『はなればなれ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
共に通う、学友よ
私は今こゐ焦がれています
学校のマドンナ
高嶺の花に、
何故に今言うのか、
さう言われるかも知れませんが
今だから言うのです
もう二度と会えないかもしれないから、
良い返事を求めてはいますが
強要など致しません。
周りの事など気にしなくて良いのです、
色の違ふ百合は
同じ鱗茎からは咲かないのです。
それでも私を受け入れてくださると言うのなら
「また会いましょう」
晴れやかな気持ちで過ごせた日
涙を流して時間だけが過ぎた日
レモンティーに輪切りレモンを乗せてみた日
バイト先に友だちが来た日
何も起きなかった日
連ドラの最終話だけ観て号泣した日
そのことをひとつひとつ伝えたかったあなたとはもう
は
な
れ
ば
な
れ
遥か、遥か引き裂かれて。オレたちは、ふたりになった。
さよなら。
「もう、何も喋りたくない。貝になりたい」
「待ってよ! ほんとに行っちゃうの?!」
「………」
後は、おまえが上手くやってくれ。
オレは、海深くを目指す。
ただ、頭の中でおまえが泣いていて、それだけが気がかりだった。
私は小学校二年生の時転校した。
その時に心に残っていることがある。
幼稚園の時に、親友と言えるものがいた。
そしてその子が言った。
言ったは違う。書いたの方が正しい。
「中学校でまた一緒に学校に行こうね」
という手紙をもらった。
小学校は別のところだったため、再会は中学校だったのだ。
その手紙は今も家のどこかにしまってある。
名前も顔も全然覚えていないというのに、その果たせなかった約束だけは覚えている。
不思議なものだ。幼心ながら、そんな約束が心に残ったのだろう。
結局私が転校してしまったため、その約束は果たせなかったことを今でも悔やんでいる。
一体今は何をしているのだろう。
離れ離れになった時、最後に見た公園の風景は今も忘れられない。
(実話です)
はなればなれ
引越しの前日、荷物の整理をしていると、床に小さな紙が落ちているのに気づいた。
四つに折りたたまれていて、僕はそれを見た記憶がなかった。ゴミ箱に捨てる前に、開いて見てみると、
『はなればなれになっても、ずっといっしょだよ』
と小さな子供が書いたような汚い字で書かれていた。
「ひっ?!」
ますます訳がわからなくなって、僕はその紙を放り投げてしまう。宙に浮かんだ紙は、ヒラヒラと落ちてきて、
その行方を腰が抜けた僕が目で追いかける。と、
ークローゼットの隙間から、僕を見つめる目と目が合っ
た。
はなればなれ
うちは近々、はなればなれになる。
父は入院、弟は都会。
残るは私と母の二人だ。
この二人になると何が起こるかというと、話しすぎるADHD母と一人の時間をとりたいASDの時間的リソースの奪い合いだ。
こころが、はなればなれになる。
今更ながらにADHDの本を手に取った。
母と向き合わなければならない。
その重みが、肩にのし掛かる。
はなればなれ
2人で笑い合ったね
手を取り合って並んで歩いたね
時には喧嘩して
時には仲直りして
いつも俺らは隣同士
いつからだろう
君が先に行くようになったのは
楽しさも嬉しさも半分だけど
いつか会える時まで、その楽しさも嬉しさも
俺が取っておくね
俺たちは離ればなれだけど
同じ空の下で繋がってるから
沈む夕日に願う
「…明日は会えますように。」
はなればなれ )
おはようなんて言っても、貴方は返事はしてくれないし、おやすみって言っても返事はしてくれなかった。
メールは来ないし、電話をしても出てはくれない。
「また、会いにくるよ。」
は、嘘だったの?
ヒールはきついし、もうなにもかも嫌だ。
あたし、遊ばれてたのかな。あほらし。
でも、貴方とのトークは毎日見にきちゃうし、電話も毎日かけてしまう。
いつか、出てくれると思って。でも、いつかけてもでない。
他の人に恋しようとしても、貴方が毎日頭の中にいる。いつか忘れられると思っても、いっつも貴方は私の頭の中にいる。
寝るときに、貴方の
──大好きだよ、○○。
が駆け巡る。
私も、大好きだったよ。
#はなればなれ -61-
はなればなれになっても。
同じ空の下つながっているよ。
今夜は君もあの満月を見上げているだろうか。
はなればなれになっても、
私のこと忘れないでね
ううん…でも。
忘れてくれていい。
でも、あなたの中のどこかに私がいるなら、
あなたの心の隣にいたいです。
今までありがとう。
話はできなくても、同じ場所にいるだけで、あなたは私の心の支えでした。
本当にありがとう。
タンポポの綿毛ってはなればなれにならないと意味ないの。
多分、そういうこと。
君と僕は。
心と心は。
はなればなれ、なんだね。
どうか、置いて行かないで。
僕を独りにしないで。
〝はなればなれ〟
行ってしまった。
やっと会えたのに、また行ってしまった。
次はいつ会えるのか。
なんの話をしよう。どんな顔で会おう。
想っていればまた会えるかもしれない。
今日は、早めに寝よう。
「これでもう、ぼくたち、はなればなれだね」
あきくんはそういった。
でも、ぼくは、そんなことおもってない。
だって、ぼくとあきくんはいつでもいっしょで、はなればなれになんてならないんだもん。
そうやくそくしたんだもん。
ゆきびきりげんまんしたもん。
だから、ぼくとあくきんははなればなれなんかじゃない。
「はなればなれじゃないもん!!ぼくと、あきくんはずっといっしょだもん!!ゆびきりげんまんしたんだもん!!」
あきくんはこまったかおをしてる。
でも、ぼくはなくのをやめれられない。
『はなればなれ』
、、、、おはよう、なんて言っても虚無に溶けて無くなるだけ、そんなの分かっているのになぁ
ねぇ、はなればなれは辛いよ、怖いよ、寂しいよ
そんな事を考えながら、私は今日も物語を書く、物語の中でだけは私は独りじゃないから
ここから後書き
今回は孤独な作家さんをテーマに書いてみました!元々恋人がいて、、今は亡くなってしまったようで、、、、今回もちょい暗めかな、、?笑
はなればなれでも繋がってればいい?そんなことはない
はなればなれ
友達が転校した。私は、悲しかった🤣その子は小さい頃から、仲良しだったので悲しかった
空で輝く星になるにはどうすれば良いかだって?
うん、可能性だけならいくつか考えてやろう。
ひとつ。
どこか宇宙の恒星として生まれおちること。
現時点で不可能だな。却下。
ふたつ。
死後には海や山のあちこちで散骨してもらえるよう遺言を残し、可及的速やかにこの地球の一部となること。
…あぁ地球は惑星だからそもそも駄目か。却下。
みっつ。
今からでも遅くない。天文学に本気で人生を捧げ、未知の彗星を発見して自分の名前を命名させてほしいと国際天文学連合に懇願してみること。
何、名前だけじゃ駄目?贅沢者め。ならば却下。
よっつ。
どうにかして宇宙旅行に出発し、船外活動の時間によく方角を確認したら、おもむろにセーフティ・テザーを切って単身大気圏突入だ。これなら、まず流星にはなればなれる…かもしれんぞ。
痛いのも駄目?一瞬でも?しょうがないな、却下。
いつつ。
恋人をつくれ。親友を探せ。親孝行をしろ。知人の10人中8人に「あいつは良い奴だ」といわれるグッドガイを目指せ。全て叶ったら世間を捨てて旅に出ろ。
誰か一人ぐらいは夜空の星にお前の姿を見るだろう。
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「はなればなれ」
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所感:
お題の「は」を「わ」と読めばイケると思ったのが駄目でした。今までで一番無理のある文章ですが後悔はありません。次はもっとうまくやろうと反省はしてます。
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たとえ距離的に遠くたって
わたしの気持ちは変わらないよ
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