『不条理』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
不 条 理
意 味 は 「 事 柄 の 筋 道 が 立 た な い こ と 」
そ の 瞬 間 俺 は こ う 思 っ た
人 生 は 不 条 理 だ
何 故 そ う 思 っ た か っ て ?
不 条 理 の 使 い 方 の 例 え で 出 て き た か ら だ
ー 人 生 は 不 条 理 ー
13 作 目
#不条理
必ず 正義が勝つとは言えない
愛がすべて…とは言い切れない
どうして?
なんで?なんて事が
平気でまかり通る世の中
真面目に生きてるからって
報われる世界じゃない
あなただってわかっているはず
それでもそんな世の中で
必死に足掻きながら逆らいながら
頑張ってりゃこそ
人に優しくなれる
愚かな自分さえ赦せるキモチになれる
大人になるのは哀しいことだけど
そんな不条理さえ抱きしめて
笑える自分になれたなら
こんな世の中も
満更でもないそんな気がして
不条理
不条理の意味を調べてみたけど、よくわかんない。姉に不条理の意味を聞くと、「生きてるこの環境のことだよ」と言ったけど、意味がわからない。
中学聖日記というドラマのサントラに、不条理という題の曲がある。不条理ってそんな感じなのかな。不条理の意味はよくないのかもしれないけど、その曲はめっちゃ良い。
ー不条理ー
運命の渦に舞い込む不条理
この世の中の奇妙な定めに涙を流す
無常の喜び、偽りの平等
人々は渦中に取り込まれていく
生まれながらの不平等が支配する
才能や財産に刻まれた縛り
心の奥に秘めた夢や希望は
障壁となり、幻と消えていく
愛する者との別れの痛み
終わりのない悲しみの連鎖
些細な欲望に溺れる人々
心の奥で葛藤と闘い続ける
不条理な世界の中で
真実の探求者が立ち向かう
善と悪、正義と邪悪の境界線を
揺るがぬ信念で彩りながら
人生の喜びを噛みしめるために
不条理に立ち向かう勇気を持とう
微笑みの力で世界を包み込み
不条理に抗い、希望の光を灯そう
不条理
この世は不条理だ。
僕も、君も、社会も、世界も、全て不条理。
そんな世界で、君はどう生きる?
君だけの生き方をするのか?
周りに合わせて息をするのか?
どんな生き方をしようと、君の勝手だ。
僕には関係ない。
君が生きる選択をしても、死ぬ選択をとっても、
僕には関係の無いことだ。
でも、頑張らずに死ぬなよ。
頑張らなきゃ、生きることも出来ないし、自分の生き方を出来やしない。
頑張らなきゃ、やってらんねえんだよ。
何もせずに死ぬのは簡単だ。
でも、頑張ってから死ねよ。
頑張って頑張って頑張って頑張って、そしてから死んでくれ。
この不条理な世界で生きることは、とても大変で、頑張らなきゃいけない。
だから、頑張って、頑張って、頑張りきってから。
「あぁ、頑張ったんだ俺」
って、思えて死ねるようにしろよ。
じゃ、頑張れよ。お互いにな。
不条理
さっき、不受理と間違えて投稿してしまった笑
不条理を調べたら「事柄の筋道が立たないこと」らしい。
筋道なんて、立っている方が珍しいのでは?
こんな考えだから、不条理なのだろうか。
「正しいより大切なこと」
不条理
よく知らない言葉だったので、調べると
「道筋が通ってないこと」
世の中に溢れてることだと思った。
それで良いこともあるのかもしれない。
例えば
住むところも食べていくお金もなくなった。
頼る人もいない。
ホームレスになった人がいる。
悪いことをした人なのかもしれない。
それでホームレスになった?
心優しいいい人といわれる人なのかもしれない。
悪い人であっても、私は食料や衣類を分けてあげたい。
筋道が通らなくても、正しさより優しさを持ちたい。
そう思う人は少なからず居るのではないかと私は思う。
そういう世の中であって欲しいとも思う。
Una
“不条理”
人生や世界の不条理を挙げてみれば、きりがない。
「おおきな存在」
うまく言葉にならない
こころの内が
伝えられなくて
もどかしい と
どんなに近づいても
身体の厚みのぶんだけ
まだ遠い と
傷つけるとしても
この感情の渦を
発さずにはいられない と
目にみえるものだけで
愛を確かめようとして
くるしい と
ふたりの未来が
見えそうで
見えなくて
不安だ と
眠りにつくときには
湯たんぽのような
あなたのぬくもりを
感じたい と
動かされるこころが
痛くも、
あなたが
どんなに
おおきな存在か
を教えてくれる
わたしの愛が
あなたに
届きますように
もっと辛抱づよく
もっと晴れ晴れと
もっと伸びやかに
あなたを愛していたい
あなたに愛されたい
#不条理
不条理
とにかく、色々降ってくる日だった
上の住人がうっかりで落とした植木鉢
予定外の急な仕事
予報になかった突然の雨
俺が何をしたというのか
雨を避けるため軒下に入る
そこのお店はもうやっている時間じゃなく
暗く、静かな空間に雨音だけが響いている
と
雨音を切り裂くような悲鳴が遠くから近づいてきて
天井に張られた布が大きくたわむ
バウンドして落ちてくるのは小柄な女の子だった
どうして!?
とにかく受け止めようと飛び出す
どうやら不条理すぎる一日はまだ終わらないらしい
あとどれだけこんな不条理に耐えたらいいの。
みんなが楽しそうに部活とか学業に励んでる中私だけずっと布団の中にうずくまってたあの時間は何だったの。
みんなが学校やバイトで忙しい忙しいって幸せな悩みを抱えてる中何も出来てない自分は何だったの。
自分と向き合う時間だとかゆっくり休む時間だとか散々良い様に言い換えて誤魔化したって寂しさも孤独も何も埋まりはしないのよ。
表面上では私と仲良くしてくれてる人だって私の優先順位が最下位ぐらいなのはわかってるし。
もうこんな不条理には飽き飽きだ。疲れた。
【不条理】
スーパーにて。
私が日課の万引きを行っていると万引きGメンに呼び止められ、事務室に連れて行かれた。
事務室に着くと店長と思わしき人が声を荒らげて言った。
「犯罪者が!盗んだものを全て出せ」
横暴な人だ。
しかし私にも言い分がある。
「言いがかりはやめて下さい。この袋に入っている食品は家から持ってきたものです」
店長が真っ赤になって何か言おうとしたがストレッチマンが止めた。
「まぁまぁ、とりあえず監視カメラの映像を見てみましょう」
ストレッチマンがパソコンを操作すると映像が出てきた。
「え?ここはもしかして」
私の自宅だ。
映像では私が買い物袋に食品を詰めている様子が映っている。
店長が顔をしかめた。
「確かに家から持ってきたようにも見えるな」
いや、問題はそこじゃない。
「え?ちょ、これは盗撮。プライバシーの侵害です。ゆ、許されませんよ」
店長は私を無視して続けた。
「別の日の映像も見たいな」
ストレッチマンは答えた。
「少なくとも20年分はありますが、いつのがいいですか?」
私は発狂した。
「消せ消せ消せ消せ」
私は店で大暴れし、器物破損、威力業務妨害、銃刀法違反、窃盗等の罪で逮捕された。
【不条理】
普通はさ、待ち合わせに遅刻したら「ごめんなさい」だよね?
自分が落とした小銭を拾ってもらったら「ありがとう」だし。
どっちも言えないってどうなの?しかもいい大人が。
ごめんなさいもありがとうもまともに言えないような人は、いくら顔がカッコ良かろうが、物腰が柔らかかろうが、仕事で稼いでいようが、こっちから願い下げ。他の部分が優れていればいいってもんじゃない。
ま、そいつは顔もカッコ良くなかったし、性格悪いのが滲み出てたし、仕事で稼いでるわけでもなかったけど。
人の振り見て我が振り直せ。自分は最低限、ごめんなさいとありがとうはちゃんと言える人でいよう。
ねるねるねるねの色の不条理
練れば練ったという事によって、
練らなければ練らなかったという事によって、
あなたは裁かれるだろう。
あなたには練る権利も、練らない権利もないのだ。
世の不条理を感じる
無理なものは無理だし
それが無理じゃないやつもいるし
不公平不平等
辛い
ずっと前からわかっているはずだ。
君の目から雫がこぼれるのも。
僕が僕を傷つける訳も。
相手を死ぬほど憎む訳も。
それでも僕はなぜ君が笑うのか、
一生分からないのだろう。
そして君も、なぜ僕が君を離さないのか、
分からないのだろう。
そして両者とも言う
「分からなくていいんだ」と。
僕らの世界は二人きり。
この不条理な世の中で。
ずっと手を繋いでいよう。
『この不条理を救うことはできませんよ!』
「語っても語っても?」
『はい!だってそれは自分を優先することと同じでしょう?』
「僕のこの正体を現してもですか?」
『やぁ〜っと晒しましたかw』
『私はあなたの陣営ではありませんよ?』
「...なっ」
【不条理】
パァン!
広い広い部屋に、軽快なほどに響く音。
綺麗に掃除してあり、照明を反射している大理石の床に、小さな男の子が蹲る。
少年が蹲る傍らに息を切らして佇むのは、彼の母親だろう女性。
先程の音は彼女が少年を平手打ちした音だ。
少年は泣きそうな顔で母親を見上げ、憎しみの目へと変える。
『、、な、何よその目は!』
パァン
また少年に平手打ちをする母親。
気が済むまで叩かれ殴られた少年はその場にとどまり、バタバタと出て行った母親をずっと見つめていた。
『、、、、』
少年はそのまま与えられた自室へと戻る。
簡素な部屋。
全てが白く、少年の心を揺さぶる様な仮面ライダー、漫画の類いは一切存在していない。
彼の母親が、彼を縛っているのだ。
夫に別れを告げられ、女手一つで少年を育てる彼女は、母親としての自覚と共に、"出来の良い息子を1人で育てた"という思想もついてしまった。
そんな彼女に英才的教育を受けている彼の人生は、実に不条理であった。
少年は齢8歳にして自分の意義を見失い、人生に何の意味も持てなくなっていた。
ーーー
バサァ、、
鳥が羽ばたく様な音がした。
でもそれは遠くじゃなくて、もっと僕の近くでだ。
泣き疲れて眠った目をこすりながら体を起こすと、其処は自分の部屋だった。
けど、、僕の部屋ではないみたいに、鮮やかな羽が存在していた。
『起きた?』
突然聞こえたソプラノの様な美声。
僕は慌てて起きて正座をした。
僕が寝ていたベッドの端には、綺麗な羽に埋もれる様に白いワンピース着た女の子がいた。
その子の目は図鑑で見た地球の様な色で、地球より美しかった。
金髪は太陽より輝いていて、頭の上には星が舞っている。
『き、、君は、、?』
恐る恐る聞けば、女の子は優しく微笑みかけて、僕に言った。
『私はバク。君の悪い夢を吸い取る魔獣さ。』
バク、獏。
聞いた事がある。
中国の霊獣で、悪夢を見たら覚めた時にバクに夢を食べてくれる様願うと。
それで同じ悪夢は2度と見なくなるし、快適な睡眠を取れるって、、
『僕、、夢なんか見てない。』
最近はあまり眠れてない。
夢なんて人生で1番見ないだろう。
『ううん。違うよ。いい?私が、あの"悪夢"を吸い取ってあげるんだ。』
目の前で屈託のない笑みを浮かべる女の子は、相変わらず天使の様に綺麗だった。
背中に背負っている羽はいろんな色が綺麗に混ざり合っ
たやはり部屋に似合わぬものだった。
『悪夢、、アイツを吸い取ってくれるの?』
自分の見栄ばかり気にして、僕に完璧を求めて来るアイツが、僕は死ぬほど嫌いだ。
『ああ。約束するよ。小さい少年。』
少年をベッドに再度寝かせ、少女はベッドに腰掛けて少年を頭を優しく撫でた。
『大丈夫。ゆっくりおやすみ。』
少年はうつらうつらと瞼を閉じ、部屋を静寂が包んだ。
『ただし、、君が目を覚ました時、お母さんは存在してないよ。だって其処は、、君だけの桃源郷なのだから。』
バクは夢を食べる。
でも、、稀に夢を見させる個体も存在する。
彼女の羽から鮮やかな色彩が抜け、少年の額に入っていく。
『ああ、、良い顔だ。』
少女はニコリと笑い、もう呼吸をしていない少年に触れるだけの口付けをした。
いたいけな小さな少年は、自らこの不条理な人生からの脱却を選択した。
絶対とか一生とか使わないでほしかった
そしたらもう少し快く離れられたのに
不条理だって思わなかったのに
人間の存在そのもの。
なんてね。
END
なかなか難しいテーマ。
「不条理」