『冬休み』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
冬休みが近づくと、わたしはほっとする
あの地獄から解放されるのだと…
あの教室に、わたしの居場所はない
まあ、家にも居場所はないのだけれど
でも、周りから哀れの目で見られないし
先生からも変に気をつわれなくて済む
毎朝学校に行って、俯いていたら午前の授業が終わり、
逃げるように屋上に行き、お昼の時間を潰す
そして、また俯いていたら午後の授業も終わって
図書館で時間を潰して帰る
お弁当は作ってもらえないし、なにかを買うお金も
ないからお昼はいつもなにも食べない
おかげで、やせ細って、もっと先生たちに心配される
余計なお世話だよ
そんな日々から、数週間でも解放されるのだ
冬休みというものを使った人を感謝したいくらい
まあ、でも
どうせ家にいても怒声を浴び続けられる日々に
変わりはないのだけれど、、
家にも学校にも囚われることのない休みを過ごしたいな
1日でもいいから…
想っている人がいる時 長期休暇って酷く苦痛に感じる
もうすぐ卒業で あと何回話せるのかも分からないのに
貴方を見ることすら出来ないなんて
連絡先だけでも知ってたら今頃変わってたかな
外は寒いけど
買い物に行ったらばったり会えたり しないかな、
いつか貴方と
休みも一緒に居れる関係になりたいなあ
なんて
1月のカレンダーを眺めて また会えるのを待ち侘びている
ノンフィクション
題名 冬休み
冬休みは、休みがあまりなかったから、いい思い出はないな
でも、これから大人になって休みが少なくなって学生時代の頃を思い出すんだよなー
そう思うと、なんか不思議
「なんでこの間あげた手袋してないの?」
待ち合わせ場所に着いた彼が、私に向かって開口一番にそう言った。彼は頬を膨らませて、不満アピールをしている。
私はカバンから、彼からもらった手袋を出した。手編み風の毛糸の手袋で、冬らしい温かみのある白が私好みだ。彼はこの間のクリスマスの時にプレゼントしてくれたのだ。
持ってきているのに身につけていない私に、彼は首を傾げた。
「ごめんなさい、私には大きいの」
私は手袋の片方を手に嵌めて、指先を摘んだ。本来人の指が届いているはずのところは何もなく、ペタンと潰れてしまった。
彼は目を大きく見開いて、次の瞬間には眉を下げた。
「ごめん、ちゃんと婦人用サイズで作ったんだけど。まさか、婦人用よりも小さいだなんて」
「えっ作った!?」
私は、彼の言葉に素っ頓狂な声をあげてしまった。彼は手袋をはめた私の手を取って、恐る恐る指先を触っている。
「うわ、ほんとだ。これは大きいね」
「待って、待って。作ったの? これ作ってくださったんですか?」
「そうだよ?」
私はさらに悲鳴を上げた。前から手先が器用だと思っていたけど、ハンドメイドできるほどだったとは思ってもいなかったのだ。
私が驚いている隙に、彼は私の手から手袋を抜き取った。
「もう一回作り直すね、今ので大体のサイズ感わかったし」
「えっでも手作りでしょう? 私これが欲しいよ」
「うん。でもサイズ合わないと寒いし。だから、これ一回解いて、また編み直すよ」
初詣の時、楽しみにしてて。
彼は上着のポケットに手袋を仕舞うと、彼の手が私の手をすっぽりと包み込んだ。彼の手もとても冷えていたが、お互いの体温で温まることが私には心地よかった。
初詣に行く日。待ち合わせ場所に向かうと、そこでは笑顔の彼と、ひと回り小さくなった手袋が私を出迎えてくれた。
『手ぶくろ』
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今年の冬休み、最大九日だって。
私? 一日。
『冬休み』
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休み取れるほど人手に余裕ない職場の末路。
お休みの方はゆっくり休んでください。
お仕事の方は体調崩さないように気をつけていただいて一緒に乗り切りましょう。
【冬休み】
年末年始なんてイベントが盛りだくさんだし、ただでさえ寒くて体調を崩しやすいのに、冬休みってやつは短すぎると思うんだ。
風邪でも引いたらすぐ終わっちゃうし、下手をすると休み明けにぐったり疲れていたりするよね……
正月なんてもっと休もうよー。
冬休み
今年こそはこの世界から消えようと思っていても結局消えることができずに冬休みが来てしまった
冬休み
クリスマス、年越し、お正月
楽しいことしかない冬休み
サンタさんをわくわくして待って、プレゼントをもぎとってやろうって悪巧みする
頑張って深夜まで起きてたのに気づけば寝落ちして、起きたらプレゼントが枕元に置いてあったクリスマス
テレビでしてる特番をこたつで見ながら始まるカウントダウン
年越しそばを啜ってスーパーの衣だらけのエビの天ぷらに齧り付いた年越し
朝起きて、おめでとうっていつもと違う朝の挨拶をする
机に並べられ漆のお重にぎゅうぎゅうと敷き詰められたおせち料理
ポチ袋に入ったお年玉を手に渡され知らず頬が緩んだお正月
こんな楽しいことだらけの冬休みなんだから忘れてるに決まってる
なんで許してくれないかな
冬休みの宿題なんてやる時間がどこにあるのさ!
課題に追われてる日々‼️‼️
休みって付いてるのに休む暇ないよ
冬休み
休もうと思えば
いつでも長く休めるのに
学校の教育って
そういうことなのかな
冬休みはどこへ行くの
そうねあなたの隣かな
子供の声する昼下がりに
もう冬休みかと得心する
親族一同近場にいるので
田舎に帰省する子が羨ましかった
冬休みって短いのに
どうしてこんなに宿題あるの
しんと静かな学校を見て
不思議な気分になる冬休み
【冬休み】
学生の頃は休みがくるのが嬉しかった。
どうしてあんなにも楽しかったのか不思議。
ただ学校が休みってだけなのに。
雪が降ってくるのも好きだった。
庭で雪だるまを作ったり、かまくらみたいのを作ったり。
あの頃は冬も好きだった。
冬休みって、夏休みより短いくせに宿題とかあるし、明けたら明けたで進級判定試験とか国試模試とかあって、やたらプレッシャーをかけてくる休みだと思ってる。
まあ、教員や講師陣からしたら、正月を迎えて学生たちに気を緩ませない対策だとは思うけどね。
盆、暮れ、正月とはよく言ったものだけど、なんだかんだで、一番正月を純粋に楽しませるシステムじゃないんだよな、日本って。
「冬休み」
孤独に凍えて布団に入る
あたたかい季節を待ちながら
高揚(再投稿)
聖光教会の本拠地・ガルシア大修道院に併設された教会騎士団の生活棟。
俺は騎士団の中では、教会では執行官と呼ばれる幹部の立場にある。気がついたら手に入っていた地位だが、さして興味は無い。
「ねぇ、ヴァシリー」
「何だ」
「今日は稽古つけてくれないの?」
俺の部屋で、近くにあった椅子に座り不思議そうに首を傾げる赤い髪の娘。名前はミル。数年前に、戦地として赴いた街で死にかけていた娘。いつもなら弱い者は捨て置くが、何を思ったのか俺は今日まで、この娘の面倒を見ている。
しかし、今ではこの娘を拾って正解だったと思うことがある。
「お前は、したいのか?」
「もちろん。この前みたいに怪我して、ヴァシリーに怒られるのも嫌だし」
拗ねたように口を尖らせながら、ミルはそう言った。この前……というのは、先日の反逆者掃討の時のことだろう。こいつは右腕を怪我していたのにも関わらず、戦いを続けようとした。それを俺が止めたことにより懲りたらしい。
(……事実を述べたまでだが)
それをどうやら、俺に怒られたと判断したようだ。何も言わない俺にミルは「それと」と続ける。
「早く強くなって、ヴァシリーの隣に立てるようになりたい」
「……俺の隣に?」
「うん。だって、ヴァシリーは今までの執行官の中で一番強いんでしょう?なら、それに並び立てるようになれば、私がヴァシリーを支えられるようになる」
(それが本当に出来ると思っているのか?)
俺の思っていることなど露知らず、ミルはどうかな?と笑う。
(しかし……ミルの言ったことが現実になったなら、それはそれで面白いのかもしれん)
思わず口元に笑みが浮かぶと、ミルは怪訝そうな顔で聞いてくる。
「何で笑っているの?」
「いや、なかなか面白いことを言うと思っただけだ。俺の隣に立つ……か。なら、その為には俺から一本取れ。来い。訓練場に行くぞ」
「!分かった!」
訓練場に着き、俺はミルと向かい合う。俺の両手には銀のレイピア。ミルはその手に短剣を握っている。
俺は正面から戦うのを得意とし、ミルはその小柄な身体を活かした奇襲を得意としていた。これまでに手合わせを何度かしたから分かる。この娘は暗殺者としての才能が少なからずある。
故に正面からの力のぶつかり合いは当然ミルには向かない。が、訓練時にはこいつは敢えてそれを望むのだ。
(だから、こいつの面倒を見るのかもしれんな)
これから始まる戦いに気分が高揚する。自然と口元に笑みが浮かんでいた。対してミルは無表情で此方を見据えている。
「来い」
「っ!」
ミルは姿勢を低くし、一気に地を蹴る。そして、俺の喉元を狙った正確な一突きを放った。俺はその突きを片方のレイピアで弾く。が、ミルは弾かれた反動を利用して、俺の腹部に蹴りを叩き込んだ。俺が少し怯んだ隙に、娘は一度俺から距離を取る。
「どうした?その程度か?」
「………」
ミルは再度地を蹴ると、今度は俺の腹部を狙った一突きを繰り出す。当然それは俺のレイピアに阻まれる。が、空っぽだったミルの左手に鈍く光る何かがあった。
「……急所が狙えないなら、こうするだけ」
その手には短剣。そして、それは俺の左太腿を貫く。血が流れ、身体が傾いた。
(得物を隠し持っていたか。面白い)
「だが、至近距離で敵を仕留められないなら、返り討ちに遭うぞ?」
俺は笑いながら、ミルの両側からレイピアを振るう。片方は首を薙ぐように、もう片方は腹部を貫くように。
(俺の動きはさぞわかりやすいだろう。さぁ、どうする?)
「………」
ミルは腹部を狙った剣撃を短剣で受け流し、もう片方は姿勢を低くすることで回避した。
獲物の喉元に食らいつく獣のように、ミルは低い姿勢から短剣を鋭く繰り出す。
(この感覚を待っていた)
明確な殺意を持った目。間近に迫る死の気配。そして、この手で相手を殺せるという確信。その感覚が、俺の気分を高揚させる。今、この瞬間がとても愉しいと感じる。
次にはミルの短剣は俺の喉元に。俺のレイピアはミルの首筋にあった。僅かに刃が触れたのか、ミルの細い首筋に赤い線が走る。俺の喉元からも何かが伝う気配がした。
「……引き分け、だね」
「ああ、そうだな」
互いに武器を下ろす。すぐにミルは「ごめんなさい」と言った。
「何故謝る?」
「あなたに怪我をさせたから」
「左太腿なら大したことない。止血すれば、すぐ良くなる」
「なら、早く戻ろうよ。ね?」
「……」
先の高揚はもう無い。心配そうな顔をするミルの手に引かれ、訓練場を後にする。
「ミル」
「?」
「さっきお前の言っていたことは、もしかするとそう遠くない日に叶うやもしれん」
それは俺からすれば何でもない一言なのに、ミルは嬉しそうに笑うのだった。
冬休み。
冬休み。
冬休みは
どこに出かけよう?
9連休も
ないけど
楽しもう。
自分に、冬休みがある時代は
クリスマスイブから始まって
お正月にお年玉におせちと
次々とイベントが目白押しで
何とも楽しい冬休みだったが…
立場が変わると冬休みはただ
ひたすらに忙しく、掃除、洗濯、
料理と片付けても頑張っても
次から次へと、子供の世話に
追われる日々だ…
やっと、一段落してホッとしたいと
細やかな願いも、ケンカや、小競合いで
うるさくて、イヤホンをつけようが、
ボリュームを上げようが
ほとんどは、外野の音にかきけされて
何を言ってるかもよくわからない
今の冬休みは私にとって、修行か
はたまた苦行かのいずれでしかない。
冬休みが始まりました。
寒々とする空気と戦いながら生きる人々が、とても眩しく美しいですね。
さぁそんな今年の冬。冬休み。学生にとって鬼門であろうものは宿題でしょうか。
私のクラスでは以前と比べ提出物は少ないのですが、私にとって難所と言える課題が一つだけ伝えられました。
それは、【文章を書くこと】。
この課題は恩師とも言える先生が読み、評価を付けます。
次の日会うような人に、しかも恩人に見せるなんて、当然ながら緊張します。
しかしそれだけでは難所とは言いません。
大きな理由は、この先生に
『お前は文章を少し勉強しておいた方が良い』
というような話をされたからです。
私の文章は稚拙です。
自覚している問題が沢山あります。
この話をされた状況を言えば、怒るべきだとのことでしたがそれは割愛します。
きっと先生としては、純粋なアドバイスでしょうから。
だから私は、怒る代わりに見返してやります。
成長したなと心の中で呟かせるような文章を見せたい。
どれだけ辛くても、絶対に書き上げてやります。
この壁は、眺めるにしては面白味がありませんから!
_____冬休みは、貓とこたつと原稿用紙を。
皆さま、お身体を大切に。
【冬休み】
暇な冬休み
何をしてても
何故か退屈に感じてしまう
寒くて外に出る気にもならない
特に予定も立ててないから
のんびりと家で過ごす日々
スマホ中毒にも
運動不足にも
なってしまうだろう
冬休みが明けたら
一瞬にして
この退屈は無くなるだろうに
「冬休み」
宿題1時間ちょっとやったら
ベッドに飛び込んでダラダラしてます。
....運動不足確定ですね。
早く学校 行゛き゛た゛い゛ー!
もちろん勉強したい訳じゃないですが。(笑)
リア友×↓
↓
ごめん。最近、これ(リア友)に書いてなかったのってほんとは忘れてただけじゃないんだよね。
水曜、帰るとき私が傘忘れてて(リア友)が
届けてくれたじゃん?
そのとき、傘についてたキーホルダー、傘立ての中に入ってたでしょ?だから、信じたくなかったけど、
(リア友)が傘のキーホルダーわざと外して傘立ての中に入れたんじゃないかって....
そんなわけないのに、ごめんね。
「休み」
甘い言葉…、
宿題あって
心が解き放たれない
「冬休み」だったなぁ…。
冬休み
人生の冬休みって何だろう
寒くて辛い時期はわからない
行くべき道に迷うのは夏休みだろう
死を覚悟した最期は春休み
人生の冬休みって何だろう
まだ夢を見て愛も揺れている
凍える夜におびえても信じているんだ
あの温もりに辿り着く朝を
人生の冬休みって何だろう
結婚や子育て、果てない生活か
過ぎゆく年を見送くって親も見送って
休み明けには、やり残しを生きる