『スマイル』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
スマイル
ねえ笑っててば!
せっかく綺麗にしてもらったんだから
泣いてちゃ見えないでしょ!
...まあ仕方ないか
私の葬式なんだから
でも笑って見送ってほしいな
最後のお願いなんだよ?
本当に!
一生のお願いだから!
スマイル
君の笑顔はやっぱり特別だ。
君が笑うと、みんなつられて笑い転げてしまう。
私の人生の中で、この瞬間が一番平穏で美しい時間かもしれない。
むかしある達人がみんなの前で、手にした花を見ながら微笑んだらしい。それを見て微笑んだ弟子もいたらしくて、達人はこの弟子に奥義を伝えたんだそう。
なんで? とか思っててはだめで、その花の美しさを知ってるから一緒に微笑むことができる。ネコ動画を見てる人を見て一緒に和んじゃうみたいなもの。
その花が何かは知らないけど、だから実は弟子はその奥義をすでに知ってたんですよ。
意識しながら口角とか上げてててもだめなんだってば。
「××ちゃんって、いつも笑ってるよね」
笑ってるわけ無いじゃん。
泣きたいことも、たくさんあったよ。
でも、笑顔がいいの。
私が笑ってれば、みんなも幸せだから。
自分のおかげで誰かが笑ってくれると、嬉しいだろうから。
私は笑ってるよ。
顔だけね。
*:.。..。.:+・゚・*:.。..。.:+・゚・*:.。..。.:+・゚
「おねえちゃん、ありがとう!」
「私も、あなたが笑顔になってくれて嬉しいわ」
あの頃から、決めたんだ。
人を、笑顔にするって。
*:.。..。.:+・゚・*:.。..。.:+・゚・*:.。..。.:+・゚
「だからって、自分は笑ってなくていいの?」
そんな事、初めて言われた。
考えたこともなかった。
「きっとそのお姉さんは、××にも笑っててほしいと思うよ」
すこし
まじめに
いわせてよ
「Look at me」
いや、縦読みヘタクソか
#スマイル
「あなたの笑顔が好き」
そう伝えるとあの人は照れたのか頭をかいて、でも嬉しそうに顔をくしゃっとして笑ってくれる。
「ありがとう」
その一言で、私も笑顔になれる。
明日もまた、会えますように。
『スマイル』2024/02/08
「スマイル」なんて使うのはマクドナルドのスマイル0円くらいではなかろうか。
そのせいか、スマイルというと単に笑顔というより営業的で嘘くさい。新興宗教じみたものすら感じて、どこか不気味だ。
このイメージを払拭したくて「smile」の語源をネットで検索したが、ここに載せるために真偽を確かめるのが面倒で途中でやめた。
スマイル。スマイル。スマイル。スマイル。
繰り返すとやっぱり胡散臭い。
スマイルを強要してくる人間には注意したほうがいいだろう。
スマイル
カメラの前で…
お客さまの前で…
まわりの人の面白くない話を聞きながら…
笑顔の『お面』をつけることをやめた
じふんの楽しいときだけ…
じふんが自然に笑えるときだけ…
やめたはずなのに
笑顔が増えた
『お面』で見えていなかった
世の中は楽しいことが溢れてる
もうダメだ 笑いのスタンプ打ち付けて 亀裂を撫でる 午前1時
心の底から笑えるようになった
張り付いた笑顔も
見せかけの笑顔も
もうしたくない
心を柔らかくしてくれた
たくさんの人たちが
私に本当の笑顔をくれた
ありがとう
スマイル
落ちてると…スマイルなんて
できないの
でも…
奇跡が起きると…
自然に心満たされて
スマイルになるよね
「スマイル」
心から笑顔になれるその日まで...
ほーマイルケジャクソン?
お題はスマイルジャパンじゃあーってかあε=(ノ・∀・)ツ
口角が上がっている人と、
へのへのもへじみたいな口の人、
どちらが「スマイル」に感じます?
そういえば
「スマイル」とは
かなり無縁な浮世絵美人。
調べてみると
スマイルはお行儀が良いとは言えない。
大変な時代だったのね…
スマイルに満たされる。
皆が私を囲んで笑顔を浮かべている。
輪になって、前から、横から、後ろから、斜めから。全員が私を見るだけで幸せそうにしている。
そのうち手を繋いでぐるぐる回りだしそうだ。
彼らの顔は燃えている。
違う。炎の明かりを照り返しているんだ。
明かりが、熱があれば人は幸せだ。
しかし私には熱すぎる。
足元から頭へと灼熱が昇ってくる。
早く解放されたい。
だけど私の足と手と胴を柱に縛りつける縄はぎりっと肉を締めつける。痛いはずだがに熱さでそれどころではなかった。
私が叫ぶほど、苦しむほど、彼らのスマイルは深くなる。
きっと燃え尽きても彼らは笑い続けるだろう。
【スマイル】
君の笑顔が大好き。
明るくニカッと笑って、周りを巻き込むような笑顔が。
でもね、少し思ってしまう。
君の笑顔を独り占めしてみたいと。
駄目だと分かっている。
君は人気者で、僕に好意を抱いている訳無いのだから。
いつも、横からこっそり君の横顔を見ているだけ。
君の笑顔が欲しいと。
そう、願うだけ。
大好き。
君が僕を好きだったら、なんて。
何度も考えたけど。そんなわけ無くて。
心の中で君が好きだと、ただ、それだけ。
でも、出来ることなら君の笑顔が欲しいな。
"Give me your best smile?"
るあ
スマイル、スマイル〜!
笑顔でいなきゃ、元気でないぞ!
さあ笑って…あら!いい笑顔ね〜!
こっち向いてね〜?
はい、チーズッ!
――――パシャッ
いい写真が撮れたわ〜。
それじゃ、君は203号室ね。
さ、行きましょ。
…ほら、何ぐずってるの。
良い遺影が撮れたじゃない。
〜余命者専門 遺影写真事務所〜
「いつもなら普通に笑えるのに
カメラ出されると顔が引き攣っちゃう。
なんか、演技しろ!って言われてるみたいでさ〜」
あぁ、あなたが羨ましい。
私はカメラがないとうまく笑えない。
笑え!って言われないとね、笑えないの。
自然な笑顔で笑えてるあなたがどれだけ羨ましいか。
カメラだと顔が引き攣るあなたがどれだけ愛しいか。
ねぇ、あなたはさぁ、どちらが好み?
自然だけど奇麗だけど愛が篭っていない笑顔か、
不自然で不格好だけど、愛しかない笑顔。
きっとあなたならこっちを選ぶはず。
あなたに届け。
不自然で不格好なスマイル。
#2
#スマイル
街角に流れるミュージック
懐かしい歌
知らず知らずに
涙が溢れる
悲しくなんかないのに
寂しくもないのに…
見上げた空には青い月
優しい風が涙を乾かす
マイケルは囁く
笑っていれば大丈夫
明日はやってくるさ…と
君を笑顔にする方法は分かるのに。
自分を笑顔にする方法が
どうしても分からないんだ。
笑ってる顔がとっても素敵だよ
スマイル、スマイル
でもね、作り笑顔を続けてると
本当に笑えなくなってしまうこと
君は知らない
だけど、君が笑顔になるなら
どんなときも笑ってみせるから
どうか、君は傷つかないでいて。