『もっと知りたい』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
人の話がつまらないと指をいじくり出すところ
料理が下手なところ
連絡が遅いところ
箸の持ち方が独特なところ
若白髪なところ
服のセンスが変なところ
バナナを1日1本食べないと元気が出ないところ
好きな人が私じゃないところ
もっと知りたいあなたの悪い所
もっと知って、嫌いになれたらどれだけ楽だろう
2023/3/12
黙々と本に書かれている文字を目で追っていく。読んで覚えて忘れてはまた読んで。読み終えた本は山となり危うい均衡を辛うじて保っている。ピサ斜塔かな?或いはジェンガ。積ん読の本も読まれるのを今か今かと待ち構えている。読みたい本リストは随時更新中。
もっと知りたい。もっと読みたい。
知識欲ばかりがフライング気味に先行していく。起きて半畳寝て一畳とはよく言うが、家の至る所に本が積まれて占領しているのでその状況を地でいっている。
(今日もいる…)
ずっと前からこの何もない公園で何かを描いている男性がいた。
そして今日も、また何かを描いている。
私はこの何もない、自然を感じられるこの公園がとでも好きで、ほとんど毎日通っている。
でも、遊具が殆ど無いせいかここに来る人たちはほぼいない。むしろ、この公園を知っているのかさえ怪しい。
(…あの人も、この公園が好きなのかな…)
ずっと何かを真剣に見続けて、たまに手を止めながら何かを描いている。
(この公園の、何を描いてるんだろう…?)
少しでも気になったら行動に移してしまう私は、彼の邪魔にならないよう、静かに近づいた。
彼は集中してるのか、私に気がつくことなく、静かに自身の描いた絵を眺めていた。
少し時間が経ち、やっと私に気がついたのか「こんにちは」と挨拶をし合った。
『何を描いているんですか?』
「あぁ、これです」
その絵は上手いとも下手とも言えないのに、何故か心にグッとくる絵だった。
描かれていたのはこの公園に鮮やかに咲いてある、ハナマスだった。
『…なんだか心にグッとくる絵ですね』
「ありがとうございます。
…この公園、とても美しい花が咲いているんですよね
私はよく花の絵を描くんですが、花を描くとなったら毎回ここの公園に来てしまうんです。
人も少なくて、落ち着きますから」
『そうですよね…
実はここの公園、あまり、というか殆ど遊具が無いせいか人が全く来なくて…
私は、この公園が子供の頃から好きなんですが…』
「あぁ、そう言えば貴方、毎日この公園に来てますよね」
『気づいてたんですか⁈』
「ええ、ここってとても静かでしょう?
だから人が来るとすぐにわかるんです
…と、私はこれから少し仕事があるので
今日は、帰ります」
『…あの!
またよろしければお話ししませんか…?
全然、空いてる時間で大丈夫ですので!』
「もちろん、私でよければぜひ。
…では、また」
穏やかに、丁寧に笑い、この公園が好きだという彼。
また、会えたらもっといろんな話をしたい。
話している内に、もっと彼のことを知りたいと思った。
…私はどうやら、彼の絵にも、彼自身にも惹かれてしまったようだ。
次会えたらまたーー。
もっと知りたい
でも
真実を知ることが全てだろうか
その事実が
あなたを傷つけるものでも
あなたは"もっと知りたい"と思いますか?
もっと知りたい
何も知りたくないの…
好きなものを統一
して並べて…
鑑賞したい…
鑑賞会。
それだけでいい
優越感に浸っているの
しあわせ…
僕の可愛い彼女は、僕の元ストーカーだ
元ストーカーだからかな?
僕の部屋に沢山の盗聴器や小型カメラがある
まあ、でも彼女の方がまだマシだ
だって、僕は彼女の部屋に
盗聴器や小型カメラGPSなど あと他にもある
彼女の写真で埋め尽くされている部屋とか
彼女の好みとかまあ、色々知っている
何故、そんなことするのかって?
だって、彼女のことをもっと知りたいからだよ
#もっと知りたい
もっと知りたい。
世界のこと。
もっと君の事を知りたい
君と私のストーリーを綴って
1冊が埋まるまで描いていきたい
「彼のこと、もっと知りたいな……」
無意識に出てきた言葉にハッとする
男性が苦手だった私にとって
こんな事は初めてで
自分でも
なんて言えばいいのか分からなかった
ただ一つだけ言えることは
私はクラスメイトよりも友達よりも
家族よりも誰よりも
彼のことが-
好きなんだって
君のこと、もっと知りたいって、言われたかった。
私は、あなたをもっと知りたい、って思ったよ。
何が好き?
どんなことしてる?
毎日知りたくて、たまらなくなった。
でも、いつしかそれは、悲しい想いに変わったんだ。
なんでそんなふうに言うの?
なんで連絡なくなったの?
「もっと知りたい」が、悲しい一人歩きをした。
私はもっと、私を知って欲しかった。
知りたいの情熱の温度差は、恋に終わりを告げたんだ。
シャーロック・ホームズをもっと知りたい。
シャーロック・ホームズは存在しませんが、私の好きなシャーロック・ホームズをもっと知り尽くしたい。
あぁーシャーロック・ホームズよ教えてくれ。
シャーロック・ホームズの小説を読んでもっと知る。
私は人間、
他の人より無知のね
この世界のこともよく知らない
だから
もっと知りたいんだ
人間の世界ってやつを
私は絵が好きだ。描くのも好きだし、見るのも好き
だ。でも好きなのと上手いって違う訳で、描いてか
ら一日たって、見返してみたらなんかあんま上手く
ないかもしれないなんて思うことは多かったりす
る。でも、それをどう解消するかが大事なわけで、
そのまま諦めていい訳じゃない。なんか違うと思っ
たら構図やポーズを見直して、他の人を参考にでき
る限り変えてみる。勉強や掃除は嫌いだけど、絵は
好きだしもっと知りたい、上手くなりたいって思う
まあ少し直したら面倒くさくなって未来の自分に丸
投げすることの方が多いけどね。
【もっと知りたい】
【俳句】
教えてよ
うちの知らない
君のこと
理想は違う
きみだとて
笑うあなたは
花のよう
違うあなたを
見てみたい
花とは違う
あなたの秘密
お題《もっと知りたい》
その瞳の中に映った風景を。
その瞳の風景の先を。
私は、知りたいんだ。
今度はきっと、追いかけてゆくから。
孤独の最果て、春芽吹く。
愛してる 軽い気持ちで言わないで
私の知らない 貴方の横顔
彼がどんな風に笑うのか知りたいんです。
彼がどんな風にメッセージを打つのか知りたいんです
塩なのか砂糖なのかとても知りたいんです。
けれど、話しかける勇気など無いのです。
欲まみれだ。
もっと知りたい。
君がどんな目で今を見てきて
どんな目で今を過ごしているか。
どんな気持ちで周りを見ているか。
知りたい。
君を護れるか、
どうして欲しいのか。
分からないからいいんだろうけど。
でも嫌われてても
知りたいんだよね。
嫌いになれないから
さぁ、どうしよ。
「『ぁ、あの!』」
いつもすれ違うあの人に声を掛けたくて
あの子に
勇気を出してやっと、
「え?あ、、ふっ
『わ、え?、、へっ、
被っちゃいましたね、照笑」』
『、、えと、その、話しても良いですか?』
「はいっ!、、」
−君を もっと知りたい−
もっと知りたい
もっと
もっと
追い続けて また離れていく
知るとは何か
その物事について全てを理解すること
いや
その存在を初めて感じることか
分からない
知るということの意味さえも 私は知らない
それなのに 私は追い求める
ひとつを知れば 無数の知らないが生まれる
永遠に永久にそれは巡る
それでも 全部知りたかった
全部知れば 全部わかっていれば
私は あの子に正解を贈れただろう
私が悪かったんだ 私が不正解だった
私は知らなかった
正解を 正解を知れば
私は許されるの
正解を
歩き続けた 走り続けた
どこを探しても
溢れ出るのは
数多の知らないだけ
許して お願い
ごめんなさい
不正解でごめんなさい
もし全てを知れる日が来るならば
私は気付くだろう
もし全てを知れても
あの日には戻れない
不正解は正解を求めて進む
もっと知りたい。