『今年の抱負』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
抱いて背負った決意なんてなくて。
負の感情が僕を抱きしめてる。
心の強い子になって
自分から行動ができて
何事も積極的に。
悲しいことや辛いことに
負けない
明るく笑顔になれる
そんな日を
増やす
–今年の抱負–
今年の抱負
裏切られた深い傷を癒し、前を向くこと
今年は何しよう
去年何した?
覚えてない、覚えたい、
考えたい、作りたい、
欲しいものは欲しいのです。
自分の気持ちを大切にします。
やっと、自分のことを自分で決めて良い時が来ました。
努力は惜しんではいけないのです。
今まで他者の軸で生きてきたのだから、
最後くらいワガママ言って良いですよね。。。
あの時頑張って良かった…と、思いたいのです。
どうして負を抱きしめるなんでしょうか、
進歩をするには、まずは負を抱きしめることから
始めようと言うことでしょうか。
たしかに、思い出してみればね
直したいところがあるから、
何かを目指すことが多いのかもしれない。
負が無くちゃ何事も進展出来ないのかあ
今年の抱負
わたしの今年の抱負は、家族に心配をかけないです。
昨年は持病の悪化で検査入院したり、急に倒れて救急車で搬送されたりで、散々家族に心配かけたの。無事これ名馬‥この言葉が心に沁みた一年だった。
だから、今年目指すのは人に心配かけないこと。
つつがなく暮らせるって凄く大事。わたしが健康で暮らせないと、家庭がまわらないしね。
人生をかけて何となく叶えたいことというのは
漠然と持っているのですが
一年間と長いとも短いとも言えない期間の目標というのは
なかなか持っていないものです
ただ思うのは
何か大層なことを叶えられなくても
日々平穏に出来れば笑顔で過ごしたいなということです
どうかより多くの方にとってそうであれば
嬉しいなと思うところです
「今年の抱負」
私は地に留まり
君は天に昇る。
【#14】
来年の今頃、笑っていられますように。
#今年の抱負
今年の抱負
一年の計は元旦にあり…とか子供の頃は、言われていたような記憶がある…今年の目標とかを、冬休み明けの学校で発表したように憶えてる…けれど、三日坊主の私は、いつも直ぐに忘れて、年末には、結局後悔ばかりが襲って来る…其の所為か、何時からか、出来もしない計画は立てない事にしている…
10年先のために生きる
短期で結果が出ないからやーめた!って諦めてばかり
コツコツと積み上げて来れていたら"理想の自分"になれていたかも
もっと早く気付けていれば人生変わっていたかもなーなんて妄想もしちゃったり
でも、『今が人生で1番若い時』
今からでも遅くない
目先の結果ばかり求めるのは終わりにして一歩ずつ進んで行く
「今年こそ痩せるぞー!
目標は−4㎏!!」
そう言ったのは、1年前の今日
「今年こそ痩せるぞー!
目標は−5㎏!!」
今年の抱負はこれ
#今年の抱負
【158,お題:今年の抱負】
『今年の抱負は何ですか?』
「てつぼーでさかあがりできるようになる!」
それから数年、
『今年の抱負は何ですか?』
「ううん...逆上がりかなぁ...?」
そしてまた数年たち、今や中学2年生
『今年の抱負は何ですか?』
「逆上がり、小1の時からずっと同じなんすけど...それだけ運動下手なんですよね...」
ちなみにこれは私の実話である
そして私の今年の抱負も、やっぱり鉄棒で逆上がりできるようになることである
今年はおっきな小説の賞をとりたい。
天真爛漫な彼女は私の気持ちを考えもせずに、今年の抱負を述べた。
何をほざいてるのかしら。まだ十万字も書いたことないくせに。口だけは達者ね。
心の中で侮辱していた。
私よりさきにあの子がデビューするなんて。
そんな馬鹿な話ない。
こちとら15年も書いてるんだぞ。
噛む爪もなくなって、肉まで到達していた。
そんなこと、あってたまるか。
そんなこと……。
*
*
*
半年後。
彼女は新人賞をとった。
私は楽になるお薬の準備を始めた。
「今年の抱負」かぁ。
真面目に考えてみよう。
何個か候補はあるんだけど、どれも結局実行できずに終わる気がする…
だって毎年そうだもん。
そうだなぁ、
文章を沢山書く、とかかなぁ。
題:今年の抱負
「わぁ。もう、なんか、今年は分からん……」
まだ2024年始まってから40時間程度だってよ。
某所在住物書きは今日の通知を見ながら、めまぐるしく動きに動く正月2日目の状況にため息を吐いた。
「現在投稿している一連の物語を、1年でキッチリ終わらせる」のが、物書きの目標のひとつであった。
ここまで大事件が続いてしまっては、「自室の防災備品を充実させる」、「防震対策を再点検する」等々も抱負に相応しかろう。
「ひとまず、今の連載風を終わらせた2月29日以降の投稿をどうするかは、決めとかねぇと」
アプリをインストールしてから、もうすぐ366日。
367日目から何を投稿するか、投稿をやめるかを、そろそろ抱負として決める必要がある。
――――――
最近最近の都内某所、某アパート。夕暮れ。
部屋の主を藤森というが、雪国出身の生真面目で、
ニュースの音声を聴きながら、防災アプリから断続的に届く強震モニタの通知を、じっと見ていた。
「3.11」の際、実家も揺れた地域であったのに、東京に居た藤森。小さな傷が心の奥に残っていた。
よって随時、なるべくリアルタイムに、情報だけでも追い続けようと気を張っていたのだが、
「もうこんな時間か」
24時間でとうとう、集中力も底を尽いた。
「晩飯の買い出しに行かないと」
テレビの電源を切り、ニュースを黙らせる。自分がどれだけ「心」を砕いても、被災地には何ひとつ届かぬ。それより少しの現金を持って、コンビニかどこかで義援金の受付を見たら、1枚2枚突っ込もう。
藤森はマネークリップと、それからコインケースとスマホを手に、近場のスーパーマーケットを訪ねた。
独り身の夕食は、買うべきものが少ない。
特に買い物カゴも持たず、店の前のチラシをしばし見て(その下の募金箱で既に諭吉が2人招集済みであることに軽く驚き)、
野菜、カットサラダ、果物に少しのナッツ類……値引きシールの状況を確認しながら、精肉コーナーへ。
チラリ見た限り、オニオンサラダが半額で90円税込みだった。鶏肉に値引きが貼られていれば、オニオンコンソメスープで温まるのも良かろう、
と、思っていたら。
「さかな?」
店員の気配に肉の棚から目をそらした藤森。
鮮魚コーナーで値引き処理をしている者がある。
「すいません、一番美味いのは、どれですか?」
養殖ブリの柵――150g程度のブロックだ。珍しい。脂とろけるフィッシュカツ候補である。
消費期限当日ゆえの半額シールをペタペタ貼る青年に、藤森が尋ねた。
「見方を知らないので、よく分からなくて」
研修中の名札の青年は藤森の目を見ると、
「魚は全体的に、頭に近いとこが美味いですけど、」
少し考える風に視線を外して、それから、唇の片端をわずかに上げた。
「イナダとワラサ買ってたお客さんですよね?」
「えっ?」
「いわゆるマグロで言うところの大トロみたいな部分と、頭に近い部分、場所違うんですよ。だから脂と味の好みでオススメするもの変わってくるんで」
「あの、どうして」
「割引きの肉と魚買ってくれるお客さんでしょ?」
「あぁ、まぁ……」
「結構もう、ある程度どれ美味いってご存知でしょうけど、個人的にはコレとコレ、オススメですね」
今日はサーモンも安いんで、そっちも気になったら遠慮なく呼んでください。
研修中の名札を付けた店員は、濃灰な太めのブリの切り身と、白銀な薄めの脂身をサッサと選び出して、次の商品の値下げ処理作業へ。
「どこかで会った?」
あの店員への声がけは、これが初めての筈だが。
白銀の柵のパックを手に取りながら、藤森はシールをテキパキ貼り続ける青年を確認する。
「……何故私なんかの購入傾向を?」
「研修中」って、なんだっけ。藤森は首を大きく傾けて、額にシワを寄せる。
今年は値引き品以外も少し購入すべきだろうか。
小さなため息を吐き、せめてここの店員に煙たく思われたり、嫌われたりはせぬようにしようと、それをひとまずの今年の抱負とした。
「サーモン、確かに安いな。
少し多めに買って、後輩でも呼ぶか……?」
「鍋に使えるカット野菜ありますよ」
「わっ?!」
「持ってきます?」
「は、……はぁ……」
"今年の抱負"
今年は、うちに運ばれてくる患者が去年より一人でも減るように、去年以上にオペに力を入れる。
あと、ハナがすくすくと、大きく健やかに育ってくれるように、ハナの体調管理に気を付ける。
あ……。ハナの体調より、まずは自分の体調管理か……。去年何回か自分が体調崩して迷惑かけちまったから、今年は少しでも自分の身体を大事にする。
Theme:今年の抱負
私事ではあるが、今年の抱負のひとつに「表現力を磨く」がある。
書籍やネットの記事、この他の方が書かれた文章、友人からのちょっとしたLINEのやり取りでも「こんな言葉がすっと出てくると素敵だな」と思う表現によく出会う。
どう書けば情景がより鮮明に浮かぶだろうか。どう書けば想いが伝わるだろうか。
考えて考えて文に落としてみたところで、自分でも今一つ納得がいかなかったりする。
表現力を向上させるのは一朝一夕にはいかないだろうけど、いろいろな文や作品、日常生活の場面に触れて、コツコツと積み上げていこうと思う。
今年の年の瀬に振り返ったときに「あの文章/作品は我ながら上手く書けたなぁ」とまずは自画自賛でもいいからそう思える言葉で表現すること。
まずはそれを目標に、これからも文章を書いていきたい。
【今年の抱負】※フラアサ
--今年はどう過ごそうか。
腐れ縁はアーサーの目の前のソファーに腰をおろした。
昨日、一時間の時差をもってそれぞれの国で新年を迎えた。
年甲斐もなくというわけではないが、永いこと生きてきた「国」達にとっても、年を越すというのは未だ不思議と心が踊るものらしい。
夜空に打ち上がる花火に白い息を漏らす者、皿をドアにぶん投げて割る者、鐘の音に合わせひたすら葡萄を食べる者。過ごし方は各々の習慣や伝統によるが、世界のいずれもの国が新たな年の訪れを祝った。
「どう過ごそうって、何がだ?何かあったか、今年......あぁ、お前んちではオリンピックだな」
「ん、いや。別にどうとかはないけどさ。オリンピックもそうだけど、何かない?今年したいこととか」
したいこと、叶えたいこと。そんなもの掃いて捨てるあるはずなのに、いざ聞かれると何を答えるべきか詰まるものだ。ブレグジットのことなんかいまなお度々話題にあがるし、自国のみで取り組むわけではない課題も山積みである。
「国としての話はどうせどっかで聞くことになるし、おまえ個人として」
フランシスの柔らかな声に、時間もゆっくりと流れるような感覚を覚える。
【未完】