『冬は一緒に』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
『商店街』
おろしたてのコートはモスグリーン 悴む指先に季節を憶える 商店街のカフェに寄り、エチオピアのコーヒーでソニークラークを聴いていたい だけども、今夜は鍋なのだ。葱と春菊それから豆腐、買い物かごはふくやかだ。商店街を通り過ぎ、家に帰ろう 冬は一緒に帰路に着き、鍋の味見をせがむんだ。
冬は私と一緒にいなくなくなってはくれない。
地球が無くならない限り ずっとずっと生き続ける
冬は一緒に
毛布を敷けば
毛玉が一個
オモチャを置けば
毛玉が二個
ストーブをつければ
毛玉がいっぱい
小さな癒しスポットが完成したら
電波にのせてみんなでホッコリ
あなたとなら寒くても
とすら思える
あなたの隣にいたい
冬は一緒に
~冬は一緒に~
『冬はいろんなとこに一緒に行こう』
彼にそう言われた。
それは
「イルミネーションを一緒に見たい」とか、
「クリスマスを一緒に過ごしたい」とか、
そういう意味?
それならお断りだよ。
だってあなたには、ホントに一緒に過ごすべき人ががいるんだから。
具体的にどんなとこに行きたいのかを言われる前に、予防線を張った私。
妙なところでプライドが邪魔をする。
でもこれでいい。
どんなに楽しい時間を共に過ごしたって、どうせあなたは向こうに帰っていく。
寂しさの波が襲ってくるのがわかってて、そんな恋人みたいに楽しい時間を過ごしたいと思うほどバカじゃない。
あなたは私のことをわかっていない。
私が冬を一緒に過ごしたいと思うのは、私のことを一番に想ってくれる人だよ。
だから、あなたとは一緒に過ごさない。
「冬は一緒に」
かまくら作りたいな
鍋を囲みたいな
星空を眺めたいな
寝袋で寝てみたいな
同じ朝を迎えたい
冬は一緒に
寒さが身に染みる冬。
今年のクリスマスは、クリぼっちじゃない。
初めてクリぼっちじゃない。
お察しの通り、彼氏ができた。
冬は彼氏と一緒に過ごす。
少しは暖かくなるかな?
"冬は一緒に"
目の前に広がる銀世界が
どこまでも続いていくように見えて
私は少し怖かった
君がいれば怖くないのに
君と一緒ならなんだって乗り越えられるのに
本気でそう感じた恋の思い出は
いつまでも私の心を暖める
夏、私のお腹に小さな命が宿ってからというもの
あれやこれやと忙しなく過ぎてゆく日々。
四季の中で一番好きな季節がやってきた。
人恋しさや寂しさは目立つが
大切な人ができた今、彼の温もりを
1番近くで感じられる。
…はずだった。
予期せぬ入院。
病室で1人、持ってきた彼のシャツを抱きしめ、いつ来るか分からない退院日を涙をぐっとこらえながら耐え待つ。
お腹の子が外の世界を見るまでに。
暖かい陽気が訪れる前に。
私のささやかな願いそれは、
ほんの少しでも貴方と…
『冬は一緒に』
冬は一緒に布団の中でぬくぬくと
可愛い君と一緒に
起きても寒くて出れないから君のその温もりで温まっていたい
ぎゅぅっと抱き締めれば君の温もりをが伝わって
頭撫でれば気持ちよさそうに目を細める
あぁ…なんて可愛いんだと思いながら
今日もこの時期ならではの触れ合い方する
猫と生活。それは冬一緒に過ごすための
理由になるかもね
冬は一緒に
冬のお供、カイロ
娘は貼らないカイロで
私は貼るカイロを愛用
一緒に外出し、一緒に寝る
丸一日ご一緒して、次の朝
お疲れさまとサヨナラする
もうひとつの冬のお供、ワタシ
平熱は36.5度と至って普通だが
接触体感的には38度ぐらいある
娘と一緒に寝ていたころは
冬は冷たい手足を絡ませてくるのに
夏はワタシが横たわる片側面だけが
汗ばむと嫌がられる
ワタシが子供のころは
気温の低い夏のプール時も、友達が
暖を取りに群がってきた
カイロとワタシ
冬は、ご一緒に
寒い夜、人肌が恋しくなる…。
一緒にいたいのに居れない…。
切ない、恋しい、会いたい…。一緒になれない
悲しい夜はつづく…。
「今夜は鍋にしようね」
メッセージアプリに送られてきたその言葉に、君の笑顔が重なる
サンタさんへ
大人だけどお願いさせてください
去年も、今年も、来年も、その先も、ずっとこの幸せが続きますように
#冬は一緒に
冬は一緒におでんを食べませんか。
味の染みただいこん作ります。
ちくわぶもありますよ。
玉子も色よく仕上がってます。
あとは…あなたの好きな具を入れますよ。何個でも。
『冬は一緒に』
コタツでミカン
お鍋を囲んで
湯気越しに団らん
「コタツで昼寝なんてこの家でしかできないの」
あの娘の笑顔
アイスは冬の定番と業界ではいうらしい
そういえば
コタツでアイスも悪くない
イルミネーションやウィンタースポーツも
いいけど
冬は一緒に
コタツでマッタリもいいなぁ~
そんな相手 今はいないけど…
来年こそは…って
毎年言ってるけど…
いったい いつまで言い続けたら?
サンタクロースも神様も
この願いだけは
叶えてくれないのよねぇ~
☆冬は一緒に☆
私はコタツ反対派だった。
何故なら、掃除できないから…。
我が家は、主人、娘、末っ子がめちゃくちゃ寒がりだ。
コタツを出すと、暇さえあればコタツ虫になり、全然掃除が進まない。
だから、ずっとコタツを買わずに冬を乗り越えてきた。
だが、愛犬めいちゃんを迎えた年に、主人に『めいちゃんが寒がりやから、コタツ今年買おうよ。』と言われた。
めいちゃんの事を言われると、私は弱い。
二言返事で『いいよ。』と言ってしまった。
めいちゃんはお腹に毛がないタイプの犬で寒いとガタガタ震える。
家の中で、ストーブをつけても、気温が低いと震える。
だから、めいちゃんが暖まるのに使ってくれたらいいなぁ~っと思い、めいちゃんの為に正方形のコタツを購入した。
帰宅して、コタツを設置。
暫くすると…。
主人が『めい。おいで~。暖かいよ~。』とか言いながら…。
自分だけコタツに入る…。
末っ子が小学校から帰宅。
『ママ~。コタツ買ったんや!』とか言いながら、末っ子がコタツに入る。
長女が中学校から帰宅。
『あ~。学校つかれた。あっ!コタツやん!暖まる~。』とか言いながら、長女がコタツに入る。
いよいよ、めいちゃんがコタツに…。
入りれない…。
コタツの中が足でいっぱいだから、めいちゃんが入るスペースがない。
諦めて、ストーブの前に…。
まんまと主人の口車にのせられた私。
しばらくし…。
長方形の大きめのコタツを買っている自分がいた。
コタツを出すと、掃除するのが本当に大変だ
それに、めいちゃん以外のコタツ虫が沢山寄生する。
でも、それ以上にコタツの中でめいちゃんが、顔を膝に乗せてきたり、気持ち良さそうな顔をするのが可愛いくてたまらない。
この可愛さに、ずっとコタツを使わなかった私も負けた。
正方形のコタツは、愛兎の小白ちゃんにプレゼントした。
(今年の4月8日に永眠)
小白ちゃんもコタツに魅了されてしまって、気持ちよさそうにコタツの中で伸びていた。
その姿も可愛いすぎた。
もう、みんなコタツ虫になる運命なんだ。っとこの時思った。
そして、今年は、愛猫紅葉が仲間入り。
紅葉は、コタツで人間の様に仰向けになり、コタツから頭を出して爆睡する。
その隣にはめいちゃん。
二人とも、気持ち良さそうな顔がたまらなく可愛い。
今年は、みんな一緒にコタツ虫になろう。
*冬は一緒に
3年前に買ったダウンジャケット。
暖かい。
色は紺。
どんなに寒い日でも、君がいればへっちゃら。
一緒にこの冬を駆け抜けよう。
寒い日の夜。
いつも歩いているはずの道が何となく怖くて、このまま歩いていったら死ぬんじゃないかと不安になった。
だけどあの人が迎えに来てくれた瞬間、私の心は自然と温かくなった。
あぁ、そっか。
冬は一緒に過ごす人がいるだけでこんなにも幸せな気持ちになれるんだね…。
なんて、昔の話だけど。
冬は一緒に、
過ごしたかったな
せめて、冬までは
一年間くらいは
一緒にいたかったのに
そんな我儘さえも、
聞いてはくれないようね
【冬は一緒に】
毎年12月の間だけ俺に恋人が出来る。
これを言うとクリスマスを恋人なしで過ごせないけど長続きもさせられないろくでもない奴だと思われてしまうかもしれないが、決して俺が望んでやっていることではない。
12月限定の恋人で幼馴染のその女は、俺の知る女の中で一番綺麗で、文武両道とか才色兼備なんて言葉が誰よりも似合うような、明るくて誰にでも慕われる最強の女だ。
ただ数少ない難点を挙げるとすれば、少々常人には理解の難しい変わり者である事と、どんな男とも一年以内に別れてしまうことだろう。
そいつはなぜか11月の終わりには付き合っている男と別れて俺に乗り換え、12月が終わるとすぐに俺とも別れてしまう。
そんなことを何年も繰り返されて大人しく毎年付き合ってやっているのは、惚れた弱みとしか言いようがない。
以前その奇行の理由を本人に聞いてみた事がある。
「世間一般的にクリスマスにはイルミネーションとツリーとケーキとチキン、あとプレゼントが必要でしょう?私にとってはそれプラス君も必要なの」
そんな訳の分からない返答を当たり前のようにされてしまったが、こいつの思考回路は昔から俺の理解の及ばないものだと知っているので深く考えるのはやめてしまった。
サンタさんへ、もう大人だけどお願いをしても良いですか。
「願わくば永遠に12月が続きますように。」