『刹那』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
よりによって入試本番のその朝は
前日から降り積もった雪が道を凍らせ
(す、べ、ら、ないように…!)
なんて言葉が思い浮かぶのもいやなこと、
そろりそろりと でも気持ちは急いて
試験会場になんとかたどり着き
開始までに冷え切った手を温めようと
ポケットに入れた使い捨てカイロを
取り出そうとしたその刹那
「無い…!?」と思わず声が出て
血の気が引くのを感じながら全ポケットを捜索
無い、無い、、無くとも試験に支障はないが
(落、と、し、た…)その事実が
あまりにも縁起悪くてもうダメだ
なんとかやっと答案を埋めたっけ
今なら些細なことと笑えるけれど
あの時はほんとうに身も凍ったのよ
「刹那」
#405
刹那
今まで考えたことも無かったけど…
大悟の生き方がまさにそれかもしれない
『刹那な生き方…』
あと先を考えず、今この瞬間だけを充実させて生きようとするさま
意識してるわけでは無く、
考えず…というよりは…
考えられない
考えたこともない
考え方がわからない
…といったところかな
ある意味羨ましいかも🦆
私は真逆で、すぐ後先の事を考えてしまうから
先走って、考えすぎて、気を回しすぎて…
どっちがいきやすいのかな!?
刹那ってなんでしょう
たまーに「その刹那、緊迫が走った」
とかっていう表現見ますけど「刹那」って実際どれくらいなんでしょう
という訳で早速ググってみたら、なんと75分の1秒だそうです
そう考えるとさっきの表現、凄い迫力感じますね
因みに、数学でもこの「刹那」っていう単位を使うんですけど、こっちだと100京分の1だそうです
……数学ってのは偉大ですね
美味しいと思った瞬間(*´༥`*)♡
そんな瞬間だけを味わっていたい🥺
うぉぉーマックきたぁぁぁぁ٩(•౪•٩)三
刹那ってそういう事なんだね!
ふーちゃんにはムズいよ∑ヾ(⌒(ノ○ω○)ノ
[刹那]
あんなにも楽しかった時間が嘘のよう
君とやりかった事も
食べたかった物も
行きたかった所も
見せたかった物も
話したかった事も
置き去りになってしまった
過ぎた時間は早過ぎて
俺の体力じゃ
もう追いつけないや
#刹那
カッコいい響きの言葉ってありますよね。
刹那はTOP10に入る
今日のような 夏のように暑い4月の夜
ぼんやり残る あたたかい空気に混じって
体を撫でる ひんやりした風
刹那 あなたと視線を絡めた時が よみがえる
毎年 この空気は
昔の感情を呼びおこす
もう 会うことはない あなたとの時間を
密かに なぞっていることは 私だけの秘密
『刹那』
ほんの一瞬
それだけでいいのに…
顔を見るだけでもいいのに…
声を聞きたいだけ…
大人になると
『刹那』の言葉や行動がし難くなる
言わなくても
やらなくても
わかるでしょう?
そう言われる
分かっていても…
声に出したい
動きたいときだってある
でも…
大人は汲み取れないと
人と馴染めない
だから
私はずっと孤独
見た目はとっくに大人だけど
心はずっと大人になれない
いつも私は誰かのKEEPでしかなく
私も何人かをKEEPしておかないと…
壊れてしまう
孤独は嫌だけど
結局、孤独
だってさ
大人なのに心は大人じゃない人なんて
めんどいもんね!
分かってはいるんだけどさ…
私には無理みたい
そうして
見た目はおばあちゃんなのに
おばあちゃんにすらなりきれない
それが私の未来
助けて…
1秒前の記憶 3秒前の記憶 5秒前の記憶
覚えていない記憶 思い出そうともしない記憶
それらはすべて刹那な記憶
あなたは今、何を思い出しましたか?
2024.4.28「刹那」
刹那、わからない
昨日の生きる意味をまた書こうと思う
生きる意味、一日よく考えてみれば
生きているから、簡単には死ねないから、生きている気がする。
生きる意味を見出せたら少しは楽に生きられると思う。
生きる意味を見つけられるようにしたい
刹那的に楽しむ時間は良い息抜きになる
変えられない嫌な過去と
漠然とした未来への不安を忘れられるからだ
「お前の生き方って刹那的すぎんのよ」
昔、大学時代の先輩と飲みに言った時に言われたことがある。
「どゆこと?せつなてき?」
「刹那っていうのは極めて短い時間、みたいな意味な。ってか知らんのか、意味」
「わざと難しく言うなよな。」
俺がそう文句を言うと
先輩は大事なのはそこじゃないのよと言って
グラスのビールを飲み干した。
「あんまりにも先を考え無さすぎなんだよな。その日が楽しかったらいい、今この瞬間が楽しいのが1番!みたいなのが見てて危なかっかしいんだよな。
そろそろちゃんと将来の事とか考えないと。」
「ジジィみたいなこと言うなよめんどくせぇ。いいんだよ、俺は。多分だけど早死するタイプだからさ。その日この瞬間を楽しいって思えてないとある日突然死んだら後悔するじゃん。」
子供の屁理屈みたいな事を言ってると
思ってはいる。でも本当にそう思っている部分もあった。
人生は短い。親を早くに亡くした俺はとにかく後悔しない生き方をしたかったのだ。
親のようにやり残した事、悔いを残して死ぬなんて絶対に嫌だった。
「まぁお前の人生だからな。俺はこれ以上は言わんけど。自分が人生をかけて大切にしたい人が出来た時に、金とか職とか特技とかさ、とにかくなんでもいいから武器のひとつでも持っておけよ。」
「…おぅ」
「選ばない人生はいいけど、選べない人生にはしないでくれよ。お前には幸せに生きて欲しいんだ」
その為には一緒に生きてくれる人が
お前にはきっと必要だよ、と先輩は言った。
その言葉をそれから数年後に痛感することになるとは
その時の俺は知る由もなかった。
(これはあなたに出会う前の話。)
桜吹雪舞い散る中、愛する人と手を繋ぎ、心が軽やかに踊る。ひとときの刹那が、永遠の幸せへと変わる。
『刹那』
職場の近くに、入り口がモッコウバラに覆われてノスタルジックな、とても雰囲気の良い古本屋さんがあるのですが、前を通ることはあれど、なかなか店内には入れずにいます。
本日、新訳の「星の王子さま」を原稿用紙へ書き写していて、フッと古い翻訳が気になりはじめ、その刹那、「あの古本屋さんで探してみたい!」と、ひらめきました。
これは、とても良いアイデアで、テンションも爆上がりした瞬間でした。
刹那
僕は今が最高に楽しければ後のことはどうだっていいんだ。その日会った女を泥酔させて欲望のままに抱く。当時の彼女に何度怒られたことだろう。
けど、なんでかな。そんな僕は君と出会ってから変わってしまったみたいだ。実際、僕は柄にもなく明日のデートの計画を立てているのだ。
君はどんな料理が好きなのかな。
君はどんな服装が好きなんだろう。
刹那的で断片のような僕がひとつに繋がった気がした。
花の様だ
一瞬に何を思う
日記文書を思う
心の裕福を思う
心の宮殿を守って
搾取する者に気をつけて
私は
窓を開こうと思う
刹那02
「刹那」
苦しかったから
希望が無かったから
今までずっと
刹那的に生きてきた
こんな真っ暗な人生で
こんな冷たい世の中で
どうやったら
明るい未来を夢見て
生きる事ができただろう
一瞬一瞬を
ただひたすら生きて来たから
今の生活があるような気もする
じゃあ、刹那的な生き方も悪くないね…
私は現在夜間定時制高校に通っていて、今年から1年生だ。
そんな私には好きな人がいる。
4つ上の、とても魅力的な人だ。一目惚れだった。
そんな彼とは、今日を含めても未だ2週間しか関わっていない。
そしてLINEを交換してからは、5日しか経っていない。
更に彼としては、私の事を認識してからまだ1週間、といったところだ。
そんな彼に、私は2日前、先輩の運転する車の中で告白した。
先輩には、『高校に入学して日数が経っていないこと』
『関わりが少ないこと』
これらを含めて、もう少し友達でいようと言われた。
もちろん、色々と事が終わり、落ち着いてきても尚好きでいてくれるなら、先輩の方から告白してくれるとのこと。
しかしながらその後のことがどうしても頭から離れない。
まず、突然抱きしめられ、
『がんばったね』 と耳元で言われた。
もちろん困惑した。
しかしそれよりも好きな人が近くにいることが嬉しかった。
だから抵抗はせず、抱きしめられたまま、少し甘えてみた。
その行動が先輩の何かを煽ったのか、
そこから私がぐずぐずになるまでおよそ2時間、
車内でたんと抱きしめられ、可愛がられた。
それでも悪い気はしなかったし、
好きな人に触れているからか、むしろ心地よかった。
元彼と付き合っていた頃には一切考えもしなかったことだった。いつも殴られ蹴られ、恋人らしいことなんて一度もしたことがない。
それでも、先輩とは恋人繋ぎに、ハグ、本当に甘え放題だった。
元彼のことは告白する前に先輩に伝えてあった。
そのせいか、甘えているときに一度、
『DVばっかされてると、こんなになっちゃうのか…』
と呟いていた。
しかし、私はそれを聞いていないフリをした。
そして本来なら20時に帰れるはずだったが、
そんなことをしていたら21時30分に帰宅することになった。
こんな長ったらしく書いてしまったが、
私にはこの出来事が一瞬のように感じてしまった。
私は一瞬の考えや感情に振り回されて死にたくなる
過去のことを嘆き、未来のことに不安を覚える
私のすべきことはただ、今のこの瞬間、この刹那を大切に、一所懸命に生きるだけ
刹那
恋というのは瞬間的に落ちるものだ
とどこかの誰かが言っていたけれど
どうせ私には全く関係ないことだと
思っていたのだけれども
出会った刹那
私はそのことを理解した