『ジャングルジム』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
働きに行った母を待つ
公園のジャングルジム
一人でも平気だったよ
寂しさを知らない
子どもだったけれど
お腹の虫は鳴いたよ
友達はいらなかった
夕暮れの下で
ただ登ったり降りたり
それだけで良かった
いつの間にか僕も月日を重ねて
大人になり寂しさを感じたりもしたけれど
今はもう元通りの一人にも慣れて
思うままに生きるそれだけでいい
保育園にある
大きくてカラフルな
ジャングルジム
1段目は赤ちゃん達のため
小さな靴をはいて
横棒を持って立ち上がる
てっぺんの高い場所は
年長さんが激しく
登りつめるところ
小さい子達は
そのスピード
足の動き
奇跡のようなしなやかさを
目に焼きつける
ジャングルジム、昔はそこに登って夕焼けを、
眺めていたなぁ、と振り返る、大人の日々、
私には、社畜という、地獄の労働が待っている、
労基法って、存在しますかね?、という場所で、
勤務している、何故か、ミスやら接待やら、
全て私に押し付けてくる、無茶苦茶だし、
セクハラしてくるし、モラハラもあるしで、
こんな、会社辞めてやりたいが、その割には、
給料が何故か高い、普通なら、逆だろって思うが
トップの頭だけは、マシだったようだ。
その人は何でも商談成立するし、他会社とも、
仲良しだし、何より、頭脳明晰なのだ、まぁ、
人材の集まりに困っていたようだが、
人を見る目だけは、ちゃんとしていた、
他の人と給料を比べるとかなりの差が付いている
能力給だと、社長は言ったいた、才能を認めてる
そう言う事だから、私は、辞めたくないし、
何よりも、あの人の笑顔を何度でも見たいから
私は、今日も働きに職場へと、足で向かっている
"今日も頑張りますかぁ!!"
あぁ、この会社に入って良かった。
社畜でも幸せって見つけられるもんなんだな。
いつまでも、やっていようかな……。
夢はいつまでも、いつまでも、見れるよね。
絶対に。
いつまでも、夢を見すぎては、
現実が見えなくなるよ?
皆様も、こうはならないでね。
(解説)
本当は社長の顔なんて見ていない、
金額もさほど変わってやいない、
全てが自分の作る、
現実逃避から作られた物であり、
社畜としての心が壊れないようにする、
ただの保険でしかない世界だと思っていたのだ。
だから、こそ、そうなって欲しく無くて、
作者は警告を出した小説である。
次回の小説をお楽しみに。
終わり。
コツン、コツン。
トンネルの中で、自分の足音がこだまする。
通る車も少ない、古くて寂れたトンネル。
俺はそこを歩いていた。
正直言えば、このトンネルは使いたくなかった。
古くて『いかにも』な雰囲気で幽霊が出そうなのだ。
ホラーが苦手な自分にとって、このトンネルは恐怖でしかない。
なお悪い事にこのトンネル、幽霊が出るとのうわさがある。
それは誰もいないのに、どこからともなく声が聞こえてくるらしい。
そして声に振り返ってはいけないと言われている。
もし振り返ったら……
ああ、恐ろしい!
そんなホラー恐怖症の自分だが、このトンネルを使わないといけない理由がある。
実は、知り合いとの待ち合わせに遅れそうになのだ。
知人は遅刻にうるさく、なんとしても間に合わせる必要がある。
大幅なショートカットが出来るこのトンネルを通っているのだが――
「フフフ」
来た!
どこからともなく女性の声が聞こえる。
そして足音は自分の物だけ。
間違いない、幽霊だ。
「そこのお方、聞こえていますよね?」
今度は耳元で『誰か』がささやく。
驚いて体が飛び跳ねなかったことを褒めてやりたい
まさかすぐ後ろにいるとは……
だが反応してはいけない。
こういった手合いは、反応すればどこまでも追いかけてくるからだ。
平常心、平常心。
バクバク言ってる心臓の音が聞こえないことを祈りつつ、僕はトンネルを進む。
「はあ今日もダメか」
さっきの芯まで冷えるような声はどこへ行ったのか?
急に間の抜けた声が聞こえる。
「起きて急いで支度したって言うのに、空振りかあ」
寝てたのかよ!
というツッコミが出そうになるが、我慢する。
なんだこれ。
自分の中の幽霊の概念が崩れていくぞ。
「あーあ、せっかく好みの子なのになあ」
その好みって、憑りつきやすいって意味?
それとも顔が好みって事?
恐怖が消し飛び、
「暇だなー♪
暇だなー♪
トンネルの中、誰も来ないトンネルは暇だな♪」
自作の歌まで歌い始めた。
これ、こっちを油断させて振り向かせる作戦か?
違う、これはただの天然だ(確信)
だけど無視。
どっちにしろ、関わったら面倒そうだ。
何でもないフリをしながら、道を進む。
その間も、幽霊はご機嫌に歌っていた。
そして、出口までもう少しと言うところで――
「Zzzzz」
アイツ寝やがった。
そういえば、さっき急いで起きたって言ってたな。
なら仕方ない。
待てよ。
僕の頭がひらめきを得る。
寝てるって言うなら今がチャンスではないか?
果たして噂の幽霊が、どんな姿をしているのか確認する絶好の機会だ。
自分はホラーが大の苦手だが、それ以上に好奇心でいっぱいだった。
一応罠の可能性もあるけど、もう出口は近い。
ヤバかったら走って逃げれる距離だ。
念のため、ゆっくりと振り返る。
だが僕は見たことを後悔した。
振り返った先にいる幽霊は、立って寝ていた。
それはいい。
寝ているのは想定内。
だがこの幽霊、寝癖がぼさぼさで、着ている服もダボダボ。
ズボンに至っては、膝までしか入っていない。
まさに『THE だらしない人間』である。
どういうことだよ。
マジで見るんじゃなかった
その一方で、見てはいけない理由が分かってしまった。
こんなだらしない格好、誰かに見られたら生きていけない。
幽霊にとっては分からないが、多分駄目な奴である。
静かに進行方向を向いて、出口へ歩き出す。
『僕は見てない』。
そう言い聞かせて、僕は出口に向かう。
『武士の情け』と言った言葉を思い浮かべながら、トンネルを出るのであった。
幼稚園内にジャングルジムのてっぺんまで整備された小さな丘みたいなものがあって、比較的容易にてっぺんにアクセスすることができました
幼稚園生の頃はよく、てっぺんに駆け込み、腰掛けて両手でジャングルジムの棒を握り、ロボットの司令官を気取っていました。別にガンダムやらなんやらを見ていた訳では無いのだけれど、人類のDNAに刻まれてるんですかね
#ジャングルジム
ジャングルジムの頂上で仁王立ちすることってあるだろう
まあ、小さい頃の話だけどね。
僕もそうゆう幼少期があったんだ。
考えられないって?
ははは、そっか。
じゃあ、僕も大人になったてことだね。
男は、だいたいそうだと思うよ。
ただの棒を勇者の剣って言って持って帰るんだから。
きっと、この子もそうだと思うよ。
なんせ僕の子だからね。
もちろん君に似て可愛いけどね。
でも、君が一番可愛いよ。
大切にこの子を二人で育てようね。
愛してるよ。
ド田舎育ちの私は、「ジャングルジム」
なんてしゃれた遊具はなかった
しいて言うなら、家の周りに自然に
はえている木々がジャングルジムの
変わりだったと言っていい…
一本一本が高さも、太さも、枝ぶり
までもがすべて違う…
だから、単調に鉄で組んである遊具
よりは、上がる事も下がる事も
横に移動することも多分難しかった
んじゃないかと思う。
四季を通じて果樹もあったから
早く上がって採らないと口に入らない
自然と競争もするようになる。
まあ、時々は虫たちの逆鱗に触れる
事もあったが、それも学びだ…
大自然の中で育った時間は、大人に
なった今も形を変えて沢山役に立っている
ジャングルジム
ジャングルジムの頂上で、恐る恐る立ち上がった時のことを思い出す。夕暮れ時。クラスメイトたちが姿を消してから、煮え切らない自分と決別するために、骨組みに足をかけた。最上段まではすぐに登れた。あとは立ち上がるだけだった。肝を冷やすには十分な高さ。手を離してしまえば、自分を支えるものはないこともわかっていた。最初に手を離した。屈んだままバランスをとる。重心を意識し、膝に力を込める。目線が、ぐぐぐ、と予想より高くまで上がっていく。膝が伸び切った時、できた、という実感が足元から這い上がってきた。思ったよりも簡単だと思った。その高さは生々しいスリルとともに、自分のものになった。
久しぶりに訪ねた地元の公園はすっかり様相が変わっていた。ジャングルジムはほとんどなくなっていた。六段あったそれは、落下による事故を危険視され、二段の立方体になっていた。肌の白い少年たちが退屈そうに腰掛けて駄弁っていた。
私はどことなく彼らが哀れに思えた。その時、ポケットの右手が固い感触を捉えた。取り出してみると、燃料の入った百円ライターだった。ちょうど少年たちが場所を変えたので、私はそれをジャングルジムの角に置いて帰った。
ジャングルジム
子供の頃、1番上まで登っても怖くてのんびり周りを眺める余裕なんてなくて、すぐ降りてた。
今と変わらない小心者。
ブランコは大好きで必ず乗ってた。でもあんまり強く漕ぐとやっぱり怖くて。ゆっくり揺られるのが気持ちよかった。
今と変わらない臆病者。
シーソーも好きだったな。
友達と水平を保とうと何度もチャレンジしたけど、絶対むりで。その度笑い転げてたなぁ。
今は笑わなくなっちゃった。
あの頃、一緒に公園で遊んでたみんなは今何処にいるんだろう。何をしているんだろうな。
会いたい、会いたいな。
けれど、私が会いたいのはあの頃のみんなだ。
あの頃の私に戻って、苦手なジャングルジムのてっぺんから一緒に同じ風景を眺めたい。
ブランコもシーソーも思い切り漕いでふざけて、お腹が痛くなるくらい笑って、、、。
忘れてた幸せな風景が蘇る。
今の小心者で臆病者で、笑えなくなった私を見たらどう思うかな。
あの頃のように手を差し伸べてくれるかな。
私も手を差し伸べるよ。
頼りないけれど、あなたを救えるのなら。
end
銀杏の木と同化したジャングルジム
太い幹にのまれた鉄は錆色
てっぺんに腰かけて
ぷらぷら揺れる足を見つめる
夕方のチャイムは少し前に鳴った
なのに僕はここから降りられない
まだ帰れない
もう帰りたい
揺れる心と足は翳りをみせて
いっそのこと銀杏の木よ
僕ごとのみ込んでしまえ
そうすれば悩みごと消えてしまえるから
私がまだ小学生だった頃の校庭には
大きな滑り台やジャングルジム
色んな遊具があった
それも今は老朽化でどんどん撤去されていて
遊具が減った校庭の横を通るたび
思い出の場所が消えていくようで
ものすごく寂しい気持ちになる
なんか小学生の頃ジャングル鬼ごっこ流行ってて遊んでたら一人の子ジャングルジムから落ちたの。それ以来禁止されました。笑、
あのジャングルジムではよく遊んだなぁ。
あの頃は空のような水色だったが、今はもうサビていて所々茶色になっている。
「一番早く上まで来たら勝ちな!よーい、ドン!」
「えぇー、待ってよー」
なんて会話を思い出す。
最初はビビって2段しか登れなかったっけ。でも、やっていくうちに一番上まで登れるようになって、しまいには俺がみんなを追い越して真っ先に一番上まで登れるようになったんだっけ。おかげで「サル」って呼ばれてたなぁ。
よし、ちょっと久しぶりに登ってみるか。そう思い、足をかけた瞬間
パキッ
と、良からぬ音がした。おそらくサビの部分が剥がれたのだろう。
このままだと、絶対にパイプを折ると確信した俺は、残念ながらもジャングルジムを後にした。
ジャングルジムのてっぺんで仁王立ちが一番かっこいいと思っていたあの頃
【ジャングルジム】*107*
最近上まで登る機会があって
立ち上がっている人もいたけど
私は高所恐怖症だから登るだけで精一杯!
でも、なんだか怖いより気持ちイイが勝った気がする♪
大袈裟かもしれないけど…
高い所から見る景色はなんだか世界が違って見えて
スーッと気分が晴れた感覚だったかな
登山やスカイダイビングには全く興味ないし
なんなら苦手だと思うけど
もしかしたらその体験の先には…
まだ味わった事のない世界が無限に広がっているのかも知れないな
ジャングルジム
凄く、懐かしいな
いつからだろう。
懐かしむようになったのは
突然でもないような気もしなくもなくもないような気がするけど笑、大人?用のジャングルジム欲しい。笑笑
意外と簡単そうに見える 公園の定番の遊具… いざのぼってみると高くて見晴らしはいいんだけど 怖くも感じるし 中に入ると狭くて動きにくい… これな~んだ? ジャングルジム!
ポポヤ
子どもと一緒に公園に行った。6才と3才の2人連れて。
5才の子は下のほうで遊んでた。
3才の子はみるみる上のほうまで上がって、
得意そうに手を振ってお母ちゃんって、大きな声で…
下からハラハラしながら見てるのに…
ジャングルジム
子どもたちの笑い声に視線を向けると
そこは昔自分たちも遊んでいた公園だった
懐かしい気持ちになるが
記憶にある遊具はほとんど撤去されていて
子どもたちはベンチに集まって
流行りの携帯ゲーム機で遊んでいるようだ
時代の変化に仕方ないことと思いながらも
同時に寂しさもわいてくる
あの頃の僕たちは
ジャングルジムの上に集まって
他愛のない話をしたり
漫画の雑誌を持ち寄って回し読みをしたり
先のことなんて何も考えなかった
ただ、ジャングルジムの上は気持ちよくて
みんなと過ごす時間は楽しかった
時が流れて
僕は冴えないサラリーマンになって
ここを通ることもなくなったし
一緒に過ごしたみんなも
今どうしているかなんてわからない
なくなってしまったジャングルジムと同じく
僕たちの過ごした時間も
記憶から消えていくのかもしれない
鬼門
2024/09/23㈪日記
この夏、かにパンを販売しなくなったスーパーは冷房の効きが悪いし
行く度に、嫌な気分になる事が
続いていたから、溜まったポイントの消費の為に月に1、2回行くだけに
しようと決めて、今日はひと月ぶりに
行こうと自転車を走らせたら、
近所の警察沙汰のお年寄りが人と
話しながら道を妨げていた。
遠回りした。
声を掛けて道を譲って貰って
通ったら「さっきの奴は…」と
悪口を言われるかも知れないし
自宅を出入りする僕の事を、ずっと
窓から覗くのは続いていて、少しでも興味を持たれたくない、情報を与えたくない。
これは自意識過剰じゃなくって
「あの窓から見ていて、あんたの事は
何でも知っている」と自慢げに
言われた事がある。
気持ち悪いでしょ?
その事を話すと相手に気持ち悪いと
思われてしまうと想像出来ないのも
どうかしている。
遠回りしたのに、自転車置き場で
出くわして、お年寄りに見つかって
しまった。
そして店員さんが疲れているんだろうけど、感じが悪くって。
風水とか全くわからないけど
この夏からスーパーのある方向
もしくはスーパーとは相性が
悪くなっちゃったんだろうなあと
思う。
すっかり涼しくなって
行動的になれるよねえ。
夏の間、ずっと自転車乗ってばかりいたけど、これからは歩ける。
ずっと使っていた遮光カーテンも
洗えるよね。
お年寄りも動き出すんだろうけど。
巻き込まれませんように。
今週もぼちぼち行きましょ。
おやすみ。