『あいまいな空』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
『空の概念』
昼と夜との境界線
夜と朝との境界線
時が経っても空の境界線は曖昧で
時の狭間に吸い込まれそうになる
空と大地との境界線
宇宙と空との境界線
どこまでいっても空の境界線は曖昧で
空という概念に吸い込まれそうになる
境界線がないのに確実に空は存在していて
いったいどこからが空なのだろうか
地面から離れたときから空なのだろうか
空という存在は曖昧さ故、概念へと成った
空は遠い昔から存在する不変の概念か?
毎日姿を変えて存在する空は一体何者なのだろうか
僕は空という存在がちょっぴり不気味に思う
テーマ:あいまいな空 #213
あいまいな空を眺めていると、
隣から紙が飛んできた。
広げてみると
『何ボーッとしてんだよ』
そう書いてあった。
きっと投げてきたのは隣の席の男子だ。
そっちこそなんで私のこと見てんのよ。
そう思いながらもなんだかくすぐったい気持ちになる。
このあいまいな思いはこの空にそっくりだ。
あいまいな空ってなに??明確な空ってなに???
よくわからないけど夏の空は彩度が高くて澄んでいて好きだし、冬の空は灰色で静かで吸い込まれそうで好き。
はやく空飛びたいね
厚い雲で覆われた空から
陽射しが差す
晴れるのかと思ったそばから
ポツポツ…シトシト…
洗濯物が乾かないのも
この時季は諦めよう
休日の天気予報は曇りのち雨
猫も陽を浴びれないで
つまらなそうだ
あいまいな空続きのこの
時季はゆっくり通り過ぎるのを
待つしかなさそうだ。
晴れたり曇ったり雨になったり
定まることの無い天気
それと自分を重ねると
とても馬鹿馬鹿しくなってくる
──終わらない夕焼けの中を歩いて進む。これはいつかの悪夢のなかの私。辿り着く場所も無く、帰るべき場所も無く、ひたすらに真っ赤な空の下を歩き続ける。誰か手を引いて迎えに来てくれないか、この場所から連れ出してくれないか。そんな事を願いながら今日も歩き続ける。まあ夢から醒めても、どうせどっちつかずで曖昧な空は私を見て嗤っているのだろうが。【曖昧な空】
今日 は 晴れ だった 。
ちゃあんと 、 天気予報 を 確認 した
から 合っている はず である 。
だけれど 、ぽた 。と 音がする 。
あれ ? と 確認 する と
天気雨 と いう もの だった 。
あぁ 、なんて 曖昧 。
梅雨の空はあいまいな空。陽が差しても晴れきることはなく、どんなに暗くなっても雨が降らないこともある。かと思えば明るくても大粒の雨が降ることも。
あいまいな空に振り回されて、この時期は傘が手放せない
あいまいな空を眺めているあいまいな存在の私
これからもあいまいな毎日が続いていくのかと思ったら、とてもあいまいな気持ちになる
底知れぬ絶望感
晴れてるのか、曇っているのかもわからない。
知らなくてもいい。
あしたはきっともう見れないのだろうから。
グラデーションのかかった空みたいに君は
あいまいで、
たまに不機嫌で、
それでも面白くて、
そして好きだった。大好きだった。
なにを言っても「ああ、うん、」
ってあいまいだった頃から覚悟はしていたかもしれない。
でもいざなるとツンとするものだ。
あいまいな空
新しい日が始まろうとしている
一晩中呑んでいた私の目には、これくらいの空でも眩しい
ああ、帰ってサボテンのトゲを愛でたい
目の前で光が広がって闇が引いていく
あいまいな空を細めで見上げながら、私は
今度こそ生まれ変わろう、と思った
#あいまいな空
空を見上げた。
太陽は見えない。灰色の雲。
ひんやりとした気温。
雲さんに聞いた。
『雨が降るの?雪が降るの?』
すると湿雪が降ってきた。
霙だ。
あーなんて中途半端な天気なんだろう。
私は折り畳み傘を開き重い足取りで歩いた。
『あいまいな空』6/14
雨が降りそうだな、と思う。
でも、車を使う距離じゃない。
自転車で出掛けようか
傘を持って歩こうか?
少し考え、閃いた。
「晴れたら出掛けよう。」
あいまいな空…
う〜ん…
えぇ〜…
思い浮かばないしわかんねぇなぁ…
たまにこんな事を思いながら
気づいたら夜のような…朝のような…
カーテン越しに青くなる
あいまいな空を感じながら
眠れず仕事に行くことを
たまに後悔するのでした…。
- 後悔する男と夜と朝のbetween -
今日は雨が沢山降ったり
晴れたり、また、雨が降ったり…。
安定しない、あいまいな空。
まるで、僕の心を写しているような気がした。
色んなことで迷って、悩んでいる
僕のことを照らしてくれるように
雲の隙間から陽が顔を出す。
清々しい明日がきた。
僕は前を向いて歩いてく。
【あいまいな空】
#50
水を買う 湿度が煙る 何もかも 水っぽいのに 私は乾く
#短歌 #書く習慣 20230614「あいまいな空」
曇り空。
僕は嫌いだ。
土砂降りのようにびしょ濡れにならないし、
かと言って晴れの日ほど爽やかでもない。
どっちにも徹しきれてない、何か中途半端な感じ。
そう、なんかあいまいな感じがする。
曇っているにしては空が見える。
薄く、薄く。半透明になるほど引き伸ばされた雲が、
朝の日差しを柔らかくしていた。
雲の境界線がはっきりしない。よく分からない空だった。
晴れでもない、曇りとも言いづらい、曖昧な空だ。
その様子が、悩んで自分の心に靄がかかっている時のようにも見えて。
空も、もやもやとする事があったんだろうなと、
何故か妙に腑に落ちた気分になった。
雨が降り出した。
持っていた傘をさす。
しばらくすると、雨は上がったけれど、
曇り空はそのまま、どこまでも広がっている。
この時期の空は気まぐれだ。
天気予報なんか関係なしに、雨を降らせたり
止ませたりしている。
太陽の手番はまだですよ…と、日差しを見せて
くれない。
雨を毎日降らせるあなたは、まるで泣いている
よう。
なら、しばらくおつきあいしましょう。
雨が傘や葉に弾ける音もきれいです。
涙が止まったら、また明るい顔を見せてください。
「あいまいな空」
ロールシャッハ
あなたの顔は晴れやかだけど
わたしの目に映るのは、雨
空、一点の曇りもなく
※あいまいな空