『あいまいな空』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
朝、日が昇りだす時間帯。外を見渡しても誰もいない。いい天気なのになぜだろう。不思議に思った
私はいつもどおり、玄関から飛び出し会社へ向かう。会社へ向かう途中誰とも会ってないし、誰も見ていない。会社についても社内には一人としていなかった。
「夢?」そう思いながら自分の席につく。あたりは静か、風の音も、誰かの声もひとつもない。ただ聞こえるのは私の息と腕時計のちっちっちっという音だけだった。
さすがに、私も怖くなってきた。そりゃそうだこんなに広いのに誰一人いないのだから。
「もう帰ろう。」そう思った瞬間後ろからコツッとなにか音がした。えっと振り返るとそこには一人の男性が立っていた。
「誰ですか。」と震えながら口を動かすも返事は帰ってこない。気味が悪い。
私はすぐ走って帰ろうとする。すると、男性が口を開いた。
「なぜ、…なんだ」男性がなにか言った。よく聞き取れない。もう一回聞いてみる。
「なぜ、ここにいるんだ」と、言っていることに気づいた。私は思わず、
「どういうことですか。」と聞いた。男性はこう言った。
「ここは生きている人間が来るところではない。かといって、私が来ていいところでもない。」と言ったわけがわからない。ここは一体どこなのだろう。私は聞いた。
「あなたは何者なんですか。どうしてここに?」
男性は少し黙って淡々と喋る。
「私は死んでいる身。しかし、本当に死んでいるんじゃない。死んでいるのは本体であって私ではない。だが、君が生きている世界ではすでに死んでいる。そういう人間はここに飛ばされるんだ。しかし、君からは死んだというよりは本体もここに飛ばされている。」
わからない。
「ではどうして私はここに?」
男は黙った。当然だ。彼も知るわけないじゃないか。
私は死んでいるのではないか。と、まで思ってしまった。男性は口を開く。
「君は多分。空を通じてここまできたんだね。」
どういうことか全くわからない。
「君は、夢の中で強く思ってしまった。"空"を。どういうわけかはわからないが、そのせいで僕が死んだ瞬間君も同時にこの世界へ飛ばされてきたんだろう。」
彼の言っていることはわかるようでわからない。頭がふわふわする感じだ。多分彼も一生懸命なのだろう。
しかし、帰ることができなければ説明は通っても、一生ここでいきることになる。それは私も無理だ。やりたいことだってある。
「どうやって帰れますか。」と尋ねる。
男は少し迷いながら、
「この世界にも天気というものが存在する。晴れだったり雨だったり、曇だったり、晴れているのにも関わらず、雨が降ったり。帰れるとしたらその晴れ雨の時だけだ。晴れ雨の時は必ず虹が出る。それを橋として帰るんだ。きっと導いてくれる。」
私はホッとした。続けて彼はこう言った。
「しかし、急いだほうがいい。ここには食料がない。人が何も口にせずに生きれるのは三日までらしい。晴れ雨は必ず出てくる。それまで待つしかない。」
私は彼と一緒に四六時中寝ずに、ただ、その晴れ雨の瞬間までじっと待った。
するとみるみるうちに、明るく日がさす天気となり、と同時に、ポツッポツッと雨が降ってきた。日に照らされ一粒一粒が宝石のように輝き、まるでとても長く、終わることのない線香花火のよう。あまりにも美しい。
彼は南に向かって指を指した。
「あれを見て、にじがでているよ。」とても穏やかな表情で彼はそういった彼は私はに一言、
「ありがとうな。ありがとう。」と涙ながらそう言った。
疑問に思った。私のほうが感謝しなけらばならないのにどうして。聞く間もなく私は彼に背中を押され一歩、また一歩と力強く足を踏み出した。振り返ると男性も虹を歩いていた。それは私が歩いている道ではなく、北に伸びる一本の長い、長い虹だった。
それからの記憶はあまり覚えていない。私は目覚めると病院にいた三日も目を開けなかったと私の母親が言った。私はどうやら車に引かれたらしい。医師からも奇跡だと言われるほど。あの男性は誰なのか。あの夢は一体何だったのか。今でもわからない。窓から空を見上げると曇りでもないのに雪が降っていた。おかしいなぁ。あいまいな空だ。まるで心にも積もっていくかのよう。もう忘れよう。
あれから十四年経った。あの日のことは今でも覚えている。今日はお母さんの家の整理をしていた。すると、アルバムの中から一枚の写真が出てきた。
「お母さん、アルバムの中から写真が出てきたよー。」
するとお母さんが、
「古いアルバムやね。もしかしたら…。」とお母さんがなにかに気づいた。
「これ、あなたのお父さんが生きてた頃のやつやなー懐かしいなー。」と言った。
私はそうなのか。と、一つの写真を手にとったすると、そこにはあの男性の顔があった。流石にビックリした。
「これって…」
空は毎日色が変わる。
晴れの日も、雨の日も
曇りの日も、雪の日も
人は毎日心が変わる。
嬉しい日も、悲しい日も
辛い日も、楽しい日も
「私」は使うときによって変わる。
I,My,Me,Mine
そう
曖昧・ミーマイン。
季節は覚えてないんだけど、朝早くに田んぼのめちゃくちゃ見晴らしいいところで、東の空が黄金色で真上は桃色、西空はうす水色のグラデーションがすごくきれいな空に出会ったことがある
あいまいな空
この季節の天気は予測不可能。
大丈夫だと思って傘は持っていかなかったのに、帰る直前になって降ってきた。
ーまぁ、小雨だし濡れてもいいかなぁ・・・。
なんて考えていたら、君が慌てた様子で、傘を差して迎えに来た。
「ちょっと歩くだけなんだから、わざわざ迎えに来なくてもいいのに」
「だって、濡れちゃうでしょ」
ほら、と渡された傘を開けば、見事なほどにオンボロであちこち穴があいていた。
ーーーぷっ
二人して吹き出し、笑い声が響く。
「慌てすぎだよ」
「だって、突然降ってきて、テキトーに傘選んできちゃったんだもん!」
そんな事を言い合いながら、相合傘で歩き始める。
ー少し、この季節を好きになった。
お題
『あいまいな空』
『ねぇ〜、見て空紫。』
「ほんとだ、エモw」
空は紫色、昼の青さと夕方の橙が混ざりあってて
私の心の中みたい
「あじさい」と「あいまいな空」
若干ジメジメする時期かな
ほぼ毎日通る田舎の通勤路
この通り沿いの生垣は
高さ三メートル以上はある
農家さん宅の門のようだ
みどり一色の中に
紫と水色が混じった淡い色の顔
自分の背より高い位置にポツリ
その高さに裏側が気になる
日向と日陰どっち好きなのかなぁ
ほかの顔たちは日陰なのかな
日向のあじさいが見上げた先は
あいまいな空だよね
《あいまいな空》
何とも言えない。
晴れているのに雨が降る。
雨は降りきれない曇天。
それは人間も同じか、
なんかのアンケートで日本人はあいまいが1番落ち着くというのを聞いた事はある。
日本人はあいまいだと思いますか?
という問に対して
そう思うが10数パーセント
そうは思わないが20数パーセント
残りの70パーセント弱はどちらとも言えないに投票している。
なんていうアンケートをみたことがある。
これこそなんとも言えないだな。
僕はあいまいよりも白黒つけていたいけど
場合によるっていう選択項目があったら全部それに当てはまるな、
だって場合によるのは解りきってる事だし。
【あいまいな空】
見上げた空からはパラパラと雨がこぼれ落ちている。それなのに空に雲はなく、明るい太陽の光が眩いほどに差し込んでいた。傘を差すべきか迷うので、晴れなのか雨なのかはっきりしてもらいたいものだ。
カバンの中の折り畳み傘を取り出すか否か、下駄箱のところで逡巡していれば。不意に後ろから涼やかな声がかけられた。
「傘ないの?」
パサリと乾いた音を立てて、君が折り畳み傘を広げる。鮮やかな空色のそれはクールな君のイメージには合わなくて、だけど何故だか妙に噛み合っているようにも見えた。
「駅まで入ってく?」
当たり前のように、君は私へと傘を傾けた。考えるよりも先に首が縦に動く。
「良いの? ありがとう」
狭い傘の下に肩を並べて、君と二人で歩き始めた。あまりにも近すぎて、自分の鼓動の音が君に届いているんじゃないかと不安になる。だけどそれよりも、君と一緒に帰れる喜びのほうがずっと大きかった。
さっきまでは突然のお天気雨に苛立っていたのに。曖昧な空模様のおかげで、君のすぐ隣にいられるのだから捨てたものじゃないななんて、現金なことを考えた。
あいまいな空
梅雨の雨が降りそうで降らない空が大嫌い
白い雲だけの空は体が軽くて踊りだしちゃいそう
黒い雲だけの空は魔女が世界が滅亡しちゃいそう
今日はお友達と遊ぶ約束があって
晴れ晴れした楽しい気分だったのに
空に灰色の雲で雨が降りそうだからって
約束も楽しい気分も仮雨天中止
あ〜もう!
「白黒はっきりしなさいよ!」
そう空に文句を言いながら
曇った気分で
夜の様に暗い黒いコヒーと
白々開けの様な明るい白いミルクを混ぜた
大好きなカフェオレを飲んだ
「あいまいな空」
毎日自分の言動行動を1人振り返って
恥ずかしくとても逃げ出したい嫌な気持ちになる。
周りの記憶に私なんて全く残っていないのに。
自分で作りだした無駄な苦しみに心蝕まれて。
バカみたい。
そんなことをここへ吐き出しながら
なんとも言えないあいまいな天気の空の下、
家路に着く。
#13
ホントに申し訳ないんだけど
「申し訳ない」なんて 1ミリも思ってないよ?
いやいや。
「○○しか見えない。一途なんだ…」て
同時に何人に言ってる?
「次の誕生日は一緒に祝おう」て
まず 誕生日聞いてないよね?
わざと 仕事で忙しい時間見計らって
置き手紙みたいな LINEした。
ワタシの嫌いな言葉
「バイバイ」
あーーースッキリ!
悩み事 解決! 心のモヤモヤ 解消!
でも ちょっとだけ スキだった。
見上げた空は 6月の
降りそうで降らない重い曇り空。
#あいまいな空
題.あいまいな空
「乙女心と君の空」だなんて
上手いこと言っちゃったりなんかして。
あいまいな空を飛ぶ鳥よ
お前は自由か?
アスファルトの大地を歩く俺は
自由であって自由ではない。
あいまいな空
見上げた空は、何色だろうか?
時には青く、時には緋色。
白、黒、灰色。
様々に色を変える空。
その境界はどこだろう?
雨と晴れ。
夜と朝。
その境界があいまいなように。
僕と君との関係もあいまいだ。
「あいまいな空」から連想する言葉たち
片想いの相手との相合傘
仲直りのために差し出した手
端が茶色くなった薔薇の花びら
スニーカーで踏み込む水溜り
三番手で入るお風呂
子供時代の太陽の色
時々音痴なハミング
日陰に残る雪
砂に書いた約束
雨は今にも降りそうなのに
なかなか降らなくて
この曖昧な梅雨空の下
わたしは泣きたいのに
泣けなくて
あのひとの
想い出ばかりが増えすぎて
あっちこっちで
足をとられて躓いて
ああ
きれいにさっぱりと
忘れてしまえるものならば
どんなに心は楽でしょう
「セロリって
インクの匂いがするから…」
そう言った
あのひとの台詞のせいで
今ではわたしも
セロリが食べられなくなりました
# あいまいな空 (175)
「あいまいな空」
右を向けば雨が
左を向けば雪が
前は晴れていて
後ろは煙霧
いつどこで
どんな天気で
何があるか分からない
それらが同時に起きることは無い
あいまいな空があるとしたら
快晴でとても暖かいのに
心の中は霧雨が広がっている
そんな時
なんとなく そばにいて
なんとなく てをつなぎ
なんとなく キスをして
なんとなく みつめあう
ともだちか こいびとか
キミにきく こたえない
まあいいか どちらでも
そらをみた ふるのかな
まあいいか どちらでも
こんなひも あっていい
『あいまいな空』
【⠀あいまいな空 】
私の空のイメージは雲一つない青い空
真夏の正午に見るあの空が私は好き
私が思うあいまいな空は曇り空
時々白があったり黒かったりましてや雷なんかも落としたりする
私が思う嫌いな空はただ雲でおおわれているだけの空
日は入らないし、ただジメジメするだけだし
私が感情的になるのは鱗雲
天気によって変わる感情を操作するのが1番苦手
中2
あいまいな空
う、うん、、、ふぁ〜〜
ねっっっっっむ
大丈夫!まだ6時!
外も暗いし寝れる!
母)早く起きろおおおお!
うぁ!6時半!
なんで!?
30分しか立ってないのに空が
もう明るい( ;∀;)
あいまいすぎるでしょ〜(泣)