『七夕』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
【七夕】
雲ひとつない晴天。夜だからか少し肌寒い風が吹く。
「星...綺麗だね」
「うん、今日晴れて良かったよ」
外に出るのが難しい君と久々に行った買い物。
デパートもスーパーもあらゆる場所で鮮やかな緑が揺れていた。
葉先にはカラフルな紙が結んであって、みんなの目標や願い事が書かれている。
『ずっと一緒にいたい』
行く場所全てでにこにこしながらペンを走らせていた君。
(七夕の短冊は七夕に関することや目標を書くものらしい...つまり、願望は叶わない)
日も落ちて暗くなった頃、珍しく一日中元気だった君を病院まで送る。
「あ!短冊!これにも書く!」
パァっと明るい表情になった君。また同じことをかいてどこか寂しげな顔で吊るす。
「願い事...叶うといいね」
そう言って僕は君の余命宣告が書かれた紙をポケットでグシャグシャにした。
七夕、それはとても良い日である。
私はそんな日が大好きだ。
願い事を書いて祈る。
そうして、毎年それが叶うと星たちに
ありがとうと伝える。
あぁ、何て良い日だろう。
この色もこの人も流れる液体も、
ぜ~んぶ私のだ。
願い事をした。
今回は、あの人を星にしたい。
叶うと良いな。
今日は七夕なので短冊にやさしくておもしろくて一途で髪型マッシュの人と付き合えますよーに!!!って書いて笹にくぐりました
七夕…
何をお願いしようかな…
最近は彦星と織姫みたいに
会えるのが嬉しい♡♡
そんな事を考えながら、私はうたた寝をする。
1年に1回会う日。
出会えて、嬉しいって思う人、嫌だって思う人。もう一度、会いたいって思う人 、会いたくないって思う人。
色んな人がいると思う。
それはあなたが色んなことに挑戦して、色んな人に出会って、前に進んだから、
前に進んだ分、人に出会ってる。
それはあなたが生きた証拠。
#七夕
織姫と彦星の物語を読んで
恋愛のれの字も知らなかったから
一年に一回なんてどうしてってばかり思ってた
今は違う
もしかして織姫も彦星も他に相手がいて
とりあえず一年に一回は顔だけ拝んでおくかとか
実はそんなに性格合わないから
七夕イベントに合わせて勢いでさくっと会ってるんじゃないかとか
すごく斜めな妄想で七夕伝説を捻じ曲げてます
今日は年に一度の大切な行事
今日だけは晴れて欲しい
そう思うのは私達人間だけでは無いようだ
もしかしたら織姫様と彦星様もそう願っているのかもしれない
だから私は短冊にこう書いた
「七夕の日はよく晴れますように!」
これで、晴れてくれるはず!
、、、、と娘に言われた、私はそうだねと笑いながら返した。我ながらなんと良い娘を授かれたのだろうと思えた。このまま心優しい素直で良い子に育って欲しい、、、、
私は短冊にそっと書き込んだ。これは娘には内緒の願い事だ
お題『七夕』
_____________
願い事が叶う日なんて来ない
一生幸せになんてなれないや
_____________
Theme:七夕
「七夕」
七月七日。
今年も七夕がやってきた。
1年前がとても遠いことのようで。
苦しかったことも辛かったことも
私の中から消えていく。
これから先、楽しいことが
たくさん降って来て欲しい。
辛いことがあっても、
笑っていられるように。
生きていけるように。
それが私のお願い。
織姫様と彦星様が、
幸せな時間を過ごせますように。
七夕サラサラ〜
のきばにゆれる〜
おほしさまキラキラ〜
さんざんすなご〜
(短冊)······▸家族が健康でいられますように、小説家になれますように、先輩と仲良くなれますように...
七夕で願う願いなんて今は何も無い。
これから見つけていけばいい。
来年には堂々と書けるように。
七夕に
家から出ずに
テスト勉
…こんな悲しい七夕ある?
でも推し達が七夕のことについて話してたから
ちょっとは気分味わえた
推し達ありがとう!
お題「七夕」
七夕
彦星と織姫は
夫婦なんだって
遊びすぎて
離ればなれにされて
一年に一度
晴れがずっと
続きますように
なな🐶
2024年7月7日1681
一年に一度、そんな事があっても確実に出来るのであればそれは奇跡でも何でもない。
必ず救われる物がある人間が、抜け出せるか分からない闇で生活する人間を救えるはずが無い。
だから、どうか私を抱きしめないで、手を繋がないで、愛してると言わないで欲しい。
今も貴方に囚われて、抜け出せない。
手に触れた石盤は冷たくて温もりなんてない。
貴方を呼んだ愛称は、そこに刻まれていなくていつ見ても実感がないまま、もう一度会える奇跡を求めている。
「頭が良くなる」
それが、君が10歳の頃に短冊に書いた願い事だ。
「なりたい」とか、「なれますように」ではなくて、「なる」と言い切っているところが実に君らしい。
君は誰よりも必死だった。その理由からしても、努力が苦じゃなかったことなんて、一度もなかったろうに。
それでも、君は弱音を吐かず、頑張ってきた。
時々、自分の弱みに戦慄しながら、ずっと最前線に立ち続けてきた。そんな君を、僕はずっとみてきたから。前を歩いてきたから、分かるよ。君が母さんや父さんに、認めてもらいたいと思っていたこと。対等な関係になりたかったこと。愛してもらいたかったこと。
今になって、思う。
勉強が世の中の全てではない。むしろ、勉強以外の能力を求められることの方が、はるかに多い。
それでも、あの時の僕にとっては、勉強が世界の全てだったんだね。
大丈夫、君のやっていることは、積み重ねてきた努力は、何一つ間違っていない。その証明として、幼い頃頑張ってきた記憶が、今の僕をずっと支えてくれた。
よく頑張ったね。君は1人なんかじゃないよ。だってほら、君の未来は、こんなにも笑顔で溢れている。
「七夕」
『天の川』
空の上では有名な恋物語 私はお風呂の後にドラマの
配信11話を観るのだ ビールもあるおつまみもある 只、手作りのアヒージョはちょっぴり脂っこくて 人の恋を俯瞰していることが、烏滸がましく感じた 空の上の恋はどうなのだろう? それでもまだ想いを馳せる 恋とは不思議なもので色彩豊かな風船たちが胸の中でぷっくらと膨らんでいる 1番気になるのは自分のことか 結局、そんなものなんだろな 浮かび上がる 膨れ上がる 想い想い
―七夕―
その子にも叶えたい願いが出来ればいいな
と思ってしまう私がいる
私のように
みんなの願いが叶いますように
としか書くことが出来ない、
偽善者にしかなれない、仮現実主義者の
短冊を見ると
↻ ◁ II ▷ ↺
【七夕】
七夕祭りは短冊というのは人々の今までの
人生の功績のようなものだと僕は思うんだ
今宵の七夕祭りは君と二人で願いを込める
神様はきっと僕たち二人には意地悪なんだ
いつかは叶うかもしれない、そんな期待は
僕たち現実主義者は思うことすら諦めてる
彦星と織姫の会う日はいつまでも雨でいて
そしたら僕たちと同じ世界線になれるのに
君は怠け者だ。
愛する者に1年に1度しか会えないなんて、
私なら考えられない。
聞いた話によると、
奥さんにかまけて働かなかったようじゃないか。
まあ、奥さんにも非はあると思うが、
君はもっと食い下がらなかったのか?
「ちゃんと働いていれば1年に1度会わせてやる」
なんでそんな無茶苦茶な条件を呑んだんだ?
たしかに仕事をサボったのは悪い。
けれどそこまでされることはないだろう。
「ちゃんと働くから引き離さないで下さい」
くらいは言えなかったのか?
……すまない、言いすぎた。
君が会いたい時に会いたい人に会えるようになれば、
もしかしたら私の願いも、と思って気が立っていた。
君にもいろいろあるんだろう。
私には何の手助けもできないが、
1年に1度くらいは君たちの幸せを祈っているよ。
~七夕~
結婚記念日
彼の仕事の都合で
私はひとりお昼休みに市役所へ行った
周りはカップルばかりで1人は意外と目立つ…
係の方はそんな私に気がついて優先してくれた
サッと出して私もまた職場に戻る
もうお祝いなんてしないけど
毎年思い出す七夕の日の思い出
#七夕