『あいまいな空』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
あいまいな空
朝かも夜かも、昼かも夕方かも、わからない1番綺麗な空
オレンジ、ピンクっぽい色、水色、淡さのある綺麗な色が入り交じった最高の空
認められたくて。
愛されたくて。
気づいて欲しくて。
何かに縋って生きている。
でも、本当の自分は弱虫で。
愛することも愛される勇気もない。
自分の殻に引きこもっているただのおバカさん。
なにかに向かって進んでいる人を羨ましがって。
キラキラしている人を見て嫉妬して。
自分と比べるからこんな感情になるってのはとっくに知っている。
こんな自分が嫌だからムカムカする。
進まなきゃ置いてかれるって分かっている。
進まなきゃいけないのに何故か涙がでたり自分で作りあげた暗い世界に一瞬で引き戻される感覚。
私の背後を影のようにまとわりつくていく負の感情。
一体どこから間違ったんだろうと後悔する日々。
あいまいな空にあいまいな自分。
とっくに過ぎ去っていった時間。
すれ違う人々。
帰る場所もなく。
待っている人もいない。
私は一人だ。
孤独な者達よ。
今どこで何をしていますか。
私は、息を吸って吐いて。
日が昇って落ちていく同じような日々を過ごしています。
きっと、私の気持ちは誰にも届くことも無いし。
きっと、気づかれることもない。
囁いた言葉はあいまいな空に消えていくだけで。
明日は幸せが待っているはずだと微かな期待を抱いて今日もここにいる。
【⠀あいまいな空 】
あいまいな空
赤、橙、紫、青、夕方の空は様々な色に変わっていく。僕の心も毎日色んな色に変わっていく。色んな環境、色んな人間と関わり合いながら変化していく。
バイト帰り、朝から働いたあと帰路に着く。車が1台通れるだけの路地に、歩く猫と鮮やかな橙。梅雨の時期に珍しく雲のない空。憂さ晴らしに海でも行こうか。広く澄み渡る夕空に僕の心も晴れたようだった。
オワリ
夕空を見ると写真を撮りたくなりますね。暑いの苦手なので早く秋になって欲しいものです。
ナツキとフユト【11 あいまいな空】
上目づかいに見るナツキに、フユトは言った
「別にここにいてもいいけど、恋人と仲直りしなくていいのか?」
「だって…」
「恋人は、お前が好きだからキレたんじゃないのか?」
「そうかなあ…」
「そうだろ? 今ならまだ間に合うぞ」
「でも…」
「なんだ、はっきりしないな」
答えないまま、ナツキは窓の外を見て言った
「今にも降り出しそう…」
(つづく)
嗤うようにたなびく雲と
澄まして横を向く月のあいまいな夜
降るんかい!
降らんのかい!
どっちなぁんだい!?
ザザァー!!
降るんかい‼️
洗濯物
どうしてくれる!?
【あいまいな空】
どんより濁った雲と
はっきりしない天気予報の数字
それを見ながら
いつもより早く家を出る
君の影を探しながら飲む
いつものカフェのコーヒーが
なんだか今日は少し甘い
見つけた顔の眉間に
思わず笑いたくなるような深い皺
忍ばせた折りたたみ傘は
君に近づくための少しの希望
夕方の空に答えを託す
臆病な僕を笑わないでいて
【あいまいな空】
『あいまいな空』
曖昧。
毎日眺めるこの空は、好きになる日と、
好きじゃない日がある。
広く、澄んだ綺麗な水色の空が好き。
黒く、曇った薄暗い灰色の空が嫌い。
透明な、綺麗な空から降る雨は、心を洗い流してくれる気がして。
でも、何故か ぎこちない。
なんだか、この空に、気持ちが左右されている気がして。
空なんて所詮、神様の気分かな。
それくらい あいまいな空が、
私を曖昧にしているのかもしれない。
例えば、気分屋だってこととか、ね。
あいまいな空
僕の心は今日の天気の晴れてるか曇ってるか分からないような感じで楽しいのか楽しくないのか分からない
麻痺した感じで
どうすればいいかわからない
僕の気持ちがわからなくてどうすれば良い?
辛いのかも苦しいのかもわからない
だから動けなくなるまでいつも動いて考えてしまう。
空に手をかざす。
青とも赤とも白ともつかない、うっすらと焼けた儚い空が、透けて見える。
僕は両足で立っている。
立っているはずだ。
地面は遥かに広がって、入り混じっている。
前にも後ろにも右にも左にも。
ただただ広い空間が広がっている。
地平線はもうない。
空と陸と海は混じり合って、境界線は存在しない。
僕の、上にも下にも後ろにも。
あいまいな空が際限なく広がっている。
「名前なんて消えて終えばいい」
絶望に打ちひしがれた帰り道、僕の口からこぼれ出たヤケみたいな願い。
誰の目にも触れないような、奥まった土地に鎮座する、古ぼけた鳥居と荒れ果てた社の主は、そんな願いを聞き入れた。
全てのものから、名前は消えた。
名前は儚く霧散して、名前によって、自分と他人、外と内に、引かれていた境界線も消え失せた。
「空」は空という名前を失って、陸と同化した。
「陸」は陸いう名前を失って、空と混ざり合った。
「海」は海という名前を失って、空と陸に溶け込んだ。
全てが全てになった。
全てのものから名前が消えた。
「ビル」はビルではなくなって、全てに呑み込まれた。
「道」は道ではなくなって、全てに沈み込んだ。
「港」は港ではなくなって、全てに潜り込んだ。
全てが全てになった。
全てのものの境界線は消えた。
「鳩」は全ての染みになった。
「犬」は全ての影になった。
「魚」は全ての皺になった。
全てが全てになった。
僕も、君も、彼も、彼女もなく、僕たちは人間で、人間という線引きもなくなって、全ては全てに全てとなった。
…願い主に、願いが叶ったところを見せる決まりでもあるのだろうか、全てが歪んで、混じり合い、結合し、一言も発することなく、境界を超えて瓦解する中で、僕だけが、「僕」だった。
その時にやっと僕は気づいた。
言葉は全て名前だった。
あいまいな言葉も、あいまいな定義も、あいまいな区別も。
その現象や物を指し示す名前が言葉だった。
全てのものに境界線を引き、分かりやすく指し示す名前で、それが言葉で。
それが世界から無くなれば、全ては全てとしか有り得なくなり、全てに呑み込まれるということを。
それに気づくのが、あまりに遅すぎた。
僕の体はすでに溶け込み始めている。
僕の体は全てに滲んで、溶け込んで、体が軽い。透明にも思える。
僕も、全てになる時が来たのだ。
僕はかろうじてわかる自分の右手を伸ばす。
色彩の薄くなった右手の甲は、あいまいな空模様を透かして、瞳に映す。
あいまいな空だ。
僕の脳裏はそう告げる。
これは全てかもしれないが、僕にとってはあいまいな空だ。
最期の人類の僕が名付ける。
これは「あいまいな空」。
指先が、ゆっくりと、あいまいな空に溶け込んでゆく。
あいまいな空は、白くぼんやりと、どこまでも、どこまでも、どこまでも、広がっていた。
あいまいな空
深夜バイトをしていた頃は夜明けの空が好きだった。
暗かった町が少し白んでくる時間帯。ビルの高階から見渡す世界は空も町並みも青みがかって見える。
密かに「青い世界」と呼んでいた。
あの夜とも朝ともつかない時間の空は、赤い夕焼けにも劣らないくらい綺麗だと思っている。
「明日英語テストやん~」
「げぇっ忘れとった、こんなとこでガリガリ君食っとる場合かよ!範囲どこや!」
「あいまいみーまいんとかなんとかの~、しーはーはーとか?ひーひず?ひーひー?ひーひーふー?わからぁん」
「もうやばいやん、あいまいみーまいんとひーひーふーしか分からん」
「あいまいなあいまいみー」
「あいまいなあまなっとう~」
「あまいなぁあまなっとう~」
「あまあまあまおういちご~」
あいまいな空の下、あいまいな英語の勉強、あいまいなラマーズ法、あいまいなラップを口ずさんで、ガリガリ君食べたあのときがいつだったか、今ではもうあいまいになってしまった。僕は明日37歳になる。
今日もお疲れですね。
けれど今日は、貴女のやっていて本当に楽しいことをしての、疲れですね。それは素晴らしいことです。
さぁ、今日もゆっくりお休みください。
明日の空がどんな色なのか、明日の空気がどんな匂いなのか。
それを確かめるために、目覚めるのを楽しみにお眠りください。
あいまいな空
どっちとも言いきれない
まるで自分のよう
空は気まぐれ。
晴れていたのに、曇天雨雲。
降るだけ降った雨粒、しばらくして雲、そして晴天。
虹が見つけられたら、許してあげよう。
300字小説
『心』の花園
僕は『心』の花園の庭師。彼女の『心』が生み出す様々な感情の花の手入れをしている。
枯れ果てた『哀しみ』の花の株を丁寧に抜き取り、赤黒く咲く『嫉妬』の花の棘だらけの蔓を鋏で切り戻す。幼い頃は素直な『喜び』や『悲しみ』から咲いた、愛らしいお花畑が広がっていた花壇も、彼女が『恋』を知ってから、ずいぶんと乱れ、荒れることが多くなった。
晴れていた空が曇り、今にも雨が降り出しそうになってくる。今日は彼とのデートのはず。あいまいな空に思わず溜息を吐きつつ、傘をさす。ぽつりぽつりと雨が降ってくる。
「あれ、温かい」
初めて降った『愛』の雨。花壇に大きな双葉が開き、太い茎を伸ばした後、見たこともない美しい花が咲いた。
お題「あいまいな空」
あいまいな空
水っぽい空の色に控えめな赤がにじんでいく
昼でも夜でもない
朝日でもなければ夕日でもない
筆は紺色をパレットからすくっていくけれど
筆を置いた先は濃くなるどころか
あいまいに色が抜けていく
私は何を描きたいのだろう
何を表現したいのだろう
悩んでも気持ちはまとまらなくて
気晴らしに窓を開けてみれば
曇とも晴れともつかないような
あいまいな空が私を見下ろしていた
人は死んだら、星になるらしい。
ー.*˚✩.*,ー
そんなことを言っていたのは、私の親友だったあの子。
小学生になってからは、クラスも違ったせいか、疎遠になってた。
高校も離れてからは、全然連絡も取れなかった……
というか、交換すら、してなかったんだよね。
なにせほら、あの子人気だったから……
ー.*˚✩.*,ー
そんなことを言っていたのは、大好きなおばあちゃん。
小学生になる前に、星に、なっちゃったんだ。
高校生になってからも、時々思い出しちゃう。
「ふぅーん……おばあちゃん、見守ってくれてるといいねぇ……」
「うん!」
「……あ、そういえばさ、同中のあいつ、覚えてる?」
「……?あいつって?」
「あいつだよ、いっつもあんた見て、時々写真撮ったりして……」
「……あー、?誰だっけ、」
「……あんた、よく忘れられるね……」
「んで、そいつさ……」
星になったんだって。
題_3_あいまいな空
あいまいな空
この文章はSimejiAIが生成したものです。
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ある冬の日、彼女は雪が舞う中、あいまいな空を見上げていた。心にも雪のような冷たさを感じる彼女だったが、突然現れた彼がその心を溶かしていく。
彼は暖かな笑顔で彼女に声をかけ、一緒に雪景色を楽しむことになる。その日から、二人は寒さを忘れるほどにお互いの存在を大切にし始めた。
やがて春が訪れ、桜が咲く頃、彼女はあいまいな空の中で彼に告白する決意をする。彼もまた、彼女に対する気持ちを素直に伝える。
二人はお互いを想い合い、未来への希望を胸に抱きながら、あいまいな空の下で幸せに満ちた日々を過ごしていった。
これから曇るのか晴れるのか
天気予報では晴れるらしいが雲は灰色がかった厚い雲
一瞬雨が強く降りそうか?
それとも雲が流れるか?
空を眺めて悩む一時、頭の中は天気一色に埋められる
付いて回る黒い思考も一時置いてけぼりにされている
一時晴れる私の心
天気はやはり崩れるようだ
雨の音でも楽しもう