『別れ際に』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
貴方が好きでした
別れ際に言った
後悔はないよ
貴方は笑ったから
今までありがと。
意外と好きだったよ?〇〇のこと笑
幸せになってね
(お題:別れ際に)
「ここでさようならだね
今までありがとう」
そう伝えられるのは
いつでも
どこでも
感謝の気持ちでいるから
別れ際に呟いた。
いかないで、
最終便に乗った。
ゆっくりと地面がずれていく。
心だけ駅に置いてきたようだ。
会えると嬉しいけれど会えない期間が長いと、
お別れが寂しい。
遠くへと 消えていく 僕を置いてって
もう随分 見えないよ 夜が崩れていく
泣いちゃだめ 泣いちゃだめ でもホントは言いたいよ
「いかないで」
❦
いかないでより
「 自 分 よ り 良 い 人 が い る 」
だ な ん て 、
自 惚 れ な い で
そ ん な 当 た り 前 な 事 よ り
「 楽 し か っ た 」
の 一 言 が
欲 し か っ た 。
「 #別れ際 」
別れ際に、貴方はそっと振り向いた。何かを悲しむ様に。何かを憐れむように。それは僕の心に、僕の頭に鮮烈に焼き付いた。
貴方の目は、何を語っていたのか。何を考えていたのか。今でも僕は何も知らない。ただ、「別れた」という既成事実だけが僕を行動に駆り出した。そして、自分を騙したという、嘘さえも、自分を自己嫌悪に陥らせることを助長させた。
別れ際に、僕はそっと振り向いた。貴方は誰だという疑問とともに海の底へと沈んだような。そんな目をしていた。
僕は何も知らない。貴方は何処へ行くのか。貴方は何処にいるのか。ただ、「会いたい」と考える自分に呆れる。だからもう、僕は何も知らない(さっきから何を書いているんでしょう?)。
別れ際に
私は今日、家を出る。
新幹線のドアが閉まる直前、妹が言った。
「やっと一人部屋になった」
気持ちは分かるが、このタイミングでそれを言うか。
ドアが閉まるまで待て。
もう少し別れを惜しめ。
気付いた
最近…気付いた
◯にたいじゃなくて……消えたいんだって…
辛くて悲しくて…何度も◯にたいって思った
でも…怖くて…自◯は出来ない…
自傷行為だって…怖くて出来ない
ずっと…ずっと…◯にたいって思ってたのに…
泣いて…泣いて…辛い毎日
なのに◯ぬのは怖くて出来ない
◯ねない…
だから、消えたいのかなって思い始めた…
皆から忘れられたら…
この世から消えることが出来たら…
幸せかな…
匿名М
別れ際に
別れ際に君は、いつも
「またね」
って言ってくれたね笑
嬉しかったんだ。
そして、同時に尊敬するの。
自分ね、思うの。
ばいばいって言うのは慣れてるから平気なの。
でも、いざまたね!って言おうとすると
凄く凄く気恥ずかしいの笑
身近な言葉ほど言うのが気恥ずかしいって想うのかなー
でも、ばいばいって言ってくれる人も、またねって言ってくれる人も尊敬する。
相手を想ってくれているのだから
別れ際に
ごめんね、少しの間だけほんとに少しの間だけここで待っていてね。
必ず絶対戻ってくるから……
愛してる……
「別れ際に」とかけまして
「代々商店を営んでいます」と解きます。
その心は「bye-bye/売買」でしょう。
手を振った
薄暗くなった放課後の帰り道で
手を振った
まだそう遠くない君の後ろ姿に
手を振った
きっと明日も会えるだろうと
手を振った
ふと君が振り返って
手を振った
またあしたねと
手を振った
別れ際に貴方が見せた涙が忘れられない。
男が泣くのをあんなに嫌がる私だったのに。
これほどまでに大切な人だったんだ。
冷たい雨降りのあの日、私は体の一部を失った様な気さえしたんだ。
学校帰り、また明日ねと笑顔で手を振る君を見ていると、明日も絶対学校に行こうという気持ちになる。彼女と出会うまで、ただ何となく学校に通って、何となく1日が過ぎての繰り返し。こんな学校生活が3年間続くのだろうと思っていた。つまらない毎日を意味のある毎日にしてくれてありがとう。僕は彼女と一緒に話したり、笑ったりするために毎日を生きている。帰り際に、少し寂しそうに手を振る君を見て学校の1日を終え、おはようと挨拶をして学校の1日が始まる。毎日がとても楽しい。僕に生きる気力を与えてくれた彼女に感謝している。次の月曜日にまた会おう。
別れ際に
あなたの背中を見つめる
振り返って…
1度でいいから
大切なあなたが遠くなる
別れ際に
ちゃんと
またね、って言ってくれないと
不安になるから
言葉にしてよ
別れ際にキスをする。
その味を覚えたまま帰路につく。
「今までありがと」
それが最後の言葉だった。
また会いたいだけが募っていく。
#別れ際に
深い深い地下遺跡から、二人はようやく帰還した。太陽もなく鐘の音もない地下にいると、どれだけの時間が経っているのかわからない。睡眠を取った回数を経った日数だと数えている。
今回は三度寝たから計四日は経っているはずだが、一週間も経ってはいないだろう。前のあのときみたいに、異空間に飛ばされでもしていない限りは。
洞窟の出入り口から入り込む陽光が目に眩しい。火傷のような衝撃を覚えて、咄嗟にニェナは目をつむった。鮮烈な光がやわらかく感じるようになって、ようやく彼女は目を開けた。
「……大丈夫か?」
心配そうにメイナードが自分の顔を覗き込んでいる。
「あ、はい」目が合ったのでニェナはにっこりと微笑んだ。「大丈夫です。……少し、目が眩んでしまって」
そうか、と小さく頷くと彼はニェナから離れた。そして、先に外へと出て行った。もう少し目を慣らしてから、ニェナもその後に続いていく。
思ったとおり、彼は洞窟の出入り口のすぐ近くに立っていた。彼がニェナを置いていくことは決してない。好奇心旺盛なニェナが彼を置いていくことは多々あるが。
二人は並んで森の中を歩き始めた。
森の木々は紅葉が深まってきた。そろそろ秋も半ば。異世界にいるうちに時間があっという間に過ぎてしまっていたから、実感としては薄いものの、もう探索を始めて半年以上の月日が経っている。まだ、災厄は治まらない。……治まる兆しも見せない。
(おばあ様はわたしのせいではないと仰ってくださったけど……)
どうしてもニェナは引き金を引いたのが自分ではないかという罪悪感が拭えなかった。解決して英雄と呼ばれたいわけではない。栄誉を誰かに譲ることになっても構わない。
ただ、町が、生まれ育ったこの故郷が平和になるのであればそれでいい。
枯れ葉が積もるふかふかの腐葉土の地面も、大勢の人々が何度も行き交ううちにすっかり踏み締められている。その道を辿って町に戻ってきた。
町の中央広場までやってきた二人は、どちらとともなくモニュメントの前で立ち止まった。
「メイナードさん、今回もありがとうございました」
ニェナはそう言うと頭を下げた。
「構わない」彼の返答は素っ気ないほど端的だ。「次はどうする?」
「メイナードさんがよろしければ、明日にでも」
「承知した」
彼女の言葉に彼は頷いた。それではまた、と簡潔な挨拶を残して去っていく。
ニェナはその後ろ姿が見えなくなるまで見送ると、踵を返して家への道を駆けていく。
別れ際に、で思い浮かんだのは
「刑事コロンボ」。
犯人と話して、別れ際に
「あともうひとつだけ…」と
犯人の緊張が緩んだところで、本質に迫る 質問を重ねる。
流石に刑事に聞かれたことはないが、
就活ではある。
「最後に、何かご質問はありませんか?」
というやつ。
ないわ!と思うが、そこはにこやかに、
「たくさんお話しさせていただいたので、
入社後のイメージができ、ますます御社で働きたいと感じました」
というのもベターらしい。
最後まで、何事も気が抜けないものですね。