『冬になったら』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
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冬になったら またきみに会えますか
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Theme:冬になったら
冬になったらずっと着たかった黒のコートを着るんだ。
手袋も前の冬の終わりに買った少し安くなったけど質のいい革物。
毎年巻いてるお気に入りのマフラー。
イルミネーションもきれい。無駄にわくわくする。
何もないのに楽しそうなふりして歩いても許される感じ。世界が優しい。
なのにとなりにあんたがいない
冷たい空気に生理的に溢れた涙が視界を滲ませる。
すべてを包み込むように柔らかく縁取られた世界。
なのに私は拒絶されているようにしか感じられない
2023/11/17 冬になったら
「冬になったら……この種をまこうか。」
明須海は、ボソッと言った。
「冬に?なんで冬?」
と、照花は答えた。
「だって、春になったらお前はいないだろ?だから、冬に一緒に蒔きたいんだ。」
「よくわかんないけど……今じゃダメなの?」
「ダメだ、秋なんて。」
「?」
「秋、は飽きるんだよ。だから、冬に蒔く。」
「はあ……。」
照花は、やれやれと肩をすくめた。
【冬になったら】
肌寒くて、ずっと家にいたくなる。
こたつで生活したい。
温かい鍋、ポトフ、ストーブ。
自分は寒がりだけど、冬は好きな方。
みかんが美味しいし、誕生日があるから。
11月は冬なのか。一般的にはまだ秋だと思う。
今でも充分寒いのに、もっと寒くなると思うと
鳥肌が立ってくる。
冬になったら…..とりあえず鍋食べようかな。
「「寒っ…」」
外に出た途端、寒さを纏った風に吹かれて独り言がシンクロする。
「ごはんどうする?どこか寄ってく?」
「うーん。…家でふたりでゆっくり鍋食べたいな。」
「……んじゃ買い物行こっか!」
冬になったらよく鍋を食べたくなるあなた。
毎回"ふたりでゆっくり"鍋を食べるお誘いをしてくれる。
これが、わたしが冬を好きな理由のひとつ。
231117 冬になったら
命が朽ちてゆく姿はいつ見ても綺麗。
僕も早く冬になりたい
「 冬になったら 」No.38
冬は寒くてマフラーは必須になってくる。信号待ちのときには、マフラーに顔を埋めたりしてあったかくする。その横で君は私を愛しい目で見る。
冬になったら暖房をつけてこたつの中でぬくぬくする。君は、私をこたつのところで寝ないように声をかけてる。
この瞬間が冬だと感じられる瞬間ですごく好き。それにあなたと一緒に過ごせるのがとても幸せ。
冬になったら、君とイルミネーションに行きたいな。
寒いんなら俺のマフラーでも巻いとき。ってマフラーをかけてくれるの。
まぁ、君は絶対にそんな事しないけど!
冬になったら
なったら、というかもう冬の寒さだけど。
そうだなぁ……何か技能を取得したい。
資格とかそういうのじゃなくていいから、上手く字が書けるとか、メタ認知能力の獲得とか、塗り絵の仕方とか、そういう感じの自分のための技能。
もっと生きやすくなりたい。
生きづらい社会だから。
冬になったら きっと君はこの白に溶けてどこかへ行ってしまうのだろう
冬になったら…
雪景色から映し出される
銀世界
美しく輝いて…
希望の灯火が
仄かに灯ってる
#冬になったら☃❄
冬になったら
ぬくぬくおこたを出して
みかんを食べて
あったかいお鍋を食べて
栄養取って
大人しく寝るが一番
好きな人と一緒にイルミネーション見て
一緒にクリスマス過ごして
一緒に年越しして
一緒に初詣に行って...
「今年もよろしくね」
って笑いながら言うの。
なんて彼氏もいないのに考えてしまう。
この望みが叶いますように!!
冬になったら
「過ごしやすい季節ですよねェ。夏よりも好きなんですよォ、ご飯も美味しいですしねェ☆」
「色んな人に心配されますねぇ♡あんまり着込まないからですかねぇ?ほら、私暑がりなんでぇ♡」
「マスクで…その…曇る…のが…困…る…かn…」
「早く暗くなるから色んなとこ行ける!あとね!キラキラするから凄く好き!綺麗だよね!」
「寒いと身体が動かなくなるからな、意識して動くようにはしてる」
「寒いと声掛けられやすいよね〜♡多分みんな温め合わなきゃ〜って気持ちになるんだろね♡ボクは結構好きな季節だよ〜♡」
「寒いと傷が痛むのかな?あんまり長生きしない子が増えちゃうから…悲しい季節かもね」
「…寒い…でも…幸せそうな…人が…多い…。…フフ…好きな…季節…。」
お題:冬になったら
作者:M氏
出演:🎗💜💎🕷🐉🍼✂️🌺
【あとがき】
もう冬だよ
寒いよ
湯たんぽ欲しいよ
タイヤ交換しなきゃ
雪が降る前に
今年はどんな冬になるだろう
気候がおかしいからね
生活に支障が出るくらいの
大雪にならないよう祈るばかりです
#冬になったら
#33
雪が街を覆う頃、オレはもういないだろう。
抱えたものが重過ぎた。
オレは、ただ生きていたかったんだ。素直に生きたかった。
だけど、もうおしまい。
オレ、この街を去るよ。未練はあるけど。
さよなら。元気でいてくれ。
いつになったら本格的な『冬』が来るんだろう。
本格的な『冬』になったら彼にちょっとはアタックしてみようかな。
冬といえばクリスマス。
クリスマスと言えばクリスマスデート。
クリスマスデートといえば彼氏…。
冬になったら彼氏できる予定だったんだけどな。
まぁ彼氏はいる。
参考書っていう彼氏。
離れないで文句も言わない。
最高の彼氏…?
「冬になったらまた来ますね」
冬将軍は厳めしい顔に似合わず穏やかな方だ。
話しかたも丁寧だし、いつもにこにこしている。
「別に来なくったっていいですよ」
「…そう、ですか」
「あ、いや、雪がないと困る地方もあるんで、全然来てもらって構わないです。来てください」
「ありがとうございます」
ちょっと意地悪を言うとあからさまにしょんぼりした顔でこっちをじっと見るものだから、ついついからかいたくなってしまう。けど「来なくていい」なんて冗談でも言うものじゃなかった。
季節はめぐり、立冬の今日。
やって来たのは寒立馬に乗った大柄な若い女性。僕の姿を認めると、さっと馬からおりて手を差し出してきた。
「こんにちは。新任の冬将軍です」
「初めまして」
ごつい皮手袋の手をしっかり握り返し挨拶した。思いのほか優しい瞳と視線が合い、つられて問いかける。
「あの、前の将軍は」
「祖父は北の国に残りました」
「…そう、ですか」
「今年は夏が暴れすぎて、氷河の氷が沢山ゆるんでしまいました。残った熱を追い出すために、数年は極北の土地で大きな戦いが続く見通しなのです」
貴方に伝言を頼まれました、という。
「しばらく君の国には行けなさそうだ。もし寂しいなら、北の国まで遊びにおいでなさい。美しいオーロラを見せてあげよう…ですって」
にっこり笑って彼女は続けた。
「祖父は本当に春が、貴方が大好きなんですよ」
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「冬になったら」
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所感:
なんだかんだいって、四季はお互い仲良し。
雪が降る前に会いに行くよ
ボーナスを当てにして
コートを買いに行こうよ
昔、黒のロングコート買ったときに
バカにするから
ケンカになったじゃない
今年は、ちょっと明るい色のコートにしようかな
御意見無用でお願いします
でも、似合ってなかったら
ちゃんと言ってよ
また、ケンカになっちゃうかな?
久々に一緒に買い物
たのしみ
コート買うと、冬のおでかけが楽しみだよね
『冬になったら』