『たった1つの希望』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
たった一つの希望
そう言われると意外と浮かばない
沢山ありすぎて、1つに絞れないよ、
じゃあ世界平和
そりゃまた現実味がない
どう考えても無理そうだし
TVで大川隆法が亡くなったと流れている、この人の息子は色々暴露しているが、この人1人が亡くなっても教団は何も変わらないし、信仰する人も変わらないんだろうなー
せめて日本は平和であれ
僕にとっての希望は明日だ
明日があると思えるからこそ
今日よりも明日、少しでも成長出来ていれば
今日よりも明日、少しでも優しくなれたなら
今日よりも明日、少しでも君を好きになれたなら
僕は今日を生きることが出来る
明日に向かってというより
君に向かって生きている
僕にとっての希望は君だ
たった1つの希望
あなたは付き合い初めに言った
結婚は一生しないと
私は悲しかった
愛されていないんだと思った
何でもないふりをしたけど
あなたへの愛情が急降下したのを感じた
私は未来をも共に歩める人を愛したい
それでも私たちはまだ若かったから
付き合っていく中で変わるかもと
2年を過ごした
些細なことであなたと別れた
どちらにせよ別れる予定の相手に
未練はあまり感じなかった
けれども色々な男性に会う度に
あなたのようにしっくりくる人には
そうそう出会えないんだと知って
たった1つ望んだことは
あなたとの結婚だった
別れて1年が過ぎた頃
あなたから突然電話があった
あなたも同じだったんだ
別れた日々が私たちを
たった1つの希望へと結びつけた
(10)
「たった1つの希望」
出来るだけ健康でいたい...
#47 『たった1つの希望』
指揮官は若い軍兵に言った
「お前こそが、我が軍のたった1つの希望なんだ!」
「はっ!」
若い軍兵は覚悟を決めた眼差しで敬礼をする
「………」
副官は横で黙ってそれを見つめる
「よしっ!行ってこい!」
指揮官が命令を出すと同時に若い軍兵は咆哮しながら駆け出して行った
…
副官が遠くを見ていた双眼鏡を下ろしながら
「…また、やられましたね」
指揮官は閉じていた目をパッと開ける
「よしっ!次を連れてこい」
副官は無表情のまま
「はい、では46人目の希望を連れてきます」
/たった一つの希望
恋は踏みにじられて終わった。
ぐしゃぐしゃに轢かれた恋。刻まれた靴跡には私のも君のもあって、だから仕方なかったと思えるし言える。
言えるさ。私が悪い。君も悪い。
きったない終わりだったね。
私は死んだ恋を思い出す。するとその分だけ
読む本が面白くなり、
景色は美しくなった。
他人の愚痴を聞いてやれるようになった。
死んだ恋は死んだままそこにあり、
君の卑怯な映像を浮かばせ、
私のだみ声をたれ流している。
希望があるとすれば、これからも世界は
めくるめく豊かさだということ。
恋を除いて。
たった一つの希望
幼い頃からずっと憧れてるヒーローがいる。何度も何度も動画を見て胸を踊らせて、いつか僕もヒーローになりたい!なんて思いながら生きてきた。
少し成長したある日、ヒーローが終わりを告げた。膝から崩れ落ちて心が壊れそうだった。でもヒーローは最後までヒーローだった。彼じゃなくても僕らを守ってくれる人たちはたくさんいる。そんな彼らだって誰かのヒーローなんだ。
僕はどうなんだろう。幼い頃に憧れたあの気持ち、ずっとずっと僕の中でくすぶったままだ。みんなの希望は一つじゃない。でも、みんなが安心出来るヒーローは彼だった。僕も、そんなヒーローになりたい…!
終わりを告げたヒーローは僕の中でまだまだ輝いてる。辛い事も悲しい事も乗り越えなきゃいけない困難も、僕の中のたった一つの希望の光が僕を照らしてくれるから、僕は負けない。そしていつか彼のように誰もが安心して笑顔になれるヒーローになりたい…いや、なるんだ!
私にとってそれは
つよくまばゆくはないけれど
ちいさくやさしい私の光
私にとってそれは
たった1つの希望であり
たった1つの暗がりである
私にそれがあるから
私は私を愛すことができる
私にそれがあるから
こんな世界でも息をしている
私にそれがあるから
私は私だと笑っていられる
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「たった1つの希望」2023. 3. 2
「いつも素敵な絵をありがとう」その言葉で私は創作を続けられる。優しい言葉だけではないけれど、私のたった一つの希望。
- たった1つの希望 -
君に会いたい
初めて会った
あの頃の君に。。
ない、ない、ないないないない!…おかしい。確かにこの前まであったはずなのに。どこを探しても、何を思い出そうとしても、見つからない。探し続けて3日が経った時、私はとあることに気がついた。これだけ探してないんだから、違う人が持ってるのかもしれない。もう、私はそう信じるしかなかった。それが、私の最後の希望だった。
#たった1つの希望
たったひとつの希望をにぎりしめ
前へ前へと歩いてきたけれど
泥のよどみに足をとられ
生い茂る木枝に髪をつかまれ
とうとう先へ進めなくなった
つま先から硬化して
腹から胸へ まつげの先まで
灰色の石になった
何度も日がのぼり
また沈み 星がまたたき
雨にさらされ 風も吹いた
手には
赤々と光り熱を放つ
ルビーをにぎりしめていた
私ってなんなんだろう?
答えにたどり着かない問いをただただ考えて
悪い方向の答えを考えてしまう。
そんな時彼はいつも隣に居てくれる
家族は私の考えを全部否定してくるように感じて
私にはこんな世界から消えたくなった。
それでも彼は私を否定しなくて
私にとって彼はたった1つの希望だった。
どんなときもそばに居てくれて
私を守って私を見つけてくれる
ありがとう
そばに居てくれて
─────『たった1つの希望』
うわべでは否定しながらも、心のどこかでそうなんじゃないかと、そうであってほしいと思っていることがある。
無意識に上手くいかなかったときのための予防線をはる癖がなかなか抜けない。また、誰かにそれを否定されることが怖いから。
けれども、古い記憶を引っ張り出したとき、あまり褒めない父が褒めたことがある。何がどのようにいいのか具体的に。
きっと私が思うような結果が出せなくて悔しかったから、親として味方でいてくれたのかもしれないと思っていたけど、
本当は素直にいいと思って褒めてくれていたことを今なら分かる。
私に言いたいこと言えないことがあったと思う。色々言って、
優柔不断な私を
本音を言わない私を
苦しめないようにしてくれたのかもしれない。
でも、一番早く気付くべきだったのは、「私を信じていた」ということだった。
「私が思う道を進めと言うことだよね。」
問いかけても、声はもう返ってこない。
けれど、思い出したこの記憶が、私のたった一つの希望。
たったひとつの希望。それは死である。
人生がどれだけ苦しくてもいつか死ぬのだから問題ない。いつかは生まれる前と同じ無に還るのだ。
どんなに憎い相手も死ぬ。すべてはどうでもいいことだ。
そういう理屈を並べてもやはり感情はどうしようもない。感情は制御できない。
苦しいものは苦しいし憎い相手は憎い。今をどうにかしたいのだ。
そのすべてを解決するのが死だ。死ねばすべての問題がなくなる。すべて解決する。
ただ人生には喜びもある。死はそれらさえも奪いさってしまう。なによりも死ぬのは怖い。
俗世の欲望を捨て去ることができれば楽になれるのにできない。人生の喜びこそが人を苦しめるのか。
死は希望であり救いだ。だというのにそれを選ぶことができない。人は弱い。あるいはそれを強いと言うのだろうか。
そして今日も死を望みながら生きている。
たった一つの希望
今起きている現象が信じられないものだが説明していこう。
突然、空が昼間だというのに夕焼けのような空になり段々と赤くなっていった。
周りにいる人々も空を指差して困惑しはじめた。
彼は私のことをとっても理解してくれるの。
彼のおかげで私は生きてる。彼がいてくれるだけで良い。
だからちょっと殴られたって、暴言吐かれたって大丈夫。私のためだから。優しい時もあるし。
ああ、本当に私は………
「…幸せ?」
『たった一つの希望』
「たった1つの希望」
希望って、いい言葉。
嬉しくて明るい言葉。
そういう言葉は、ケチじゃない。
太っ腹で、大盤振る舞いが大好き。
だから、
希望はそこらじゅうにある。
空気の分子の一部みたいに。
たった1つなんてことは、ないんだよね。
「私たちの気持ちなんて、きっとこの世の誰にも分かりはしないのね」
柳眉を顰め、お姉様はそう仰いました。
白魚のような指先がカツカツと机の端をせわしなく叩くのを、私はただ、ジッと見つめておりました。
先生方が揃って眉を顰めるそのクセも、私にとっては腹を空かせた仔猫がねうねうと不満げに鳴いているようで、酷く愛らしいものでありました。
「何が誉れ高き女学院よ。こんな場所、ただの纏足少女の出荷工場だワ。手の届かぬ華と育てたいのか学問に秀でた才女を育てたいのか、てんで理解していないセンセイ達にはほとほと呆れてしまうわね」
あァ、厭だ厭だ。と渋面を作る頬はなんの穢れも寄せ付けぬような清廉さでありました。
世の中の汚れといったものを厭う在り方は、いっそ幼さすら滲む清らかさでありました。
ただ、私はお姉様の美しさに憧れてはおりましたが、その輝かしき心を持つことは出来ない小心者でもありましたから、ただ困ったやうにお姉様へと笑いかけました。
「お姉様ったら、またそんなことを仰って。先生方にお叱りを受けてしまいますわ。家庭婦人の心得なぞ、もう書き飽きたでしょうに」
「あら、貴女も知っているでしょう?私、文字を読むのも好きだけれど、書くのはもっと好きよ。罰則の書き取り程度、いくらでもこなしてみせるわ」
「あぁ、そうでした。お姉様は罰則を楽しんでらっしゃると下級生のあいだでも有名でしたわね」
随分と厭な風聞が広まっているのね。と嫌な顔をするお姉様は、しかして、ふむ。と唇へ指先を当てて何事かを考え込まれました。
「そうね、罰則の書き取りも家庭婦人の心得ばかりで芸がないし、せっかくだから次の罰則の時には漢詩の書き取りでいいかセンセイに聞いてみようかしら?」
そんな真剣な面持ちでおかしなことを仰るものだから、私はくすくすと笑いました。
「お姉様は本当に学問がお好きなのですね」
「ふふ。えぇ、絶対に首席で卒業してみせるわ。卒業面など、言いたい者に言わせておけば良いのよ」
卒業面、という言葉に胸の中が翳り、私は手元の教科書の背を撫ぜました。
「そう、ですわね。今年も、幾名かのクラスメイトが学校を去りました。お姉様は四年生でいらっしゃいますから、御学友の皆様が次々に学校を去っていかれるのは、寂しいことでしょう」
「…そうね。共に学問を修めようと笑いあった学友が、卒業も待たぬままに、金魚すくいのように攫われていく。まったく、厭な話だわ」
「でも、結婚は良いものと聞きますわよ?」
ハテ、と首を傾げて見せれば彼女はまた形の良い眉を釣り上げます。
「まぁ、貴女ってほんとうに世間知らずね!いいこと?結婚したら籠の鳥よ!小説も書けず工作も出来ず、夫の親戚や近所のご婦人方とお茶を飲んでお喋りをするだけの日々!そんな生活、私にはとても耐えられないわ!」
プイ、と窓の向こう、斜陽をツンと睨むお姉様の横顔は、遥か霊峰の頂上に咲く花のやうに気高く可憐でありながら、どうにも心細く頼りなさげな風貌でありました。
どのやうなお声掛けをすれば良いか悩んだ末に、私は教科書に挟んだ便箋をそっとお姉様へ差し出しました。
「でも、お姉様。きっと文通くらいは許されますわ。お姉様なら、日々を連ねた手紙の中に小説を忍ばせるくらい、お出来になりますわよ。だから、えぇ、きっと。私たち、卒業したって変わらずお友達のままですわ」
お姉様は、ぱちりと瞬くと、少しだけ俯いたあとに顔を上げ「…そうね。きっと、そうよね」と仰いました。
『たったひとつの希望』
『ひとつだけ』
地球が生まれるような 奇跡の瞬間を指でなぞって
少しひしゃげたハートのマーク 宙に浮かんですぐ
消えた 岩魚の呼吸のあぶくだろうか? はたまた漫画の心象風景 まだ見ぬ世界がよくなるように たったひとつだけの希望を託す