『イルミネーション』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
・「、」を入れすぎると読みにくくなる。
今日は年上の例の彼氏と、あたしの誕生日を祝うために、有名なイタリアンへ行く予定になっている。
・視点 いつも片寄ってしまう。
猫はやっぱり母の腕のなかが好きらしい。11歳になっても変わらず母は母親で気持ちは子猫のままなのだろう。
猫はやっぱり母の腕のなかが好き。11歳になっても変わらず母は母親で気持ちも子猫のままなのだ。
・体言止めが多いと読み手に頼りきりな気がする。
膨れ上がるマント。敵将は瞬時に空へ移動。吹き出したのは高熱の火炎魔法。
・リズムのある文章かと思いきや酔っているような文章。あとで読み返すと恥ずかしい。主語が消える現象がある。
空へ手を伸ばす。さぁ踊って。降り乱れる白い花が天使の羽のようで。対比を楽しむように春の風を操る。
・距離 すごく困る。
角張った男らしい顎にリンゼはどきっとした。夏の草原のような匂いにくらくらする。
この人どこからきたの。今まで見てきた男の子とは全然違うじゃないの…。
角張った意志の強そうな表情だった。リンゼは顔を赤くする。今まで周囲にこれほど細面で品のある男性は居なかったのだ。
星みたいな灯り
まるで本当の星の様
見惚れてしまうほどに
輝いている灯り
でも...
一人で来るべきじゃあなかった
右を見ても
左を見ても
リア充、リア充、リア充
リア充なんか爆発してしまえ
なんて思ってしまう、が
やはり勝つのは綺麗さだ
此のイルミネーションの様に
# 21
勝ちたい
負けたくない
は
生きたい
死にたくない
に
似ている
勝ちたいと負けたくないは違う
負けたくないの先にあるのは
戦わないこと
勝ちたいの先にあるのは
戦うこと
戦わない考えを弱さと言えるだろうか
戦うことを愚かだと言えるだろうか
生と死に言い換えれば
きっとどちらも尊べる
イルミネーションを見るのは好きだけど
それらをスマホで写真を撮ると肉眼で見た感じと「なんか違う」感じになるのが寂しい。
(きっとiPhoneの方がそういうのないんでしょうね…すみません。Androidです。Google PixelみたいなやつだとAndroidでも写真綺麗なんですかね?)
テーマ:イルミネーション
バイト終わりの帰り道、上着のポケットに入れていたスマホの通知が鳴った。
母からのLINEだった。内容は、家族の写真が数枚。
冬の冷えた暗い世界の中に、その写真は随分とうまく溶け込んだ。
あっちは、毎年恒例で開催される地元のイルミネーションを観に行ったようだ。
なんの変哲もない地方だが、このイルミネーションは年を重ねるごとにやたらバージョンアップしているので、案外侮れない。
どうやら今年も例外ではないようで、末の妹が見たことのない絵柄の顔ハメパネルから顔を出してお得意のキメ顔をしている。
このイルミネーションが始まったらそろそろ年末、という感覚がある。肌を容赦なく貫く冷気の中で、うまく動かない手をさすりながら食べる味噌田楽とじゃがバターが特別に美味しいのだ。
去年まではなんでもない例年行事だったが、たかが一度行けないだけでここまで寂しいのは意外だったかもしれない。
言い方が薄情に感じられるかもしれないが、私は案外1人の方が気楽で好きな方で、寂しいと思ったことも両手にはおさまるんじゃなかろうか。それともただの強がりだろうか。
とにかく今日は何かいいものを見た気分だ。そろそろ寝ようかな。
イルミネーションは綺麗だと思うけれども、
本物の木に巻きつけて毎晩のように明るく照らしてる有様には、どうしても木の立場から慮って心配になってしまうようになった。
熱くはない?我慢してるのかもしれない。
それとも人間達に見てくれてることが良かったりするのかな。
木は木のありままの姿が美しいと私はそう思う。
四季の空気に揉まれながら、それでも木は自然に任せて身を委ねている。
それがどうだろう?人間達によって、冬の間はイルミネーションの一部とされてしまっている。
それどころか、年々それは増やしていって、もっともっと見栄え良く…とひどくなってはいないか?
本来クリスマスで飾されるであろうモミの木でもない、ただ道路のそばで植えられただけの木に。
もう一度、立ち止まって考えてみて欲しい。
お題︰イルミネーション
木の枝に引っかかってるイルミネーションをきらきら見ていたらひらめいたんだよ。イルミネーションで括り付けてぶら下がったら、ぴかぴか光って僕の醜い体も綺麗になったりしないかなって。
メルヘンで可愛くて発見時にトラウマになりにくいと思うんだ。もっとメルヘンにするために風船を飾ったらどうかな? そうだ、クリスマスツリーを置くなんてどう? イルミネーションとピッタリだ。コンセプトとはクリスマス。ジンジャークッキーにキャンディケーンも置いて、甘いものを用意しておいてあげよう。一緒にミルクもどうかな。うん、バッチリクリスマス気分! ならいっそのこと24日の深夜に決行して25日に見つけてもらおうよ。そしたら……メリークリスマス、僕がプレゼントさ! うん、とってもメルヘンでとっても素敵!
メリークリスマス、メリークリスマス!
ハッピークリスマス、ハッピークリスマス!
あ
僕、ひとり暮らしなんだった……誰もプレゼントを見つけられないなぁ。…………でもきっと一週間もすれば異臭で誰か見つけるよね。うん、きっとそうだよ。
メリーハッピークリスマス。じゃあ。
メリークリスマス、メリークリスマス、メリークリスマス!
ぴかぴかイルミネーション
僕は今日イルミネーションに。
首を括る。
冬の曇天にふわりと舞うのは沫雪。
影凍る冷気に吐き出す息は白く、
露出したわずかな肌が冷たかった。
だけど不思議と心は暖かくて、
それはきっと隣に君がいるから。
仄青いイルミネーションと、
街を淡く照らす光のコントラスト。
「ね、綺麗でしょ」と振り返る君の、
きらきら輝く目の方が綺麗だと言いかけて、
あまりの恥ずかしい台詞を飲み込んだ。
苦手な人混みに、寒さを耐えて、
その見返りが君の笑顔ならば悪くない。
でもやっぱり寒いのは寒いから、
早く家に帰って君を抱きしめたい。
…そう言ったら顔を真っ赤にして怒られた。
【イルミネーション】
通勤路にイルミネーションが飾られてしばらく経った。
最初のうちは気分が良かったが最近は飽きてしまい横目で見るくらいだ。思えばお店のbgmに飽きるのも早い方だった。飽きるだけなら良いがあんまりにもしつこく聞かされ嫌いにさえなりもした。接客業よりそっちの方が苦痛だったりするのだ。
飽きない工夫、というのがあればぜひ聞きたい。
友達に相談すれば思い切って帰り道を変えたら良いと提案された。
それもありか。
新しい発見があればよし。無くても運動になる。
クリスマス。
駅前にはキャッキャウフフな空気を纏ったリア充達が蔓延っている。
10月後半からそこかしこに飾られたイルミネーションにはもう見飽きた頃だ。
当然私もこの後恋人と......などという予定があるわけでもなく、1人寂しく教習所へと向かう。
高3のこの時期。周りより一足早く進路が決まった私は、親の勧めで車の免許を取るべく自動車学校へ入校したのだった。
数少ない友人は、入試に向けて勉強を進めているので去年のように悲しいながらも楽しいクリスマスは過ごせそうもない。
同じように進路が決まった友人も、この日までにお相手を作ったみたいだった。今頃どこかの人混みでハートを振りまきながらケーキを買っているところを想像すると、中々にしんどくなってきたので考えるのはやめにした。
今日の教習は散々であった。
車に乗って早々に、一度ばちばちに戦ったことのある教官であることに気づいた。
なんだか、全ての負のエネルギーが私の元へ集まっているような気がした。
カーブは曲がりすぎて何度も縁石に乗り上げるし、アクセルを踏みすぎて教官に強めに怒られるし。
教習所のイルミネーションは私を煽っているのか慰めているのか。1人寂しく輝くイルミネーションはなんだか今の私と同じように思えてより悲しくなってきた。
...........来年こそは誰か相手ができますように。
私はそう願い、いつもは買わないような甘めのミルクティーを買って意味のないモテを意識してみたのだった。
冬の世界は透明。
冷たく澄んだ空気が
どこまでも続く街の光を集めて
キラキラの世界をおひろめしてくれる。
きれいでしょ?
きれいだね。
その上の
澄んだ空気に散りばめられた
星々の輝きは
あなたを照らすけど。
キラキラ世界が眩しくて
みんなからは見えないね。
イルミネーションに照らされる君の横顔に僕は見惚れた。
誕生日に僕がプレゼントしたチェックのマフラーに半分埋もれて、きらきら目を輝かせている。
「きれいだね!」
「うん、きれいだ」
はしゃぐ君はとてもきれいだ。
さっき売店で買い求めたホットワインが体をほてらせるから。
僕は思わず呟いた。
「好きだよ」
君がちょっとびっくりしたように僕を見上げる。
それから僕のいちばん好きな笑い方で笑った。
「わたしも大好き!」
繋いだ手から温もりが伝わってくる。
すべてが違って見える今年の冬は、きっと君のおかげだ。
🎵街の灯りがとてもきれいね
横浜、ブルーライト横浜🎶
なんて歌があったけど。
今は、色が溢れてる。
落ち着かない。
職場の近くに連なる木々に施されたイルミネーション。
幼い頃、「星降る夜」とはこのことかと、感嘆というよりはもはや納得してしまうほどの夜を用意してくれるくらいの田舎に住んでいたからか、
単純に私が天邪鬼なだけなのか、どちらなのかは不確かだが、
とにかく、イルミネーションを見ても、「これは総電力何Wなんだろ…」などというなんとも可愛くないことばかりが頭に浮かぶ。
けれど、私は知っている。
この時期になると巷に溢れるこの「イルミネーション」というのは、
そのものが綺麗なのではなく、
隣を歩く誰かを、ロマンチックに、綺麗に、儚げに、愛おしいと思うほどに照らしてくれる、
そんな、「照明」なのだ。
それが、素敵、なのだ。
そんなことをキザに考えながら、私はコートの襟を掴んで首をすくめる。
25.イルミネーション
僕は付き合っている人がいる。
その子は可愛くて、時々見せる可愛い笑顔が
たまらなく愛おしい。子供みたいに小さくて可愛い。
そんなこと付き合えるなんて僕は幸せ者だと
そう思った。だが、そんな幸せは長く続かなかった。
彼女が癌になってしまった。彼女はみるみる
痩せ細っていた。辛いはずなのに彼女は笑顔で
僕を見ていた。
そんな彼女を見ていると涙が出そうだった。
彼女は亡くなってしまった。
僕は悲しみに暮れていた。
毎日声が枯れるまで泣いていた。
久しぶりに外を見ると雪が降っていた。
家から出ると寒くてイルミネーションが見える。
「もうこんな時期か…」
そう思いながらマフラーを巻いた。
「君と来年もずっと一緒に見たかったな〜笑」
また目に涙を溜め込んで雪の中を歩き始めた。
イルミネーションを見かけると、クリスマスの曲を聴くようになると、「ああ。もう今年も終わるのか」ともう年末の気持ちになる。
今年も1人。なんの新しい報告もなく終わる。
抱負も何ももう思い浮かばない。どうせ来年も判で押したような年になるのだ。
「え??もう⚪︎月なの???時間が過ぎるのが年々早くなるな…」
とかって言いながら
もう私は死んでいて、地獄で永遠に同じ年を繰り返しているんじゃないかって思う…けど、人生のロスタイムなのかも。
変わりたいって強く自分が思わないともう大人になったなった私は変われないんだなって。
生きる力も薄く、死ぬ勇気がない。怠慢な生を
来年も…
「クリスマスだから、年末だからって装飾される並木や建物や公園も綺麗だと思うけど」
コンビニのホットコーヒーを飲みながら、階段を一段一段上っていく。
吐く息が白い。同じように階段を上りながら、私は彼の顔を盗み見る。夜の山道は暗く、ところどころにポツンと灯りがあるばかりで、彼の顔もはっきりとは見えない。けれど弾んだ声の穏やかさと足取りの軽やかさで、彼が今どんな顔をしているのかを想像する。
きっと子供みたいに目を輝かせているのだろう。
「着いたよ」
街の北端にある小さな山。
初めて登った山の頂きは少し開けて、こじんまりとした展望台が設置してあった。とは言っても、ベンチと柵があるだけの、本当に簡素なものだったけれど。
彼はゆったりとした足取りで、柵のギリギリまで近付いていく。私も後をついていく。
「……」
目の前に広がっていたのは、きらきらと輝く星の海。
昔見た天の川の写真を思い出した。
「俺はここから見る街の景色の方が好きだな」
ちかちかと点滅する光点。連なるオレンジ。薄緑色に輝くタワー。人の営みが宝石になって街という箱の中で煌めいている。
レストラン、マンション、教会、居酒屋、ゲームセンター、病院、コンビニ、風俗店……そこには聖も俗も無い。みんなみんな、輝く光になっている。
「この中に冬限定のイルミネーションもあるんだろうけど、ここから見てるとさ、わざわざ飾り立てなくたっていいのにって思わない?」
煌めく宝石を背に微笑む彼は、私の目に他の何より輝いて見えた。
END
「イルミネーション」
イルミネーションを見ている君のその横顔が
どんなものよりも輝いているよ。
「イルミネーション」
あなたと見に行きたい、って
素直に言えたらいいのに
あなたが隣にいてくれるのなら
きっと綺麗に見えるのでしょう
赤、青、黄色……、一つ一つの色が、一つの芸術を生み出している。
その中に、欠けていい色なんてない。
一つのものを生み出すには、一つ一つの色が、個性が必要になっていくから。