この世界は』の作文集

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この世界は』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

1/15/2024, 2:31:03 PM

この世界は他人なくして生きていけない。でも私はそんな他人(人間)がそれほど好きでないし、それでべつによい。

1/15/2024, 2:30:03 PM

この世界は
今あるこの世界って何だろう…130億年だか遥か遠い昔に、何らかの大爆発が起きて…其れから遥かな時間の後に、地球が出来て、其れからまた遥かな時の後、人間が現れて…そして今、こうしてある日常…色々な見えない繋がりの中で、私がいて…何の為に、存在して、この世界の中で、生きているのか…世界は限りなく大きくて、ちっぽけな存在の私…この世界って何だろう…

1/15/2024, 2:25:59 PM

この世界は
生き物が、命が無ければ
作ることができない
それなのに人類は
そんなことも知らずに
何十、何百、何万の命を
こき使い、見捨て
無視して、地獄の底まで落とす
そして最後は、もう欠片もなくなってしまうのだ
愚かな人類の手で

1/15/2024, 2:25:35 PM

この世界は


広すぎて
見渡せないから

見える範囲で
生きてる

なのに
あえて見せてくれる
お節介な人がいて

私は目の前の
この寝息だけを守りたいのに

繋がる時間に
同じものがあるなんて
困っちゃうよ

きっとこの先も見ることはない
呼吸に

繋がるらしい
ただの数字

チャリンと音を立てて

1/15/2024, 2:20:23 PM

この世界は


この世界は
寒すぎるけど
向かい風に
抗わないと
生きていけないから
立ち向かい
目を開いて
真っ直ぐ前を
見ないといけない

すぐに迷うから
見えるだけでなく
信じる方へと
歩んでいく
その一歩を
まずは踏み出そう
すぐに振り返りたく
なってしまうけど
前だけを
ただ前だけを
見つめながら
二歩三歩と
たしかな歩みを
刻んでいこう

歩みをいつの日か
振り返れる時が来たら
きっと言葉で
語れるように
なれるから
その時は
自分の言葉で
思いの全てを
語り尽くそう

あなたはあなたで
わたしはわたし
語り合いの中で
それぞれの価値観を
尊重し合って
認め合って
お互いを意識して
会うことはなくても
微笑んでいられる
それが分かり合える
そんな世界でいよう

そういう人が
1人でもいてくれたら
この世界の寒さでも
きっと耐えられるから

1/15/2024, 2:16:01 PM

『つくってこわそう』
世界遺産を眺めるの もう飽きた こわそうこわそう
少しずつ 明日には何が残るかわからない 残り少ないマヨネーズの容器の切なさが 次の何かを創るだろう 少なくとも500年、1000年 時計の針の徒競走
ゆっくりなようで とても早い 速いようでゆっくりすぎず 世界よ世界 思ったよりあなたは美しい

1/15/2024, 2:12:16 PM

ほんとはね、世界平和なんてどうでもいいんだ。
半径じゅっせんちの僕の世界が幸せであれば。
僕と君の二人だけが幸せであれば。
君の思う幸せな世界を僕が創ってあげるから。
ずっと、ずうっと平和な世界をつくるから。

1/15/2024, 2:07:38 PM

「おはよ。…あんた、今日も歯磨き粉みたいな髪型してるわね」
「おーす。お褒めにいただき光栄でさぁ」
「別に褒めてないわ」
なんでもない日だったんだ。
「そうぃや、あいつはどうしたんでぃ?」
「あー…、あの子はね」
全然、何もなかった。
いつも通りだった。

でもあいつは_。


「…あれれ、前より強くなったかぁ?」
楽しくなくなった。
王座
「…そこ、俺が退かすから」
様子がおかしかった。

「……なんか、楽しくなさそーだぜ?」
なんでもなくなかった。

『ちょっと、変わっちゃって…ま、部活行って会えば分かるわ』
いつしかあいつのねーちゃんが放った言葉。

気づけよ。

今のお前なんか誰も相手にしねーよ。
誰心配させてんだよ。
手伝ってやるから元に戻れよ。

なんでもない非日常だった。

_2024.1.15.「今日の心模様」

頭が歯磨き粉みたいな奴がなんでもない非日常でふつうの心模様について考える。
つばっさんpk。心配してくれている事実に気づけない"あいつ"。

1/15/2024, 2:07:22 PM

この世界は
ある意味とても綺麗で
ある意味ではとても残酷で汚い。
優しい緑が溢れ、命の息吹を感じさせてくれる
森も、川も、
今では砕け散っていて
空が、海が、水が全て濁り
命が絶え間なく奪われていく
無意味な争いが絶えることなく続き、
命の価値に何の変哲もない紙が利用される
人は時間に縛られ、自由もない
そんな世界を生きるのに意味があるのだろうか

1/15/2024, 2:06:42 PM

【171,お題:この世界は】

この世界はつまらないことだらけだ、黒い目の少年が云った。

つまらなくても、つまらないなりに何かあるんじゃないかと
そう思って来たけど、それももう止めようかと思っている

人間は賢いからね、自分が経験したことを覚えている
そしてそのデータを元に見えないものを予測・分析する力がある

それ故に、ぱっとしない結果が続くと
もうこの先ずっとこうなんじゃないか、と今あるデータを眺めて
前を見るのを止めてしまう、期待をするのを止めてしまう

でもどうにか立ち上がって前を見据えて、震える足で1歩づつ進んできたのが人間なんだろう
それが普通なんだろう、その"普通"を証明できるわけがないのに

僕はもうやめる、飽きたゲームを捨てるのと何ら変わらない
捨てる場所が少し違うだけだ、ゲームはごみ捨て場へ僕は×××へ

案外取り乱さないものなんだな、凪いだ水面のように冷えた内蔵

この世界はつまらないから、どんな出来事も"その程度のもの"として掻き乱されるから
世の中のニュースとか記事とか、全部赤裸々に包み隠さず公開すればもっと世の中は面白かったかもしれないのに

きっと僕のこともすぐ忘れられるさ、この世界は皆が皆無関心を貫いてるんだから


...............


風が冷たかった。

1/15/2024, 2:04:45 PM

同じ作品の新しいのが出るたびに
  どんなことが起こるのか楽しみに
        している。

 ソフトを買って帰宅しゲーム機の準備を
   してケースのフィルムを取って。

  中のケースからソフトを取り出し。
      ゲーム機にいれる。

    僕はこのときが一番楽しみ……

 「    さぁ、この世界は
       どんな結末を
       迎えるのかな……    」


   意気揚々とゲームの電源を入れた…

1/15/2024, 2:04:42 PM

この世界は
この世界は少し生きづらいと思う
優しいだけじゃ生きてけない世界
もはや戦争。
自分の心を守っていかないとすぐにやられちゃう
そんな辛い世界に今私たちは生きている

1/15/2024, 2:04:16 PM

不公平で
不平等だ。









あの人も
この人も
持ってるモノが


わたしには
無い。


わたしには
手が 
届かなかった。


わたしには
それだけの
チカラが
無かったんだなぁ。




いいなぁ。

羨ましい。

わたしばっかり
損してる
気がする。






なりたい

【わたし】に

全然

近づけない。





わたしの

道は

こっちじゃない

のかなぁ。


#この世界は

1/15/2024, 2:03:56 PM

この世界は、愛で満ち溢れてる
それは愛されなかった私が悪いのですか
わかりません。

1/15/2024, 1:59:13 PM

テーマ/この世界は



神様が言いました。
「物語をつづろう。遥か遠い遠い昔、まだこの世界には銀河が3つくらいしかなかった頃の、私たちに形の似た生き物が住んでいた瑠璃の色を帯びた星のことを想いながら」

そして神様が頭の中で想像しお話される世界がどんどんと広がり、4000億もの星々が渦巻いて、その渦の辺縁にちっぽけな炎をまとった星が出来ました。

また神様が言いました。
「太い火がたちのぼり、まるで龍のように見える。陽(ひ)彼方(かなた)に在り。珍しいあの星を太陽と呼ぶことにしよう」
そして神様はその太陽のまわりに8つの星星が回ることを想像して言葉にしました。「星星に陽の光あれ」と。

そのうちの太陽から数えて3つ目の星が、神様の思い描いていた瑠璃色の星に似ているという発想から、かつては遥か遠い遠い昔に高度な文明があったせいで滅んでしまった瑠璃の色を帯びた星のことを想い、心から悲しみ嘆かれました。
同じ悲しみはしたくないと思われた神様は、その滅んだ瑠璃の色を帯びた星に生きていた知的生物と同じ生き物が生まれる星という設定を思いつきましたので、その瑠璃色の星に神様たちに似た形の生き物を住まわせるという物語を創造しました。

神様はその生き物を、自分の想像による神の形に似たヒトガタの間接的な生き物だという意味と祝福を込めて「人間」と呼ぶことにしたのです。
hu(地面・大地)-man(知能のある者)つまり「神の領域ではない地上に生きる神に似た知的生物」という意味で。

神様は物語を想像し、創り続けました。
「この物語は、あとこの先50億年続けてつづってゆこう。実際に存在するものではないけれど、私の想像する世界でしかないけれど、私が想像することをやめない限り、広がってゆく世界なのだ。せめて人間には私の想像を広げてもらうためにも自由な意思を与えよう。もし都合が悪ければ、ほかの生き物のようにまた人間から意思を取り除けば良いだけなのだから」

神様はもう悲しくならないように、願いを込めました。
「この地に生きるすべてのものに祝福の息吹を」

そして、この瑠璃色の星に知的生物と同じように創造された人間たちは、いつしか文明を築き、この星に「earth」とか「地球」という名前をつけて、星の周りに広大に渦巻く銀河のことを「Milky Way Galaxy」とか「天の川銀河」と呼ぶようになりました。

神様はとても喜びました。
「この世界は私の想像による物語の中のことでしかないけれど、そこに生きるあらゆる生き物たちも本当に存在しているかのようだ。美しいものには名前を付けて、お互いを思いやって争いごとなく平和的に共存共生している。とても嬉しいことだ。私の神としてのチカラの成せるワザであることよ。
もっと想像して、この物語を膨らませてゆこうぞ。そして何億年か先、この人間たちが私の意に背くことなく幸福に平和に生きてゆけたのなら、50億年経った頃に私の倅にでも頼んで、この今の仮想のものでしかない世界をお手本にして《本当に存在する世界》を造らせてみたいものだなあ」

1/15/2024, 1:57:43 PM

美しさも残酷さも

立派なストーリーもある。

進化と退化を繰り返し

終わりをゆっくりと眺める。

残酷だ。残酷だと嘆く一方で

何も知らずに楽しく過ごす

そんなことも知らずに生きる

誰かを馬鹿にしていないと

生きても行けない

悲しいが埋め尽くす

そんな世界


–この世界は–

1/15/2024, 1:56:53 PM

カードがハラリ、ハラリと落ちていく。

落ちるカードと共に子供の声が響く。

「この世界は、二面性を隠そうともしない」
ハラリとカードが落ちる。
そのカードには「二面性」という文字が入っていた。

「平和な国もあれば戦火に苛まれる国もある」
またもカードがハラリと落ちる。
くるくると木の葉のように落ちるカードには「戦争と平和」の文字が見えた。

「富む者あれば、貧困に喘ぐ者がいる」
ハラリと落とされたカードには、「富と貧」と書かれていた。

「幸福を享受する者がいる一方で、不幸な目にあうものがいる」
同じ命でも平等ではない。冷めた口調でそう言うと「幸福と不幸」の文字が書かれたカードをハラリと落とした。

「今この一時にだって、生まれくる命、去る命が存在する」
足元に大量のカードを落とした子供は、
「生と死」と書かれた手元のカードを裏返したり、表にしたり、クルクルとカードを弄ぶ。

「まるで、このカードと同じだ。裏表あるのが、この世界なんだ」

子供が独り言のように呟くと、どこからか拍手の音が鳴り響いた。
それと同時に空間が歪み、一人の人物が現れた。

「カードを持つ御人は、詩人のようですね。カードとこの世界の共通点ですか、興味深い」

そう言って現れた人物は、中性的な顔立ちをしている。実際、性別はないのだろう。

「〈ドリームメーカー〉さんがここに来るなんて、珍しいですね。どうしました?」

「何、ここのところこの世界も緩やかな変化が見られるので、視察ですよ。時間が来たら仕事には戻りますけどね」

ドリームメーカーの仕事は、思考の海から拾い上げた物で物語を作ることだ。そうすることで思考の海が浄化される。この世界には欠かせない人物だ。

「それ程大きな変化は起きていませんよ。今もこうして暇つぶしをするくらいですから」

足元に散らばったカードを指さしながら、カードの子供は笑った。

「暇つぶし、ですか。自分には少々、イラつきやセンチメンタルと言った感情を感じたのですが」

「気の所為ですよ。これは、自分の暇つぶしなのですから」

「そうですか。ですが、そろそろその仮面を取っても大丈夫ですよ」

ドリームメーカーの言葉に子供は、無表情になった。

「…貴方が貴方に戻っても、もう問題は起きません。そういう変化がこの世界に起きているのですよ」
貴方もわかっているでしょう?

子供の姿をした人物は静かに微笑んだ。

「あなたに隠し事は出来ませんか」

「伊達に思考の海を漁っていませんから」

ドリームメーカーは屈託なく笑った。

1/15/2024, 1:53:28 PM

子が学校へ行き、親が仕事に行く。
世間では、それが当たり前。

でも、国によっては学校に行けない子、
仕事ができない人がいる。


そんな世界は、美しいだろうか、、、、

          「この世界は」

1/15/2024, 1:51:04 PM

【この世界は】

色んな人がいるから。
それを理解していかなくちゃいけない。
沢山の病名があるから全てを
理解するのは難しいけどね。

わざとじゃないんだよ。
そいうい特性なんだよ。

ねぇ、バッグについてるやつ、
「ヘルプマーク」なんだ。

見た目だけで決めないでほしいんだ。
ちゃんと中身を知ってほしいんだ。

職場のこどもたち。

同じことを繰り返し言う子。
「だめ」って言ったことを面白がってするこ。
そんな子が絵馬に書いた言葉は
「今年もがんばります。
去年はありがとうございました
来年もがんばります」
だったこと。

とっても優しい女の子
掃除の方にも「いつもありがとうございます!」
と毎回お礼をしてる。
そんなの子の親は娘の障害を受け入れられずに
「産むんじゃなかった」とその子に言ったこと。
クリスマスプレゼントももらったことないこと。


言葉がきつい子。
暴言を吐き散らかしてるけど
本当はとっても繊細な子
インフルが怖くて学校にいけないような子
小さい子は大好きでとっても優しく接してること

この世界は目で見えないもので溢れてる。

1/15/2024, 1:44:58 PM

「星を見に行こうよ。」彼が言った。

12月10日(日曜日)
ちょうど太陽がビルの隙間に顔を埋めているところだった。

「はぁ?今から?」
「うん。だって佳穂、一日中ソファーの上でほとんど動いてないよ。」
「えー、、、でも外寒いし。」
「じゃあ、やめとく?」

暫しの沈黙の後、私は首を横に振りやっぱり行くと返す。
正直なところ1週間ほど外に出てない私は流石に不健康なんじゃないかと思い始めていたところだったし、何よりあれは優しい彼の気遣いだからだ。
それを私のワガママで無下にしてはいけない。

「僕が車を出すから、準備しておいて。」
「分かった。何処まで行くの?」
「着いてからのお楽しみ、かな。」

ただ星を見に行くだけなのに何を隠す必要があるんだ。そんなことを内心思いつつソファーから立ち上がる。立った瞬間に目眩がして、この一週間の生活を省みる。まぁ、もう過ぎたことだ考えてもしょうがない。
夜は冷え込むだろうという今朝のテレビを思い出して、いつも着てるのよりもう少し分厚い真冬用のダウンを羽織って玄関へ向かう。

「準備できたよ。」
「ちゃんと暖かくした?夜は寒くなるそうだよ。」
「うん。バッチリ。」

私が助手席に乗り込むと彼は車を発進させる。久しぶりの外の景色は多数の蛍光灯に照らされていて、陽は落ちているはずなのにとても眩しかった。道中、コンビニでご飯でも買おうという彼の提案でセブンイレブンに寄っておにぎりと暖かいお茶を買った。

「で、何処に行くの?」
「着いてからのお楽しみだって。」
「何?隠す必要ある?」

私の質問には答えず彼は口を噤んだ。そもそも東京で星空なんて見て何になるのだろうか、星よりも眩しい蛍光の何かが至る所を照らしている。自ずと東京上空の星の存在感は薄れていく。

「空、見てみなよ。」
「なんか、ショボイね。」
「確かに、ショボイ。」

案の定、星の姿はよく見えず街の光に対する嫌気が増すばかりだった。気遣いは嬉しいんだけどね、と内心の気落ちを悟られぬように注意を払いながら彼の横顔を見つめる。無言のまま彼は車を再度走らせ始めたので、帰路に着くんだなと思い、先程から存在感を増してきていた睡魔に身体を委ねた。

ごめん、自分勝手な女で。

「着いたよ。」
「う〜ん、、ありがとう。」

寝ぼけたままドアノブに手をかけ車から足を踏み出す。

「さっっっむ!?」

想像を超える寒さに思わず目を見開く。そこにはいつも通りの家の玄関、ではなく真っ白な地面が広がっていた。

「え、は?どういうこと?」
「どう?驚いた?」
「いや、驚いたというか、、、」

彼はいつも通りの優しい笑みを浮かべているが、それどころでは無い。全く見慣れない、まるで異世界に転生してしまったかのような景色を前にして私は完全に混乱した。とりあえず状況整理だと思い時計を見ると、家を出発してから既に6時間近く経過していた、東京で星を見たのから数えても5時間以上だ。

「待って、ここどこ?」
「ん、長野。」
「え、長野?」
「うん、長野。」
「そんなことより空、見てみなよ。」


わ。


私は文字通り言葉を失った。
白銀の大地と深く冴え渡る紺、そこに散りばめられた星屑たちの姿は、さながら自然の不規則性がうむ雄大な情景そのものであり、同時に一糸乱れぬ軍隊の行進のように突き詰められた合理性に寄ってもたらされる美しさをも包含しているようにも感じた。

「凄いだろ。」
彼は得意げに笑う
「そうだね。」
私もつられて笑う

「星は変わらない。僕らよりもずっと大きな存在でいつもそこで光ってる。」
「僕らが見てる小さな世界ではその星さえもショボく見える。ただ、僕らの生きるこの世界の星は僕らが思うよりずっとずっと雄大でずっとずっと美しい。」

「まるで詩人だね。」
「先週、病院から連絡を貰ったとき色々と反省したんだよ。」
「君のことをちゃんと見てなかったかなとか、もっと君を大切にすればよかったって。」
「でも、それも違うって気付いたんだよ。これも僕の小さな価値観の中での話なんだよね。重要なのはこの世界がいかに広いかを2人で実感していくことなんじゃないかってね。」
「そうかもしれないね。」

私は強く頷いて満点の星空をもう一度目に焼き付けた。

こんなにも優しい人が
こんなにも美しい世界が
目の前に拡がっているのに
どうしてあきらめることができるだろうか。

私はもう一度前を向くことを心に決めた。





先週の日曜日、私は自殺未遂を起こした。睡眠薬の多量摂取。連絡がつかなくなった私を心配した彼が家までやって来てソファーに倒れ込む私を見つけた。幸い身体を壊すことはなく火曜日の朝には体調自体は万全になっていた。病院に居たくないという強い私の要望によって早期に退院し、念の為彼が家に泊まってくれることになった。一週間もの間、仕事を休みひたすら家でゴロゴロしていた。頭の片隅では早く復帰しなきゃとか色んな人に迷惑かけてるだとか、ぐちゃぐちゃでドロドロで目を背けてしまいたいことが沢山あったがそれも考えずに過ごした。さすがに1週間もするとやることも無くなってきて自ずと月曜からの生活を意識するようになってきていた日曜日。これだけ休んだのに全く休まった気のしない身体。本当にそう思っていたかは分からない。分からないけど私の口からは

「あー、やっぱり死にたい。」

って言葉が零れ落ちていたらしい。

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