『ありがとう、ごめんね』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
君のそばにいられたことに感謝を、
君を縛り付けてしまったことへの罪悪感と。
「『ごめん』よりさ、『ありがとう』の方が嬉しいんだ」
私のヒーローだった人に、そう言われたことが今も忘れられない。
あの時の私は自分に全然自信がなくて、何かある度にすぐ謝っていた。
「あ、すみません」「ごめん…」「私のせいで、ごめんなさい」
こんなのが口癖だった。
そんな私だったから、あの日泣いていた私を助けてくれた人にも、感謝より先に謝罪の言葉が出た。
そうしたら、その言葉を言われた。
だから、こう返した。
「ありがとう、ごめんね。」
そしたらツッコまれた。まだ謝っちゃってるよーって。それでお互いに笑いあって、そこからくだらない話を何個か交わした。その後、涙も乾いた頃に一緒に帰ったっけな。本当に楽しかったな。
あの頃の何処までが本当で、何処からが妄想だったのか。境界線はあの日から今までずーっとあいまいだけど、ぜんぶそのまま信じておこう。
だって、その日から感謝の大切さに気づけたんだもの。仮に存在しない記憶だとしても、自分のためになるなら消す必要なんてないよね。
怒っていると思っていた。最初から何も言うつもりもなかった。あなただけが損をしたと思っている。思わず泣いてしまった。一から永遠と説明すれば分かって貰えるだろうか。多分無理だな。その4文字が私に希望を与えてくれた。その性格が何とも言えない。後悔がない。一つ決めていることがある。もうそのためには機械のように判断していく。ここ迄ダイヤモンドの如くに磨いてくれてありがとう。本気で外に出してくれてありがとう。これからあなたにとっては不本意なことがあったとしても最大の感謝を込めてごめんね。何も。いや。それでも。
🪄🪄🪄
紅葉が凄いですね。
ありがとう、ごめんね124
臨時
また来週月曜日
【ありがとう、ごめんね】
「人をいたわります
ありがとう
ごめんなさいを言います
がまんをします
卑怯なふるまいをしません
年上を敬い
誇りに思える学校にします
夢に向かってがんばります
みんなを笑顔にするために」
これが私の学校の学校宣言。
ごめんが口癖になってるあなた
そこはありがとうでいいんだよ
たくさんの「ごめんね」と、数えきれない「ありがとう」と、私の生涯のたったひとつの愛してるを君に贈ります
お礼と謝罪は紙一重
お礼と謝罪はワンセット
喧嘩をした時はごめんねと伝え
謝ってくれてありがとうと思える
ご飯を食べる
お風呂に入る
ベッドで眠る
当たり前の日々に
〝ありがとう〟 や 〝ごめんね〟 を添えて
今日も君と生きる
ありがとう、ごめんね。
そんな言葉も言えないぐらい薄情な
大人になってしもうた、、、
こんな結末になっちゃったけど、あなたとの日々は絶対に忘れたくない。
私は未熟で不器用で、あなたをたくさん傷つけた。
私が逃げ出しても、見捨てずに向き合おうとしてくれた。
そんなあなたを大切にしなきゃいけないって分かってたのに、私は素直になれなかった。
でも、最後にこれだけは伝えなきゃいけないの。
#ありがとう、ごめんね
ありがとう、ごめんなさい。かな
ごめんねで済まない事はちゃんとごめんなさい。
伝わるといいな。
〚ありがとう、ごめんね〛
そんなの僕に言われても分からないよ。
僕に言われても、分かるわけないよ。
12/〇に同級生の女の子から告られた。
"〇〇くん!わたしと付き合ってください!"
そんな手紙が僕の元へ届いた。
_返事、書かないといけないなんて_
それであきれてしまっているのは、きっと僕だけ
なのかな。
"ありがとう、でもごめんね。
僕にはすきな人がいるんだ、だからごめん。"
すきな人は同級生で同性で、誰よりもかっこいい
やつ。
そう想っているのは、きっと僕だけ。
「やっぱりごめん。」
…
…
…
ありがとう、ごめんね。
あの日私の恋は終わったはずだったのに、貴方は優しくしてくれた。それで私勝手に勘違いして、もう一回告白とか…バカだよね。でもね後悔してないんだ。貴方を想い続けてさ、笑ったり泣いたりした日々は悲しかった時もあったけど楽しい事もいっぱいあった。本当に楽しかった。
…
…
…
…
…
楽しかったはず。。なのにな…ごめん泣いちゃってごめんね。楽しかったよ。楽しかったの…でも楽しかった分もっと一緒に居たいって想っちゃうの。…終わらせないとね。
ありがとう、ごめんね。
ありがとう、本当に嬉しい
優しくしてくれて愛してくれて
ごめんね、本当に不器用で
優しさを返せなくて愛し方さえわからなくて
ありがとう、ごめんね
それでも大切にしてくれて
愛しているの
ずっとずっと。
ありがとうラインをくれて
ごめんねラインを返せなくて
「ありがとう、ごめんね」
と、警部補の鎌田はうれしく感じた。
休みがあまり無い鎌田はそう思った。
事件があると、
天国の猫たち
いっぱいシアワセで楽しい想い出をくれたね
一生忘れることはないからね
良いおかあさんだったかな
悪いところも沢山あったね
ありがとう、ごめんね
【ありがとう、ごめんね】
とってつけたように
いつもあなたは最後、そう言った
ごめんねの
裏側は私の不遜
【ありがとう、ごめんね】
#61『ありがとう、ごめんね』
もう少し早く言ってくれれば……
いや、それは違うわね
とにかく貴方の気持ちに
応えることはできないの
気持ちだけは受け取っておくわ
「ありがとう」は感謝を示すためのものであり、「ごめんね」は謝罪の意を示すものである。この二つが連続するというのはどういう意味だろう。
今日、人生で初めてコウ君に対して暴言を吐いた。教科書には血が一滴。赤く染め上がった頬は、多分怒りによるものだ。
私は悪くない、とは言い切れない。確かに私が怒ったのも良くなかった。発端は彼の鍵垢。写真に写った女性。最初はふざけて、誰なの?と訊いてみた。でも何だか彼の様子が可怪しい。私は問い詰めた。誰?ねえ、誰なの、答えてよ。今でもなぜこんなに怒ったのか分からない。バカ野郎、そう言って教科書を投げた。彼の頬に一つ、傷が付いた。血が飛び散った。
……後ろから足音が迫る。この音は青ちゃんだ。
「ねえ、京介くん。コウ君が、刺された」
全て理解した。
ありがとう、ごめんね。コウ君。
ありがとう
理解しようとしてくれて
気にかけてくれて
目を見てくれて
手を繋いで、離さないでいてくれて
ごめんね
きっと理解できないよ
その心配がダメなんだ
見つめ返せないし
僕から離してしまったね
曖昧な秋と曖昧な僕
季節のように心も移り変わらなかったら
きっと繋いだ手は離さなかった