『キャンドル』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
〜キャンドル〜
光が灯された
暗闇に
誰だって心にキャンドルを持ってる
それを照らして生きている
時には誰かに消されたりして
希望すらなくなるときもある
また時にはその光が
誰かの心を灯すこともある
生きてるだけで誰かを照らしてるんじゃないかな
生きている価値が分からないなら
大丈夫
あなたの存在が誰かを照らしているよ
我が家には高さが50cm位の
キャンドルがある
これは、私が結婚式を挙げた時の
記念のキャンドルになる
上から1…2…と始まり最後は25 で
銀婚式になるように作られている
毎年火をつけて、灯りをともして
結婚記念日を2人でお祝いする
……なんて、そんな使い方をする
しかし、残念ながらキャンドルに
火をつけた事はない。
とうの昔に25年も過ぎた…
現実は、忙しく時間に追われて
キャンドルどころではなかった
だから、今も押入れの隅にキチンと
箱に入ったキャンドルが
「ここに居るぞ!」と自己主張して
鎮座している…
ピンクだった箱は随分と色褪せた
けれど、ここに来て私はこの巨大な
キャンドルに多大な期待を寄せている
そう!災害時の我が家の救世主に
なる事は間違いない
数日は。間違いなく活躍するだろう
本音は、もっともっと箱がボロボロに
なっても、火をつけた事のない
新品のキャンドルのままであってほしい
キャンドル
ロウソクの灯りは好き
いつまでも見ていられる
綺麗で
暖かくて
簡単に消せるのに
触れられない
届かないものに手を伸ばしたくなるのは
人間のいい所であり欠点だなと思う
クラッカーが鳴り、紙吹雪が散る。バースデーケーキのキャンドルを思い切り吹き消す。
「お誕生日おめでとう!」
おもむろに言ってみた。はじめての一人で迎えた誕生日に耐えられず、一人で誕生日らしいことを全部やってみたけれど、やはり虚しいだけだった。
売り場で一番小さかったホールケーキを一欠片切り出して、お気に入りのお皿に乗せる。残りも明日、
食べてしまおう。
子供の頃は、誕生日は必ず祝ってもらっていた。両親、祖父母、そして友達。でも、大人になるにつれて、だんだん誕生日を祝えなくなっていた。大きくなるにつれて、したくないこと、できないことが増えていったから。
ふと、一件のLINEに気づく。両親からだ。
「お誕生日、おめでとう!最近調子はどう?年始だけでも、顔を出してね」
この時、私は誕生日に特別なことをしたかったんじゃなかったことに気がついた。ホールケーキより、みんなのお祝いの言葉やキャンドルの火を吹き消すより、大切な人からの一言が、大切なプレゼントだったんだ。
キャンドル。息を吹いたらその炎は消えてしまう。
そんな光を消えないように大事に守っていきたい。
テーマ【キャンドル】
癒しを欲してたまたま手に取ったアロマキャンドルの香りが、あなたの匂いに似ていた。
【キャンドル】
キャンドル
ふぅっと息を吐く
たちまち消える火は儚く思える
火は家へ灯せば火事へ
蝋燭に灯せばキャンドルへ
全てを奪える程の力を持つものが
この手のひらへ
どう使うかはその人次第
そんな危険で美しいキャンドル
「あかりを灯して」
ボク、キツネの子。アサヒっていうんだ。まだ5歳。
ボク、夜はきらいなんだ。暗いのは怖いし、友だちもみんな眠っちゃってつまらないんだもん。昼間はね、みんなできのみ拾ったり、鬼ごっこしたりして遊ぶんだけど…
ボクはね、暗いのが怖くて、よく寝付けない。怖がりなのかなぁ…よく、ママに抱きついて寝るんだ。でもね、やっぱり暗くて寝れない。せめて、小さな灯でもあったらなぁ…って思う。今日も、寝れなくてこんな話をしてるんだ。寝れないかもだけど、おやすみ。
___次の日___
ボクの名前の意味はね、朝の光のように温かな光でみんなを優しく包み込んで、昼のお日様のように元気いっぱいの子になるってママが言ってた。でも、今のままじゃあ包み込まれる側で終わっちゃう。自分を寝かせることだってできないんだから…確かに、朝、お日さまがのぼってきたら、なんか安心するよ。だけど、みんなを安心させることはできてない。友だちのヨルも、タイヨも、ね。2人ともボクみたいに夜は寝付けないらしい。そんな2人と、ボクを安心させられるような、優しい光があればいいのに。ボクは、そんなことできるかな…
昼になって、ボクはヨルたちと遊んだ。
タイヨ「おにごっこしよー」
ヨル「いいよ!」
アサヒ「タイヨ鬼ごっこつよいもんね」
タイヨ「よし!鬼きめ鬼きめだれが鬼かなぁ」
ヨル「あっ、ボクだ。じゃあ10秒待つよ」
アサヒ「よーいどん!」
タイヨ「あっ、鬼さんがきた」
アサヒ「鬼さん鬼さんこっちだよー」
ヨル「まてー」
アサヒ「あっ、つかまっちゃった…」
タイヨ「じゃあ、鬼ごっこ終わりだね」
ヨル「うん」
ボクは、2人に夜は怖いか、聞いてみた。
タイヨ「うーん…怖いかなぁ」
ヨル「そうだね…小さい灯りでもあればね」
アサヒ「やっぱみんな怖いよね」
タイヨ「うん」
ヨル「あっ!小さい灯りといえば…」
アサヒ、タイヨ「なに?」
ヨル「あのね、前ママに聞いたんだけど、キャンドル
って言ってね、火をつける明るく優しい光を灯
すんだって」
アサヒ「どこかに売ってるの?」
ヨル「売ってるのは人間の町だけど…作れるらしい」
タイヨ「つくってみようよ!」
アサヒ「いいね。作り方、わかる?」
ヨル「そこまで詳しくは聞いてないや」
タイヨ「じゃあさ、みんなそれぞれ、キャンドルの事
聞いてきて」
アサヒ、ヨル「OK!」
___家で___
ボクは、約束通り家でキャンドルの事をママに聞いてみた。作れるのなら、作りたかったしね。
アサヒ「ねぇ、キャンドルって何?」
ママ「キャンドルは、火をつけると、小さな灯りを灯
すものよ」
アサヒ「作れるの?」
ママ「ええ、作れるらしいわ」
アサヒ「つくってみたいなぁ」
ママ「それなら、明日ラッカおじさんの所へ行ってみ
るといいわよ。キャンドルを一緒に作ってくれ
ると思うわ」
アサヒ「ラッカおじさんは、ものづくりの天才だけど
、キャンドルも作れるの?」
ママ「ええ。ママが子供の頃に、キャンドルを作って
もらったわ」
アサヒ「へぇ〜じゃあ、明日ヨルたちと行ってきても
良い?」
ママ「いいわ。気をつけて行ってらっしゃい」
___次の日___
次の日、みんなで聞いた事を発表した。
アサヒ「ねぇ、どうだった?」
タイヨ「うーん」
ヨル「ボクは、前にはラッカおじさんの所で売ってい
た事しかわからなかったな…」
タイヨ「ボクはね、自分で作ると自分だけのデザイン
の素敵なキャンドルが出来上がるって」
アサヒ「わぁ!3人でお揃いのキャンドルを作りたい」
タイヨ「いいね!3人の友情の証として」
ヨル「タイヨ、『ゆうじょうのあかし』なんて言葉使
えるんだ」
タイヨ「ママがよく言ってたからね」
アサヒ「ボクが聞いた話はね、ラッカおじさんの所へ
行くと、一緒に作ってくれるって」
ヨル「すごーい!」
タイヨ「今から行ってもいいかな?」
アサヒ「ボクは、行っても全然大丈夫」
ヨル「ボクも!」
それから、ボクたちは、3人そろってラッカおじさんの家へ出かけた。
コンコンコン!こんにちはラッカおじさん。
ラッカ「いらっしゃい。どうしたんだい?」
みんな「あのぅ、ボクたちキャンドルを作りたいので
ですが…」
ラッカ「良いよ。まずは家の中に入ったらどうだい」
タイヨ「よろしくお願いします!」
ボクたちは、家の中に入れてもらった。家の中は暖かくて、とても心地良かった。
ラッカ「キャンドルは、どんなキャンドルを作りたい
か決めているかい?」
ヨル「決めていません」
ラッカ「なら、まずはどんなものを作りたいか決める
と良い」
暗い夜道をずっと独りで歩いていた。
前も後ろも右も左も分からなかった。
ずっと孤独で歩いていた時
暗い夜道でもはっきりと分かる
君の姿を見つけたんだ
君はキャンドルを持っていたから
こっちにおいでよ、と私に言う。
わけも分からずついていくと
いつの間にか光の射す方へ
いつの間にか明るい道へ
手遅れな私を救ってくれたんだ
私の光となってくれた君と
どうかいつまでも同じ道を歩みたい
#キャンドル
あなたと選んだキャンドルいい香り
でも本当はあなたもいるはずのこの部屋には私とキャンドルしかいない
あなたは今日も飲み会って嘘ついて他の女と会ってるくせに
この目の前にあるキャンドルももうすぐ全てが溶けそうだ
私とあなたの関係みたいに
『キャンドル』
僕の勇気みたいに
ちっちやくてゆらゆら
でも足下を照らしてくれるから
歩くことができるよ
あなたは幼少の頃のキャンドルナイトを覚えているだろうか
小さな手の中に灯されたこれまた小さな灯りは齢一桁の私たちにとってとても珍しい「本物の火」で、各々の手にある赤いキャンドルを若干の緊張と共に見つめたものだ
暖かな祝福に照らされるあなたの横顔が印象的だった
イエス・キリストを賛美する歌を子供ながらも厳かに歌い、役を終えて舞台裏に戻る
ふと目があって手を繋ぎ、緊張からの解放もありいつもより高いテンションで廊下を歩くとき
互いの手に残る仄かな熱に不思議な気持ちになったことを、今でもたまに思い出すのだ
灯した火を目に焼き付けてから、そっと目を閉じる。願い事を頭の中で唱えてから、私はそっと息を吐いた。
とあるバイトの面接に合格し、
新しい職場で働き始めたC。
バイト先では黒いローブに身を包んだ骸骨の先輩が、
懇切丁寧に仕事内容を教えてくれた。
案内された場所は地の底へと続く洞窟。
さまざまな長さのキャンドルが燃えており、炎の
揺らめきが洞窟内を照らす光景は息を呑むほどだ。
「消えゆくキャンドルを持つ者の命を刈り取る。
それが我らの使命じゃ」
次に向かった先は病院。
そこでは、生命維持装置に繋がれた老人と、
老人の家族が寄り添い、最後の別れを惜しんでいた。
先輩が老人の足元に立つと、
老人は眠るように静かに息を引き取った。
Cも先輩を倣い、人生の終わりを迎える者に
立ち会うことが日課となった。
生まれたばかりの赤子、公園で遊ぶ子ども、
高層ビルの屋上に佇む若者──。
ある日、Cはとある一軒家を訪れた。
そこでは、夫婦が弱った犬に優しく声をかけながら、愛犬の毛並みをそっと撫でていた。
その光景を見た瞬間、Cは人間時代に飼っていた
犬を思い出した。
尻尾を振りながら駆け寄ってきた姿、冷たい身体を
抱きしめたまま泣いた日の記憶。
「犬や猫はどうしてこんなに短い命しか
与えられないのだろうか」
それからCが取った行動は衝動的なものだった。
無期懲役の囚人の長いキャンドルと、
犬の短いキャンドルを密かに取り替えたのだ。
翌日、例の家を再び訪れたCは元気に庭を駆け回る犬と、その姿に喜ぶ夫婦の光景を目にした。
「元気になってよかったねえ」
「まるで奇跡みたいだ」
満足感を覚えながらCが職場に戻ると、
怒りの形相で先輩が待ち構えていた。
「このバカもんが!以前もお前のような我欲のために
掟を破った愚か者がおったわい」
その日、Cはバイトをクビになり、
現在は屍泥処の清掃員として働いている。
時折、キャンドルが無数に並ぶあの神秘的な空間を
思い出しては、Cは淡い懐かしさに浸るのであった。
お題「キャンドル」
ゆらゆら揺れる目前の灯火。
ほんの少し息を吹きかけただけでも消えてしまいそう。
もしこれが私の寿命だったらば。
確かそんな昔話を聞いたことがあったっけ。
大切に守り抜くのだろうか、果たしてそれとも。
フーっと勢いよく息を吹く。
途端に湧く歓声。
「誕生日おめでとう!」
鳴り響くクラッカー音。
そうか、これは祝福の炎なのだ。
今こうしている間もどこかで命の灯火は消えてゆく。
何だかとっても皮肉めいていて、私は一人ほくそ笑んだ。
そういえば、
全く使わないので捨てたキャンドル。
今になって使いたくて探してる。
やっぱり捨てたのか…
あなたの心に
有限の小さな光を灯す
今だけは夢を見ていられる
11.19 キャンドル
おはようございます。今日の天気は晴れです。ウェルカムオーマイガー英語にはしてくださらないのですね。わかりました。軽く自己紹介をしましょうか私の名前はネギです。好きな飲み物はコーヒー好きな食べ物はドッグフード好きな味はささみです。よろしくお願いします。以上音声入力を終えます。
毎度同じような内容になっちゃうけど
今日も仕事だりぃからガチでさぼりながら
程よくがんばりますもしかしたら
業務中スマホはいじらないにしても
トイレで時間潰しとか?
ーキャンドルー
暖かい。
それでいて、消えてしまいそうだ。
ゆらゆらと揺れる様は、あなたを見つめている時の私のようだ。
小さな火を灯して、大切に大切に温めている恋心は、いつでも揺らめいている。
あなたと同じ火を、渡し合うことができたらどれだけ素敵だろうと、その日を待ち侘びている。
ゆらゆら、ゆらゆら。
揺らめいて、ただ一人を見つめる灯。