『もう一つの物語』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
〚もう一つの物語〛
もう一つの物語。
世の中には、もう一つの物語がたくさんある。
人を含め、物の数だけある。
でも私は一つしか知らない。
そう、自分のだけ。
だから考える。
自分以外の、もう一つの物語を。
だからってそれは本物とは限らない。
いや、
それすらもまた別の、新しい物語。
終わりのない話である。
それが、それこそが、もう一つの物語
仕方ないことだとは、思う。
いつだって主役は一握り。
大多数は、どこまで行っても脇役だ。
脇役にさえ、なれない人がほとんどだろう。
だから、書きたくなったのかもしれない。
主役ばかりが見ている世界が全てじゃない。
脇役が見ている世界に、スポットが当たってもいいじゃないか。
脇役にもなれない人達が見ている世界が照らされても、いいじゃないか。
”もう一つの物語”
それは主役だけじゃない、たった一人の物語。
もう一つの物語
僕はある日好きな人に告白した。
その好きな人は僕の幼なじみで小さい時から仲が良かった。
告白が成功するために僕は彼女を夏祭り、文化祭、休日の遊びなどに誘い、彼女と過ごすことが出来た
まぁー、結果は振られけどね。
その人は自分に気があるんだと思ってた。完全に自惚れてた。
友達から聞いた話だけど、僕のこともとから嫌だったらしい。なんかすごく悲しくなった。自分の勇気を踏みにじられたと感じた。
しばらくして僕はまだ新しい好きな人が出来た。
次の恋をするのは思ったより素直にできて、告白した幼なじみとは今友達の関係まで回復してきてるし、 今が普通に楽しい。
新しく好きになった人は彼女とは全然タイプが違ったけど、次の告白は絶対成功させようと、僕は猛アピールした。そして時が経ち、僕は告白をした。
すごく不安だった。また前のように振られるんじゃないかと...そんな不安が心にあった。
でも結果は...成功だった!
僕は嬉しかった。嬉しくて嬉しくて仕方なかった。
人生で初めての彼女はこの彼女で良かった。
心からそう思えた。
そしてそれから僕は高校生活を楽しんだ。
そして高3の...ある日
前に告白した彼女。僕の初恋の彼女が、幼なじみが、交通事故で...亡くなってしまった。
衝撃的すぎて言葉が出なかった。彼女はいつも明るくて、元気で、クラスの光だった。
きっとこれから幸せな人生を歩むんだなってそう思ってた。でも現実は違った。
僕は幼なじみということもあり、彼女の部屋の掃除を手伝うことになった。
ひとりで掃除をしていると、彼女の机の中から
一冊のノートを見つけた。
「日記」
そう表紙に書かれていた。僕は気になりそのノートの中を見てみた。僕はその日記を見て頭が真っ白になった。
(今日は幼なじみのあいつと夏祭りに行った。
初めて一緒に行こうと誘われてちょっと嬉しかった。気合を入れて浴衣を着たりした。あいつはなんも言ってなかったけど。...どう思ってたのかな。
今日はあいつと文化祭を見て回った。文化祭もあいつと初めて一緒にいたな。どのクラスの出し物もすごい面白かった。2年3組のお化け屋敷ではあいつビビり散らかしててばっかおもろかったw色々あったけど、あいつとまわれてちょっと良かったかも...
...今日は友達の楓さんが恋愛の相談をしてきた。
楓さんはあいつのことが好きらしい。
ぶっちゃけ意外だった。あいつ大してイケメンでもないし、もやしみたいな体なのに、モテるんだなって思った...。...楓さんの恋友達なんだから絶対に叶えてあげなきゃね。多分私なんかよりずっと良いしね。
......今日あいつに告白された。すごくびっくりした。一瞬ほんとに私なのかと疑うレベル。
...でも、その、すごく嬉しかった。あいつが私を好きでいてくれていたのが嬉しかった。心のどこかでわかっていたのかもしれない。多分私は、私もあいつのことが好きだった、と。だから私は返事をしたかった。「私も好きって」返事がしたかった。
だけど楓さんの事を思うとなんだか自分が裏切った感じがして、横取りした感じがして、とても怖かった。楓さんは親友と言っていいほど、大事な友達。
そんな彼女の願いを台無しにするなんて......
ごめんやっぱ私には無理だ。台無しにするなんて無理だ。あいつに言っちゃった。「ごめん好きな人いるから。」って冷たい態度取っちゃった。
今まであいつがどんなことをしてきたのか、どんなに頑張ってきたのか。私には分かる。その努力を私は台無しにした。友達からなんでふったの?って聞かれた時もなんて言えばいいか分からなくて、最初から嫌だった。あいつは好きじゃないとか焦って言っちゃって...
私は馬鹿だ。最低だ。
ホントはあいつの事好きなのに、大好きなのに。
言葉にできない。
あぁ、苦しい悲しい、辛い。...あいつに好きを言いたい...。)
日記はそこで途切れていた。
気付けば僕の目からは涙が溢れていた。
なんだよそれ。あいつが俺の事好きだったなんて...
友達のために自分の気持ちを殺して。告白を断って、優しすぎんだよ。あいつは...。
なぁー...。戻ってこいよ。戻ってきてよ。そしてまたいっぱい話そうよ......。
もしあいつが友達より僕を選んでいたら、もし、楓が俺の事を好きじゃなかったら、今の彼女とじゃなくて、幼なじみのあいつと付き合ってたら、どんな人生を歩んでいたんだろう...。
僕はそう思った。
もうひとつの物語🗝
10/29「もう一つの物語」
待っている。ここで。勇者が我を倒さんと現れる刻を。
我は魔王。かの国々の連合軍に敗れ、配下を殺され、遥か遠き地に追いやられ封印されし者。
憎しみしか、ない。我を成すものは。
生まれながらの憎しみ。迫害される中での憎しみ。全てを奪われた憎しみ。打ち倒された憎しみ。
待っている。ここで。我が勇者を葬り、完全なる復活を遂げ、地上の全てを滅ぼす刻を。
(所要時間:6分)
「reverse」
覚悟はできた。あとは、この薬を喉の奥に流し込むだけ。
私には両親がいない。4年前、私が中学2年生のときに父が母を殺した。逮捕された父もすぐに獄中で死んでしまった。残された私は祖母に引き取られることになった。祖父は随分前に亡くなっていた。両親を失って4年が経つが、この4年間を生きられたのは祖母のおかげだ。感謝してもしきれない。けれど、その祖母もつい1週間前、死んでしまった。
祖母が死んでから自殺を決断するのに、時間はかからなかった。両親がいなくなった当時も、私のことを人殺しの子なんて揶揄する同級生もいた。祖母が亡くなってからというもの、私には、私がまるで死神、いや、神なんて高尚なものじゃない、死を纏った化け物かのような目を向けられる。憐れみの感情すら感じなかった。
ごめん、おばあちゃん。おばあちゃんがくれたこの4年間を無駄にしてしまうかもしれない。でも、すぐにまた会えるよね?
大量の薬を手に取る。これだけ飲めばこの世から消えられるよね?
怖い。でも、薬を口へ運ぶ手は止まらなかった。口を開けて、水と一緒に飲み込むだけ。
そのときだった。
パチンッ
「どうしてそんな愚かなことしようとするわけ?ほんとに君たちの考えることは理解できないよ。」
振り返るとそこには白のTシャツに、グレーのジャージを身につけた中性的な面立ちの男が、大量の薬を持って立っていた。私が持っていたはずの薬だ。取り返そうと、手を伸ばそうとしたが動かない。
「あ、君が動かせるのは首から上だけだよ。今は僕が時を止めてるからね。君の首から上は僕の時間軸に取り込んじゃったから動かせるけど。」
「薬、返してよ!私は今から死ぬんだから!」
私は叫ぶ。どうして私の邪魔をするの?というか誰?幻覚?こんなに残酷な人生を与えておいて、こんな時までうまく行かないの?
「死んで何になるのさ。死後の世界なんてないし、ましてや死が救済なんてことがあるわけないでしょ。」
「あんたに何がわかるのよ!これ以上生きてても意味がないの!死ぬしかないのよ、私はっ!」
「はあ」
男がため息をつく。
「だから、死んでも何にもならないって。僕は君を助けに来たんだよ。」
「助けに来た?ふざけたこと言わないで、同じことを言って私に寄ってきたひとがどれだけいるか。1人残らず本当に助けるつもりなんてなかったわ。早くそれを返してよ!」
結局そういうことよね。この男は私の何を求めてるのかしら。金?体?
「助けに、というのは違ったかな。君に新しい選択肢を与えに来た、とでも言っておこうかな。」
男は真剣な顔で言った。
「どういうことよ。」
「君の母親は、君の父親に殺され、その後父親も獄中で亡くなった。そうだね?」
どこから調べてきたのだろうか。まあ、私の周りにいる誰かに聞けばすぐにわかることだし、知っていてもおかしくない。
男は続ける。
「君はそれが本当だと思っているのかい?」
「どういうことよ」
「君は真実を知りたくないか、そう訪ねてるんだ。」
わけがわからない。どこかのカルト宗教の勧誘?でも現に私の体は動かない。ああ、私は本当におかしくなってしまったんだ。
私が口を開く前に彼はさらに続ける。
「答えてくれないみたいだね。それか混乱してるのかな?まあ、どっちでもいい。見ての通り、そして君が今体験しているように、僕は時間を止めることができる。そして、僕は時間を遡ることもできる。残念ながら未来へは行かないけどね。つまり、君を連れて4年前、君の両親が死んだときへ遡れば真実がわかるんじゃないか。そういう話だ。」
「何を言ってるの?私の母は父に殺され、父も刑務所の中で死んだ。それが真実よ。警察もそう言ってたんだから。」
「はあ、全く物分かりが悪いね。」
そう言って彼はポケットから何かを出し、それを手のひらに乗せたままパンッと手を叩いてみせた。すると手のひらのうえには1cmほどの青白い球が現れた。
「これを飲んでしまえば、君は4年前のあのときに戻ることができる。どの場所で目が覚めるかはわからないけど、戻ったら僕もきっとそこにいる。」
そういって青白い球を私の目の前に置いた。
「君から盗んだ大量の薬も置いておくよ。どちらを選ぶかは君次第だ。もし過去に戻ることを選んだなら、そこでまた僕と落ち合おう。君が新たな選択肢を掴んで、君のもう一つの物語が紡がれることを願っているよ。じゃあ、また会おう。」
そんな言葉を残して、彼は突然消えてしまった。
彼が消えたあと、すぐに私の体は自由を取り戻した。
どうすれば良いんだろうか。一度は死ぬと決めた覚悟ももう失われてしまったようだ。仕方ない。球を飲み込んでしまおう。はなからもうどうなってもいい、そう思っていたのだ。
そうして私は球を手に取り胃の中へ流し込んだ。
私の体が、心が、運命を逆行する。
【93,お題:もう一つの物語】
人生はいろんな選択の繰り返しなんだ
あの時こうすれば良かった、こうしなければ良かったって
当たり前のように小さな後悔を重ねる
でもそれと同時に、
あの時こうして良かった、こっちを選んで良かったって
同じくらい幸せも重ねるんだ
きっと、僕らが今存在する世界は
たくさんの世界の中の一つにすぎなくて
『あの時選ばなかった方のもう一つの物語』も、無数に存在しているんだろう
だけど、もし『もう一つの物語』を見れるとして
僕はあまり見たいとは思わないかな
少なくとも生きているこの間は
満足に生きられた、幸せだったって思いながら眠りにつくんだ
そしたら他の世界を見に行こう
たくさんの人、一人一人の人生物語
エンドロールまで眺めたら、また別のものを
僕の人生も、他の人が見たときに「いい話だね」と言ってもらえるよう
納得がいくよう生きなくては
わたしに
もう一つの物語があるとしても
きっとその内容は
現在の物語と
ほとんど変わらないでしょう
どちらも主人公は
あなたとわたし
あなたと出会い
あなたに恋をして
あなたもわたしを
愛してくれる
幸せな日々の連なり
ただ
物語の最後だけは
大きく違って
この言葉で終わってほしい
ふたりは末永く
仲睦まじく
幸せに暮らしましたとさ
メデタシメデタシ
# もう一つの物語 (316)
"もう一つの物語"
もう一つの…って事は、《もしも》の物語か?
《もしも》こうだったら、《もしも》あぁじゃなけりゃ…そういう物語か?
思った事はあるけれど、けれどそうじゃなかったから《今》があるって思ってるから、そこまで考えた事はない。
けれど、生体的な《もしも》なら、ちょっとは考えた事はある。例えば、俺が盲目だったら。耳が聞こえなかったら。体のどこかを自由に動かせなかったら…。
あと、…俺が女だったら。今の俺との差異が一番少ない《もしも》の話。
俺が異性だったら、なんて想像しづらいけど、多分まともな女じゃない。身を置いている社会が社会だから、男装して男の演技をして女である事を隠して暮らしてそう。
それ以前は…、なんか自分で言うのもなんだが女っ気なさそう。化粧なんて全くしなさそうだなぁ…。やったって軽くで、メイク道具は周りの同性より圧倒的に少なそう。
あとお洒落にも興味無なさそうだから、持ってる服なんてシンプルなのばっかりだろう。俺がこうなのだから、動きやすさ重視で簡素なものばかり好みそう。俺の性格で考えると、きっとそんな感じだろう。
女の俺可愛げ無さすぎだろ。
「……」
そこまで考えたら、身体は?
身長は平均より少し高めか。体重は……「もっと食べろ」って言われる位軽いだろう。肉付きは、いくら女性ホルモンで丸みを帯びているからって、絶対薄い。だから胸も尻も小さい。
魅力まで無さすぎだろ女の俺。
「……」
なんだろ、なんか複雑。
自分で書いてて凄ぇ複雑。
「もうひとつの物語があるのなら」
生まれてからいなくなるまでの間は物語であり「人生」
だよね。
どんな物語にするかは分からないし、どんな物語
にするかその人の勝手。
ただ、後悔が現れないような物語にして欲しい。
もうひとつの物語があるのなら、同じ過ちがない幸せ
な物語にすることは出来るよね。
だって、ふたつあるんだから。
ただ、もうひとつの物語はないから自分がやってきた
ことがほんとに後悔しない物語になるのかきちんと考え
て欲しい。
物語はたった1回だけ。最後に生まれてからの物語が
最後に「幸せだった。」と思えるような物語にして。
―物語はたったひとつだけなんだから―
#もう一つの物語
ある山賊と王サマと科学者がいた
その山賊達に似た[もう一人の彼ら]は、
この街を守る僕らのヒーロー
……___なーんて、嘘ですよ
#あとがき
こんばんはー!
私3日坊主なのにちゃんと毎日投稿出来てる…✨
今回の投稿、難しかった> < ՞
『もう一つの物語』って考えると、
どうしても、異世界風に考えちゃう💦
では、おつ〜!!
~ 83 もっと読みたい! ありがとうございます ~
(2023/10/29 20:02:48)
もう一つの物語
どの物語のもう一つ
関連があるはずだから
その物語がわからないと難しい
同じ地球にいて
同じ時間を過ごして
同じ物語を通して
それでも同じではない
こんなことは当たり前でしょ
もう一つの前の物語はどれなのかな?
もう一つの物語
僕の物語は一つしかない。
今生きている人生しか物語がない。
失敗続きの人生は飽きてきてしまった。
完璧な自分は空想の中でしかいない。
美人でスタイルの良い、頭が良く、恵まれている国、最高な友人........。
欠けたところのない完璧な自分でいる、空想上の自分が羨ましい。
現実の自分なんて真反対の人間だ。
こんな自分がいつも嫌いだ。
だから空想上の自分だけは、《完璧》でいたい。
もしも、なんて都合の良いものは無い。
亡き父を責める悪夢を見て、私は自分に言い聞かせる。
過去に縋るのも、未来に縋るのも、……見苦しい。
分かってる、もう……父は、此の世界には、いない。
父を責めることで、自分の弱さから逃れようなんて、馬鹿らしい。
やはり、いつに成っても、親の器に私は甘えたいのだろうか。
親離れが出来ない、未だに幼い自分に腹が立つ。
大人に成るのを急いだ代償なら、なんと滑稽だろう。
自分の選んだ……過去に選択した積み重ね、其れが人生だ。
紛れもなく、今の自分は……生き様は……過去の選択の結果に過ぎない。
『他者のせい』にするのは、一時は良いが……もう、こりごりだ。
私は、自分の保身に走った。だから、今も生きている。
父のような愛情深さも、父のような勇気も、父のような覚悟も、
私には無かった。
相棒であり、親友であり、最も心許した家族で在り、
異母弟の彼のような芯の強さも、私には無かった。
父のように成りたくて、異母弟のように成りたくて、
でも、かつての私は成ろうと、努めようともしなかった。
父も異母弟も疾うの昔に、この世を去った。
今、私は決する。
もしもなどという……幻のもうひとつの物語を、もう抱かないと。
君が何かを選んだ時
それを選ばなかった君もいる
数え切れない程のパラレルがある中で
今の君はここにいる
何かを選択して後悔したとしても
その選択を後悔していない君もいる
全ては体験しているだけ
君ができないことも
違うパラレルの君がやってくれている
すべてをできなくってもいいんだな
すべて完璧でなくっていいんだな
こんな風にも捉えてみてね
〜もう一つの物語〜
あなたが笑う。その隣に私がいる。
他愛ない話を語りかけて、幸せを彩っていく。
小さな小さな白い家。庭には四季の花々を飾り、温かなリビングであなたの子どもとあなたを待つ。
あのときあなたを追いかけていたら、
そんな未来もあったのでしょう。
今はもう交わらないあなたと私。
これは遠い昔に筆を置いた、
読み手のいないもう一つの物語。
【もう一つの物語】
あの日誓い合った幼い約束を今でも覚えていますか?
10年前のあの日、本気で悩んで、それでも答えはでなくて、もうどうでもいいやって投げ出した。
結局将来のことを考えることが億劫になり、目の前のことで視界が塞がれてしまった自分。
世間から言われたことこそが正しいのだと思い込んでしまい、本当の自分を殺してしまっていたんだよね。
何をすれば良いのか分からず、ただひたすらに寿命を削る毎日。
本当に苦しかったよね。
安心してほしい。
24歳社会人になった今、僕はいつかたどり着くゴールに向けて一生懸命生きているよ。
辛くても、苦しくても、誰かのために頑張れる強さを僕は持っていたよ。
この続きはまた10年後、お互い一回り大きくなってから話そう。
もう一つの物語を描こう。
『あなたを採用します。』
電話越しに男がそう言った
私は嬉しくてたまらなかった
来年から働くのだ
憧れていた東京で
その時はまだ———
もう一つの物語り
主人公がラスボスを倒した物語があるとする
でもそこにはラスボスを倒せなかった物語も存在する
でもそんな物語を選ぶ人はいない
都合が悪すぎるからだ
いつも僕たちはそうやって都合のいい、綺麗事の物語を選んでいく
でもたまには綺麗事ではない物語も選んでみてもいいのではないのだろうか
もう一つの物語
お菓子食ってたら体重増えた(ガチで)
( ˙▿˙ )☝も、もう一つの物語
彼女は出会った瞬間から、彼に惹かれていた。彼は彼女に優しく微笑みかけ、彼女の心を掴んでいた。
彼女は彼に近づき、お互いに話をするようになった。彼女は彼が抱える過去を知り、彼を理解するようになっていった。
やがて、彼女は彼のことを愛するようになった。しかし、彼にはもう一つの物語があった。
彼は別の女性と交際しており、彼女は彼にとって、とても大切な存在だった。彼女は自分の気持ちを抑え、彼に対して優しく接することを決めた。
しかし、彼女の優しさに気づいた彼は、自分の気持ちに気づき始めた。そして、彼女との時間が増えるにつれ、彼は彼女に惹かれていくようになった。
やがて、彼は彼女に自分の気持ちを打ち明ける。彼女は驚きと喜びでいっぱいになり、彼に抱きしめられた。
二人はお互いを想うようになり、彼女は彼との時間を大切にするようになった。彼女は、もう一つの物語の中で、彼との愛を育んでいくのであった。