『七夕』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
1年に1度しか会えないなんて
可哀想だと昔は思っていたけれど
1年に1度も会えるなんて
ずいぶん恵まれているなと
今では思う
七夕
小学生が初見でなんでこう読むのか分からない!ってキれる熟語第1位。
ななゆうって読んでる現場は見たことがないけど。可愛らしいね。
調べたら完全に当て字らしい。棚機津女(たなばたつめ)っていう水場で織った布を7日の夜に神様に捧げてた行事が由来なんだとか。
あと昨日は今年一番の猛暑日だとかなんとか。どれだけアツアツなカップルなんだよ。ちょっとは遠慮してくれたら過ごしやすいんだけどなぁ。
家族が平和に過ごせますように
母の短冊の願い事
子供の頃はどんなお願いをしたのだろう
終戦の直前に生まれて
瞬く間に成長してきたこの国で
現在の子どもたちの願い事は
はたして希望に満ちているのだろうか
これから生まれる子どもたちの
短冊に笑顔が見えるだろうか
一年に一度 君に会える日
本当にそうなら嬉しいのかな
きっと苦しいよ もう忘れてしまうんじゃないかな
七夕に君と過ごして
初めて素敵な七夕の日になってしまったから
一生忘れたくない
たとえ少しでも 私にとって君は彦星だから
惹かれ合うような関係じゃないけれど
私の想いが少しでも届くなら
天の川にのせてほしい
いっぱいになっちゃうくらい
たくさんの思い出をつくりたいな
高望みはしないつもりなのに
特別な日だったから
つい特別を願ってしまう
どうすれば君の織姫になれるんだろう
一年に一度しか会えぬその夜は
特別なんて言葉で得られぬ
『七夕』
口で言う程短い時間じゃないの1年って
仕事をサボったお仕置きだとか
実は不仲だったとか
いろいろ言われてる私たちだけど
けど
貴方がいいの
やっぱり貴方じゃなきゃって思っちゃうの
会えない時間にいろいろ想いを馳せるのよ?
もちろん反省も含めて…(笑)
けどどうして
会うと口からポンポンでちゃうの
あー
またやっちゃった
ごめんね彦星
今度こそは可愛い彼女でって思うのだけど
また来年出直すわね
織姫
「早く死ねますように」ある一人のピアニストはそう書いた。
「あっ、えっちょっと、これ書いたの貴方?」
「ええ、そうですが」
男は、めんどくさそうに答える
「死にたいだなんて、、、これから先きっといいことがあるわよ」
女はあたふたしながらそう答えた
「貴方にとっての幸せと私にとっての幸せは違う。今の幸せは、ただ死を待つのみだ」
男は女を無視して去っていこうとした
「あっ、待っください。せめてサインは下さいよ、先生」
男はその言葉に嘲笑した
「まだ、そう呼ぶやつがいるのか。いいかい僕のあだ名は天才を殺した男だ。嫉妬と執着で汚れた男さ」男は悲しそうにそっぽを向いた
「彼には、すまないと思っている。これもそれも全ては神の仕業なのだ。そう僕は考えるようにしている。神は私に才能を恵んでくださらなかった。」
「そうかしら?」
女は明るげに言った
「私は、先生の曲が大好きだけど? 例え、彼が神や人々を轟かすような演奏をしたって、私の思いはそう変わらないはずよ」女はにこりと笑った
「それはないね。今までだってそう全て失った。地位も名誉もそして友人も!!。皆かれの 才能に魅了されていったんだ!!」
「今でも、聞こえるんだ。私の耳にあの神秘的な旋律が、、、。弾むようなテンポに軽快で優雅な曲想が、、忘れようとも忘れられない。もう脳裏に焼き付いているんだ」
「その時僕は知ったんだ。あいつには敵わない。そしていつの間にか,彼の失敗を望み、そしていつかは彼の死を祈った、、、」
男は花束をギュット握りしめた
「なのに、、、」
「なのに、?」女はそっと男を覗いた
そこからは、数的涙が零れ落ちていた
濁りのない、ただたに透き通る水滴がホロホロと
「彼が死んだら、私は自由になれると思った。なのに、結局は彼の死を惜しんでいたのだ。
自分でも驚いたよ。あんな憎んでいた奴の為だけに涙を落とすなんて。薄々気づいてはいたんだがね」男は、そっと微笑んだ
「彼はそんな私を許してくれるだろうか?」
女はそっと微笑んだ
「そうね、、それは私にはわからないわ
貴女が思うままにすればいいじゃない?
許して貰えるまで、、、」
男は、そっと涙を拭いた。
「あぁ、サインと言っていたな」
「やっと、思い出してくれましたのね」
女はクスリと笑った
男が書いたサインにはS.Mと書かれていた
「ところで、貴方はどちら様かね」
男は、咳払いをして訪ねた
「では、この紙に印しておきましょう。
その時までお読みになさらずに」
女は、筆を持つと長らく書いた
「では偉大なる先生、さようなら」
女は男に手を振った
「友だちを待たせているので」
「友だちか、、、」
男は懐かしそうにそう発した
「ちょっと、遅いんだけど何分待たせるき?」
「、、、って、ちょっとあの人って、、、大丈夫なの?」
「えぇ、私の慕っている先生なの。私の兄もきっと、、ね、、、?」
桜が舞い落ちて、葉桜が芽生えてきた頃
偉大なる音楽家は亡くなった
最後にあの曲を残して、67歳で生涯を遂た。
手に持っていたのは、たった一つの手紙だけ
その曲は、後世でも受け継がれ
彼の代表作にもなったという
織姫と彦星は愛される。
愛し合って仕事もろくにしないのに。
いつだってそう。
愛されるべき人が愛されない世の中だ。
でも、そこじゃない。
認められ評価されるまでの過程が大切。
努力していればその程度の人は目に入ってこない。まだ、いける!上へと昇れ!
悲惨な言葉
今向き合い共にと気持ちに
偽りはないのに
昔の彼には会えないよ二度と
そう話したから
君の昔の彼には勝てないだよね
今の彼と昔の彼を比べたり
しない
だが もし一年に一度
会えるなら
そんなとき 僕は
彦星と織姫 七夕
過ぎてく
確かに戸惑った 会えないのに
だが短冊には
こう書きたい
これからも彼が私から
いなくならないように
書いてないが
彼が例えて そうした気持ちは
確かだと 思った
プリキュアになりたい
ケーキ屋さんになりたい
みんな友だちのマネして書いた
違うんだけどなと思いながら
なりたいものがハッキリしないの
今もむかしも変わらないね
七夕
陸の孤島
大型ショッピングモールの一角、即席で作られた壁紙には沢山の長方形の紙が張り出されていた。
『七夕祭り、お願い事を書いてみよう』
明朝体で書き出された機械的文面、A3用紙の白い余白に飾り毛のない黒が印字されている。イベントにも関わらず簡素でシンプルなデザイン、文字も一つ一つ切り出してもっと適切な書体を使えば映えるだろう。
せめてお願い事を書く紙も色紙を使えば良いのに白い画用紙を長方形に切っただけの、本当に遊び心のないつまらない物だ。
それでも、その短冊には様々な思いが書き連ねていて。幸せを願う人、応援する人、目標を掲げる人、そのどれもが筆跡に感情を発している。
照明が落ちた店内に陽の日差しが入る、思いを繋ぎ止めている透明なシールは光を受け、着実にダメージを与えた。その幾つかは剥がれ今にも落ちそうな短冊すらあるが、今の所床に落ちた短冊は一つもない。
併設された飲食店、紳士、婦人服から子供服まで揃った服屋。異様な空気漂う食品スーパー。動力を失った動かないエスカレーターと正面入り口、そして右奥にある老夫婦が営む雑貨屋。しんと静まり返った店内は当時のままそこにある。
去年と同じ七月七日、午後四時頃大きな爆発が全てを変えた。その日からこの土地に人の、生物の侵入を許さない過酷な場所へと形を変えたのだ。
どんな優秀な機械でもメンテナンスが必要であるように、人間もまた同じ過度なストレスはミスを誘発する。
フッ と一枚の短冊が音もなく剥がれ落ちた
「家族みんな元気でありますように」
再びこの土地に人が訪れる日は早くとも数十年先、先の見えない未来でも、希望を見出し今を生きる。
家族を案ずる思いに陽の光が当たる、
その一枚の短冊の願い事を聞き届ける様に。
おわり
七夕
七夕の夜は晴れて欲しい。
と君は云う。
その君の言葉に、俺は、
天の川に隔てられる、
哀れな牽牛星と織女星に、
君自身と君の想い人との関係を、
重ねているのかと思い…。
君にそこまで慕われる相手は、
どんな人なのか。
俺は知らないし、知りたくないけど。
俺は、君への恋心を押し隠し、
ズキズキと痛む胸の痛みを堪えながら、
笑顔の仮面を被って。
俺が君達の鵲になろうか。
と告げたんだ。
すると君は、
急に顔を朱に染めて、
年に一度しか会えない彦星と織姫が、
雨が降って会えないのは、
気の毒だと思っただけだ。
なんて、余りに優しい事を言うから。
雨の所為で彦星に逢えなくて、
織姫が流す涙が雨になる。
それが七夕の雨…催涙雨だなんて。
優しい君には悲しいだろう言い伝えは、
心の中にしまっておいて。
七夕に雨が降っても、
彦星と織姫が逢えるように、
鵲は毎年頑張ってるんだよ?
と、俺は君に嘘を吐く。
そんな俺の言葉に。
それなら安心したと、微笑む君が、
俺には余りに眩しくて。
俺は君の彦星にはなれないだろうけど。
雨の七夕でも、君を彦星の元に送り届ける、
鵲にはなりたい、と。
哀しみを堪えて、微笑むんだ。
七夕、
すべての物事が 順調でありますように
おやすみなさい。
_ ₁₈₃
あずき きたちゃん♥️♥️😀穴に落っこちました。🆗!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
あちっ。彼女が声を零す。
彼女は少し手を払って、弾けるように笑う。夜の底で線香花火に照らされた笑顔は、おかしいほどに眩しかった。
バケツに花火をつけると、ジュクジュクと音を立てて火が消えていく。水面はいつのまにか炭で覆われていて、月も西の空へと沈み始めていた。
──ねえ。お祭り、楽しかったね。
火が落る。同じ顔をしていた。
──これで終わりなわけじゃないのに、さ。あははっ。
頬を撫る。濡れている気がした。
──あーあ、別れたくないなぁ。別れたくないのに……
突然体が軽くなって、勢いよく彼女に抱きついた。浴衣がふわりと舞って、二人で地面に転がる。
静寂が続いて、ゆっくりと口を開く。
──自由になろうよ、二人で。
──いいの?
少し、強く抱きしめる。額から汗が滲んでいた。
彼女の手を取って起き上がると、力強くバケツを蹴飛ばして、背伸びをする。
私は涼しかった甚平を脱いで、暑苦しい浴衣を着る。
──真面目ちゃんはもうやめ。行こっ。
その姿は、星々が見えなくなるほど美しかった。
人なんか滅びちまえと三度目のさなかに寿司食うつもりのおまえ
七夕
願い事を
毎年考える
とても真剣に
悩んで書いた割に
代わり映えのしない事を
書いているような
あちこちに飾られている
子どもたちの願い事のほうが
よほど夢があり面白い
そして空を見上げる
雨や曇だと
なんだかとても残念な気持ちに
天の川が見えると嬉しくなる
今年は曇りだった
人それぞれ願い事はいろいろあるが
一年にたった一度のこの日
一番願われてることはきっと
二人が逢えますように
日付けは変われど寝るまでは 【 七夕 】。
却説。
拝啓、星の中の君へ。
星の手向けとして贄されし貴姉。今ひとたびの星となりて中夜の彼方へと次第に落ちぬる様を眺めれば、己の詫びしき想ふ心ぞ、ゆらり揺らぐ水面にて見付けたり。さぞ名誉な事で有ろうとも、我等一同とは云ひ切れますまゐ。星合の空にてゐづこ宿らむ汝の姿、暫し胸中にて留めむ事を此処に記さむ。
「 ███村の回顧録 」
( ※ 誤りも有るかも知れませんが、暖かい目で閲覧願います。)
願い事は自分の力と運で叶えたい
でも短冊に書く時は書く( ゚д゚)クワッ
明太マヨたこ焼きも明太マヨスパゲティも
すごーく美味しい・:*:・(*˘︶˘*).。*♡・:*:・
明太マヨ自体が最高すぎます(*`ω´)b
織姫と彦星って何者なのか?
私はこの謎が解けました!
織姫は明太子
彦星はマヨネーズ
2人が出逢うことで【明太マヨ】と言う最高のソースが
出来上がるんです︎💕︎
[七夕]🎋
今日は七夕…
短冊に願いを書くと叶うかもしれない…
だから、私は貴方と結ばれるために
短冊に願いを書く…
『貴方と付き合えますように…』って…