『バレンタイン』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
今年は友達からも貰えなかったバレンタインチョコ。
周りのみんながまだ受験勉強に熱中しているのに、1人だけ推薦合格をもらって終わったことが悪いように思えてくる。みんなは羨ましがるけれど、なんだか取り残されたみたいだ。
⚠️ノンフィクションです
自分語り失礼します🙇
自 大丈夫。大丈夫。何回もシミュレーションした。大丈夫。
渡して仲良くなりたいこと告げるだけ!!
結果‼️
渡したけど他のせいとにみられたよ‼️‼️
しかも渡すとき転んだよ‼️
お礼のLINE来てないし脈なし‼️
全国の女子へ‼️‼️‼️‼️
渡すとき転ぶ私みたいな人だっているからもし嫌なことあっても元気出して‼️‼️‼️‼️
皆ハッピースマイル‼️‼️‼️‼️
ハッピーハッピーハッピーハッピーハッピーハッピースマイルスマイルスマイルスマイルスマイルスマイルスマイルスマイルスマイルスマイルスマイル‼️
君がくれたのはミルクチョコレート
甘いの好きなの知ってたのかな
でもちょっと苦い気がした
きっと余ったチョコレート
「忘れてた」と
僕に関係ない今日を鼻で笑う。
だけど、内心は期待で胸が張り裂け
ドロドロと溶けてしまいそうだよ。
今日の勢いであの子に貰えたら、
それだけで天まで昇りそう!!
僕は今日、
君の甘いハートが欲しくて待ち焦がれている。
お題 : バレンタイン #43
バレンタイン
毎年先生にあげてたけどコロナになってからあげなくなった。
またあげてもいいのかな?
何が出来ても出来なくても
何があってもなくても
何を持っていて、何を持っていなくても
幸せな人は幸せだし
不幸な人は不幸だ
僕たちは結局
自分の中にあるものしか
感じることは出来ない
はい
お
チョコレイト〜〜
あり〜
てんきゅてんきゅ
お返しは3倍で
ちょっとお金がぁ
お金の話するやつはモテないぞ
お前がいるから問題ないんだよな
はいそういうとこ〜モテるとこ〜
草
お題『バレンタイン』
バレンタイン
会話文オンリー ─────
「ねえ、今日さチョコ持ってきた?」
「持ってきた持ってきた!てかさ、今日テストは
まじヤバくね~空気読めてない」
「それな〜?」
「3分前着席とかだるすぎ」
「ひざ掛け無しは普通に寒いんだが〜」
「「それな」」
「あ、ヤバ先生キタ」
「じゃ、放課後渡すから」
「りょ~」
本命、義理、友、、、
或いは、自分へ
「好き」も
「いつもありがとう」も
「これからもよろしく」も
素面じゃ言えない僕達は
今年も甘い魔力に縋る
僕から。
2024/02/14㈬
ここで日記を書き始めて、3週間。
初めて内容が、お題と合う。
ただ、食べ物日記になってる。
ホワイトチョコレートを渡した。
ホワイトチョコレートが好きなのを
知っているから。
あんまり喜んでない?
聞いてみたら、頭痛がするんだって。
明日は、雨だもんね。
低気圧で悩む皆さん、
無理をせずに、ですよ。
後から「貰えるとは、思っていなかったから嬉しかった」って言って貰えた。
いつもはトーストを焼くだけ
なんどけど、今朝は料理をした。
料理名をなんて言うのか、知らないんだけど、トーストの真ん中を
四角く切って、フライパンに置いて
切った中に卵とチーズと野菜を
入れてから切り取ったトーストを
蓋にして焼くやつ。
伝わった?
そして今年初の苺を食べた。
去年は「来年は苺食べられないかも」と思って結構食べたんだけど
今年も食べられた。
杞憂だったね。
でも今年も、来年は…って思ってしまうんだ。
おやすみ。
この大きな宇宙のなかで
美しい青い星に生まれて
好きな人と出会うなんて
とても幸せなことだよね
恋の魔法をかけた天使が
空からキミを見ているよ
街はmagentaに恋焦がれ
愛が色濃く優しく染まる
大切なのは伝えることさ
勇気は心を強くするから
今夜は愛の中でおやすみ
『バレンタイン』
「うっわ! それ、めっちゃおもいろやん。ほんで?」
「それ以上のことなんてなんもないよ。通学路にある竹藪にチョコ捨てられて、そんで終わり」
「なあ、ガチなんか? ほんまにガチなんかそれ。あいつ最低やん。顔面バチクソに叩いたろかな」
「いろいろしんどいことになるから、それだけは絶対にやめて」
「とりあえず、捨てられたチョコは俺が見つけたるやん」
「いいよ、やめて。そんなことしなくていい。大体、見つけてどうするの」
「決まってるやん、そんなん。食べ物なんから食うやろ。普通に」
「打ち捨てられたやつ食べるとか不衛生の極みだから。下手しなくてもワンチャン死ぬよ」
「全然平気よ。俺、気にせんもんそういうの。全然食うし」
「危機感どうした? お母さんのお腹の中に忘れてきたん? ……てかもうないから」
「なんで? あるかもしれんやん」
「ない。ないんだよ。回収しようと思って夜中に見に行ったら、なんかゴソゴソ音してスマホのライト向けたら、わけわかんねえくらいでっけえ犬がチョコ貪ってたからもうない」
「……ッ、ふふふふ、ごめ、あははははは!!!」
「は? 笑わないって言ったのになんで笑ってんの? 今日を命日にしたいってこと? いいよ、わかった。今からあんたの頭をそこの鉄バケツで叩いて、花壇に埋める」
「ごめんごめん。ほんまごめん。そんな怒んなて。てかさ、それやったらその犬ごと俺がチョコ食うたるやん」
「なんで? なんでそうなるの? そこまでしてチョコ食べたいなら、もう買いなよ。お金やるから買って食べな」
「いや、それはあかん。バレンタインデーに自分でチョコ買うんはセンシティブすぎるっちゅーのもあるけど、そこはさぁ、お前の作ったやつやないと意味ないんよ」
「そんなの知らないし、別にあんた宛にチョコ作ったわけじゃなんいだけど」
「俺宛ちゃうくても構わへんよ。どんな形でもあっても、お前のチョコ食えるんやったら、俺はめっちゃ幸せやねん」
「なんかさ」
「おん?」
「割とグロいこと言ってんの気づいてる?」
一頻り笑ったあとマックに寄り道して「バッドバレンタイン乾杯!」とかわけわかんない掛け声と共に三角チョコパイを食べた放課後を馬鹿みたいにいつまでも憶えてる。
いつか忘れてしまったとしても、死ぬ間際に思い出す気がする。
おじいちゃんが言ってた。薄れてしまった何気ない日々が、ふわっと色鮮やかに蘇るって。それは人生で最も豊かな時間で、最も大切な記憶らしい。
あいつが今でも自分の隣に居てくれたらよかったけど、そういうのって概ね叶わない。
どうしてこうなってしまったんだろう。たぶん、自分が悪い。
ゆったりした心地良い関係性に永遠なんてない。わかってたはずなのに、甘え続けたから崩壊した。
どれだけ後悔を重ねても、完結を決定として過ぎてしまった結果は覆せない。
いつからか、あいつ今なにしてんのかなって思うことしかできなくなってた。
今はもうあの日に食べた三角チョコパイの味も、あいつの顔も、ぼやけてる。
頭の中に居座ってるくせに、ぼやけるなんて卑怯だろって思いながら、煙草の煙を吐き出す。
夜の闇に燻る煙草の煙は、記憶がぼやけていく様と似ている気がする。
きっとハッピーで溢れているだろう日に、こんなにも切ない気持ちになるなんてさっていう感傷は過ぎていく今日と共に薄れていく。バイバイ、バッドバレンタイン。
【バレンタイン】
2月14日。
この日になると女子が揃って落ち着かない。かくいう私も、先生に見つからないように好きな男子にチョコをプレゼントする機会を伺っていた。
放課後、チョコを渡し終えた女子は落ち着きを取り戻し、かえって男子が落ち着きを無くす。
好きな人に堂々とプレゼントができるというこのイベントが楽しみだ。
友達に渡すチョコを手作り。あの子に渡すチョコは、他とは違う特別デザイン。そんなことを考えながら、当日を待ち侘びる。
先生に見つかるかもしれないというハラハラ感も、いつもの日常と違う刺激になる。
渡したあとの返事は貰えるのかな?
そんなことを考えながら過ごしたその日の夜は、少し興奮して眠れなくなる。
買ったチョコを自分で食べた
大丈夫。そんなの、
明日にはまた普通のことになる。
【バレンタイン】
もう10数年。バレンタインはわたしの戦。
彼氏の分は、私のお裾分けね。
私は同性愛者
こんな私がチョコを渡してもいいのかな、
貴方は、優しいから受け取ってくれるだろうけど
本命なんて思わないよね
友チョコじゃないんだよ?
こんな私が好きになっちゃってごめんね
バレンタイデーだからって、気張ってデパートで高くてちっちゃい箱のチョコレートを買って、バイト上がりにうちとは反対方向の池上線に一緒に乗った。
五反田の駅のホームで、「こういう日にこういうものをこうやって渡すのは、そういうことだから」って言いながら、「だから嫌なんだよ」って言うひとに押し付けた。
若かった。好きだった。大好きすぎて、気持ちが伝わりすぎてた。10歳以上も年上でいまだにバイト暮らしのひとには、きっと眩しかった。重すぎた。全部わかってた。だから、安心してた。叶わないことも折込ずみで。
何度も「そういうことだから」と「わかってるよ」を繰り返して、ふたりとも居心地がよかったんだと思う。
一粒、500円くらいするチョコレート。「そういえば、うまかった」って言った声がまだ聞こえる。
#バレンタイン
チョコレートってさ
溶けると混ざり合って1つになるけど
冷やすと、どう頑張ってもくっつかないよね
人間みたくね?
#バレンタイン
初めて使ったリップカラーは、ピーチピンクだった。
初めて使った香水は、甘い青りんごの香りがした。
…ラッピングって難しい。
文字付きのリボンを買ったのは失敗だった。
あのときチョコを渡した人とは違う人と一緒になって。
今は、娘が名前の響きで決めたであろう「フォンダン・ショコラ」と格闘する姿を後ろから眺めている。
題目「バレンタイン」
「バレンタインは当日夜が狙い目なんだよ。百貨店の特設コーナーのチョコが割引される。」
スーツ姿の貴方に手を引かれて、初めて百貨店に入った。
こんな事になるとは思って無くて、モッズコートにジーンズだった自分は、店員さんにどう見られるかドキドキした。
貴方は堂々としていたけど、少しだけ手が汗ばんでた。
どれがいい?と突然訊かれて、咄嗟に買ってもらってしまった惑星を模したチョコレートは、なんだか食べるのが勿体なかったけど、美味しくてちゃんと全部食べたんだった。
たしか帰りがけに、自分は子豚の形のチョコレートを渡したんだっけな。
あれは貴方なりのデートだったのかな、と、今でもこの時期になると思い出す。
題目「バレンタイン」
バレンタイン
へえ、チョコもらいたいの?
無理だね、ボスはそんなこと考えちゃいない
ずっと好きな人のことでも考えてんじゃない?
それともあの執事となんかしてるか…。
はあ、とにかく今年もチョコはもらえそうにないな
ん?部屋の前にチョコが…!?
はあ…新手の心臓に悪いドッキリだな
なんでチョコってわかるんだよ?
…お、お前が用意したって!?
はあ…サービス精神止めろよ
どきどきするだろ…!