『カーテン』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
=ワタシ16歳の純情=
私の心の扉は 4年も前から閉じたまま…
顔では「もう あんな人 嫌いよ」と
意地張っては みるものの
閉ざされた心の中で「貴方に逢いたい逢いたい」と泣き叫んでる自分が見えるのです
こんな自分にもう飽き飽きしています
しかし 私の心は貴方の思い出をけして放そうとしません
もちろん 貴方にはかわいい彼女が居ることだって ちゃんと知ってます
それでも 私の心の扉は開こうとしないのです
何年も前からそうやってきたし 今からだって
きっと扉は頑なに開けようとはしないでしょう
追伸
一心にサッカーボールを追う貴方の姿が好きでした
私といえば 隣のテニスコートから貴方の姿を見つめることが精一杯のことでした
早起きな君は、毎朝6時過ぎには僕を起こしに来た。
寝室のカーテンを勢いよく開けて、更に電気もつけるもんだから、眩しくて逆に目が開けられない。
目覚まし時計は7時にセットしてるんだけど。
そんなに勢いよくカーテンを開けたら痛むだろ。
毎回そんな理由をつけては、やめてくれと頼んだけれど
「早く起きたほうが沢山一緒に居られるから」なんて言われると、何も言えなくなって。
……ああ、心配しなくても今は一人でもちゃんと起きれてるよ。
大体、僕は目覚まし時計のアラームが鳴ればちゃんと起きられるんだ。
ああ、それと……
最近、寝室の真っ白なカーテンを地味な色に変えた。
……別に? 君が毎朝あんなに勢いよく開けていたってのに、それほど傷んではなかったよ。
ただ、少し……
君が居なくなった今、僕にはあの色は何だか眩しすぎると思ってさ。
「カーテン」
─カーテン─
白いカーテンが揺らぐ
君が素足で踊り
白いスカートがふわりと舞った
静かな午後のひととき
カーテン
ねぇ、いるんでしょ、
居るなら返事してよ、
君はいつも、居なくなるね
もういっかい、もういっかいでいいか、
また太陽みたいな笑顔を、
見せてよ、
人間関係とはカーテンのようなものだ。
好きな人にはカーテンをめいっぱい開ける。
でも、嫌な人にはカーテンを閉める。
朝になるとカーテンを開け、夜は閉める。
カーテンはできるだけ開けっ放しにすることは
やはり大事だ。
でも、1度カーテンを閉めることも時には大事だと思う
朝光を浴びて、夜は遮断する。
それでいいと思う。