『君と一緒に』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
燦然黒夜
印す手に誘われた
君色の残忍な男(マドル)
ポスターに載った
その男は酒を壊した
痛みを痛みとせず
瞳を瞳としなかった
交差点(クルセ)に差し掛かり
燦然とした人を見た
その人は目に色がなく
衣に純貴を纏わせ
その男を変えた
運命の天使が
二人を結び合わせた
互いで絶望を奏でよう
その意思が働いたから
両脚に迷いがなかった
旅は果てしなき孤独を癒やす
ブランデーの香りが主義(イズム)
門の神(ヤヌス)がマドラーを握らせた
その人が混ぜる仕草は幻想的だ
故郷に戻ったらマレーシアの麺(ラクサ)でも食べよう
二人はそれぞれを懐かしみ
燦然黒夜を祝った
それぞれのストーリーが
映画を催すまで
運命は諦めなかった
某が某を優しく殺めるまで
日の目を浴びるなら
それは今日が最後さ
そう言って眠りに落ちるまで
【君と一緒に】
朝、目が覚めて
顔を洗い身支度をする
朝食を食べ、時計を見て家を出る
『行ってきます』そんな言葉を自分が口にすることは無いと思っていた
「行ってらっしゃい」
そう、声がした
君と出会って、世界がもっと色付いた気がした
「行ってきます」
そう言うと君は笑顔で見送ってくれる
夜になり家に帰ると
「ただいま」
「おかえりなさい」と君の声が返ってくる
君と出会って、君と一緒に過ごせて…
本当に…
幸せ者だ
『君と一緒に』
古いアルバムに
想いを馳せる
きみとぼくの物語
きみの優しさが
あの時のぼくを救ってくれた
手を離さずにいてくれた
そばに居てくれた
愛おし愛してくれた
そんな君と一緒に
過ごした日々をぼくは忘れない
あなたに出会えた日々を忘れない
さようならは言わない
また出会えるその日まで
END-名も無き小説家-
君と一緒に「いたい」
でも、現実は、
君と一緒に「いたかった」
「君と一緒に」
君と一緒に
いつもそばにいて
くれて…ありがとう
陽だまりのような時間
ただ、見つめあっている
君と一緒に…
君と一緒に
楽しい事はともに喜び
悲しい時には支え合おう
と誓ったはずなのに…
時が経つに連れて
気持ちが薄れ
お互いが無関心に
こんなはずではなかったと
気付かされた今は
後悔しかなく
何をどうすればよいのか
わからない位の
溝の深さと距離を感じ
それでも、自分の過ちの懺悔と
彼女への感謝の気持ちを
伝え もう一度 もう一度
好きになってもらおうと
悪あがきをする…
がんばる🫡
「よいお年を」
そう言ってそれっきり
きっと「寒いね」とか言いながら
日の出を一緒に見るはずだったのに
気持ちがほんの少しすれ違っただけで
こんな遠くにきてしまった
もしできるなら
空が青い鏡のように晴れた日に
幸せだなとか思えたら
ずっと一緒にいたいと伝えるんだ
「君と一緒に」
足跡のない雪の道を
淡い春降る桜の道を
涼を探して火照った道を
静かに語る月夜の道を
ー君と一緒にペアダンスをしたいー
鳥の鳴き声がかすかに聞こえるあの場所で
2人しか知らないあの場所で
一緒にペアダンスをしよう。
お気に入りのホワイトドレスを着て
自信と勇気を出して踊った初めてのペアダンスを。
「君と一緒に」
君と一緒に
付かず離れず
寒いときには寄り添って
君と
ずっと一緒に行けると思ってた
でも寿命はこんなに違うのか
楽しいからこそのあっという間
先にいかなきゃならなくて
君と一緒にもう進めない
ずっとずっと一緒にいたかったよ
君もそう思ってくれていたら嬉しい
そうして
いつか君がたどり着く場所で
また君と一緒に
結局、周回遅れになった私は
同じ場所にいるにも関わらず
君と違う景色を見ている
解り合うことはできないかもしれない
でも、並んで進むことはできる
『君と一緒に』
君と一緒に
いきたかった
帰りたかった
いつまでも一緒に過ごしていたかった
けれどそれがかなわいのだと知っている
そうわかっているのに
わかっっているからこそ
こんなにも胸が痛い
叶わない願いを抱くものではない
初めから諦めていれば、期待していなければ
こんなにも苦しむこともなかったのに…
でも、今でも心が叫んでいる
あなたといつまでも一緒に生きていたかったと
「君と一緒に」
″生きる楽しさを教えてあげたい″
君は言った...
美味しいものを食べに行ったり
綺麗な景色を見に行ったり
美術館めぐりをしたり
温泉に行ったり
君と過ごした日々
いろんな所へ連れて行ってくれて
いろんな体験をさせてくれた
泣いたり、笑ったり
喧嘩もいっぱいした...
そして今も君と一緒にいる
買い物に行ったり
ドライブに行ったり
ランチしに行ったり
楽しさまでは、まだ分からないけど
生きるのも悪くないかなって
思えるようになってきたよ!!
君のために
″生きてて、毎日楽しいよ″
って言えるようにがんばるね♡
「せんせぇ、本当に良かったんですか?」
隣を歩くいつもとは違う貴方。
紺色のセーターといつもよりちょっと短いスカート。
セミロングの髪の毛はふわふわに巻かれていて、贔屓目なしにもやっぱり可愛いんじゃない?
生徒を可愛いと言ってしまうのは色々良くない気がするけど今日ばかりは許して欲しいものだ。
「良くは無いけれど、まぁ…貴方ならいいかなって。」
またまた会った初詣の帰り、お昼に誘われた。
普段の俺なら生徒からのお誘いなど絶対に断るが彼女となると話は変わってくる。
もし断ってしまったら悲しそうな顔をするのは目にめえているので、新年からそんな顔をさせてしまうのは可哀想だな、なんていう半分親みたいな気持ちで承諾した。
「先生とお昼御一緒できてうれしいですっ!」
「俺も嬉しいよ。貴方は何が食べたい?」
「オムライス、!私大好きなんです、」
「じゃあ……貴方が嫌じゃなければだけど……、俺が作ろうか?」
彼女のキラキラした瞳に見つめられて変なことを口走った自覚はある。
何言ってんだおれ、なんて思っても後の祭り。
「せんせいの手料理……!?幸せすぎてしねる……、」
「っ…大袈裟、……じゃあ家おいでよ、」
もう回避する方法はないようで、
俺だってこの子が生徒でなければ喜んで家に呼びたい。
……まぁ、家ぐらいいいか。弁えているちゃんとした子だし、なんて自分を納得させてそう返事をした。
2024.1.6『君と一緒に』
君と一緒に
ーこの先の長い未来も、永遠に君と一緒にいたいー
私達は、付き合ってから、何度も愛を確かめ合い、何度も愛を誓い合った。そんな私達も、付き合い始めてから、あれから、約一年が過ぎようとしている。とある日、貴方に、プロポーズの約束をされた。いつも通り家を出ようとした私に向かって、貴方は、「なぁ。ホントに、君は、結婚するのは、良い夫婦の日で良いのか?」と聞かれ、一瞬、驚き過ぎて、頭を回転させたが、その意味は、すぐに分かった。「うん!良い夫婦の日に籍入れたい♥️」と告げると、貴方は、「分かった。」と。その時、私は、気付いた。「あっ!今さりげなく、結婚の約束の日にちを改めて、未来を約束されたな。」と。嬉し過ぎて、その日から、毎日、私は、舞い上がっているが、ただし、今年の良い夫婦の日に、私達が結婚するにあたって、貴方から条件を渡された。それは…、結婚予定の良い夫婦の日までに、今の仕事を辞め、私の今の夢、ネイリストになっている事。それが条件だ。だから私は、今年、良い夫婦の日までに必ず夢を掴み取らなければならないのだ。でも、そう言う素敵な目標もあるし、大好きな叶えたい夢の為なら、一生懸命頑張れるから。改めて、今年も宜しくね?My Darling♥️
夕星に祈る、あなたの右隣
/お題「君と一緒に」より
あの子にはなれない。
皆に優しくて、可愛くて、頭の良いあの子にはなれないんだ。
同じ年に生まれたって、同じ性別だからって、あの子のようになれる日は来ないんだ。
最初からこれは決まっていたんだと思う。
生まれた時期が悪くて、生まれた環境も悪かったんだもの。
「俺さ、あの子が好きなんだよね!」
私がずっと片思いをしていた男の子まで、あの子に惚れてる。
だけど、性格の悪い私はあの子がどんな性格かを一言で表すことが出来る。
「ただの八方美人」
私は毎回あの子にそう思ってしまう。
皆に良い顔をしているから、誰かが悪口を言っていると止めるけど、女子達がそう言っていたら、あの子は合わせてそう言う。
そして1人では何も出来ない。
「出来損ない」
皆の意見にも合わせるから、自分の意見をあまり言えない。
皆に愛されてて、皆に信頼されてるあの子は、私とは正反対。
まるで貴重なものを扱うかのように、皆から扱われているあの子。
皆は優しくしているけど、私は優しくしない。
そう決めたの。
「本当に〇〇ちゃんって可愛いよね〜!!」
「全然だよ!!!!」
「本当にそうだよね。」
"君と一緒に"
──…〜♪
夕方、流れが途切れた為フルートと楽譜ノートを出して、久しぶりにあの曲──overtuReのアレンジに取り掛かる。
ここは医院で勿論診察室はあるが患者は基本、緊急通報で来る。救急部とほぼ変わらないから、来る時は来るし来ない時は来ないと言っていい程人の流れがとても極端なのだ。
以前までは途切れによって生まれた空き時間に小説を少し読み進めたり曲のアレンジをしたりしていたが、この所はハナの世話に当てていた為暫く楽譜ノートに触っておらず、フルートもたまに出す程度になっていた。
──ここの音は息継ぎの為に無くすか。
数小節ほど実際に吹きながら、楽譜ノートに音符を足したり消したりを繰り返しながら曲をフルートにアレンジする。いつものやり方だ。
──やっぱり難点は息継ぎ。アレンジ楽譜ができるまでですら、思っていたより時間がかかる……。
久しぶりにできると思って出したし、この曲のアレンジをなるべく早く済ませて練習をしたいが、やはり時間を作って専念した方がいい。
──ならせめて、息抜きにあの曲を吹こう。
息を吸ってあの曲──Brand New Daysを吹く体勢を作る。まだ業務中だから、サビのみの演奏。
──……〜♪
久しぶりに奏でる旋律に、胸が弾む。
「みゃ〜」
合いの手のつもりだろう、フルートの音に合わせてハナが鳴き声を出した。可愛い合いの手に癒されながらサビを吹き切って、フルートを仕舞いノートを閉じる。
──続きは夜に。
机の上に出したままにして、ハナの頭を撫でて診察室に戻り、定位置に着いて患者を待った。
「君と一緒に」
帰ろうか
夜が君を
迎える前に
腫れたまぶたの
理由は聞かない
「 君と一緒に 」No.41
君と一緒に学校に行き、君と一緒に笑い合ったり、泣いたり。ずっとずっとこんな幸せが続くと思っていた。
ある日君が『結婚したんだ!』といいだした。
私は君がいないと幸せと感じないのに、君は私がいなくても幸せと感じれられることが、とても切なかった。