『君と最後に会った日』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
卒業おめでとうって
既読のつかないDM
あなたにあえてほんとに良かった。でももう別れちゃったから会えないけど幸せになってね。あなたにあえてほんとに幸せだったよ。ありがとう……。さよなら。
夢だけを求めて後にした故郷
ビルの間を駆けてく潮騒の香り
悲しみも喜びも叡智となり
幼き日の小さな願いが
少しずつ叶っていくEveryday
そんなときはいつも
自由と愛について語り会えたことに
〝ありがとう〟を呟いている
笑夢(笑夢)
幼く何も知らなかった私たちの別れは呆気なかった。
もう二度と会えないことを知りもしないで、いつものように「バイバイ」そう手を振って別れた。
もう二度と会話を交わすことはできない
全部自分のせいなのに
卒業の日
さよならさえも出来ずに
知らない顔して校舎に背を向け
心な中でさよならしたよ
君と最後に会った日
君と最後に会った日を
綺麗なまま覚えておきたい
夢の中に閉じ込めて欲しい。
誰ものではないあなただけの女でありたい。
死ぬまで死んでもあなただけを見ていたい。
君と最後に会った日
僕は泣けなかった
まださよならじゃないから
離れてから
さよならしてから
どうしようもなくなった
今あなたは
何をしているんだろう
僕は生きるので
精一杯
性別で人生の半分が決まるの?
女の子だから僕や俺って言ったらダメ?
女の子だから日焼けをしたらダメなの?
僕は僕のままでいたらダメなの?
夢の中で会う異性は現実の誰よりも実在感があって、そういう夢を見た朝はメチャメチャ救われる
最後に会ったのがいつかはハッキリ分からんが
君と最後に会った日
結局分かり合えなかった
叶うならばまた会いたい
でもそれは叶わぬこと
君とあった日「愛してる」だなんて言い合った
そんなの口から出た言葉でしかなくて
とても軽いものだったね
その次の日には別れ話をした
私たちのこの先の未来を考えて私から言った
私のわがままだった
君と最後にあった日
それは私が最後に君を心から愛した日
君と最後に会った日
君の頬は涙で濡れていたね
その涙を私は拭いてあげることが出来なかった
返事が出来なかった
……卒業式以来
会ってないや
…………会えないや……。