お気に入り』の作文集

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お気に入り』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

2/18/2026, 4:50:46 AM

私、永遠の後輩こと高葉井にも、去年から実は職場の後輩ができて、とうとう「先輩」になった。
アテビさんという人で、アーちゃんと呼んでる。

アーちゃんと私は都内の某私立図書館で、
寄贈本にラベルを貼ったり、
古くなった収蔵本と新しく入ってきた寄贈本のラベルを交換できないか確認したり、
パンパンになりかけてる収蔵庫の本を整頓して、新しい空きスペースを作ったり、
いろんなことをしてる。

ウチの私立図書館は、ちょっと特殊な図書館で、
たまにドチャクソに不思議な来館者がいる。

その日もその日だった。
児童向け閲覧室の受付窓口で仕事をしてたアーちゃんから、応援お願いしますの内線が飛んできて、
最初に私の先輩、藤森先輩がヘルプに入って、
数分後また児童向け閲覧室から内線。
『高葉井さん助けてください』
アーちゃんからの内線だった。

何があったんだろうって多古副館長と一緒に私も閲覧室に行ったら、
長い黒髪が怪しいっちゃ怪しい、
キレイっちゃキレイな、
つまり、要するに、怪しくて若い女の人が、
小さい子供たち10人くらいに
白く光り輝いてるワサビと黄色く光り輝いてるワサビを見せて何か演説してた。

ヘルプを出したアーちゃんは相変わらずの困惑。
副館長より先に閲覧室に来てた先輩は、怪しい女の人の隣でノビちゃってた。
漫画とかアニメとかだったら、多分ぐるぐる渦巻きの目か、虚ろ目かのどっちかだと思う。

「さあ、ワラベたち。邪魔者はワタクシの魔法で眠りについたぞよ。
ワラベたち、見るがよいぞ。これがワタクシのお気に入りのワサビ。金剛ワサビと銀剛ワサビじゃ」

なに「お気に入りのワサビ」って
(去年も来館して副館長に追い出された変人様)

「ちょっとアンタ!またウチの図書館で変なことして、良い加減にしないと出るとこ出るわよ!」
「おやおや多古副館長。おぬしもワタクシのお気に入り、金剛ワサビと銀剛ワサビの輝きを」
「見に来たワケないでしょ!この邪教徒、じゃないわ、邪教主!」
「何を言うか。ワタクシはこのワラベたちを、素晴らしいワサビ様の世界へ連れてゆくのじゃ。

不思議なワサビは偉大なワサビ。
ひとくちそれを食べれば、香りをかげば、
この世の苦悩も根塊も未練も、すべて、忘れ去ることが、できるのじゃ」

はいはい。子供たち。あとアーちゃん。
ここは良くないから一緒に避難しましょうね。
変な女の人の対応を多古副館長に任せてる間に、
私はアーちゃんと10人くらいの子供たちを、閲覧室から連れ出して、別の閲覧室にご案内。

女の人の隣でノビてた先輩は放っといた。
仕方無いっちゃ仕方無い。私ひとりじゃ、先輩を引きずっても担いでもいけない。

「これ。むすめ。ワラベたちを連れてゆくでない。
むすめ。むすめ。 これ。許さぬぞよ」
変な人は私に何か言ってたけど、気にしない。
最終的に変な人は、多古館長が図書館から放り出して、事件解決には20分くらいを要した。

お気に入りのナントカワサビとかいうのは没収されたらしいけど、
最終的にどう処分されたかは、分からなかった。

2/18/2026, 4:22:00 AM

お気に入り/自分に帰る


三菱鉛筆の2B
0.4ミリのボールペン
0.9ミリのシャーペン

書き味、狭い所書き、折れにくい芯
文房具は拘り、必要かな

洋服はメンズ中心
殆どジーンズ
部屋着は被るワンピース

靴はお気に入りがあった
ピンクのライン入りのPUMA
ショッキングピンクのASICS
ブラックのウォーキングシューズ
はミズノ
重たいハーフブーツは放置してる

昔のお気に入りの
宝物はターコイズの
ビーズネックレスだったけど
今はアクセは無し

FtXって面倒くさいと思ってたけど
自分に帰るって自由は
持つと代えられない

今やベリーベリーショートの髪
が1番のお気に入り

2/18/2026, 4:16:08 AM

高校を卒業して50年の節目に同級生と再会した。
とは言っても高校時代に◯◯ちゃん、と
呼び合っていた子もいれば、初めまして状態の子もいる。
◯◯ちゃんとお互いを呼んでいた子たちとは性格も朧げながら覚えていたし、
数十年の月日なんてすっ飛ばす勢いで
話しが弾むんだけど、
問題はクラスも違えばクラブも違う、
つまりまったく接点がなかった同級生。
会えばいつも自分語りで、会う人毎に同じ話しをしている。
またか…と黙って聞いてはいるんだけど、
押しが強くて話しを聞いているだけで疲れてくる。
気持ちはわかるんだけど…
先が短い残りの人生、何とか皆んなと接点を持ち充実した毎日を送りたいんだよね。
うん、わかるよ。
けど私はそんな気持ちの中でもやっぱり
なりふり構わずな行動は出来ないな。

いろんな情報を見ていると、年をとったらたくさんの友人はいらない、
本当に付き合いたい人とだけ付き合えばそれで自分の人生は幸せ、とうたっている人もいるけど、
でも、押しが強い同級生を見ていると
とてもそのような人生を送りたいとは思えない。

側から見たら孤独と思われるような人でも、自分というものをしっかり持っていればそんなものは余計なお世話なんだろうし、だからと言って手当たり次第友達を作りたい人がいるのも事実なんだろうし、
年をとってもまだまだわからない事が多過ぎるなぁ。

             ナイト

2/18/2026, 4:15:05 AM

告知失礼します(*・ω・)*_ _)
ゆっくりと、名前が変わっていきます。
それは大きな決断ではなく、心の奥でそっと芽生えた小さな変化が、ようやく言葉の形を帯びはじめた…そんな穏やかな流れです。

これまでの名前に宿っていた想いも、寄り添ってくれた時間も、すべて大切に抱きしめたまま。
そのうえで、今の私にやさしく馴染む呼び名へと、そっと手を伸ばしてみようと思っています。

しばらくは、前の名前と新しい名前がふわりと混ざり合う時期になるかもしれません。
けれど、その揺らぎさえも“今の私”の一部として、あたたかく受け止めていただけたら嬉しいです。

そして──
今まで通り、🐦‍⬛☪︎🌃のファンマークは変わりません。
この小さな印に込めた気持ちは、これからも変わらずそばにあります。

新しい名前は、決まり次第そっとお知らせします。
どうかこれからの私も、やさしく見守っていただければ幸いです。
皆様、今後ともよろしくお願い致します。

2/18/2026, 4:13:37 AM

『お気に入り』

バルーンスカート

厚底の靴

ノーカラーのコート

派手カラーのおおぶりのピアス

大きい眼鏡

靴下屋のタイツ

リポC

アイスはハーゲンダッツ

ビールはソラチ

気分転換にカラオケボックスで3時間仕事
残りの1時間歌う

夜寝る前に部屋の明かりを消して
YouTubeで癒し画像と音楽を流しながら
ストレッチ

2/18/2026, 3:44:30 AM

お気に入りの曲聞いて眠る
ブルーライトの光浴びてさ
今日も辛かったねなんて
1人で耽っている

明日が来なければ良いって
何度もそう思ったけど
変わらず朝日が昇るから
もうそんなの諦めかけてる

布団の中お気に入りの動画見て
画面の中で笑う推し達を見て
なんだか自分が酷く不幸だと感じた

嫌になってもう動画を閉じる深夜2時
明日は
いや今日は
早く起きられるといいな

2/18/2026, 3:39:19 AM

お気に入り

神様はお気に入りから摘んでいく
どうかあなたが見つかりませんように。

2/18/2026, 3:36:01 AM

三日経ってやっと返信が来た
「すまんうもれてた」
、、、
最近あなたのことを夢に見る
あなたは笑って
私の肩を叩く
私の理想が、寝ている間に染み出して来る
夢の中でさえ、上手く話せないでいる
起きても夢を見ている
顔を抑えて項垂れる
私からしか見えないあなたは
だれかに対しても微笑んでいる
あなたの目は何を写しているの?
私は?
、、、
ただのお気に入り
それにもなれないとすれば
思い込み。
私の投影が暴走してるだけなのか
現実が胸を締め付けて、重い
それでも目を離せない
私の悩みと夢そのものが
生々しいほど膿んでいる

2/18/2026, 3:03:47 AM

きずついた

私の傷は治らない

けれど

私は、お気に入りの曲と趣味で少しいやして
今日も私は行く

苦しいけど

やめたいけど

私は行く



この命と世界が滅ぶまで

2/18/2026, 2:34:19 AM

♡の付く仕組みはよく解らないけれど どこかの誰かさんありがとう

#お気に入り

2/18/2026, 2:22:23 AM

お気に入り、私のお気に入りは、 機関車トーマスと東方projectだ!!

2/18/2026, 2:20:18 AM

お気に入り  

今日も一日、乗り切るために
お気に入りの曲を流そう 

ずっとリピート。
きっと気分も上がるはず。

2/18/2026, 2:04:32 AM

お気に入り

 いろいろあるけどこれといって語れるほどのお気に入りってないな。

 食べ物や飲み物でお気に入りはあるけどそれは安いからの一言で終わる。食器もお気に入りはあるけど柄が好きなだけで特に、って感じ。

 なんかあれだな。薄く広く好きなものが多いからそれぞれは好き、くらいしか言うことないんだよな。

 いまいちなにに対しても情熱を持てない男らしい薄っぺらさとでも言おうか。我ながら中身のない人生だ。

 そういえば最近歯のしみが収まってきた。あれやっぱり歯の治療が原因みたいだな。でも治療した歯とは違う箇所に影響があるとは思わなかった。

 こういうのってもう治らないんじゃ、って思っちゃうからずっと不安でしかたなかった。でも治って一安心だ。

2/18/2026, 1:44:17 AM

大人になりきれない私が、手放せないもの。
どんなにボロボロになったって捨てられない、一緒に過ごした歳月が染み込んだ「それ」を、
今日も抱えて生きている。

「お題 お気に入り」#172

2/18/2026, 1:40:53 AM

本も、音楽も、食べ物も、映画も、何もかも。
お気に入りは全部貴方と同じだ。

僕が真似をした。

嫌いだった読書や、
今まで聴いてこなかった音楽や
観てこなかった映画。
それに手をつけたのも君が始まりだった。
君の話についていくために。
必死に嘘をついて、誤魔化しながら。

貴方は良く、好みが合うね、と
僕に言う。
合うわけじゃない。

合わせてるだけだ。

君が、好きだから。

テーマ:お気に入り

2/18/2026, 1:36:48 AM

【お気に入り】

 大好きな映画がある。DVDを大事に大事に保管して、何度も見返すぐらいに大好きなコメディ映画が。
 好きな俳優が出ている訳じゃない。世界観の設定も特別好きなものじゃない。それでも何かが心の奥に刺さっていた。

 ある日、友人に誘われて映画館にやってきた。特に見たいものもなかったのだが、一人で行きたくないという友人に引っ張られて。
 そんな友人は、学園恋愛モノが見たいらしい。私は恋愛モノが苦手だ。どうしても見てる途中でくすぐったくなってしまう。甘い雰囲気の流れる告白シーンは耳を塞ぐし、キスシーンには顔を逸らす。自分に恋愛経験がないからか、どうも恥ずかしくて見ていられないのだ。
 しかし、お金を払ってしまった手前、見ないわけにはいかない。帰りたい気持ちを抑え、チュロス片手に大人しく席に座った。

 映画が終わった時、私の気分は最高だった。さっばりとした雰囲気で全てが終わり、甘いシーンはラストの数分だけだったのだ。恥ずかしがらずに全てを見ることができて、嬉しくてテンションが上がっていた。隣にいる友人は顔を顰めて「微妙だった」などと呟いているが、私はそれを無視して感想をつらつらと喋り始めた。

「近いうちにまた見に来ようかな。ハマったわこれ」

 友人の苦い顔を無視し、スキップしながら帰り道を歩く。お気に入りとなったシーンを思い出し、鼻歌を歌いながら。

2/18/2026, 1:36:32 AM

最近、私には困りごとある

憂鬱な学校生活で唯一の癒しの時間である図書室での受付
色々な小説や本が読めるし、木造建築の屋内構造は、ほのかに木のいい香りがしてリラックス出来る

私のお気に入りの空間である

(本を読みながらゆったり仕事出来るし、皆がどんな本借りたりするか見てるのも楽しいんだよね)

「ちっ、なんて読むか分かんねぇよっ!」

小説を睨みながら図書室では、確実にマナー違反の声を上げるガラの悪い生徒

えぇ、そうです、困りごととはコレ(彼)の事です

私と同じ2年1組の荒木くん
The高校のヤンキーみたいな見た目をしてるし、服装は乱れてるし、口悪いし、デリカシーないし、うるさいし、眉毛ないし、金髪だし、耳穴だらけだし、眉毛ないし───

兎に角っ、私の癒し空間であるこの場所には絶対にそぐわない生徒

それが荒木くんだ

(最近頻繁に通い詰めてるけど、何?どんな心境の変化?
読みながらイライラしてるみたいだし、図書室来ないでほしいな)

ガタッ

貧乏ゆすりをやめ、勢いよく椅子を引いてい本を片手に立ち上がる荒木くんが小説の文章の片隅に見える

(うわ、こっち来る)

「借りる」

本の表紙を裏返してぶっきらぼうに突き出す

荒木くんが貸し出しを言ってくるのは初めての事だった
内心驚いたけど表情には出さないようにする

私は読んでいた小説を置き、立ち上がって本のバーコードをスキャンする為に本を受け取ろうとする

「?……あの、本貸してもらえません?」

「あぁ?」

低い声での返しに肩が少しすくむ

「いや、あの、バーコード…スキャンしなきゃ」

「ちっ、見せたからいいだろ?借りてくから」

そう言って図書室を出ようとする荒木くんだが、そうはいかない怒られるのは私だ

「いやっ駄目だから、本貸してよ」

そう言って私は本を引っ張る

「─ッ離せよっ」

強い口調にびっくりして即座手を離すと本をお通して拮抗していた力が勢いよく荒木くんに向かう

「うおっ!」

尻餅をつく荒木くん

(あっ私死んだな)

殺されないために急いで謝りながら受付を出て駆け寄る
落ちた本を手に取り荒木くんに渡すように向ける

鋭い眼光が私を捉えるも一瞬で目線が私の手元の本に移る
私もつられて見ると表紙面のタイトルが見えていた

(授業でやった昔の恋愛小説のタイトル!これを見られたくなくて頑なに本を貸してくれなかったんだ、でもだとしたら見ちゃった私ヤバくない?)

更に状況が悪くなったこと気づくも、正直焦りでパニック状態
でも何か言わなきゃと殺されないために必死で脳をフル回転させた結果

「わ、わたしもっ、好きだけどなぁ、コノっ小説っ!」

怒りからか、恥ずかしさからか赤面状態の顔に苦笑いをつけピクピク眉が痙攣しながら一言

「コ、コロスッ!」

〈────────────〉

とっそんな事があったのも半年前

あれから私は全力の謝罪で何とか命を守りきり、荒木くんから口止めとして後日呼び出され噂になるは、いじめを勘ぐった先生に詰められるはで散々だった

半年経った今でも荒木くんは図書室に通い詰めている

相変わらずヤンキーみたいな見た目だけどあの一件以来、知られたのならと、開き直ったのかよく話しかけられるようになり、読めない漢字や、分からない表現を聞きに来たりするようになった

(今では読書仲間、何て勝手に思ったりして)

結構仲良くなったし(勝手に思ってるだけ)何で、図書室に通い出したのか一度聞いてみたりしたけどはぐらかされた

今では図書室で彼と話す時間が割とお気に入りだったりする

2/18/2026, 12:46:41 AM

お気に入りの靴も
お気に入りの服も
お気に入りの香水も
お気に入りの髪型も
お気に入りのメイクも

君が気に入ってくれたものばかり

2/18/2026, 12:44:41 AM

ご都合主義を排除
符号で交わすやり取り

「余白」だらけ

思いやりが残る

あなたとのログ


#147「お気に入り」

2/18/2026, 12:32:40 AM

『お気に入り』

お気に入りのカップ、お気に入りの本、お気に入りのぬいぐるみ、お気に入りの場所、お気に入りの言葉。
人には、それぞれたくさんのお気に入りがある。

……だけど、それがなんだっていうんだ。

○○○

「お気に入りって、なんだと思う?」
「なぁに?? 哲学的な問題? むつかしぃ~!」

僕の問いに、目の前の幼馴染はヘラヘラと笑った顔で変顔を向けてくる。
思わずイラッとしたので、脱色しまくってキシキシになった髪を引っ張ってやった。

「いたぁーい」
「嘘つけ」

チっと軽く舌打ちをして頬杖をつく。教室の窓は夕暮れの景色を映し出し、空を烏が飛んでいく姿が見えた。

「この席、後ろの窓際って先生に見つかりにくくて良いよねぇ。俺、ここの席、お気に入りだなぁ」
「僕の席なんだが……」
「かーえーて?」
「……先生に言え、先生に。なあ、お気に入りって、好きとは、どう違うんだ」

僕の問いに不思議そうにアイツは首を傾げる。
幼馴染の耳からジャラリとアクセサリーの音が揺れる音がなった。……また、増えてる。

「とっても、好き……みたいな?」
「それは、大好きというのでは無いか?」
「んーと、んーとじゃあ~。なんか継続的に好き、とか?」
「それは、ずっと好きと、何が違うんだ?」
「うーうーーー!!」

しまいには頭を抱え込んで悩んでしまった。
……結局、お気に入りなんて、こんなものか。
どこか肩透かしのような落胆してつまらない気持ちに、唇を尖らせる。僕はいったい、何を期待していたのだろうか。

「あ! わかった!!」
「…………何だ?」

あまり期待せずに、目線だけそちらに動かした。
アイツはキラキラとした真ん丸な大きな瞳と、ニンマリと大きく笑った唇を開く。

「俺専用です!! みたいな! 好き!!」
「は? それは……それは、その……」

上手く言葉が出なかった。何かが違うような、だけど何かが掠って触れているような。そんな気がしたから。

「だからね、俺は、君がお気に入りの友達だよ!! 幼馴染だし!! 俺専用の好き!!」

アイツの屈託ない笑みに、目を丸くする。
思わず口元が緩みそうになり、手で抑えて隠す。

「そうか……」
「うん」
「そうか」
「うん!!」

「お気に入りって、良いものだな」
「えへへ!」

「帰ろうか」
「うん!」

きっと、大人になったら色んな事が変わっていってしまう。
会わなくなる人が増えて、好きが好きじゃなくなっていって。
じゃあ、そんな感情になんの意味があるんだろうか。
そんな事をふと考えて……不貞腐れて。
そして、いま。気づいた。
あぁ、でも。僕は未来じゃなくて、現在を生きているんだと。

だから、きっと、これでいい。
いつか変わってしまうとしても、過去が変わらないなら。
僕の事をお気に入りと言ってくれたことを、嬉しく思おう。
嬉しく思ったことを、忘れないでいよう。

沈む夕陽を見ながら、帰り支度を急ぐ幼馴染の隣で、そう思ったのだ。


おわり

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