『ジャングルジム』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
#ジャングルジム
子供の頃、ジャングル ジムが好きだった 、様な気がする。
高い所が怖かったから、あまり上まで登れなかったけど、それでも、ジャングルジムに登って浴びる風はなんだか心地よくて、何度も何度もチャレンジして登ってた。
今はもうそんなチャレンジ精神なんか無いけれど、もしも今、ジャングルジムに登ったら何か変わるのかな?と考える今日この頃。
幼稚園生の頃、友達2人と一緒に、ジャングルジムで遊んでいた。彼女たちとは、ずっと友達でいると約束した。そして高校生になった今、彼女たちとは全く連絡をとっていない。LINEも持っていない。
けれど、確かに、私の心を支え続けている。
ジャングルジム
久しぶりに足を運んだ公園はすっかり寂れていた
昔は子供たちで賑わっていたのに
放課後の時間帯にもかかわらず
人っ子ひとりいない
生い茂った雑草はベンチの高さにまで伸びて
ブランコも安全のためか撤去され
支柱しか残っていない
そんな公園でそれは唯一原型を留めていた
鮮やかな色で塗られていただろうそれは
長い年月とともに色褪せ錆びついている
それでも私は覚えている
幼少の頃に遊んだジャングルジム
時には一人で、時には誰かと
夢中で登り公園の景色を眺めた
足を滑らせて落ちて
知らない人に助けてもらったこともあったっけ
懐かしい公園
今はもう公園として機能していない
私ももうここにいてはいけないのかもしれない
テーマ“ジャングルジム”
ジャングルジムのてっぺんから見下ろす世界は
普段よりも高いけれど
案外大したことないなと思う。
子供の頃は、きれいに見えたはずの景色も
今では、住んでいるマンションのほうが高い。
そのマンションから見下ろす世界は
とてもとても汚いような気がした。
子供の頃は、見るものすべてに
希望や夢を感受性豊かに見る事が出来ていたけれど
希望も夢もすべて叶わなかった世界に生きている私は
どんな景色を見ても、美しいと思えなくなっていた。
何を血迷ったか、何十年ぶりかに
ジャングルジムに登ってみたけれど
あの頃とは違う自分に絶望するだけだった。
さあ、問題です。
登れたはいいけれど
降りるのは少し勇気が必要。
高所恐怖症では無いけれど
足場が不安定すぎて
大人用には作られていないせいで
恐ろしい。
とりあえず、万が一落下して大怪我でもしたら
ジャングルジムが好きな子供たちを悲しませてしまうことになるだろう。
(怪我人が出たと言う事ではなく、遊び場が減るという方での。)
恐る恐る降り、私は
なんとか無事に降りられて
足はガクガクしているが(運動不足)
それでも帰路につく。
子供たちがいない、夕焼けの中
ダサい大人になったなと
考えながら。
【57,お題:ジャングルジム】
ジャングルジム、私にもあの器用に動く五指があれば登れるだろうか
登り棒も、あの身軽さがあれば簡単に頂上まで上がれてしまうのだろうか
滑り台も、ブランコも、シーソーも
丈夫な2本の足と腕、それさえあれば私にもできるのだろうか
夕暮れ時の公園で遊ぶ、たくさんの子供の影
その子らを見守るように小さな神社の戸口から、白い蛇が顔を覗かせていた
鋭く紅い双眼で、楽しげな人の子を眺めるその姿は
どこか憂いを帯びていて、儚い眼差しだった
小学生の頃までは
よく公園で遊びました
幸い近くに公園があったので
日常的に公園の遊具で遊びます
ブランコ、滑り台、シーソー、ジャングルジム
ただひたすらに遊び倒す
今乗ってみると
即目眩に襲われ
気分が悪くなってしまう乗り物になってしまった
ジャングルジムも
正直怖い
わたしにも無邪気に遊具で遊ぶ時があったんだ
其れは其れは遠い記憶の彼方に
幼い頃 、 兄と稀に公園で遊んでいた .
兄と二人でジャングルジムに登る .
てっぺんに辿り着く 、 その手前 、
一足先にてっぺんに着いていた兄に体を押された .
ふらついた小さな体は簡単に地面に落ちていく .
頭を地面に打ち付け 、 その後の記憶はない .
けれどその時に出来た小さなたんこぶや
落とされた時の映像は未だに残っている .
『 ─僕ジャングルジムってキライなんだよね 』
ジャングルジム
野暮用の次いでに、昔住んで居た町を歩いた…すっかり変わってしまった町並みに、一寸戸惑いと淋しさを感じ乍ら…そして、いくつか路地を過ぎると、小さな公園に辿り着いた…あの頃は広々した記憶なのに、意外と狭いのに吃驚した…公園に入ると、あの頃の様に、滑り台と、ブラコン、シーソー、砂場と、ジャングルジムがあった…懐かしさに思わず目を閉じると、仲良しだったあの娘が浮かんで来た。そういえば、よく二人で、ジャングルジムで鬼ごっこしていたな…夕方迄遊んで、最後は、ジャングルジムのてっぺん迄登って、無邪気に、大きくなったら結婚しようね、何て言っていた…結局、うちが引っ越す事になり、それきり逢えないままだけど…元気にしてるかな、なんて思っていたら…
グロウ・アップ
これまで生きた時間が
点となり
線となり
繋がって
他の人とも繋がって
過去と未来も繋がって
一つの構造物を
一つの世界をつくっている
※ジャングルジム
テーマ:ジャングルジム #314
ジャングルジムからみた景色は
見たことのない景色だった。
いつもよりずっと遠くにあるものが見えて、
いつもよりずっと空が近く感じた。
少しバランスを崩せば大怪我しそうだ。
そういえばヒロがこの前
ふざけて落ちて大変なことになったって言ってた。
僕も気をつけないと。
僕はジャングルジムの支柱をしっかり持った。
久しぶりにジャングルジムに登った。
あのときと同じような景色が映る。
でもあのときと全く同じではない。
俺は随分背が伸びたし、
体も大きくなった。
景色も違う。
いつの間にかできたでっかい建物が、
田んぼがあった場所に建てられていて
ボコボコだった道も
コンクリートで綺麗に平らにされている。
変わらない景色なんてない。
そんなことを思うようになってしまった。
変わることが嬉しくてはしゃいでいた過去が
恋しく思えてくる。
今の自分は嫌いだ。
何にも知らないくせに知ったようなことを
口についてしまう。
無邪気さがほしい。
ジャングルジムをワクワクしながら登っていたあの時の
降りるのが怖くて震えながら降りたあのドキドキを
ジャングルジムから落ちて過去に戻れるなら
この手をいっそ離してしまいたい。
♡3900ありがとうございます✨
#ジャングルジム
ジャングルジムのてっぺんに
登りたかったあの頃は
ひとつ登るたび
勇気がいった
足の震えと手に力…
怖さで登っては…
降ろしてもらいのくり返し
いつからだろう
平気に登れるようになったのは…
今私の前にそびえ立つ
大きな大きなジャングルジム
そのてっぺんに
登り着くことが私の目標…
ジャングルジム
子どもたちの笑い声が聞こえて、目を開けた。
ブランコを揺らしたり、ジャングルジムを登ったり。各々好きなことをしながら、楽しそうにしている姿を見て、羨ましくなる。
きっとあの子たちの悩みなんて、自分のものと比べたらなんてことないものなのだろう。いや、比べること自体間違いか。
はぁ、とため息をつく中、遠くで手を振る少女がいた。
高いところが好きだった。
僕はいつも、空を眺めていた。
でも、晴れは好きじゃない。
雨も嫌い。
唯一曇りが僕の心を落ち着かせてくれる。
不思議な感じ。
小学校のジャングルジムなんて、いつぶりだろう。
そうなことを考えながら、また、空を眺めていた。
空に何があるの?と聞かれたこともあるくらいだ。
でも、好きというわけではなく、落ちつくというだけ。
特に意味はない。
ただ落ち着くんだ。
ジャングルジム
公園や学校にある定番の遊具であるジャングルジム。
大人になってから考えると、ちょっと不思議な名前である。
中に入って登っていくのがジャングル散策みたいだから、ジャングルとついているのだろう。
では、ジムはどういう意味なのだろうか?
懸垂したり登ったりして体を鍛えられるから?
子どもの頃には考えなかったことに想いを馳せると、新しい発見や考察ができて面白い。
それはまるで、ジャングルジムのてっぺんから街が見渡せた時のようにわくわくするのだ。
題:ジャングルジム
私の心はジャングルジムみたいに色々絡まってる。
でも絶対に出口があるの。
だからだいじょうぶだよね。
私の心の中にはひとつ、ジャングルジムがあります。
てっぺんに立てた試しはありません。
変ですよね、自分の心の中にある、自分の心が創り出したジャングルジムなのに。
私は、私にも分からないくらい複雑で、気分屋で、脆くて。
そして情けないほど嘘を吐きたがります。
私の胸中を、ジャングルジムは実によく反映してくれます。
胸の内が複雑な時はジャングルジムの造りも複雑になりますし、気まぐれのように行き止まりができることだってあります。
そして私の心が脆い時、ジャングルジムも一緒に脆くなってしまうので、とても登ることはできません。
そして嘘吐きな私のジャングルジムは、多分法に引っかかるレベルで安全性に欠けています。
だから、てっぺんに立てたことが無いのです。
私はいつもジャングルジムを下から眺めています。
本当はてっぺんからの景色が見たいのに。
そうやってジャングルジムを楽しみたいのに。
でも何となく、私がこの先てっぺんに立つことは無いように思います。
だって、てっぺんに立てるほど頑丈なジャングルジムなら、私の心だって強くならないといけないから。
脆い心と脆いジャングルジム、それを抱えて生きていくことにしましょう。
人生時には諦めも必要と言いますからね。
保育園のとき庭にあったのでよく遊んだっけ
いまなら怖くてできそうもない。
一歩間違えば落ちて大怪我しそうだ。最近はあまり見かけない気がする
まるで人生の迷路を歩く練習を小さい時からしているようです
子供の頃、俺はジャングルジムで一番上に乗って景色を見下ろすのが好きだった。
でも俺は嫌われていたらしい。
中学。
俺の周りには、つるんでいた友達が消えていった。
俺は高校生になった。
初めて人に、見下ろされた。
ガキだったから、尚更のこと。
「何あいつ、きもっw」
腹が立った。
が、
「かつては俺もそうだったのだ」と、冷静に考えている俺がいた。
_2023.9.23「ジャングルジム」
ジャングルジムといえば、ブルーハーツの「手紙」の歌詞に出てくるけど
あの曲、大好きなんだ
初めて聴いたときは泣いちゃった
感動したっていうか、間奏を聴いたら、なぜか昔飼ってたインコを思い出しちゃってw
もちろん、歌詞もメロディも大好きだよ
ブルーハーツって、なんだか心にしみるんだ
胸の奥を揺さぶられる感じ
今夜は久しぶりに聴こうかな
そしたら、夢でインコに会えるかな
ジャングルジムの中に立って、ひとつの出口へ向かって悩んで迷いながら進んでいた私。
今悩んで迷いながら見えないひとつの出口を探してる私に
教えてあげたい。
出口は見えていても悩むんだよ。
だから自分が心に決めた出口を選んで良いんだよって…
あなたを想えば重く悲しい気持ちになる
好きな気持ちを上回るこの気持ちは、
誰にも言えない恋をしたせいだね…