『ゆずの香り』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
''よく頑張ったね私''と労りながら仕事仲間から貰った
入浴剤を入れ、よく混ざったことを確認したら
ゆっくり浸かる。
今日の仕事のこと思い出すも少しだけ涙がこぼれそうになる
私が悪かったのにどうして涙が止まらないのかなと
そう考える鼻を少しだけ啜ると
ゆずの香りが鼻腔を擽る。
この香りで涙がかすかに止まったのを感じた
されど涙が簡単には止まらぬ代わりに頭ははっきりとしてくる
''頑張り過ぎたかな…''と呟きながら私は明日のこと考える
たまには、自愛してあげよう
そう決め私は早々に風呂を上がる。明日は幸い休みだ。
好きなことして、体と精神を休ませてあげよう
そう答えが出た
まるでゆずが背中をトンっと軽く押してくれたのかな?なんて思いながら私は湯船な蓋を閉めた。
ゆずの香り
冬至の晩
ゆず湯に浸かってぼーっとする
柑橘系の甘酸っぱい香りが湯気となり
身体を巡って
幸せな気分になる
今年も無事に冬を堪能出来たんだなぁ、と
我ながら感心しつつ
柔らかい湯と戯れた
お題 ゆずの香り
さり気ない一言であの日に戻れたら
あなたを愛すことが出来たのかな
いくつもあなたのいない夜を重ねて
揺れてるこの想いも少しづつ薄れてきたけど
今年もあなたとの冬の想い出を
ゆずの香りが思いださせる
安心。
冬だね。
今日は寒いです。
うん、ゆずの香り漂うゆず湯。
ゆずの香り?ゆずと言えば美味しいよねえ。
君が隣にいるだけで
君が笑ってくれるだけで
周りが眩しくて
キラキラしていて
こんなにも幸せなことはない
「今」という時間を大事にしよう
たとえ未来がどうなろうと…
周りがなんて言おうと…
「今」が幸せならそれでいい
終わりがない未来を願いたいものだ
彼女はいつも余裕がある
横顔は可憐で歩く度に華の匂いがしそうだ
彼女の隣を歩くのはいつも少し緊張する
彼女は唐突に溜息を吐いた
不思議そうに首を傾げる僕に彼女は微笑んだ
「柚子の香りがするね」
どこか儚げな雰囲気のある
いつも笑顔の明るい子
居るだけでその場が山吹色に染まるような
そういう子
仲良くなりたいなって思っていたの
けれど貴女は、私の大事な人を盗った
私の言葉で傷付いた、
大事な彼女はふらふらと
貴女の香りに誘われて
私の元から飛んでった
蝶々みたいに消えちゃった
貴女の香りは柚子の香り
私と、同じ香りだったのにね
UNDERTALEの事考えた
大人のかおり
ゆずの香り