『ルール』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
「ルール」
ルールは大事だと思う。
ルールがあるから行動しやすい。
ただルールを作り過ぎるのは考えものだ。
ルールがあり過ぎて訳が分からなくなる。
身動きが取れなくもなる。
だから、たまにルールを破って行動することがある。
破ることで物事がスムーズに進み、
いい結果になることも多い。
あまり破り過ぎちゃうと睨まれてしまうので、
ほどほどにルールを破ってます。
規則だらけの中で生きてきたのだから今更ルールと言われても…??
じっと考えていた時に、我が家の小学生が私の隣に座り「家のルールを決めよう」っていきなり言い出した。「何で?」
今日のお題を知るはずもない…
偶然にしてはタイミングが良すぎる。
こりゃ、「以心伝心」ってやつか?
だから有り難く、「じゃ、考えて」って言ったらこんなルールを書いてくれた。
①一階のトイレのスリッパを揃える。
②二階のトイレのスリッパを揃える。
得意そうに私に発表すると、すぐトイレのドアに貼り付けに行った。
考えすぎない…この素直でまっすぐな気持ちに今日は助けられた。
純粋な心で決めたルール守らないとね。
それにしても不思議だ…何でわかった?
[ルール]
海外では幸せに過ごす
"8・8・8"ルールと言うものがあるらしい。
8時間、睡眠を取りましょう
8時間、働きましょう
8時間、自分の時間プライベートタイム
まずは、8時間自分を大切にしてみましょう。
これを読んでくれた、あなたが幸せになりますように。
ルール
この世にルールなんてないよ。
全部、誰かが勝手に決めただけで。
「化粧をするな。」「ちゃんと化粧して。」
「勝手に動くな。」「自分で考えて動け。」
人によって、場所によって、規則は変わって。
所詮誰かの意思、考え方に則られている。
そんなの分かってる。分かってるけど。
置かれた場所で咲きなさい、なんてよく言ったもので。
そこで正しくあるために、反乱分子にならないように。
理不尽に耐えて、意味の無いルールも守って。
いつまでそうしていればいいんだろうね。
ルールは、
人を守るために
お互いが心地よく過ごせるようにある
だから私は
私にルールを作った。
私の心を守るため、
あなたを守るために
ルールは縛るためにあるもの。
「まぁ、捉え方によってはそうなるよね」
「うん。ある程度ルールが必要なのは分かるんだけどさ」
「でもさぁ、最近の学校の校則が厳しいってよく聞かない?」
確かに、恋愛禁止、あだ名禁止……などなど、ニュースで話題になっているのをちょくちょく見かける気がする。
どれも、学校それぞれに考えがあってやっているのだろうけど、やりすぎだと考えてしまう時がある。
「縛りすぎもよくないと思うけどねぇ。いざもっと自由になった時、どこまで手を出せばいいかが分からなくなるから」
「それで、犯罪が起きちゃったり?」
「うーん、どうだろう?そこまで起きるものなのかな?」
わかんないや〜、なんて貴方は笑いながらレモンサワーを1口飲んだ。
「ルールを守るのも大事だと思うよ。でもさ、失敗もひとつの人生経験だと思うの。そりゃ、犯罪はよくないよ。でも、失敗が起きないようにルールで縛るのは、ちょっと違うんじゃないかなーって」
ま、それぞれ違う意見があるしね!なんて貴方はニカッと笑って見せた。
それぞれの意見、貴方は決して人の意見を真っ向から否定しない。
だから貴方は、ルールに縛られながらも、自由に生きて、輝いているんだなって。
ルール
たしかに、人生縛られては生きたくない
けど、縛るものがなければ?
まぁ大体想像できる、だって人間の欲望のまま
好き勝手に行動、言動ができるのだから
だから
必要最低限のルールは守るべき
あなたが本当に守りたいものは
あなただけだった
あなたが守ってきたルールは
私には些細なことだった
ルールさえ守れば失敗しないと
信じて疑わないあなたが嫌いだった
だから
あなたが守ると決めたものを
私が守れるはずがなかった
あなたにとって私は
一生理解できない人間になった
私にとってあなたは
一番つまらない人間になった
『ルール』
家に帰ったら鍵を閉め、手を洗い、米を炊き、シャワーを浴び、服を着替え、肉を焼き、米と肉を食らい、歯を磨き、ベランダで本を読む。
いつも変わらず、このルーティンを繰り返している。
どれだけ帰りが遅くなろうと、雨が降ろうと、熱があろうと、必ず守る。
このようなことをしてなんの意味があるのかと思うだろうけれど、私のように何も確かなものを持たない者にとっては、確かなルールを守ることが、自分という存在を確かめるほとんど唯一の方法なのだ。
だから今日も、家に帰ったら鍵を閉め、手を洗い、米を炊き、シャワーを浴び、服を着替え、肉を焼き、米と肉を食らい、歯を磨き、ベランダで本を読む。
ベランダで本を読む。ベランダで本を読む。ベランダで本を読む。
ベランダで本を読む?
ルール
杏さんと俺の中のルールは基本ふたつ。
決まりをつくると
守った守らないで喧嘩になるから
のっぴきならない事がない限りは
決まりは作らない。
これからどうする、より
どうやって解決するかが大事。
もうひとつはそんな二人の間で決められた
唯一と言って良いほどのルール。
ある日ふと冷蔵庫に入っている
駅前のスイーツ店の限定プリンは
どんな理由があっても食べてはならない。
食べたが最後、
杏さんが般若の顔になって戻ってこなくなる。
もうあんな鬼みたいな顔は
見たくない…。
マジで怖かった。
それは ないと困るもの
だから 守らない人には
ペナルティがある
路上のルール
そかそか
人間同士のルール
なかなか
ややこしい
小学生のおにいちゃんのお友だち
何でもできてかっこいい
まだ幼稚園児だったわたしは
ある日思いきって言ったのだ
「大きくなったら結婚してください」
「うーん、、
ぼくより背がとっても小さいでしょ、
だからだめだと思う」
そんな決まりがあるのかと
素直に納得してあきらめた
かなしい気持ちにもさせず
なんと優しい紳士だったろう
「ルール」
#401
【ルール】
たくさんありすぎると
窮屈になる
だから みんなが幸せになれる量を探そう
少なすぎると
自由奔放
相手のことを考えないと上手くいかない
少しいいやと思っていると
どんどんどんどん
崩れていく
ルールについて。
自分はルールというものが大嫌い。
何かに縛られたり、制限されるのが嫌いだから。
だからルールだらけの学校が嫌いだった。
でも学生ではなくなった今、家のルール、社会のルールを認識し、できる限り守る意識をするようになった。
ただ、大人になったからといってルールに従おうと思っているわけでもない。
ルールは最低限、意味のあるものでないと納得はできない。
でもそんなんじゃ生きていけない。
それを痛感しただけである。
叱ることがある時は、ご飯を食べ終わった後に。
それが我が家の…というか、父の決め事だった。当時は結局怒られるのは変わらないのに、と思っていたけれど、私にヘソを曲げて部屋に籠ってご飯を食いっぱぐれたなんて経験がないのも、父に瞬間速度の感情に任せた酷い言葉を遣われたなんて経験もないのは、きっとそのお陰だったのだろう。
見習って私も父がトイレットペーパーを使いきったのに交換せず放置したことはご飯を食べ終わったら言うつもりである。覚悟しろ。
"ルール"
ルールの対義語は文化だと聞いた事がある。
例えば学校には、「スマホ禁止」というルールがある。
でも「学校では学業に集中するものだ」という文化が
あれば、ルールはいらない。
成程、確かに文化はルールの対義語かもしれない
今の社会は意味も無くルールに溢れ、日々増え続けている。
その裏で常識という文化はどんどん消え、失われていく。
ルールを知らない 小鳥がいた とても生き生きしていた。
ルールを知らない 人間がいた 不安で泣いていた
ルールを知った 小鳥がいた とても生き生きしていた
ルールを知った 人間がいた 無表情で怖かった。
ルールがあるから守られる人がいる。ルールがあるからできないことがある。
人はときに自分の都合でルールの有無を決めてしまう。
【テーマ『ルール』】
生まれた生命はいつか死ぬ
それが、この世界で唯一絶対のルールだ
お世話になっている家の飼い猫が亡くなった
腎臓病を患っていたらしく
亡くなる数日前から水とご飯を拒否するようになり
最期は飼い主であるお母さんの見守る中
深夜3時に亡くなった
私自身、ちょくちょく世話をさせてもらう間柄で
幸運にも当日に予約を取れた火葬場で
お母さんとその息子である彼氏、そして私の3人で見送った
両親の祖父母も健在で
これまで誰かの死に触れる機会のなかった私は
死んだばかりの猫の亡骸が
まったく眠っているようにしか思えなかったことと
呼吸の上下がなくなったことで
そこに魂が入っていないと
直感的に理解させられたことへのギャップに
自然と涙が溢れていた
葬儀から帰って、ぐったりと帰宅した翌日
私は心身ともに倦怠感を覚えた
飼い主に対して気を遣ったこともあるだろうが
なにか、自分の中で根本的な何かが
崩れていったような予感がしている
それがなにかは分からない
ただ、一つ思ったことがある
全生命が皆、亡くなったネコと同じ
骨になる最期をたどるなら
皆、いつかは息を引き取るならば
今際のきわで後悔のない生き方をしたい
生前と同じ光を灯した瞳と
あの冷たい肉体の温度を
私はきっと忘れないだろう
死という概念の断片を体感させてくれた猫さんと
この文章をアウトプットさせてくれた
私の体と神経回路に感謝して
この瞬間からまた、生きようと思う
#ルール
ルールは、必要だと思う。
だが、時にルールは、人を苦しめる。