『ブランコ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
思いっきり立ちこぎして
思いっきりジャンブして
遠くに跳びたい
『ブランコ』
ブランコ
悩んでいる。こうするべきか、ああするべきか
正しいのか、間違っているのか 成功なのか、失敗なのか
行ったり来たりしてる。ブランコのようだ。
ずっと動いていては止まれない。、、、決まらない。
漕ぐのをやめて降りてみようか
また新たなことが始められる
ブランコ
小さい頃ブランコを乗ると、空を飛べるのかなと
思いました。
今ブランコを乗ると、寂しく感じてしまう。
動かないブランコは
ブランコとよべるのか否か
なにかを知りたくて
漕ぎ始めようにも
蹴り出す地面がない
証明したくて
上を見上げても
鎖のてっぺんが見えない
でも私はブランコに乗っている
自らの意思で
そしてこれからも
私の気持ちが揺れ動くことはない
降りたいとも降りようとも降りれるとも思わない
だってこれはブランコなのだから
『ブランコ』
心が
元気不足になったなら
公園の片隅の
ブランコに乗って
ゆらゆら
ゆらゆら
揺れながら
移りゆく空の色
変わりゆく雲の形を
眺めていましょう
心の窓を開け放ち
風を通せば
きっと
明日は
笑顔になれるから
# ブランコ (25)
大きな公園にブランコは2つだけ。
誰が座れるか走って取り合ったことを覚えている。
坂を登った上にある公園はたどり着いた頃にはヘトヘトで、それでも必死に走って。
横向きに座ってくるくる鎖を巻いて、動かせなくなったら一気に足を離して回転して遊んでいたのだつて朧気に覚えている。
雨が降った日は足元に水溜まりがあって、失敗して背中から水溜まりに落ちて背中を泥だらけにして帰ったことも。
ジャンプして遠くに飛び降りる友達の真似ができなくて悔しかったこともあった。
決して忘れたくない幸せな思い出。
必死に握った手に残るあの鉄の匂いをきっと私は忘れない。
ブランコに乗って 淡い夕焼けを見て
小声で『君も今見てるのかな。』と呟く。
心のブランコは揺らいだまま。
ブランコ
大好きでした、ブランコ!
幼かった頃の思い出ね。
特に立ちこぎが楽しかったな。
無心に遊ぶなんて、もう出来ないことです。
子供にだけに与えられた特権ね!
「ブランコ」
大空を掴みたくて
無我夢中にブランコを漕いで
太陽に右手を翳すと、
青く雲一つない空を
掴めたような感覚に陥った。
ブランコ
実家の団地敷地内の公園には、滑り台と鉄
棒はあったが、ブランコで遊びたいときは、
少し離れた裏の公園へ。私が子供のころは、
近所のお兄ちゃんお姉ちゃんが公園で遊ん
でくれて、その真似をしてブランコの漕ぎ
方も覚えた。
世情が変わり、遊具の遊び方は親が我が子
を見守りながら教える時代に。心配性の私
は、もちろん付きっきりで遊ばせていた。
女王気質の娘は、これまた当然のごとく自
分でブランコを漕がなかった。もっと強く
押せと命令気味で可愛くなかったな。
大人になると、ブランコの揺れは気持ち悪
くてなかなか楽しめない。滑り台も幅が狭
くお尻がつかえるし、走り回っていた公園
は、小さく感じる。もう遊ばないけれど、
たくさんの思い出があふれている。
皆んなが好きな遊具の一つ
取り合いまでしてしまう
そんなに人気な遊具
そんなブランコの気持ちは多分
嬉しいだろ楽しいだろう
でも寂しい時もあるだろう
その時は泣いているだろう
楽しい時寂しい時も
ブランコは頑張っている
楽しい時は、夜ご機嫌で
ぐっすり眠る
そんなブランコをみんな知っている
乗る時はみんなブランコに当たらないように
気をつけて乗ってね
進んで戻って
登って落ちて
私の人生みたい。
#ブランコ
#1『ブランコ』
君の隣で雲を取ろうとしたら君は
『雲はとれないよ笑』
と笑った。
君の一言で揺らぐ僕のブランコは何時になったら止まるのだろう。
ブランコ
小さい頃は
靴を遠くに飛ばしたり
柵を越えるように
飛び降りたり
どこまで高くこげるか
立ちこぎで試してみてた
最近は押すことはあっても
乗ることはない
乗ったら壊れるんじゃないか
そんなドキドキがある
ゆらゆら
ゆらゆら
青空の下に
ゆらゆら
子供たちの笑い声
鳥がさえずり
風は、優しく頬を撫で。
気持ち良い春のいちにち。
ぶらんこ
ゆらゆら。
ブランコを漕いでいる時の感覚は忘れられない。
もう漕ぐことはないが、あの感覚は鮮明に覚えている。
頂点に達したときの浮く感覚。
勢いよく前後移動するときの風。
この2つが、ずっと僕の中にある。
無意識に足に勢いをつけて、どんどん景色が高くなっていくときの恐怖。
前に飛ばされるのではないかという恐怖。
これらもずっと、僕の中にある。
あの感覚を、もう一度味わいたい。
公園にあるようなブランコでは、もう僕の体は大きくなっている。
どこかに大きなブランコはないものか。
ないとは言わせない。
覚えていても、いくら鮮明に覚えていても、実際にやるのとでは天と地の差くらいに違うものだ。
もう一度漕ぎたい。
あの感覚を、もう一度。
ブランコ
夜の公園
ふたりで乗ったよね
覚えてる?
あの日あなたはすっかり変わった風貌で
新しいにおいを纏っていた
だけど幸せそうに微笑むその顔
4年前のあの頃と変わらない
気持ちもすっかり消えてしまったの
そんなふうに感じて寂しくなった私が
嘘かのように笑顔になった
あなたのその顔が大好きで
好きで好きで好きで
その顔をいつまで向けてくれるかな?
4年後はそばで見られるようになってたらな
そんなわがままを言っとくよ
ブランコ
あの、腹のみぞおちが抜ける感覚、
いくつになっても忘れられません
あの頃、一日中遊んで結局最後はいつもの公園に。
オレンジ色に染まる景色の中ブランコに乗りながら大声で歌ってたよね。
今も時々その時のオレンジ色、声思い出すんだ。
モヤモヤで息苦しくて外に出て
蹴っ飛ばすよう夜のブランコ
お題:ブランコ