『それでいい』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
それでいい。
君は君。
私は私。
そのまんまでいい。
一緒にいて、楽しい、おもしろい、幸せ。
だから、一緒にいよう。
それでいい。なにもよくない。
このアプリはなにか書くとお題がわからなくなるんだよな。それで見返せるように最初にお題を書くようにしてそこから書き始めてた。
でもこの書き方はちょっと美しくないなって前から思ってたんだよな。とはいえ今さら変えるのもなんだしって感じでそのまま書いてた。だけど
それでいい。
なにもよくない。
みたいな感じでお題と本文は分けた方が美しいと思う。美しさは大事だ。
だから明日からお題と本文は分けるようにしようそうしよう。
それでいい
風が 強く 吹いても
飛ばされ そうな 心でも
雨が 止めば ここは
綺麗な 花が 咲く
野に咲く 花に 名前が
君は 何を 背負って ここへ きた?
晴れ色 空は 太陽の 愛を 注いで
君の 名前を 聞こうよ
もっと もっと 深く 息を 吸って
もっと もっと 知りたい こと だらけ
君は 素敵な 運命に 花びら 飛ばし 風に 舞うから
それでいい 笑顔の ままで
それでいい 悲しみは 捨てて 行こうよ
花の 色は まるで 終焉に 見る 世界 みたいだね
涙 流れ 愛する
言葉が 枯れて 忘れても
雨が 止めば ここに
鳥たち 歌を 詠む
野に咲く 花に名前が
君の 名前 呼ぶから ここへ 来て
青空 空と 太陽の 愛の 言葉を
君の 名前に 乗せるよ
もっと もっと 深く 眠り ついて
もっと もっと 知りたい こと 見つける
君は 陽気な 太陽に 愛の歌 歌い 宇宙を 見上げる
それでいい 笑顔の ままで
それでいい 悲しみは 溶けて 行くから
空の 色は まるで 悲しみを 塗り 変える 夢のよう
君と 話した こと すべて
君に 話した 言葉 すべて
溢れる 心 言葉 捧げる 愛を
太陽が 素敵な 蒼空へ 歌おう
まめではあるが、とにかく忙しい人である。定時を過ぎて久しいというのに既読がつかなかった。今日はもう期待できないだろう、大丈夫、明日連絡できればそれで、なんて諦めかけていたところに彼からの着信。他愛ない二言三言の会話。だけどこれは反則だ。このタイミングで声まで聞いたら駄目になるだろう。再び沈黙したスマホからタクシーアプリを呼び出す。火照った顔がおさまらない。このままで終わらせていいわけがない。
(題:それでいい)
「あなたはいつも元気だね」
「悩みとかないだろ笑」
「元気そうで何より」
昔からよく言われていた。
少し前まで毎回ムカついていたが
最近は、ムカつく素振りをするのはやめた。
それでいいと思った。その態度でいればいいと。
今はそれでいい。その傲慢な態度でいればいい。
いつか僕がいなくなったときに後悔すればいい。
なんで気が付かなかったんだろうと虚しくなればいい。
そして、取り返しがつかなくなったとき
自分の愚かさに打ちひしがれればいい。
それでいい。…そうするしか方法がない。
『それでいい』
今、私の眼前に立つ敵――フェニックス一輝は私の幻朧魔皇拳を受け、うめき声を上げている。相手の精神を支配する幻朧魔皇拳は歴代の教皇によって秘匿されてきた伝説の魔拳だ。逃れられる者などいない。
現に、同じく相手の精神を攻撃できる一輝すら、私の命令に背くことができず、自らの腕を撃ち抜いた。この様子ならば、奴の手をもって星矢の首を取ることすら容易いだろう。
余裕からか、私はもう一つの命令を下すことにした。
「そうだな……次は、お前の性癖を暴露してもらおうか」
私の命令に一輝は一瞬戸惑いの表情を見せ俯いたものの、すぐに顔を上げて堂々と言い放つ。
「オ……オレは、弟と同じ顔をした女性にたまらなく興奮する!」
「フフ、いいぞ。なかなか従順……ん? ちょっと待て」
この男は何を言っているのか。
「実の弟と同じ顔だと? それって倫理的にどうなのだ。それはつまり、お前は実の弟に欲情しているのと変わらないのではないのか」
私の言葉に、一輝は幻朧魔皇拳に支配されているにもかかわらず、不敵な笑みを浮かべた。
「何か問題があるか。我が弟はこの地球上で最も清らかな心を持つ男だ。あいつに惹かれない者などいない。それが例え、実の兄であったとしても!」
こいつは何を言っているのだ。
「いや、それでいいと思っているのかお前は」
「無論!」
頭が痛くなってきた。奴の性癖を暴露させたつもりがとんでもない爆弾を引き当ててしまったようだ。こうなっては、私も後に引くわけにはいかない。
私は纏っていた双子座の聖衣を脱ぎ捨てた。その下には何も纏っていなかったので勿論全裸だ。私をじっと見つめる一輝に向かって言い放つ。
「ならば私も言おう! 私は隙あらば脱ぎたい! 服などに縛られるのは御免だ、何者の目も気にせず、一日中全裸で過ごしていたい!」
そう叫んだ瞬間、私の体から何か熱のようなものが抜けて
、私は我に返った。私は何をしているのだ? 戸惑う私に、一輝はせせら笑った。
「フッ、どうしたサガ。まるで熱にでも浮かされているようだな」
一輝の言葉に私は思い当たった。
「バ、バカな! それでは、私もお前の鳳凰幻魔拳にかかり、自分の性癖を曝け出したというのか!」
一輝は答えず、ただ無言で笑みを浮かべるのみだった。
フェニックス一輝……恐ろしい男よ!
それでいい
色恋営業と言うものは自分には関係ないと思っていたが
世の中にはそれが溢れていた。
シンプルに親切にされると惚れてしまうのである。
健康食品のお店で
おじいさんには若い女の子の店員さん、
おばあさんには若い男の子の店員さん、
好意を持った相手が、ノルマが……とか困っていたら助けたくなるだろうし
色事では無くてもプラトニックに惚れて何か買ってしまうのである。
優しくされたら少しでもお返しがしたくなる。
誰にも優しくしてもらえない人はいっぱいいる。
少しの金額で済むならそれでいいのかもしれない。
大金は絶対にダメだが……。
親切をお金で買う時代になってしまったのは悲しいけれど
それが現実である。
世の中甘くないのである。
周りと同じことが出来ない?
同じことなんて出来なくたっていいさ、人の数だけ出来ることはあるんだから。
学校や会社で比べられるのが辛い?
うーん、そうだなぁ、。それに関してはもうどうしようも無いんだよね、大人が変わらない限り、ずっと無くならないから。
なにもできなくてもいいのかって?
生きているだけで偉いんだよ。人間みんなそれを当たり前と思っているだけであって、毎日息をして動いているみんなは、それだけで偉いんだ。社会から放り出されても僕がいるから、君はそれでいいんだよ。
綺麗事を並べないで…?
綺麗事…か、そう聞こえるならもう僕には聞かないで?僕は綺麗事しか言えないから。
157テーマ【それでいい】
後輩に「相談に乗ってください」と言われ、渋々了承した主人公。
最終的には、「綺麗事しか言えないからもう僕には聞かないでね」と後輩を突き放した。でもそれは、これ以上綺麗事を並べたら後輩が起こると思ったので、突き放すしかなかった。
人間は、呼吸して、考えて、行動して、時には人に頼って…みんな偉いんだよ。凄いんだ。
………これも綺麗事かもね。
それでいい
「リース飾り出来たぞ!」
「こっちにあと4つちょうだい」
小さな金色のベルともみの木の栞、それを針金入りの紐で括って、古い黒電話の受話器部分にキラキラしたリボンで結びつける。リボンの色は赤。
「世界中の子供からの願い事を聞く電話だ、慎重にな」
そうは言われたものの飾りを括らなければならない台数が多過ぎて、まるで戦場だった。
前準備してなさすぎ!隣の相方は鼻歌で「戦場のメリークリスマス」を歌っていた。あれ、案外余裕じゃない?
「終わったー!」
「やったー!おつかれ〜!」
重ねて括ったリボンが、彼女の振り上げた腕の勢いに負けて裾がなびく。
余った針金入りの紐と栞を片付けながら、うきうきと、
「あと開通はしなくて平気?終わった?帰っていい?」
終わらない作業の途中、括ってもらった髪がさらさらと肩を滑る。
纏めると目付き悪いのバレるからあんまヤなんだよね、と僅かに唇を尖らせる彼女に、髪を梳るリーダーは、ここにはそんなことでお前に文句言うやつなんていないぞ、と笑いながらヘアセットしていた。話聞けって思った。けど、纏め終わった髪を鏡に映して彼女が嬉しそうにしていたからそれが正解なんだろう。
すげー悔しいけど、もさっとした髪をすっきり上げた彼女は確かに可愛かった。
「開通は俺らでやる。これで作業は終わりだ、お疲れさん!」
「うひょー!終わりだーメリークリスマスー!」
まだ早いんだが。
クリスマス一か月前、そろそろ世界中の子供達の願い事が届く頃なのにまだ全然準備出来てないとコールセンター担当に泣きつかれてバイトに来たが、なかなか過酷な三日間だった。
やっぱり季節行事担当はブラックだな…納期短過ぎる。
「じゃー帰ろ!」
「ねぇ帰り一緒にどっか行こう、」
「え、」
「えーだってせっかく髪可愛くしてもらったし」
「……おう!」
リーダー、グッジョブ。感謝を込めてコールセンター担当リーダーを見ると、無表情のドヤ顔で力強く親指を立てながら頷きを返された。
……やっぱりこのバイトやって良かった!
(季節業者の俺と彼女、とバイトリーダー)
※先日見た夢の話
「世の中、いいことばかりが起こればいいのに」
ぶー、と口をとがらせて、不満を漏らした。何をやっても上手くいかない。そんな日が誰だってあるだろう。私にとって、今日が絶賛そんな、上手くいかない日だった。
どれくらいだめな日かというと。朝の占いは最下位だったし、朝ご飯のトーストは焦げているし、いつものバスは乗り損ねるし、お目当てのドリンクは昨日まで。ひとつひとつは大したことはない、のだが。積み重なると、その重さに気分も沈む。いいことが、ひとつもない。
「なんだそんなこと」
不運を嘆く私の隣。ベンチに腰掛けた君は、なんでもない事のように言った。なにもかもが上手くいかない日があるなんて、それはそれでいいじゃないか、と。不思議なことを言う、いったい何故そう思うのか。
「全部がいいことばかりになったら、何が本当にいいことか、何が何だかわからなくなりそうじゃないか」
それから少し思案した後、そうだね、例えば。と続ける。
「今こうして、二人で一緒に過ごす時間、とか?」
これはいいことには入らないかな?
そんなことを言い出したものだから、面食らってしまう。思わずしどろもどろになってしまう私を君は、だから言ったのに、と、笑う。
「いいことも当然になってしまえば、別にいいことではなくなるんだよ。際限がないね」
だから、上手くいかない日があっても、それでいいんだよ。沈んでいた気分は、そうして話すうちに、いつの間にか浮き上がっていた。君の言葉に、納得がいくような。なんだか上手いこと誤魔化されたような。
確かに私にとって君は、いいことの部類だったようだ。
昔はよく一緒に居た。
ニコイチと言われて、よくあるセット売り。
別にそれでよかった。俺にはなんの取り柄もないから、
綺麗で面白い彼にくっついているしかなかったのだ。
彼は何故かそれを良しとしてくれた。何かあったんだろうな、彼なりのメリットって奴が。
いや、彼は優しいから俺のように打算的ではないか。
彼は自分より弱いものに優しいから、すぐに慕われる先輩になった。ただくっついていただけの俺は彼の相方に繰り上げ当選した。実力は見合っていなかった。もう彼はくっついているだけを許してはくれない。繰り上げ当選とはいえ、俺は彼の相方になったから。
彼の少し後ろを歩いてた俺の特等席は彼の正面になった。
対等、というのは烏滸がましいが、対等に見られることが多くなった。ようやく彼に何かしらを返せた気がした。
もっと役に立ちたくて、俺は彼から自立しようとした。
彼は何故かそれをあまり良しとはしないようだった。
あんたの相方で居るために俺はあんたから離れた、
精神的にも、物理的にも。もう今では目も合わない。
でもそれでいい。俺が望んだことだ。
あの頃思い描いたら未来とは少し違う気がするが、
ずっと一緒に居る気がするというのは近からずも遠からずだ。
隣にはいないけど、未だにときどきセット売りされるのはドキッとする。
嗚呼まだ世間様に自分は彼の隣を認められているのだと。
もう俺の特等席は彼の正面ではない、彼と反対の端っこだ。
対等の代償が彼との距離であった。でもそれでいい。
まだ、追いかけていた頃にずっと見ていた俺の1等好きな綺麗なキミの横顔がここならよく見えるから。
近くに居た時は照れて、じっと見させてもらなかったからね。
『それでいい』
作者の自我コーナー
いつもの。
ずっとセットで居てくれる彼らが大好きです。
近いだけがいい関係ではないんだなということを教えてくれた二人。
誰かと一緒の幸が
何よりもの幸せだと思って
誰かを探して、2人の幸せを欲する
1人の幸せより2人の幸せが何よりの幸せだと思ってしまう
1人の孤独より2人の孤独の方が辛いのに
誰かと一緒でなくても
1人で幸せならそれで十分なのにね
個人個人がそれぞれの形で幸せならそれでいいのに
我が家の愛犬。
ご飯の時間が近づくと、そわそわして……
そろそろご飯じゃないの!
じたばたワンワン! アピールがすごい。
「うるさい! まだだよ!」
と叱れば、しばらく大人しくなるが……
またすぐに、じたばたワンワン!
うんざりすることもあるけど、時々まったくアピールなく食欲がないときがある。
どうした? すごく心配になってしまう。
今日の愛犬は激しくアピール。
うん、それでいい。
お題「それでいい」2024/4/4
ガチャンッ!
……ス。
ドガっっっ
バタリ。
……チッ。
むくり
……ス
サッサ
【それでいい】
※閲覧注意※
IF歴史?軽率なクロスオーバー?
タイムトラベラーなモブちゃんが、普通に居るよ。
《それでいい》
(挨拶をして返事が無かったら、妖かし。)
それでいいのだと言ってくれた人が、部屋を出て行ってからしばらくして戻ってきた。
「…暁、変わりは無いか。」
留守番の間は手習いを、と用意された綺麗な和紙を、筆を置いた手に取って部屋に入ってきた人に掲げて見せる。
「下に置け。裏書きが透けて、読めぬ。」
書き損じや裏紙で充分なのに、綺麗な真っ白な紙が用意されるので、両面にびっしり書くことにしていた。
「良く書いたな。…これは、来客か。」
文机に置き直した紙を眺める人が、紙の上に指を走らせる。
(書いて頂きました。また来てくださるそうです。)
部屋に入るなり着崩した着物の端を捕まえて、その人を見上げた。
「そう、か。書いて貰ったか。」
頷き、喉を鳴らして嗤う姿が様になっていて、少しホッとする。
真似るのが上手な親族が居て、まるで悪戯好きな妖かしなのだ、と言われた時は驚いた。
「話しかけよ。応えがなければ、妖かし。そう思えば、良い。」
本当にそっくりな見た目の人が2人並んだ時は、急に手合わせが始まって、更に驚いた。
〖それでいい〗
初恋の先輩が事故にあって2日。
あと数日で高校の入学式なのに結構な重症だったと聞いた。
今日やっと意識を取り戻したらしい。
私は花束を持って病院へ向かった
先輩が好きな青を基調とした花束を。
先輩がいる病室の扉を軽くノックする。
「 失礼します。 」
静かに病室へ入った
カーテン越しに見える人影は2つ。
1つは先輩。もう1つは … ?
多分誰かが先輩のお見舞いに来たのだろう
私はお見舞い客が帰るまでどこで待つか悩んでいた
するとカーテンの中からはこんな声が聞こえた。
『 ねえ、やっぱり私達って付き合ってること部員にバレてるのかな? 』
『 バレててもバレてなくても俺は○○が大好きだから 』
え…?
いや待って?
○○って2年生の部長さんだよね?
学校1可愛くて優しいと言われている私の部活の部長。
あー、そういうことだったんだ。
だから2人がコロナにかかった時期がほぼ同じで、
LINEのステメとかで匂わせもしてて、
数日前に行われた部活の引退式で仲良くしてて、
流石に付き合ってないのかなって信じてた。
最初から私なんてどうでも良かったんだ。
きっと先輩は○○さんと付き合ってて幸せなんだ。
先輩が幸せならそれでいい、それで良かったんだ。
私は泣きながら病院を後にした。
「あー、泣きすぎて顔やばいかも…笑」
そんなことを考えると同時に
「青い花束どうしよっかな…。」
私の初恋が今日で終わった。
先輩、出会ってくれてありがとう。
それでいい…
(それがいい)確かに言えず「それでいい」
僅かに暗い口紅を買う
貴方の隣に居たいけど
その空間は埋まったみたい
貴方が幸せでいてくれるなら
私も幸せなんだ
それでいいの
なんて、
そんな優しいこと
私には言えない
傍に居たいし
居てほしい
我儘なのはわかってる
でも それが いいんだ。
_ ₁₇₄
辛ければ泣けばいい、それだけだって。君は、我慢しすぎなんだ。無理はするな、大丈夫。俺が受け止めるから。だからさ、泣いちゃう日があってもいい。君が君でいられるなら、俺が受け止めてあげるから、いっぱい泣いて。今はそれでいいんだよ。
げ、、。朝起きたら飼い犬のふっさんがオシッコ撒き散らしてた。
そして俺はその液体を踏んでしまった。
何ということだ、、。
まずは足拭いてふっさん捕まえるか。
いや、ほんとに。やってくれたよ、ふっさん。
次は床拭きたいけど、、。
ふっさんそこにおすわりしとってくれん?
ふっさんおすわりやおすわり。
ちゃう、伏せやない。おすわりや。
そや、それでええ。待てやで、ふっさん。
、、、さて、拭き終わったわええけど、
ふっさん何してるん。
壁に向かってマーキングせんとってや、。
どんだけおしっこ溜まっとってん。
あー、今日休みでよかった。