『どこまでも続く青い空』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
お題「どこまでも続く青い空」(雑記・途中投稿)
雨が降った日にこんなお題。
正直、思い浮かべる雰囲気が暑そうだなって思う……。
夏のお題は夏に散々書いたから何書こう。
どこまでも続く青い空
青い空って元気にしてくれます
心をスカッとしてくれます
今日憂鬱な一日を
頑張ろう‥
とつぶやかせてくれます
どこまでも続く青い空の下にはきっと
これから出会うべく
運命の人が普通に過ごしていて
いつか出会ってお互い運命を叶えていくのだろうな?
なんて夢を
青い空は連想させてくれる空でもある
どこまでも続く青い空がある限り
人生もそんなに悪くないのかな?
なんて気もします
友人が雨女だった。
私は雨女雨男といったものには懐疑的だったけど、彼女は自分自身のことをいつも「雨女」だと呼んでいた。
雨女という妖怪が昔存在していたと言われている。そのことから、その行動によって雨をもたらしているかのように思える人を「雨女」と呼ぶ。
水神様に好かれてるから縁起が良いだとか、悪いだとか色々真偽は定かではない。
そもそも私はそういったオカルト話を信じていなかった。だから、友人が雨の日になるとことあるごとく「私のせいで」「私が雨女だから」と言うのが堪らなく嫌だった。
天気予報なんてしょっちゅう変わるし、地球から見た日本の天気なんて本当にちっぽけなことなのに、まるで我が世の終わりかのように話す友人の傲慢さが嫌だった。
そんなもので天気はどうこうなるものではない。
しかし、学生時代から数十年、長らく音信途絶えていた友人の訃報が届いた。水難事故だったらしい。
葬式に出た。
もう長いこと会っていなかったが、雨女だった友人の鬱々とした嫌みたらしさは、常に私の学生時代の記憶と共にあった。連絡も寄越さない。いけ好かない性格だったが、それでも悪友だった。
その日は晴れていた。天照に見放されたとよく嘆いていた友人に似つかわしくないほど、どこまでも続く青い空だった。
お題/どこまでも続く青い空
青い空。そう聞いて大半の人間は希望を抱く。
突き抜ける程高いそこには何処までもいけそうな自由がある。
青い空。そう聞いて私が抱くのは残酷な程黒く淀んだ絶望だ。
光が強くなるほど影が濃くなるように、空が澄み渡れば澄み渡る程私を苦しめる。
何処にもいけず、地で藻掻き苦しんでいる私は、どこまでも続く青い、広い空を見上げ、そしてまた絶望に囚われる。
いつか、私もそちら側へたどり着けるのだろうか。
「空は広いんだ」
どこまでも続く青空は
いつも自分が小さな存在であると気づかせる
けれど、必ず自然の美しさを教えてくれる
太陽の強い光に青く透き通った空が映えている
何度も見てきた空
それは毎日違った色を見せてくれた
そして全てが美しかった
今日も朝が来た
カーテンを開けて
空を見た
まだその空は赤みを残していた
また一日がはじまる
青空と共に
あすもまた
どこまでも続く青い空
洗濯を回す、洗濯物を干す、朝食をつくる、食器を洗う、タオルを畳む、昼食をつくる、食器を洗う、買い物に行く、衣服を取り込む、夕食をつくる、食器を洗う、洗濯を回す、洗濯物を干す
毎日同じ繰り返し。
結婚生活というのは、もっと華やかなものだと思っていた。彰(あきら)と一緒に順風満帆な人生を送るのだと確信していた。その確信はどこからきていたのだろう?と今となればそう思う。
彰との出会いは、職場だ。
総合病院に勤めており、私は看護師、彰は理学療法士という立場だった。
私は元からここに住んでいるが、
彰は上京してきた人間らしい。
お互い、犬が好き、映画をよく見る、野球観戦が好き
そんな理由で意気投合し、お付き合いを始め、結婚にいたった。そんな理由で、、、今の人生。
恋に落ちていた私は、そんな趣味や好みの共通点を奇跡とでも思っていたのだろう。
彰のことが優しくも見えた。イケメンにも見えた。
私の目は一時的に腐っていたのだろうか。
お互いコツコツ貯金をして、彰の地元に一軒家を建てた。
彰の地元は、山に囲まれ、田畑が広がっており、大通りに大型商業施設がポツンとあるだけの田舎だった。
建物に囲まれ、人混みの中を生きてきた私には、新鮮な町並みに感じ、同時にこの地でうまくやれるのだろうかという不安に襲われていた。
しかし、私は「彰が一緒だから大丈夫」と浮かれていた。
当時の自分に、「世の中そんなに甘くない」と教えてやりたい。
大丈夫なものか。自治会に半強制的に入会させられ、
一か月に2回、防災訓練の練習があり、バケツリレーをさせられる。意味はあるのだろうか?
田舎には個人情報という言葉が存在しない。
忙しい時間帯に近所の人たちがわざわざ家まで来て、どうでもいい、他人の話を聞かされる。
「〇〇さん、子供が産まれたらしいわ、めでたいな〜」
「〇〇さんのところの子どもは、上京して、路上で弾き語り?っていうのをやっとるらしいわ、なんの仕事かね?」
他人の話だけならまだ我慢できる。
「奥さん!この間、奥本さん家の近くで見たよ。都会の方から来たんかなんか知らんけどな、スカートが短すぎだったと思うんよね、気いつけてね」
「子ども楽しみやね〜」
キモい。なんでプライベートを知っている?子ども欲しいなんていつ言った?ひとりの時間はないの?
彰は地元の病院に勤めている。
彰から、「お前は働かなくていいよ。家事に専念してくれ」と言われ、専業主婦をしている
あのときは、優しさだと思ったし、家事を精一杯頑張りたいと思った。
家から、15分程離れたところに、お義母さんたちの家がある。
「女はね、仕事より家事!勉学なんてどうでもええから家事できる力だけ磨いとったらええんよ!」と言われた。
彰とお義母さんの言葉は違うが、同じ意味だったのだろうか。
それから、私の生活は地獄だ。
同じ家事を毎日するだけの生活。
それに加え、近所の人との面倒くさいお付き合い。
どうでもいい情報ばかり聞かされる。
自治会の忘年会や行事への参加。
女の仕事はジジイへの接待らしい。
お洒落な店はろくにない。驚くほどに狭い世間。
地元に帰ってからどこか冷たく、淡白になった彰。
うるさくて嫌味ばかり言うお義母さん。
今の彰と顔も性格もまるっきり一緒なお義父さん。
なんなの?なんで私がこんなところに来なくちゃ行けなかったの?そう思うたびに涙が出てきそうだ
青空は山の大きさや高さに負けず、どこまでも広がっている。
純粋な空の青色が、
「山の向こう側にも世界は続いているよ」
と励ましてくれているようだった。
心が孤独な私に、唯一寄り添ってくれる。
人間の世界は、なぜ山に囲まれただけでこんなにも変わるのだろうか。
今日も、眉間をしかめ、唇を噛みながら洗濯物を干す。
END
「どこまでも続く青い空」
青空は、私の涙を知っている。
青空は、君の笑顔を知っている。
ーー
「好きです、付き合ってください」
ある、晴天の日。
2年前から片思いしていた幼馴染。
君は少し考えて、
「…ごめん、」
「好きな人いるんだ」
…一番聞きたくなかった言葉。
涙が溢れる。君の前では強がって
泣き顔なんて見せられないだろう。
太陽と、雲一つない空が、
私を見つめる。
気分転換、とは言いたくないから、
久しぶりに行きたくなった、カフェ。
窓が近い席。
何頼もう、と少しだけ悩んだ後、
期間限定の人気商品を頼む事にした。
少しだけ窓の外を見つめる。
と、目線を変えたと同時に後悔する。
見つけたくなかった。
窓の外で笑ってるのは、君と__ちゃん。
調整で救助用のヘリコプターに乗り、上陸すると身体に独特な浮遊感がくる。
視界はビル群。それを抜けるとどこまでも続く青い空が広がった。
「やっぱりこの空が好きだな……」
俺はこの機会を仕事で得ることが出来たが、恋人はそうじゃない。
いつか、お金を貯めるだけ貯めて、ヘリコプターをチャーターして、いつか恋人にこの空を見せたい。
俺の中に新しい目標が出来た。
まだまだ仕事が頑張れそうだ。
おわり
一六〇、どこまでも続く青い空
『どこまでも続く青い空』
人は終わりを求める
せいかいに終わりなんてあるはずないのに。
人は始まりを求める
せいかいに始まりなんてあるはずないのに。
海に浮き空に沈む我らはきょうかいに立ち、祈る。
うみおとした てちがいの このあいに、
ふてくされた ただしさと このせかいに、
いさかいなき せいかいを ください。
どこまでも続く青い空
今日は雨
なぜか嬉しい
きみに会える可能性が
高いから
君の近くにいたあの日
青空がきれいだった
その空を見るたび
君を思い出す
今日、隣を通ったとき
胸がドキッとして
爆発しそうだった
いつまで恋が続いたらなあ
どこまでも続く私の恋
どこまでも青い空
どこまでも続く青い空 𝓉ℴ 𝒷ℯ 𝒸ℴ𝓃𝓉𝒾𝓃𝓊ℯ𝒹
空は広い 青い
そして、大きい
こんな空を見てたら、どんな悩みも解決しそうな気がする。過去の失敗、上手くいかないこと。全部が、解決しそうな気がする…。
でも、そんな空を見終わるとまた、悩みを抱えてしまう。
空を見てる時だけは、心を潤わせて、せめて、空を見てるときは、穏やかで居たい。
どこまでも続く、空が、綺麗だと思う人、そうじゃない人。でも、空は、どこにいても1つ。繋がってるんだ。そう思うと、遠くにいるみなが、近くにいる気がする。
色んな悩みを抱えた青い青い空が、ずっと続いている。
そんな空が私は、好きだと思いたい。
「どこまでも続く青い空」
どこまでも続く青い空。
見てるだけで気持ちがいい。
よく分からないけど、色々やりたくなる。
元気にもなれる。
逆にどんよりした曇り空はダメだね。
気分が重くなるし、頭が痛い。
日本人の4人に1人は青い空を見上げたらくしゃみが出る体質だと、昔誰かが言っていた。
どこまでも続く青い空。
それなら、くしゃみ止まらないな。
遮るもの一つない空に
隔たりを感じてしまう
空しく空ろな心である
/お題「どこまでも続く青い空」より
部屋から見える
縁取られた空が
どこまでも続いていること
知ったのはいつなんだろう
初めて外に出た瞬間を
僕らは誰も覚えていなくて
その瞬間の感動が
記憶の中には欠片もない
それでも見上げてしまうのは
たぶん 空が青いから
僕らは青に憧れる
そういう風に作られている
【どこまでも続く青い空】
どこまでも続く青い空
山の頂きに立ち満天の紅葉に深呼吸、神々しいほどの朱や黄色に彩られた峰に手を合わす、神宿る神話の山。
そんな軽登山の予定だったのよ、秋の山ガールに装って、ほぼほぼ車で行ける峠道だからとドライブ、山頂近くの山小屋からの少しの登山
登山というには烏滸がましいウォーキングをする予定だった、山の入口には仔鹿がお出迎えしてくれた早朝神話の山の入口で仔鹿に出会うとはなんと有り難い。日々の喧騒を忘れ一時時間を遡り神代を想う。
その昔犬公方と呼ばれた殿様は犬にあらずは人にあらず犬を叩いた市井の町人は処刑されたが侍にあらずは人にあらずで切り捨て御免で斬り捨てられた。命の順列とは矛盾が多い(笑)
子供でもあるまいに、そんなものを声高に叫ぶアホ(笑)鹿は神の使い神馬も神の使いなら綺麗にその命をいただきもするこの世の理神代の昔から、アホで幼稚なグリーンピースに失笑犬のモラハラ訴え人間にモラハラ(笑)
そんな下界の汚れも洗い流す、神宿るその山頂から渡るどこまでも続く青い空に今日は霧が立ち込めていた、「残念だな」と私を見る夫に「そうでもないわ」と言った、「だって、見て雲より上にいる私たち笑」気温は下界のマイナス14度、山小屋で食べた普通のおうどんの美味しさ
そして、一番は約束が出来たこと「また、来年来よう」「今度はあの満天に彩られた峰をバックに写真とってやるよ」「この写真みたいな」山小屋の壁に飾られた美しい紅葉に彩られたプロの写真家が撮った写真を指差し夫は自信満々で約束した、「そうやね」と私は笑った。
ありふれた夫婦のありふれた休日の物語。
どこまでも続く青い空は来年の約束。
令和6年10月23日
心幸
どこまでも続く空は、どこまでも綺麗で素敵だった。
その空は、見上げる度に微笑んだ気がした
いつも空を見ているとどこまでも寄り添ってくれるような気がした
なぜ微笑んでいるように思えるのはおかしいが…
とても笑顔でとても綺麗だった。
私には兄がいた
兄は優しくいつも笑顔で私の事を愛してくれた
そんな兄を私も愛していた
だが、兄は数年前に行方不明になってしまった
当時は兄がいなくなった絶望感に辛くなり自分も消えてしまいたいそう思うことがあった
ふと兄の部屋へ行ってみた兄の部屋は時が止まっているかのように変わらず綺麗だった。
部屋の中に入ると大切に飾ってある兄と最後にとった写真。
青い空の下二人で幸せそうに笑っている写真。
懐かしさと悲しさが混ざった気持ちのなか写真を見ていた。その時、兄が昔わたしに教えてくれたことを思い出した
「私たちはどこまでも続く青い空の下に生きているだからどんなに離れても空があるかぎり私たちはずっと一緒さ」
青い空の下にいるかぎり、私と兄はずっと一緒なのだと
どうしてこんな大切なことを忘れてしまっていたのだろう
私は信じている兄が教えてくれたことを「空があるかぎりずっと一緒」だということを青い空を眺めながら
泣きたかった。
でも泣けなかった。
皆がこの青い空を喜ぶから。
「晴れたらいいな」って、皆が願ってたから。
あの人は雨が好きだった。
雨の匂いが好きだった。
窓に雨粒が当たる音が好きだった。
透明な水たまりが好きだった。
貴方と話せる雨の日が私も好きだった。
「ふたりで一緒に卒業式に出よう」って約束した。
卒業式が雨だったら、「頑張って外に出るよ」って言ってくれた。
大好きな雨と一緒なら、この身体にも力が入る気がするって。
動かない足も、動く気がするんだって。
卒業式は晴れだった。
桜の降る、見たことのない程綺麗な景色があった。
あの人の胸の音は動かなくなったと、電話があった。
どこまでも続く青い空。
きっと青い空に、君は吸い込まれてしまったんだ。
お題:どこまでも続く青い空