『世界の終わりに君と』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
世界の終わりに君と
君とって…
誰も思い浮かばないよ
世界の終わりに僕は
いつもおんなじ
ひとりぼっちさ
ナツキとフユト【4 世界の終わりに君と】
いくら浮気がバレたとはいえ、着の身着のままで追い出されるとは
フユトはナツキに聞いた
「どういうことなんだ?」
「今日世界が終わるとしたら、誰と一緒にいたいかっていう話になってさ」
「当然、恋人だろ?」
「それが、つい本音を言っちゃって」
「え…」
「初恋の人って言ったら、めっちゃキレられて」
「そりゃそうだろ」
「でも浮気じゃないよ、今でも本気で好きだから」
「それって、俺の知ってる人?」
こくりとうなずくナツキ
(つづく)
世界の終わりに君と…
最後は大好きなあなたと笑顔で終わりたい
そしたら、きっとあの世でもいいことあるよね…
#世界の終わりに君と
#6話
「バッドエンドって好き?」
「…」
ファンタジーでは最後に世界が滅びたりするよね。
ファンタジーだからってそんな、
奇想天外なこと信じられるのだろうか。
受け入れられるのだろうか。
私は、無理かもしれない。
毎日、一生懸命生きていたのに
全てが無駄になって死ぬだなんて。
明日が当たり前にくると思っていたのに、
死ぬだなんて。
でも、君が世界が終わることで
幸せになれるのなら。
…ああ、そういうことか。
「君が好きなら」
『世界の終わりに君と』
世界の終わりに君と
お互いの走馬灯をみよう
ちょっと恥ずかしい過去や
腹をかかえて笑った事
びっくりした事
涙も枯れた悲しい出来事
もう最後なのだから・・・
恥ずかしがらずにありのまま
もし生き残れたら・・・
手をつないで、君と共に
二人の
未来を紡いでいこう
もし世界が終わるとしても、君と居られたらどんなに幸せだろう。
あの夏、終わった恋。
もう私の一部になっていた。
一緒に居ることが当たり前に思えていた。
感謝することを忘れ、雑に扱ってしまっていただろう。
週末会いに来てくれて、一緒にごはんを食べて一緒に眠る。
こんな幸せな日々に何の不満を抱えていたのだろう。
もう戻れないあの日。忘れることはできない。
私は一生の終わりをあなたと迎えたかった。
君は他のだれかと幸せになるといい。
あなたとの
果ての世界に
いたくなる
それはほんとの
僅かなメルヘン
#世界の終わりに君と
明日で世界が終わる。あの人に会いたいな
もう会えないか、、
あなたの1番になりたかった
あなたの好きな人になりたかった
虚しさと後悔だけがずっと残ってる
来世でまたあなたに会えたら
今度は私の隣を歩いてくれますか
私にその笑顔を向けてくれますか
あなたが、あの子に伝えた ︎︎"︎︎ ︎︎大好き"︎︎を ︎︎、 ︎︎"︎︎︎︎ ︎︎愛してる ︎︎"︎︎を私に伝えてくれますか
また、あなたと初めて会ったあの場所で会おうね
あなたに、そしてこの世界に、そして私の思い出に
さようなら。
《世界の終わりに君と》
「世界が終わりを迎えるなら何がしたい?」
そう聞かれて真っ先に浮かぶは、大好きな彼の顔。
終わりの瞬間まであなたと一緒に寄り添えたら。
手を取り合っていられたら。
私は最高に幸せな終わりを迎えるだろうな。
けれど、それは叶わぬ願い。
世界の終わりが来そうなら、
きっと彼はそれが何であろうと立ち向かう。
自分の幸せが犠牲になっても世界のために闘った人だから。
だから私が代わりに願うのは。
世界の終わりを遠ざけに旅立つ彼を、
笑って見送れますように。
私が、彼の帰る場所になれていますように。
世界が終るときに生きてる保証なんてどこにもない。
むしろこっちの方が先に終わるのでは?なんて君が笑う。そうだろな、と思いつつも君が終わるなんて考えられない。きっとそんな想いを抱えてるなんてこれっぽっちも理解していないんだろうけど、とあの時はほろ苦い気持ちを無理やり飲み込んでやり過ごした。
あれから幾度もの夜が過ぎ朝を迎えた。幾人かの大切な人が逝き、同じくらいの人と出逢った。ケンカもしたし、会えない日もあった。それでも相変わらず君は今でも隣で笑ってる。日を追う毎に輝きを増す君を横から眺めていると時間なんてあっという間だ。
「ねぇ、いま何考えてる?」
「何だと思う?」
「質問に質問で返すのよくないよ」
「そりゃいつだって君のこと考えてますよ」
「見え透いた嘘もよくないと思います」
「……」
「嘘じゃなかった?」
「どうしたら嘘じゃないって伝わるかと思って」
「難しく考えなくていいのに」
そう言って近づく君の顔をスローモーションで眺めながら思う。やっぱり君の終わりなんて考えられない。
でも、こんな終わりなら人生捨てたもんじゃないな。
世界の終わりに君と
あなたと一緒に居れてよかった。たくさんの思い出話をするだろう。雨の日のディズニーランド、夜遅くまで語り合った何気ない日常の話、些細なことでけんかした日。
たくさんの困難を一緒に乗り越えてきた。今の私がいるのはあなたのおかげ。何もかも優しく包み込んでくれるあなたが好き。絶対に忘れない。
「世界の終わりに君と」
最後に二人で楽しい事をやりつくしてみよう、
遊園地に行ったり海に行ったりそれから…
ああ楽しかった、まるで青春のような時間だった
でもそれも終わってしまう
思い出せば君とは激しくぶつかってばかりだった、
世界がこんな事になる前にほんとはもっと
穏やかな仲になれたかもしれないのに…
でもひとしきり青春友達ごっこをしてみて解った、
やっぱり俺達はぶつかり合いが性に合ってる
これで最後だ…行くぞ!!決戦のバトルフィールドへ!!
どうせこの世界は物理的に崩壊してしまうのだから最後の決着の後に伝えてやる、
「君のおかげで最高の人生だった!
愛してるぞクソ野郎!!ありがとな!!」ってな
(まあそんなドラマチックな相手いないし
世界の終わりとか妄想なんすけどね、おやすみー)
中学二年生、深夜に書く日記の1ページであった
"世界の終わりに君と"
世界が終わるからって特別な事はせず、いつも通りに過ごしたい。
そんな中で、もし許されるのならば、飛彩の隣にいたい。
最期の時間を、ハナと飛彩と一緒に過ごしたい。
《大切》と一緒がいい。
現実的なことを言うと
世界の終わりを共に過ごしたい素敵な誰かは
今は思いつかないから
私は 母と 年甲斐もなく大切にしているぬいぐるみと
他愛もない会話をして 普段どおりに過ごしたいな
年齢からいって 母を先に見送ることになるはずで
でも その時のことを考えると
自分がどうなってしまうのかと恐ろしくなる
だから、同時に終わりを迎えるのなら
こんなにありがたいことはない
世界の終わりも喜んで受け入れよう
66:世界の終わりに君と
手をつないで
そっと目を閉じて
強く願おう
いつの世に生まれ変わっても
再びキミとこの手を繋ぐと
何も怖くは無いよ
ボクにはキミがいるし
キミにはボクがいる
微笑んで迎えようか
世界の終わりをキミと
世界の終わりに君と
勇者が魔王を討伐してハッピーエンドというのが、冒険譚の王道だ。
でも、この世界ではそうはならなかったらしい。
勇者は死んだ。
今日で世界が終わる。
そう魔王が宣告してきた。
もうすぐ終わるというのに、何だか僕は落ち着いていた。
多分、死ぬのが自分だけではないというところが、落ち着かせていたのかもしれない。
「ただいま」
視線の先にはベッドに横たわっている僕の恋人だ。
「おかえりなさい」
といつもよりは少し元気な声が返ってくる。
病気の彼女は遠出はできない。
だから昼間は庭でピクニックをした。
彼女の笑顔が久しぶりに見れた感じがする。
「夕日が綺麗だよ」
そう言って窓を開けてから彼女のベッドに腰をかける。
明日はもう来ない。
この素晴らしい夕日も今日で見納めだ。
そう考えると、日々をもう少しどう生きようかと、真剣に考えるべきだったかもしれないが、今更遅い。
それに、僕のやるべきことは、明日世界が滅びようが、そうで無かろうが関係ない。
彼女のそばにいること、それだけだ。
今夜は彼女を抱きしめよう。
世界の終わりに君と僕の心は一つになる。
#世界の終わりに君と
戦闘機や風景はうまいけど人物画は普通だよねとか
結末はバッドエンドだけどそこがいいよねとか
他愛もない話をしていたい
お互いの笑顔を目に焼きつけて
手を繋いで体温をシェアして
世界の終わりに君といたい
世界が終わっても死ぬ迄一緒だって約束したんだからさびしくないよ。
死んでも愛してるって言葉はきっと今日の為にあったんだね。
6.7『世界の終わりに君と』
黄緑色の炭酸、その上にはバニラアイス。ちょんと乗る鮮やかなさくらんぼ。
ふたり、共通の好きな飲み物であり、思い出の飲み物。
元は青年が好きで集めていた飲み物。それを色々な人に配っていた。彼女もその一人だった。
今では――
ちらりと視線を向けるのは、正面にいる恋人。
視線を感じたのか、彼女もこちらを見つめてくる。ふわりと優しい微笑みも一緒に。
「どうしたんですか?」
「ううん」
ぼんやりと彼女への視線を逸らさないまま。
「ど・う・し・た・ん・で・す・か?」
笑顔はそのまま崩さず、少しだけ強い口調で、青年に声をかけてくる。
「本当になんでもないんだ」
からからと、クリームソーダをかき回しながら視線をクリームソーダに向けた。
「そばに居てくれて、嬉しいなって」
彼女の手が伸びて、青年の手の上に重ねられる。
「ふふ、私もです」
改めて、青年は彼女に視線を送る。
色々な人が自分の気持ちを押し付けてくる中で、青年の気持ちを考えてくれる人。いつしか惹かれ、想いを告げた人。
この先。何があっても、ずっとそばに居て欲しい人。
おわり
お題:世界の終わりに君と
逃避行なんて僕らしくもない。
霞む視界と肩の温かな重みに脳を揺らしながら
そう思った。
世界の果てまで一緒にいられると思った。
救えない終わりも、君なら全部美しかった。
悲劇的な恋も、残酷で醜い嫉妬心も、
君には何1つ無いように見えた。
僕の神様だった。
君の1番になりたかった。
タッチダウンの差とか、魅力的な口説き文句とか、
そういうものじゃないと思う。
きっと必然的に僕は選ばれなくって、
顔も性格も知らない奴に向かって伸びた赤い糸は
切っても切れないほど硬い。
運命とはそういうものなんだろう。
それでも、それでも。
この歪み切った心が君に悟られなくて良かった。
君が君じゃなくならなくてよかった。
君以外のものにならなくてよかった。
純真な心のまま死にゆく、
その美しい姿を傍で見れてとても良かった。
車窓から見える夕焼けは海月のように
たくさんの色を含んでいて、君の肌に虹色を映した。
ぐらぐらして不安定に揺れる君の首を
そっと触って、僕の方に傾ける。
もう2度と離さないように。
凍えても。
燃え尽きても。
彷徨っても。
溶けても。
また同じ棺で、咲き誇る沈丁花を
胸いっぱいに抱えながらみずみずしい香りと
君の瞳に心躍らせ、見つめ合えるように。
君の笑顔にどれほど救われたか、
愛が伝わるように丁寧に言葉を紡げるように。
そうして君と、骨になるまで傍にいられるように。