『ジャングルジム』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
知らぬ間に公園の遊具は撤去され
親子連れ憩う芝生広場に
#ジャングルジム
ジャングルジム
あぁテーマむず過ぎる
ジャングルジムで友達と遊んだ思い出もなけりゃ
ジャングルジムのようだみたいな詩を作れる才能もねぇ
僕にはなんにもない
まぁ自分が努力してないのが全て悪いよ
そうだよ
僕がいっつも枕抱えて悩んでることの100%は僕が悪いよ
僕が最強だったらそんな悩みないよ
だから最近周りを見たら最強ばっかり
五条悟かよ
悩んでる姿見せろよ
僕だけ意味もなく自分を嫌いになってくだけじゃねぇか
別にいいや😏
このアプリで絵文字使うとめっちゃ面白いねw
文字めっちゃ綺麗なのに急に顔出てくるww
今日は祝日明日は平日
さてと、寝るか😴
水色のジャングルジムのてっぺんから逆さまにぶら下がる。
男の子がやっててやりたかったんだよね。
水色の格子の向こうに金色の夕日。
空と地面が逆さになって
きれいだし、重力から自由になった気がして
バンザイして
気分よくなって
なんだか足もまっすぐにしてもいいような気がしてきちゃって…
おっきなたんこぶできた。
「ジャングルジム」
ごめん
返信できなかった
心配したよね
ごめんね
風呂入ってくるね
湯船だから
長くなるかも
なるべく早くでる
ほんとに大切?
「ジャングルジム」
あの上に登った時は
なんて高いと喜んだ
今はそれより高いビル街で
働いているというのに
空がかえって遠くに思う
ジャングルジムに登った記憶はないが、雲梯の上に登って降りられなくなり泣いた記憶はある。大人になっても乗りたいのはブランコ。一生懸命漕いだ後に続く浮遊感が楽しかったのかもしれない。
グローブジャングルが好きだった。
球形の回転するジャングルジムだ。
私が格子をよじ登り、君がぐるぐるとを回してくれる。
君は友達より力が強かったので、一人で勢いよく回すことができた。
外側へ引っ張られる力と、頬や腕をすり抜けていく風が気持ちよかった。
ただ、君も楽しくなったのか、回す力が段々強くなった。
手が離れそうなほど体が引っ張られ、風がひっかくように痛い。
私の冒険心は恐怖心に変わった。
怖くて、降りたくて、しかし離すこともできない。
私がほとんど半泣きになってから、ようやく君はハッとした。
君は私を下ろし、あやそうとして、それでも私は泣き止まない。
君は私をグローブジャングルの中に入れた。
ごめんよ、と言って、格子を掴み、普段の歩幅の半分で歩き出す。
ゆっくりとした揺れ心地に、幼いながら懐かしさを感じた。
その後私は、二度と君とは公園に行きたくない、と言ったらしい。
申し訳ないが、そこはあまり覚えていない。
公園に行かなくなってから、君と会うことも、グローブジャングルに乗ることも少なくなった。
グローブジャングルが好きだった。
他の人より少しだけ大人な君も、好きだった。
題:ジャングルジム
ジャングルジム
買ったばかりのたい焼きを、公園のベンチで、ふたり並んで食べ始めた。園内では、近所の子どもたちが遊具で遊んでいる。
あれ?
なに?どうしたの?
いや、ジャングルジムってあんなに低かったっけ?うちの小学校のはもっと高かったような気がする。
そう言われれば。あれじゃない?落ちて事故が起きたら、市の責任が〜、ていうので低いのにしてあるとか。
ああ、なるほど。
よく遊んだ?ジャングルジム。
まあ、人並みに。でも。
でも?
一番上まで登ったことはなかったと思う。
どうして?怖かったの?
まあ、それもあるけど。たぶん、そういうのは興味なかったんだと思う。
そういうのって?
一番上に登るとか、一緒に遊ぶ子よりも早く登るとか。
じゃあどうやって遊んでたの?
確か……。仰向けで真っ直ぐ横に進んだ記憶がある。
なにそれ? 彼女が笑って言った。
そんな子いる?
いるさ、日本の何処かには。僕の周りにはいなかったけど。
何やってるの?って友だちに言われなかった?
言われた。でもやめなかった。それがいいって思ってたんだ。要するに、普通のが嫌だったんだ。みんなと同じのが。自分しかやらないやり方が楽しかったんだと思う。
彼女は、ニッコリ笑った。
あなたって、子供の頃から、あなたなのね。
なにそれ、成長してないってこと?もう子どもじゃないぞ。
そうじゃなくて。
まあ、いいけど。そうだ、せっかくだから、どんなふうにやったか見せてあげようか。
僕は、立ち上がって子供たちのいるジャングルジムに向かおうとした。瞬発的に彼女が僕の腕を掴む。
おやめなさい。たい焼き、もう1個買ってあげるから。
も、もう子どもじゃないぞ。
ハイ、ハイ。
「わーい!」
デートの帰りに見かけた公園。最近は見かけないパイプを骨組みにしてできた遊具に、彼女は登り始める。
「危ないよー」
「大丈夫ですー!!」
俺としてはスカートも少し気になるところなのだけど。彼女は俺の気持ちを知らずにスイスイと登る。ある程度のところで、俺は一歩後ろに戻り進めなくなった。
「どうしましたかー?」
理由を伝えるかどうか悩むが、俺は口を開いた。
「下着が見えそうー」
「えっち!!」
「理不尽!」
俺はそれを心配していたのに、真っ先に怒られてしまった。気にせず登ったのは彼女なのに。
「危ないから降りて降りて。落ちても応急処置しか出来ないからねー」
「はぁーい」
俺の職業は救急隊員。でも今の俺は医者じゃない。ただの彼女の恋人なのだ。
彼女は素直にジャングルジムから降り、最後に体操の選手のようなキメ技っぽく飛び降りるからパチパチと拍手を送る。
彼女はピースを俺に向けて満足気に笑った。
「俺も登ってみようかな」
「普段と違う景色が見えますよ!」
得意気に微笑む彼女だが、俺は彼女の足元を指さした。
「登っちゃだめだからね」
「ぶー!」
俺は視線を上に向けるけれど、彼女の強い視線もしっかり受ける。
「やっぱりやめよう」
「どうしてですか?」
「今度はここに登ることも想定して来ようよ」
つまりは彼女がズボンを履いてきた時にと伝える。
「ふたりで登りたいな」
とは言え、最近ジャングルジムは遊具として危険だと言うことで、どんどん姿を消している。だから早めに来られるように予定を立てようと彼女に伝えると、大きく頷いてくれた。
思い出を作るならふたりが良い。
おわり
一三〇、ジャングルジム
記憶よりずいぶん低いジャングルジムずいぶん広いあなたの背中
ジャングルジムに足かけて
その勇気1歩踏み出して
1歩.1歩.勇気前出して
その勇気を貰い受けて
その勇気にひっぱられて
勇気を出して
勇気を分けて
勇気で引っ張って
てっぺん見上げて
てっぺん登って
景色を眺める
〘 ジャングルジム〙(※歌みたいな感じでもう一度歌って欲しいです)
「ジャングルジム」
子供の頃、
友達と登ったジャングルジム。
一番上まで登って、
何かスゴい者になれた気がした。
楽しかったなぁ
大人になった今、
私の前で楽しそうに登る娘の姿。
それを見て微笑む私。
ジャングルジムは、
今も私を楽しませてくれます。
小さい頃はよく友達と登って遊んでいたジャングルジム。
登るとまるで自分が大きくなったかのように、見える景色が変わる。大きくなった今ではあの時見ていた景色が普段でも見えて成長したんだなと実感する。
あの日、ジャングルジムの上で眺めた星空を、もう一度君と。
─ジャングルジム─ #73
ジャングルジム
ジャングルジムに上ると
空が少し近くなる
たった数メートルのことだけれど
子どもの私にとっては
大きな数メートルだった
真っ青な空に吸い込まれそうで
雲に手が届きそうで
てっぺんは
宇宙への特等席
小学校によくジャングルジムってあったよね。
よく登ってたって私が感心してたよ。
ただあれって結構危ないと思うんだよね…落ちる子とか1人2人は絶対にいると思うし…。
ただ今見ると、見方が変わってくるんだよね。
飛び降りに使えそう、って考えちゃう。あまり考えたらだめなんだろうけど。
たまに、学校の先生に挨拶しに行くんだよね。たまに来てくれとも言われてるから。
ただそんな時に、たまに登ったりする。その時はうちじゃなくて、僕が出たりすることが多いかなぁ。先生とかも近くにいないし、友人という存在もいない。
景色が見えると共に、ここから飛び降りたらって考える。
「あ、死ぬかも」というスリルを味わえるのかもしれないし。もしかしたら自殺未遂になってるかも。
それを発見した人の脳裏にも焼きつけることが出来る。は、最低な考え、クズ。
でも一度は体験しておきたいんだよね。だから明日にでも2階から飛び降りようかなぁって。
いざ死ぬとなったら怖いから。自殺未遂にまでとめておいて、誰かの脳裏に落ちる瞬間を焼き付けてトラウマとなれたら凄い嬉しいよね。超クズだけど。
まぁ実際そんなに上手くなんて行くわけない。
もしかしたら精神病棟に行くかもしれない。一生自分だけの力だけで生きていくことなんて出来ないかもしれない。
何より起きた時が怖いよね。問い詰められるの。
怒鳴られるのが1番怖い。1番嫌いだから。
ジャングルジム
小さい頃好きだったなぁ。
ここからここまで私の部屋!
って言って遊んでた。
楽しかった。
君と登ったジャングルジム。
思い出の場所。
10年後にまたここで、同じ日に会おうね、
なんてベタな約束。
忘れたわけじゃない、
その公園、もう全部撤去されてた。
もうビルになってた。
変わってしまった街並み。
公園の近くの物も全部なくなってて、
なんだか、もう戻らない気がして。
虚しくて…。
とりあえず、ビルの中にあった、
飲食店に入ってみた。
ジャングルジムって、名前。
なんかの運命の巡り合わせみたいな…。
とりあえず入ってみた。
なんだか見覚えのある…。まあ、気のせいか。
かわいい女の子が接客してくれた。
「あ、いらっしゃいま、せ…。
__ちゃん…?」
私の名前、記憶が蘇る。
あぁ…--ちゃんだ。
まさか、会えるなんて。
「約束、覚えててくれたんだ…。とりあえず、話、したいな。今お客さんいないし…。」
話を色々とした。
今は、恋人がいるかいないか、とか、
仕事の話とか。
沢山話した。
「あ…そうだ、お店の名前、なんでこれにしたの…?」
「もちろん。決まってるよ。__ちゃんに分かるように、そうしたんだよ。」
あぁ、変わってないな。--ちゃんは。
私が、大好きな初恋の、--ちゃんのままだ。
ジャングルジム
世界一高い場所から夕日を見た気分になったあの日が、きっと世界一幸福だった。
日々家
《子供の心は何処へ》
(刀剣乱舞/千子村正)
その本丸の審神者は十にも満たない子供だった。
けれども随分と大人びており、精神年齢だけで言えば大人にも思える人間だった。
だからこそ、遊びをする姿は見ることがなかった。
ある日、千子村正は審神者が現世へ赴く用事が出来た際に伴をした。
道中の公園から聞こえた子供の笑い声にふと目をやると、
ブランコやジャングルジムなどの遊具で遊ぶ子供たちの姿が見えた。
「主はあのように遊びたいと思うことは無いのデスか?」
村正の問いに審神者は一瞬子供たちの方へ目線を送るが、直ぐに戻し、
「子供で居られなくなったからね」と答えた。
「審神者になった事を悔いているのデスか?」
「そんなことは無いよ。でも、同じような年齢の子達と遊びたいと思うのは嘘じゃないよ」
「ジャングルジムに登って、そこから見える景色の綺麗さは1度だけ知ってる。秘密基地みたいで楽しかった思い出も」
「主といえどまだ子供なのデス。遊ぶ事も仕事と言うでショウ?」
村正の言葉に審神者は微笑むだけで、応じることは無かった。