『きっと明日も』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
今日も不安定
明日もきっと不安定
泥濘んでる足場で明後日を考えて、嘆く
きっと明日も
同じ、おんなじ、絶対はないけどきっとそうだよ
『きっと明日も』
推薦入試まであと一ヶ月切ったのに、
小論文対策が全く出来ていない状態。
今までサボっていたツケがきた。
流石に危機感。
一ヶ月あればまだやれる。
明日もきっと小論文。
明日は何枚かけるかな。
目標3枚。ふぁいてぃーん!
きっと明日も
買い物の帰り道。
街中は綺麗な夕焼けの、
オレンジ色に染まってた。
街を行き交う人々は、
何処か急ぎ足。
きっと大切な人の待つ家に、
帰るんだろう。
だけど、俺は…。
独りぼっち。
俺の隣は、ずっと空いたまま。
失恋の傷跡がちくりと痛む。
空を見上げると。
夕焼け色の空は、
少しだけ夜に近付いてて、
一番星が、輝いてた。
だから。
『きっと明日も、
良い日になるよ』って、
涙堪えて、茜色の空を眺めて、
そっと、呟いてみる。
『ほらね?
さっき迄あんなに悲しかったのに、
不思議と元気が出て来たでしょ?』
俺は俺に、魔法をかける。
きっと明日も、
…良い天気。
きっと明日も同じような日が続くだろう。
毎晩のようにそう思い続けて、何年経っただろうか。
明日も同じように朝早くに起きて、
「仕事に行きたくない」と愚痴りながら支度を整えて、
ギッチギチの満員電車に長く揺られ、
職場に着いた途端にねちょねちょと叱られて。
死力を尽くして業務を完遂しても、誰に褒められることもない。
節約のために粗食をたいらげ、
周りより劣っているとわかっているからこそ
誰よりも長く職場に残り、
かろうじて明日に引き継げる業務を残し、
ゾンビのように帰路に就く。
帰宅しても体力と気力を回復できる充分な時間は残されておらず、
明日に未来も希望も感じず眠りにつく。
こんな生き方は望んじゃいない。
こんな生き方にしたのは誰のせいだ。
仮に他人のせいだったとしても、
自分の話など誰が耳を傾けてくれるだろうか。
自分の訴えで他人が変わる可能性なんてゼロに等しい。
…自分なのだ。
この地獄から抜け出す一歩を踏み出せない自分のせいなのだ。
ここまで気づいているならば、さっさと一歩を踏み出せばいい。
何故出来ない。何故身体が動かない。
このままで良いはずはないとわかっているのに、何故。
「きっと明日も、楽しい1日が待っている」
そう言える日が来るのは、いつだろうか。
またね
そう言って
君と共に迎えられなかった明日は
これで何回目?
_きっと明日も
きっと明日も
変わらない太陽が登って
変わらない月が登って
心が動くことなく過ぎて行く日々
生きているのに心の臓は止まっているようで
息がきれるほどのときめきが
やってくればいいのに、
待っているだけじゃ
太陽も月も同じにしか見えないの
君と毎日通話した夜一年中何日でも
笑い合った楽しかった日々
時には変わったことをしたり
顔を見せあったり楽しかった
上手くいかなくても気まずくはならなかった
それは君が上手く接してくれたから
それが度が過ぎても
きっと明日も君からのおはよが来ると思ってた
俺が馬鹿っだった
あすもまたいつものように朝は来る
その幸せに気付かぬ幸せ
#きっと明日も
きっと明日も眠れない。
呪いをかけているのは自分なのに。
わかっているのに。わかったところで。
きっと明日も眠れない。
「何度言ったらわかるんだ!!
こんなことすら出来ないならこの仕事は向いてないぞ!!!!」
バンッ!と必死にまとめた資料を乱暴に机に叩きつけながら、上司は私を叱咤する。
ーー向いていない
そんなこと言われなくても、1番自分がわかってる。
「申し訳ありません。至急修正します」
机に投げ出された資料を回収し、頭を下げる。
変に言葉を付け足すと話が長くなるから謝罪だけ言う。
何度もこの上司にダメ出しを貰うたびに身についた早く切り上げる知恵。
こんな知恵つけたくなかったなと思う。
「今日中に訂正して出しに来い。いいな」
は?今日中?
すでに時刻は15:00。この仕事以外に同時進行で進めてる案件も複数あり、どれも締め切りが近しいものばかり。
どれもこれも現在の自分のスキルより少しレベルが高い案件ばかりであったため余裕を持って進めていてもダメ出しで通らず進みが悪いのだ。
「今日中。わかったら早く席に戻って取り掛かるように」
返事がなかったからか、容赦ない言葉を追加でかけてくる上司。
「…わかりました。失礼します」
返事をする以外選択肢がないため憂鬱な気分で自席に戻る。
残業確定コース。最悪だ。
残業にならないよう必死にペース配分して進めてきてるのに、いつもこう。毎回こうだといっそ個人的に嫌われていて嫌がらせされてんじゃないかとさえ思う。
『災難だね。手伝えることあったら遠慮なく言ってね!』
隣席の先輩が社内チャットで気遣いをしてくれた。
気持ちだけでもとてもありがたい。
先輩も大きな案件の企画メンバーなため、本当に手伝ってもらうときはやばいときだけにしたい。
『今のところは大丈夫なためやばくなったら助けてほしいです;』
先輩へ返事をし、修正を命じられた資料を確認する。
チェックが入ってる項目は少なくない。
修正するための資料確認や情報精査に取り掛かる。
かなり時間を要するためあっという間に定時となり、殆どの社員は退社していった。
残っているのは自分と、上司だけ。
本当に嫌な空間だ。
私はもともと総務部所属を希望して入社した。
それなのに何故かマーケティング部へ配属され、自分のスキルより高い要求をされ、自分を嫌う上司がいて且つ今は他に人もいないという地獄。
早く終われ早く終われと思いながら必死に修正し提出する。
「まあマシになったから、今回はこれで受理する。
はじめからこのくらいの資料を作れるようになれ」
嫌味を言わないと受け取れないのか?!と思いつつオーケーが出たのでお疲れ様でしたと挨拶をし、足早にフロアを出てエレベーターに乗る。
エレベーターを降りたところでデスクにペンケースを忘れたことを思い出し、明日でもいいかなと思いつつ紛失でもして部内の人を疑うほうがやだなと思いため息をつきながら引き返す。
まだ上司は残ってるよな…と重い足取りでフロアに向かったが誰もおらず、自席のペンケースを回収し引き返そうとしたが、どこからか話し声が聞こえて足を止める。
どうやら会議室のほうから声が聞こえてくるらしい。
こんな時間に会議なんてないよな?という疑問と怖さもあったが、好奇心が勝り誰がいるかだけでもわからないかと少し様子を見ることにした。
どうやら声の主は自分の上司と商品開発部の部長らしい。
次の会議の打ち合わせかであれば自分が聞かないほうがいいだろうと思い立ち去ろうとした時に、商品開発部の部長の声で自分の名前が呼ばれた気がして立ち止まった。
振り返るも人影はなく、自分を見つけて呼んだのではなく話の中で私の名前が上がったらしいことを認識した。
自分の名前が出るような話とは何だろうと気になってしまい、良くないことだがどんな話をしてるか聞いてみたくなった。
「そういえばきみの部下の子、今日も厳しく叱ってたねえ。
フロアが違う僕のところにも話が届くくらいだから、だいぶ本人は参ってんじゃないかな。
今時はパワハラだの何だのってうるさいし、若い子は別の会社に直ぐに移っていっちゃうからもう少し優しくしてあげたらどうだい?」
商品開発部の部長が上司に向かって問いかける。
え?私が上司に怒られてるのって他部署にも筒抜けなの??
他部署にも知られているという羞恥と、自分を擁護する言葉に共感しつつ上司はなんと答えるのかと言葉を待った。
「アレでいいんです。今後も対応を変える気はありません」
「でもねぇきみ…」
断固として自分のやり方を変える気がない上司の回答に、商品開発部の部長は戸惑う。
部長!もっと言ってください!私の勤務環境変えてください!!と心の中で応援していると、戸惑う商品開発部の部長に上司が告げた。
「アイツはまだ伸びしろがあります。
ただ、本人がそれに気づいておらず現状が自分の限界だと思ってる節があります。
丁寧に伝えたり希望的な伝え方をするとお世辞と受け取る傾向がありそこまで伸びません。
厳しいと思われるかもしれませんが、実践してスキルを伸ばす方が伸びがいい。
アイツがこの先大きな案件を任されてもやりきれるように、私はやり方を変えるつもりはないです。」
「そこまで見据えてるとは…僕がとやかく言うようなことじゃなかったようだね、忘れてくれ。
来週の会議の打ち合わせをして、今日は帰るとするか。」
帰る気配が出てきたため鉢合わせないよう慌てて会社をあとにした。
帰路では上司の言葉が反芻していた。
正直、嫌われてそうされてると思っていたので自分のためと知って驚いた。
確かに褒めて伸ばすという手段をされた場合、褒められるのは嬉しいが自己評価が高くはないためお世辞ではないかと思い今が限界だと思うところがあるのはわかっていた。
今よりも伸びると信じてくれて、伸ばそうとした結果がアレかと思わなくもない。
キツくてやめたいと思ったことも一度や二度ではない。
それでも、期待されてると知ってしまったからにはいつか上司にダメ出し無しで良くやったと言わせたい。
今日聞いてしまったことは自分だけの秘密だ。
きっと明日からも今までどおりダメ出しの嵐だろうけど、目の前の仕事と戦うんだ。
打倒!上司のダメ出し!
頑張れ明日からの自分!
【きっと明日も】
絶対よりも
きっと明日も
未来確定の安心よりも
ほんの少しの未確定
きっと明日も
(本稿を下書きとして保管)
2024.9.30 藍
ぐずぐずして朝寝坊するし
勢いよく朝食を食べて口の中やけどするし
眉毛はバランスよく書けないし
慌てて家を出て駅まで走るし
通勤電車は遅延するし
飛び乗った電車は逆方向だし
何とか会社に来ても社員証忘れてたりするし
席に着けば上司に
「あれ、今日リモートだったよね?」
って聞かれて全身血の気が引くし
いつもお昼に食べるランチが売り切れてるし
午後の眠気と低血糖との戦いに負けるし
収拾つかなくて一時間残業するし
電車のせいで目の前の人に二回窓ドンするし
帰宅してから買い忘れに気がつくし
キャベツこぼしただけで泣きそうになるし
湯船でウトウト半分寝るし
早く寝ようと思っても結局日は跨ぐし
寝落ちしないと決めても結局寝落ちするのだ
『きっと明日も』
『ねぇ、何で?』
幼い俺が、問いてきた。俺は少し、笑ってみせた。
「能無しの木偶の坊。」
上司は俺を、蔑むように睨んだ。俺は小さく謝った。毎日、この繰り返し。正直、疲れるし面倒くさい。それでも俺は何もしない。
俺は、貧しい家庭に産まれた。父は屑、母は癇癪持ち。そんな二人の子供が、真っ直ぐ育つ訳もなく。昔から俺は、欠陥人間だと言われていた。自分でそう思った。何故なら俺は、本心から笑った事がないから。家に帰れば、塵扱いされる。学校に行けば、虐められる。それでも何もしなかった。いや、何も出来なかった。何をすればいいのか、分からないから。
でも一度だけ、心から望んだ事があった。その時俺は、死にたいと望んだんだ。家のナイフで、首を刺そうと思った。しかし、寸前でやめてしまった。理由は分からなかった。
あれから社会に出ても俺は、欠陥人間のままだ。時々、脳に幼い自分が、語りかけてくる。
『あの時、死ねばよかったんだ。そうすれば、これ以上恥を晒さずに済んだのに。』
そうだよ。あの時、俺は死ぬべきだったんだ。
『じゃあ何でやめたの?ねぇ、何で?』
何でだろう。分からないよ。
『嘘だ。本当は知ってるんでしょ?』
知らないよ。何も知らないから、何も言わないで。
『生きたいんでしょ?笑いたいんでしょ?』
この世界は不公平だ。それでも俺は、公平を求めている。例え、それが幻想だとしても。あの日、俺が選んだ選択が間違っていないと証明するために。
きっと明日も、俺は欠陥人間だろう。それでも良い。欠陥だらけのこの世界に、俺はお似合いだから。
1時間寝坊した
家に定期を忘れた
就業前に突然パソコンが壊れた
イヤホンのゴムが片耳だけ無くなった
帰りの電車が1時間半、遅延していた
こんな地味な不運が続く日だってあるよね。
まさに今日なわけだけど。
人が押し詰めている電車のホームで、ただ電車を待つ。
タクシーで帰ろうにも、財布の中にはジャラジャラとギリギリ電車に乗れる硬貨しか無いし、電子マネーも先程スマホの充電が切れたから使えない。
はぁ。
まあでもさ。
きっと明日もくるから、おいでとも言ってないけどくるから、どうにかなるでしょ。
……多分、
今夜は満月でもなんでもなくて、ほっそい三日月だったけど、あの満月もこの三日月もおんなじ月だよね。
大丈夫。きっと。
きっと明日も
きっと明日も 私はここで
洗濯物を干している
干していたいと願ってる
下着 2組 くつ下 2組
シャツが2枚 に その他少々
いつもの時間
いつものように
相変わらずの日常の
何とありがたいことか
「今日」は「寝るまで」。
「明日」は「起きたら」。
日めくりカレンダーをちぎっては捨て、
ちぎっては捨て、
「1日」をそういう風に過ごしている。
それは、きっと明日も。
それでは、
おやすみなさい。
『きっと明日も』
きっと、明日も学校なんだよなぁ。
相手が考えてることが分からないのに、
衝動で思ったことを口に出してしまう自分が嫌い。
これを書いてる間も、
旅行行きたいなー、なんて関係ないことを考えたり。
勇気出して意見言っても報われなかった。
先生にも拾われないし、
なんか、言葉の並びがぐちゃぐちゃで。
何言ってるか分からなかったと思う。
あぁ、辛いよ。
きっと明日も日々は流れる。
大切な人を苦しめた
いつのまにか離れていった
もう戻れない楽しかった時に、後悔しかない。
戻れたら二度と失敗しないのにもうあの幸せが過去だと思うと2人で入れないのだと思うと感じたことの無い恐怖と苦しさで包まれる
もう立ち直れない、もう限界だ、俺はいつから間違えたんだ、自分で自分に殺意を覚える。もう消えたい好きで別れる辛さ、これで2回目だぞ、どこにいても思い出の場所だから辛い。二度と治らない傷は更に抉られた、あの人のせいじゃない。俺が悪いんだ、俺さえいなければこうはならなかった。自分の存在が憎い。こんなになっても戻りたいというわがままを思う自分も大嫌い。大嫌い大嫌い苦しい辛い死んでしまいたい、死んでもとれない恐怖があるから死ぬことでさえも逃げることにならない。どうすればいいんだろうというかどうしようもう無理だ