『君の奏でる音楽』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
君が口ずさんでいた
私の好きな曲が
電話越しに
かすかに聞こえた
子供の頃、ピアノを習っていました。
近所の友人皆がピアノを習っていたので
私一人置いてきぼりにされそうだったので
私も習いました。
私がバイエルを習っていた頃、
友人達はブルクミュラーやソナチネまで行って
羨ましいと思いつつも
何で自分だけ進まないんだろうと
悔しい思いでいっぱいでした。
結局、ピアノは小学校高学年頃には辞めてしまい、
「何でピアノやってたんだろう?
本当は自分の好きな習い事やりたかったのに」
と、後悔する日々でした。
私は、小さい頃から絵を描くのが好きで、
絵画の習い事すれば良かったなと思いました。
その絵画もピアノみたいに
周りの同期で入った子達がどんどん上手くなって
自分だけ置いてきぼりになるんだったら
絵画は習わない方が良いのかもしれません。
大人になった今は
自分の得意分野を見つけて、
その道を極めた方が良いのかも知れませんが、
その道も幼い頃から技術を磨いている人達に比べたら、
何十年も遅れがあります。
私は、特技は無くても、趣味を見つけたいです。
夏を感じさせる。
それが心地よくて、
上を向いたら、
流れ星の雨。
君の奏でる音楽
君の奏でる音楽は
私の奏でる音楽だね
私が息を吹き込んで
君が私の心も思いも音にする
私が苦しいときは辛そうな音を出すし
私が穏やかなときは優しい音を出すよね
君が写した音楽室
君が反射させた夕焼け
君の細かな傷
君のまんまるなところ
大好きだよ
「君の奏でる音楽」
君の奏でる音楽には優しさが詰まっている。
優しい音色が聞こえてくるのだ。
やっぱり
好きだなぁ。
君の身体から創られる音色。
さあ、
もっと力強く。
もっと遠くまで。
#君の奏でる音楽
君のエスエーエックス
君の奏でる音楽。
悔しさの音
美味しいという音
喜びの音
出会いの音と
別れの音。
君はたくさんの音を奏でてくれる。
気分屋の君が奏でる感情の音楽を聞きたくて
私は今日も君といる。
君の奏でる音楽は心地よくて
いつも僕を悪夢から救うんだ
僕の奏でる音は寂しく儚いけれど、君と共に居れば綺麗な音色になる。
今は遠く離れているけど、きっと君の音輝いてるよね?
希望の音、絶望の音、恐怖の音、不安な音、それも全部大事な音。
いつか君のそばで共に幸せの音を奏でられるといいな。
ひいばあからはいつも優しい音がした
明日から入院でもう帰って来れないかもしれない
だから今日会いに行った
寝たきりだけど優しく頭を撫でてくれた
ひいばあからはいつも通り優しい音がした
だけど今日は少し悲しい音が混ざっていた
私と話している時に流れた初めて見たひいばあの涙
涙をこらえて必死に笑う私にとって
ひいばあの優しい音が最後まで心地よかった
#君の奏でる音楽
君の奏でる音楽は
いつも色っぽくて
だけど繊細で
だけど大胆で
触れれば壊れそうなのに
すべてを壊すほど荒々しい
私が奏でる音楽は
いつも脆くて
だけど粗雑で
どこにも何もない
そんな感じだった
だけど、君といる時だけは
無敵になれた気がした
ただ音楽に溺れて
ただひたすらに音を追った
それだけで幸せだった
こんなに相性のいい人がいるのかって
いつでもパートナーでありたいと
そう願ったのに
どうして?
君の奏でる音楽は愛が沢山つまってて
君の奏でる音楽は
誰かを救えはしない
だけど
君は音楽を奏で続ける
君が救われたいから
でもいつか
君の奏でる音楽は
誰かを救う音楽になっていた
貴方の奏でる音楽は
きっと僕に向けたものじゃない。
僕は気持ちを抑え込んで
貴方への歌を歌うよ。
#君の奏でる音楽