『あいまいな空』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
あいまいな空
過去にとんかつ屋さんで食べた
クリームイエロー ピーチピンク 淡い水色
この3色が綺麗に混じったアイス🍨
一日が終わる時に見れる夕方の空が
たまにこのアイスカラーになってる時があるんだけど
その空模様を見たらあの時に食べた
とんかつ屋さんのアイスを思い出す。
ちょっと余裕があった時に食べに行ってたお店だったから
ほんと美味しくて懐かしいなぁ....っていう
ほっこりする気持ちになる。
私の思う曖昧な空はそんな温かい気持ちになる空。
僕はあいまいな空が好き。
僕は空が好きだ。美しく綺麗で、見ていて飽きない。ずっと見ていたい。そんな空の写真を撮ることが大好きだ。空の写真を沢山持っている。輝いているところも、曇った表情のときも...。色んな空を僕は知っている。最近では動画を撮るのにもハマっている。友達に言われたんだ、
「空の動画を撮るの?」
「うん」
「聞いたことないな。」
「でも大好きなんだ。動画にすることによって空を細かく見れるんだ!分析できるんだ!」
「怖いよ。まあ程々にね。」
理解されないなんてわかってた。
でも僕は撮り続けた。
ある日知らない人達が僕の部屋に来た。
警察だってさ。なんでだろう、僕が頑張って撮ったコレクションたちを全部持っていく。空が取られていく。腹立たしかった。僕が一生懸命撮った可愛い空をビリビリ剥がしていく。
そして僕は聞かれた。
「いつからこんなストーカーをしているんですか。」
「ボクハズットアイマイナソラガダイスキナンダ^^」
いつもここから見てるよそら。また撮りに行くから待っててね。
喧嘩した日は心がモヤモヤして曖昧な感じになる。
でも、仲直りしたら心はスッキリする。
雨が降るのか降らないのか、よくわからない曖昧な空は、モヤモヤしてなんだかイヤな感じになる。
いっそ雨が降った方が、スッキリして気持ちいいのにね
お題『あいまいな空』
空にあいまいって表現をしたことはない気がします
曇り空とか、今にも雨が降ってきそうとか、そんなイメージ。
そもそも空を見上げること自体が珍しいので、そういうのは総じてあいまいな空と言えるのかもしれません。
そういえば今日の空はどんな風だったかな?
あいまいなことに意識を向けてみるのもいいかもしれない。
『ラーメン食い行かね?』
俺が落ち込んでいる時、いつもこうしてメシに誘ってくれた兄。
10も歳が離れているにも関わらず、どこに行く時もいつも一緒に連れて行ってくれた。
その中でも最も思い出深いのが近所のラーメン屋。
他愛ない話をしながら熱い麺を啜る。
そんな些細な日常の一コマが、俺は大好きだった。
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「なぁ、今日カラオケ行こうぜ」
掃除の時間だというのに、ろくに手を動かさず話しかけてくる男にため息をつきながらこう答える。
「いやだね」
「なぁんでだよぉ。お前本当つれないなー。そんなんじゃ彼女出来ねーぞ?」
「俺たち今受験生だぞ、遊んでる暇なんかないだろ…。それに彼女なんかいらねぇよ」
ガタンッ
突然大きな音を立てて机がひっくり返った。
「ご、ごめん!手が滑りました…ぁぁ」
机を運んでいたクラスメイトのマツイさんが手を滑らせたようで、床に散らばった教科書やプリントを必死に拾い集めている。
「マツイさん大丈夫?ごめん、女子に重たいもの持たせちまって。俺らで運んどくからマツイさんはホウキ片してくれる?」
「わ、わかった。ありがとう…」
マツイさんに声を掛け、掃除を全くしないコイツに目配せをする。
“お前も運べ”と。
渋々動き出したものの、すぐにこちらに向き直り質問を投げかけてきた。
「お前、好きな子とかいねぇの?」
「いない」
「まじかよ〜…あっ、じゃあ好きなタイプは?そんくらいあるだろ流石のお前にも」
「…女子かテメェは。考えたこともないんだよそういうの」
大切な人がいれば、いつか失った時の悲しみは大きくなる。
それは家族や友達や…きっと恋人にも当てはまるだろう。
だから俺は、そんな存在は極力作らない。
10年も前にそう決めたんだ。
「まぁまぁ、なんかあるだろ?教えてくれよー」
「お前なぁ…お前だって例外じゃないんだぞ」
「………は?」
しまった。
「…違う、そういうことじゃない、クソ…。タイプ、な。言えばいいんだろ。あー…そうだな……“一緒にメシを食いたいと思える子”かな。…多分」
「なんじゃそりゃ…聞いて損したわ」
「そうかい。それは残念だったな。ほら、手動かせよ」
「うーい」
話題が途切れ各々黙って机を運ぶ。
いつの間にかマツイさんも教室に戻ってきていて残りの机を運んでいた。
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結局カラオケの誘いは断った。
意味もなく教室に残り机に突っ伏した。
家にも昼間の教室にもないこの雰囲気を自分だけのものにしたかった。
だが、そんな時間も長くは続かない。
数冊本を抱えて誰かが教室に入ってきた。
「タ、タカハシくん…?」
「あれ、マツイさん。図書室行ってたの?」
「うん、読みたい本があって。タカハシくんは何してたの?」
「何も。色々考え事してただけ」
そういえば彼女とはあまり会話したことがなかったな。3年間同じクラスだったのに。
そんなことを考えていると、マツイさんが少し気まずそうに口を開いた。
「タカハシくん、って…彼女いないんだね…あっ、ほら、掃除の時に話してたのが聞こえて…」
「あー、うん。俺さ、彼女どころか友達すらあんまり作りたくないんだ。…失うのが怖いから」
「え…?」
「あ…いや何でもない。今の忘れて」
「うん…わかった。でも…でもね、きっとタカハシくんともっと仲良くなりたいって思ってる人はいるよ。……私だって“例外じゃないし”…」
少しだけ沈黙が流れる。
彼女は本で顔を隠した。
それでも、その場から立ち去ることはない。
もしかしたらあの話を聞かれていたのかもしれない。
けれど今気になっているのは、マツイさんに過去の話をしようとした自分自身だ。
あいつに“お前も例外じゃない”と言ったことや、マツイさんに“兄の話をしようとした”こと。
つくづく自分自身の気の緩みに驚かされる。
黙り込んでいる俺を見兼ねてか、マツイさんが再び口を開いた。
「タカハシくん、良かったら一緒に帰らない?…天気悪いけど、もし雨降ってきても私傘持ってるし…」
「俺も持ってる」
「え、あ、あぁ…そっか」
今日の俺はやっぱりどこかおかしい。
失うのが怖いからと人付き合いを極力避けているくせに、彼女から言われた言葉や自らの口を突いて出た言葉の意味を知りたくなってしまった。
「じゃ、じゃあ私は帰るね…また明日」
「待って」
教室を出て行こうとする彼女を呼び止めた。
「俺も傘持ってるから、雨降ってきても平気だろ。だからさ…」
君に俺の過去を背負わせるつもりはない。
何かを得られると期待しているわけでもない。
だけど、その言葉の意味を確かめてみたくなった。
「…ラーメン、食い行かね?」
今日、何かが変わる。
そんな予感がした。
どんよりとした、
薄暗い、
あいまい天気はまるで自分のことを表してるよう
あいまいで、
はっきりしない自分だけど、、
それも個性だと思って
笑って許してね。
今日も生きる、、
生きていこう
No.29『あいまいな空』
あいまいな空と聞いて梅雨の空を思い浮かべた。
雨が降っている時でもなく、晴れている時でもないそんな空だ。
実は私はそんな空が好きだったりする。
曇っているはずなのに、その間から光が差し込んでくる様子は晴れない空はないのだと錯覚させてくれる。
だから私はあいまいな空が好きだ。
「お兄ちゃんばっかりずるい!」
昔からずっと言ってきた言葉だ。
私には二つ年上の兄がいる。
不出来な兄だ。
私より地頭が良くて、両親の顔色をうかがってばかりの兄が。
おばあちゃんとおじいちゃんに愛されている兄が。
不憫な思いをして来た兄が。
兄は障害児だった。
とは言ってもパット見でわかるものではない。
だからいじめられた。
兄についていた人はいい人もいたし変な人もいた。
障害児に理解があるのか分からない人。
母いわく何度も教室に置き去りにしたりしていたらしい。
喋り方も兄が理解できるか分からない感じだったという。
小学一年生の頃、一度だけあった記憶がある。
何を言っていたかは全く覚えていない。
仕方ないのかもしれない。
ただ、はっきりと苦手だと思った。
今でもたまにそんな喋り方の人を見かける。
子供には聞き取りにくそうな高い声に早口。
何を言っているのか分からないだろうなとは思う。
でも、いい人もいた。
慣れてるんだろうなって感じの人。
優しそうな雰囲気があった。
まぁ、兄が小学校を卒業してからは全く話をしなくなった。
おまけに私が5年生の頃にはいなくなっていた。
兄は中学生に上がってからもっと大変そうだった。
居眠りや暴行の話まで来ていたようだ。
しかし、私は知っている。
今まで一度だって兄から手を出してきたことはないのだ。
私が泣く時も、怪我をする時も原因は私だった。
理解が無い人、立場だけあって分かってない人、知ったかぶり、嘘つき。
こういう人を見る度に心底腹が立つ。
でも多分それは私の身内に障害者がいたからだろう。
障害者の事を学ぶ機会があったからだろう。
兄がいなければ考えることすらしなかったかもしれない。
わからない事だらけで、少し知ってるくらいで鼻にかける嫌なやつになっていたかもしれない。
だから感謝をする。
少しだけ。
兄のせいで嫌なことだってあった。
独りで泣くことだっていっぱいあった。
死にたくなったことだってある。
苦しかった。
悲しかった。
痛かった。
だから何?って話なんだけど。
一つだけ、兄に聞きたかったことがあった。
私はずっと「ずるい」って言う立場だった。
だから、一度でも考えたことはなかった。
言われ続ける立場の事を。
気に病んだのだろうか。
面倒くさかったのだろうか。
同情したのだろうか。
気になって聞いてみた。
返事は「別に」。
何それ?
意味不すぎん?って感じだけどまぁ良い。
今までは「私可哀想」だったけど、これからは「普通だよな」って生きてく。
周りを見るって大事だって再認識した。
そう言えば、空っていつも曖昧そうだけど一番好きなのは夕焼けかな。
好きな色が詰め込まれてる感じ。
ーあいまいな空ー
空は私の味方なのか。
薄暗く曖昧な空は、落ち込んでいる時
励ましてくれていたのだろうか
私が、元気で愉快な気持ちの時、
あの空を見て、励ましてくれていたのかと
考えたことはあるだろうか
そもそも、こんな気持ちの時、空を
じっと見つめたことはあっただろうか。
空が私のことを味方だと思ってくれていても
きっと私は、味方失格だ。
「曖昧な空」
雨のときは1人になりたい、晴れの日は大人数で
遊びたい!とか思ったことある?
⤴私はどっちも思ったことあります。というか、どっ ちも思ったことがあるので書いてます(?)
夢の中で思う。
なんて残酷な夢なのだろうと。
まるで以前からそうだったように、さも当たり前にあの人が隣にいる。
僕と同じ制服を着て。
今日の授業なんだっけ、ああ宿題忘れてた、見せて。
なんて。
なんて、悪夢。
するりと少し大きな、タコや突き指で歪んだ指。
繋がれた手と手。
ありもしない事を望んだってどうしようもないのに。
それを幸福だなんて。
どうかこのまま。
醒めないで。
醒まさないで。
温度も匂いも色もない。
どこかはっきりとしない夢は『あいまいな空』のようで。
ところにより雨なのは僕の心のようだ。
あいまいな空
きらいじゃない こういう毎日も
すきでもない ああいう毎日が
全部自分だけど
バラバラでコナゴナになりそう
溶けてなくなりたくなる
「あいまいな空」
曖昧な空と聞くと、私は夕焼けのことかなと思った。
曖昧って少しマイナスなイメージな言葉だけど、夕焼けがそうだなんて私はちっとも思わない。むしろ夕焼けは鮮やかで素敵。夕焼けが見えると翌日は晴れるとも言うし、つい写真を撮ってしまいたくなるようなエモさがある。
夕焼けって一種のオーロラみたいだと思う。
オーロラみたことないけど笑
ごめんなさい、ごめんなさい。
私は死にたくなかったんです。
学生の頃は、心がとても繊細で、すぐに命を投げ出そうとしていたのです。若い故の、悩みであり、弱さであったんです。
死にたいと、消えたいと願わずにはいられなかったのです。それが一番、そう考えることが一番、楽だったんです。
ただ、今はどうだろう。
心は痛みに慣れてしまい、意地汚くなりました。
これが成長というものなのですか?世界の裏を知っても尚、社会のベクトルとして作動する私は成長したのでしょうか。
したのなら、それは芳しくない成長だと。
私は、死にたくないんです。
心臓が、呼吸が1秒でも長く生きてたいのです。
生き汚いんです。私は汚れているんです。
ただ、私は社会の列から外れて、夢を叶えたいだけなんです。そのために生きているんです。
あなたは、生きたい?何の為に生きる?
些細なことが私たちの生きる原動力になる。
それは、夢?家族?恋愛?何でもいい。
生きる、原動力を。
あいまいな空を
眺めながら
どっちつかずの
私の一日
出かけるの?
干していく?
傘はいる?
あいまいな空の
生活が
しばらく続く
あいまいな空
──…さっきまで暗かったのに、もう水色だ。
──わかるよ、この時間はいつも"あいまい"だよね。
──…そうだね、いつも曖昧だ。
──これからどこに行くんだい?
僕はここに居なきゃいけないけど。
──…どこか遠くへ。君が見えない場所まで。
あいまいな空
眠たくてあくびが出る。
とぼとぼと会社帰りの帰路を歩く。
一人暮らしのぼろアパート階段を上がるたび、ギィギィと鉄の錆びた音が響く。
部屋の扉をあける。玄関に靴を放り投げる。
男一人の部屋はきれいな分けなくて、カップラーメンのごみが散乱している。そろそろ虫が出てくる季節になる。それまでには、片付けなきゃなと思いながら、布団に転がり意識を落とした。深夜3時目を覚ました。ダルいからだを起こしながら、風呂に入る。風呂から出ればお腹の音がなる。冷蔵庫をあけるが、、まぁ何かあるわけもなく。水道水をコップにいれて、腹を膨らます。そんなことやっていたら5時だ、仕事行かなきゃ、仕事、死言なんてな、あはは、無音の部屋をそんなこと思いながら部屋を出て会社に向かう。今日の空はどんより曇っている、傘を持っていくか?しかし、雨降らなければ荷物だな、、多少濡れるくらいならいいかな~。
まっ、こうなるよな、、
どしゃ降り、こりゃ、コンビニで傘買うか?
いや、これで買っていったらビニ傘何本よ、、
あー、明日スーツ乾くかな、、
乾いてくれますように!
あー、最悪か?今日は、車の跳ねた水で全身死んだわ、今日は、なにもかもうまく行かないな。
空を見上げる、目に雨が入って空がぼやける。
はなの奥がツーンとなった。
なんでこんな小もないことで泣いてんだよ、
バカみたいだな
鼻もグスグスしてきた。
雨に濡れて風邪になっただけだから、、
あいまいな空
子供に聞かれることがある。私の子供の頃のこと。学校、楽しかった?と。
答えに、いつも困る。「う~ん、まあね」とあいまいに答える。私の子供時分、学校時代は、あまり良い思い出がない。小中高時代のこと、あまり、思い出して語りたくない。
同年代の人同士の会話は、大体、中学高校時代は、どうだった?部活は?というような話で盛り上がったりするけど、そういう話は避けたくなる。
子供に聞かれても、あいまいにしか答えれないほど嫌だったんだなぁと実感する。
けれども、だいぶ大人になった現在は、とても充実してると思う。
それは、ある時から、ある本に出会って、何でも前向きに考えることが出来るようになり、辛かったことも乗り越えて、周りの人に感謝の気持ちも生まれて、良い方向に導かれたからです。
過去を変えたり、消したりすることは、出来ないので、過去のことを聞かれても、あいまいにしか答えられない。それは、変わらないと思う。でも、私は、現在のことが、気持ち良い快晴のようにはっきり話せるから、良いんだ(^-^)
「あいまいな空」
ねずみ色の湿邪の季節。胡瓜や黒豆がおいしいね。
クール系の入浴剤を入れて、お風呂で気分転換する?
創作「あいまいな空」
A「曇って来たよ。降るかなぁ、雨」
B 「うーん晴れるでしょ」
A「狐の嫁入りが見たーい」
B「それはわかる。でも雨はいやだな」
A「あれっ、なんか降ってきたよ」
B 「ん?あれは……」
A、B「Cさん!?」
C「Aさぁぁぁん、Bさぁぁぁんどいて、どいて!」
空いたスペースにCは無事に着陸する。
C「二人とも、こんにちは!」
B「すごい勢いで降って来てどうしたんだ」
C「あいまいな『文』と見えたので、蔵に入っていた文章を届けようと飛んで来ました!」
Cはまぶしい笑顔で原稿を二人の前に差し出す。
A「あいまいな空、だよ」
Cはしばしぽかんとした顔をして、にこりと笑う。
B「あいまいな『空』だよ」
AとBの顔を見たCは真顔になった。そして一番上の創作の横を見た後どこかへ消える。しばらくすると小括弧に挟まれた一文字を引きずって戻って来て、文章の右下に置いた。
(終)
あいまいな空
たくさんの条件のもと
その雲は我が上空に存在している
一期一会の姿を変えつつ
地上に住む者たちに
あいまいなる空模様を見せてくる
けれど最近は
その雲が雨を連れてくるか来ないのか
アプリでわかっちゃうんだもんね
雨雲レーダーつい見ちゃう
(雷レーダーはもっと好き)