
もう、きっとあの中庭は残っていない。
もしかしたら、君と僕の記憶も、君の中には残っていないかもしれない。
高校卒業と共に、君はどこかに引っ越した。
連絡先を交換することも、しなかった。
その頃にはもう、互いの友達に付き合う事で二人とも忙しくて余計にそうだった。
また、話がしたいけれど
そう思うだけで、それを行動には移さない。
僕はそんな人間だから、今こうして、何一つとして作品を世に出せずに居る。
今の君がそれを知れば、僕を笑ってくれるだろうか?
君は今
『君は今』
私は知っている。
いつもクールな幼馴染のクールじゃない一面。
中学生の頃
テスト用紙を渡されてミスプリで白紙だと思い手を挙げたらただ裏面だっただけだったり。
高校生の頃
はしゃいでブランコに乗ったのはいいけど高く上がりすぎて怖くて降りられなくなったり。
今
娘の「赤ちゃんってどうやってできるの?」という質問にたじろいだり。
いつもクールな幼馴染は今隣にいる。
どうして君を好きになってしまったんだろう。ずっと後悔している。あの日、君と会わなければ、こんなに辛い思いをすることはなかったのに。叶わなかった恋を、何度も忘れようとしても、身を引こうとしても、できなかったよ。どんどん好きな気持ちは大きくなるばかりでしんどいよ。出逢ったばかりのあの頃を思い出して、切なくて苦しくなる。もう疲れたよ。
君は今、何処で何をしてるの?誰といるの?
そんなことばかり考えて、泣いてしまう。
題名 君は今
私は小学3年生の頃彼をいじめていた。理由は、彼のことが好きででもどう接すればいいかわからなかったからだ。後悔して罪の重さを知った頃には私は違う場所へ転校していた。君は今、幸せに生きてるだろうか。
奇跡のように会えたら言いたい、ごめんなさい。
実話です
君は今、何をしてるんだろう。
料理?読書?あるいは散歩だろうか?
……なんて、もうとっくに君はいないのに考えてしまう。まだ、実はひっそり生きててほしいと願ってしまう。
こんな未練だらけの俺を見たら、君はきっと笑うだろう。
お題:君は今
君は…今
誰を想い 誰を愛する
君は…今
誰の手を取り 誰と走り出す
君の今に…
僕が傍にいることができたなら
君は…今
僕を想い僕を愛してくれますか?
貴方は今どこで
どこ、なんて聞くまでもないさ。扉を開けたら声が返ってくる。温かい匂いと今日のメニューは何かな、なんて。一つおいてパタパタと聞き慣れた足音に寒さで固まった背中から力が抜けてふにゃふにゃと唇がゆるむ。
ただいま
おかえりなさい
貴方は今私の隣で
ゆらゆらと笑って消えた君は今
/お題「君は今」より
僕と君の2つの愛が
かーぜにふるえて
ひーかあっているぜー
ひーかあってーるー
違うわーってかあε=(ノ・∀・)ツ
それは、蒼い星屑じゃあーってかあε=(ノ・∀・)ツ
お題は君は今ってかあε=(ノ・∀・)ツ
君は今、何をしていますか?
どこで暮らしていますか?
君は「夢を叶えるんだ」と言って、私の前から消えてしまいました。
どうしていますか?
生きていますか?
君の夢が、この世から消えることじゃないことを願って、私は今日、幕を閉じます。
〈君は今〉
君は今何をしてる?
想像することしか出来ない。
僕は今君のことを考えてる。
それだけで幸せ。