『ルール』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
誰かが言った。
あの"花"の名前を口にしてはいけないと。
誰かが言った。
私たちはただひたすらに"花"を愛でなくてはならぬと。
"花"は今日も美しく咲き続ける。
誰もがその"花"を理由もなく愛でる。
"花"が言葉を食めば、皆が喜び、歌が奏でられる。
全ては我々の"花"のために。
"花"って一体何?
それに応える者がいる。
それは考えてはいけないよ?ふふっ、…。
だって『ルール』だもの。
__ルール__
ルールを守るんじゃない
ルールを守ろうとする自分を大切にするのよ
#駆と棗 (BR)
Side:Natsume Isshiki
かつて僕は音に溢れた世界にいた。
乗り物の走る音、近所の子どもたちのはしゃぐ声、季節によって表情を変える雨や風の音。
11年前から突然音のない世界で生きることになって、僕の日常には突然制約が増えた。
大好きだった音楽も聴けない。音声のないテレビは味気ない。唇の動きを必死に追う会話は楽しくない。そして何より…大切な人の声が聞けなくなったことがつらい。
だからもし今も僕の耳が聞こえていたら…なんて、いつも考えてしまう。
『棗くん!』
「!」
僕の心がまた少し沈みかけた時、ふいに肩をトントン叩かれた。
『どうしたの?考え事?』
『何でもないよ、駆(かける)。大丈夫』
僕の耳が聞こえなくなったことで、僕を育ててくれた義理の両親にも駆にもたくさん迷惑をかけてしまった。
だから僕は必要以上に本音を言わないルールを自分自身に課した。
でも…駆はそれが不満みたいで、すぐに僕の本心を見抜いてしまう。
『我慢しなくていいんだよ、棗くん…』
『嫌だ…』
『俺に聞かせてよ、お願い!』
『できない…!!』
手話とジェスチャーで頑なに拒否する僕を見て、駆は一瞬悔しそうに表情を歪めた。
「…」
僕たち2人の間に気まずい空気が流れ始めたのを肌で感じた。
このことで喧嘩になったのは実は今回が初めてではない。
『もう俺に本音を隠さないで。お願いだから』
「…」
『俺は棗くんがそうやって1人で抱え込んだ結果、またあの頃の棗くんに戻っちゃうのが嫌なの!』
「…!」
…ああ、そうだ。自ら命を絶とうとする僕を駆は何度も引き止めて、抱きしめてくれた。
僕の耳が聞こえなくなっても僕の生きている価値は絶対に無くなったりしないと、絶望の底から僕を必死に引き上げてくれた。
…なのに、また僕は…。
『…ごめん、駆。僕は駆に迷惑をかけてばかりだから、言わないようにしようと思って』
『どんな些細なことでも言ってくれるほうが嬉しいの!ねぇ、聞かせて?』
『え〜…でも、いつもぼやいてるようなことだよ?』
『もし耳が聞こえてたらって?』
『それそれ』
駆はクスクス笑って、僕をぎゅーっと抱きしめてくれた。
耳が聞こえなくなってから、この温もりに何度救われたことか。
死にたい気持ちだけに支配されていたあの頃に比べて、今の僕は少しだけど笑えるようになった。
面白いとは自負できないけど、ちょっとした冗談も言えるようになった。
世界一頼りになる幼馴染がこうして一緒にいてくれるから、やっぱり本音を言わないルールは撤廃しよう。
改定ルールその1、駆にはどんな些細なことでも伝えること。
そして新たに追加するルールは、彼にはごめんだけではなく、ありがとうと大好きも伝えること。
【お題:ルール】
◾︎今回のおはなしに出てきた人◾︎
・水科 駆 (みずしな かける) 19歳 棗の幼馴染
・一色 棗 (いっしき なつめ) 21歳 10歳の時に突然耳が聞こえなくなった
今回のお題はルール
全然 いい文章が思いつかないので
ルールの事を調べてみた(笑)
ルールの語源はラテン語で
真っすぐな棒 という意味だそうだ
ルールは世の中に たくさんある
守らなければいけないもの
でも このルールは必要?
というものが 沢山あるんじゃないだろうか?
吾輩はイケメン猫である。
なぁんてね、
僕だよ、僕。
名前はあるけど明かせない。
僕は魔法を操るから
名前は秘密にするのが
ルールなんだ。
だって名前を知られると
魔法の力が弱くなるからさ。
魔法界のルールも
僕らを守る魔法の導きだよ。
「ルール」
『いい? 私が死んでも泣かないルールね?』
『はーいはーい』
母が酔った勢いで決めたルールを
酔った勢いで承諾した父
お線香の煙がユラユラ立ち上る通夜で
写真の母は無邪気に笑う
父は顔を真っ赤にしながら
ルールを噛み締める
本気の勢いで守ろうとしているのが
娘の私にも、わかった
#ルール
300字小説
ルール破りの代償
俺の実家には不思議なルールがある。盆前の新月の夜、家の離れに一族の亡き人が集まるというんだ。
その日は朝から離れの部屋を綺麗に掃除し、沢山の湯のみを乗せた盆を運ぶ。急須と茶筒を用意し、火鉢に火を熾し、入り口の戸に鍵をかける。その後は夜が明けるまで絶対に離れに近づいてはならない。
でも俺は好奇心から茶筒の底にワイヤレスマイクを仕込んだ。そして、自分の部屋でイヤホンで聞いていたのだが……。
「……何か聞こえたのですか?」
「ああ、何か囁くような沢山の声が。その夜からだ、俺はこういう場所に来ると誰かの囁き声が聞こえるようになったんだ」
先輩が道路の脇に目を向ける。そこには缶の花瓶に枯れかけた花が飾られていた。
お題「ルール」
あなたと私の間にある
曖昧なルール
お互いに寄り添うはずの
決め事が
お互いを縛り付ける
曖昧故のルール破り
いつの間にか
ルールはルールでなくなってる
ルール
不適切な昭和のおじさんは、
「ルールは破るものだ!」と言っていた。
しかし、今は令和。
ルールは守らなければならない。
自分も昭和のおじさんだが、今時の若い人の
考え方がさっぱりわからない。
だから、あまり踏み込んだ会話はしない。
それがいいとは思わないが、仕方ない。
我々の時代は競争社会で、他人に勝つ必要があった。
現代は、平等で横一線の関係を歓迎する。
相容れない関係だが、あるべき姿だと思う。
そのためにルールを守る。
2024/04/24 『ルール』
今日は私にしてはくるくると頭が回り、いろんなことが想定通りに進む日だった🛞
その代わり、胃腸が弱っているのか、お腹がキュルキュルとよく鳴る一日でもあった。
職場は図書館。
多くの図書館は静かにするのがルール。
そんな中で鳴るお腹の音は、結構辛い。
因みに個人的には、図書館がシーンと静まり返っている時より、あちらこちらから小さな会話が聞こえてくるくらいが好き。
その場所が、安心できる温かい場所に思えるから📗
昨夜、弟とイヤホンの話をしていたら、手持ちのイヤホンが壊れてしまった🍃
お役御免と思ったのかも。
ごめんよ〜。
明日もどうぞお元気で🤎
「ここでは私が法です」独り身の叔母と夜更けのハーゲンダッツ
題-ルール
ルール
ルールがあるから、世の中なりたってることもある。
それに縛られて逆に世の中を壊すものもある。
けどね
自分だけのルールがあってもいいと思う
簡単に崩れるようなルールなら
はじめから作らない方がいいけど
生きてて日常生活が普通におくれる範囲以内なら
なんのルールを決めても悪くないよな
頑張りすぎない自分をモットーに!!
自分の中のルールってなんだろうって考えてみたんだけど、意外となくてさ
しいてあげるなら、SNSに私生活をさらさない、とかかな
趣味で小説を書いて小説投稿サイトに載せているから、小説のイメージを壊さないようにね
そのSNSも、たまにしか更新してないんだけどさ
たいして反応もないしw
[ルール]
突然ですが、皆さんは、イストリゲームとはしっていますか?
今からイストリゲームのルールをおしえます。
まず最初にいすをならべます。つぎに、あなたの好きな音楽は、ありますか?
あなたの好きな音楽を流してください‼️☺️つぎには、音楽が止まったらいすにすわります。さいごに、いすにすわれなかったひとが負けです。いすにすわれなかったひとは、どんどんぬけていきます。
これで、イストリゲームのルールのせつめいをおわりにします。!
自分のかんそう
さいきん書いていなくてすみません。
たまに書いていないときがあるかもしれません😅
そのときは、書けなくて、ごめんなさい😢
これからもがんばって書いていきます。‼️
子供の頃はルールを守ることが
なによりも大切だと教わった。
廊下は走っちゃいけないし、
カンニングは重罪。
大人になってからは
走らなきゃだらけてる様に見えるし、
下っ端の成果は上司に横から掻っ攫われる。
大人になるって小狡くなる事。
ルールを無視することって勘違いしちゃうよね。
でもやっぱりルールは守るものだ。
ルールを守るほど生きづらくなる世界だけど、
自分のルールを破っては生きていけない。
ルール
この文章はSimejiAIが生成したものです。
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「判決の日」
法廷で過去の証言を聞いた裁判官は、被告人に有罪判決を下す決断を下した。しかし、新たな証言が現れ、真実が明らかになる。裁判官は、自らの選択が間違いだったことに気づき、被告人に謝罪することにした。しかし、被告人はすでに死亡していた。裁判官は、彼の選択によって人生を奪ってしまったことに涙を流した。彼は、今後、決して証拠を無視することはないと誓った。
我が家にはルールがある。
二階の奥の部屋に置いてある箱には触っちゃダメと、母からキツく言われてる。
今日その意味がわかった。箱の中に隠されていたのは気味の悪い歪んだ真実。
頭がぐるぐると回って、私は膝を着いたまま言葉にならない声を発した。
家族に隠し事をされるのが嫌で、色々なものがお宝みたいに見えた家の全てを知りたくて……私はこんなくだらないことのために決まりを破った。
もう私は後戻り出来ない。父と母とは、今まで通りには話せないだろう。
どれだけ不満でも、どれだけ好奇心が騒いでも、開くべきではなかったのだ。
ルールは、私『たち』を守るためにあったというのに。
ルール
いつだって身動き取れないほどのルールを作るのは、自分自身だった。
こうあるべき、こうするべき、私らしくない、私がするわけない…
そんなの本当は自分以外だれも気にしてないのに。
あーあ、やっと気付いた。
これからは「心の赴くままに」。
これが私の新しいルール。
ルール
横断歩道の白い線だけ踏まないといけない。そんな可愛いルールの中で遊んでいられた帰り道。
日々家
※直接的な表現がアリ〼
「ルールって文明の利器ですよね」
「……いや利器ではナクネ?」
珍しくカフェではなく仕事場での会話だった。保湿クリームをつま先から伸ばしながらの私と、足の爪を切る後輩の息遣いが疎らに響いている。
「まーそうなんですけど。先人が紡いできた暗黙の了解がルールじゃないですか。人は殺さない、物は盗らない……」
あ、落ちたと切った爪を探し始める。
「人間性に基づいているから、破った人間を“倫理観”“道徳心”って形のない共通の視点で非難できるし、守ると模範に近づいた実感が得られる」
見つけた爪がゴミ箱に放られた。
「自主性に頼り切ってる気がするケド……で、何が言いたいの」
「ルールを自分勝手に変えるような、非難はされたくないけど実感は得たいっていう自己愛性の塊みたいな人間って反吐が出ますよねって話です」
素股だからゴムはいらないとかお前なんか研究したのかって話ですよ!
私はルールに守られたセックスをする。
このルールから外れたセックスが怖いくらいにずっと。
私はきっと安心しているんだと思う。
愛なんて形のないものより、お金の方がずっといい。
身体以外で愛される自信なんてこれっぽっちも無いんだから。
【ルール】2024/04/24