『「ごめんね」』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
ごめんね
「ごめんね」なんて無責任で都合の良い奴だ。それを言えば許されると思って、ごめんごめんごめんごめんごめん。こんな自分が大嫌いだ。
気づかなくてごめんね
鈍感でごめんね
闇を出してごめんね
病気になってごめんね
弱くてごめんね
助けられなくてごめんね
遠足や童歓声水面かな
かき氷ゆる~く笑ふ最後まで
ペンキ塗り鞄に付けた薫る風
遠足や黄色い帽子こんにちは
姫路城白い革細工の財布かわいい
海遊館巨大水槽いい時間
「ごめんね」33
後悔と過ちを含んだ言葉
もう届かないあの人に
伸ばした手が空しく宙をつかむように
私の声はただ闇の中に溶けていく
それでもなんども声にだす
喉が枯れて痛んでも叫ぶ
ごめんね、ごめんなさい
それはあなたへの言葉なのか
それともわたしの中のわたしへの言葉なのか
許して欲しい
だれに?
自分自身に?
【「ごめんね」】
父が購い与えてくれた唯一の絵本を売りはたいてしまったと、家に帰りはたと気が付いたとき、これはヴァージンをも売るしかないと思ったのです。それは酷い、酷い、絶望でありました。人でなしでありました。
「ごめんね」
何度そう謝っただろう。
とても無責任な人だと思われただろう。
実際、そうだったのだ。
本当は、やりたくもないことをずっとやっていた。
みんなこうしているから。
守るものがあるから。
そんなのは全部言い訳だった。
全員が全員、そうじゃなかった。
守られていたのは私だった。
もうやめよう。
謝ることも、人のせいにするのも。
テーマ「ごめんね」
謝ることって意外と難しいことなんじゃないのか
と思う。
喧嘩した時の“ごめん”
素直になれなくて言えなかったりする。
逆に少しのミスですぐ謝るひとの“ごめん”
それが鬱陶しくていやになる人もいる。
人にとっての“ごめん”は価値観が違うこともある
“ごめん”って難しいなぁ...。
「ごめんね」
あなたと出会って付き合って
「ありがとう」よりも「ごめんね」の数の方が多かった気がするのは気のせい?
ネガティブな言葉は
君には似合わないよ
もっと笑ってよ
謝らなくてもいいから
「ごめんね」
好きなのに嫌いって言ってごめん
お兄ちゃん、消えろとか言ってごめん
嘘ついてばかりでごめん
うるさくしてごめん
本当に全部ごめんね
ふざけんなよ
馬鹿野郎
お前らも悪いだろ?
お前らも傷ついてるよな
私も傷ついてるんだよ
1人になったら涙が止まらないんだよ
どうにかしろよ
お前らがつけた傷だろ?
いい加減にしろよ
クソ野郎ども
(ありがとう)より(ごめんね)が最近の口癖。
#「ごめんね」
ひとりっ子のデメリットなのか
喧嘩をしたことがなかった
お菓子を取り合ったり順番を争ったり
誰かをはたいたこともなかった
幼稚園で男の子にキックをされて
初めて人を蹴って大泣きされた
理不尽に不満の私
心の中でだけ「ごめんね」って言った
「ごめんって言われるよりありがとうって言われたいんだけど」
ごめんね。感謝と謝罪は別のもの。申し訳ないとは思うけど、君のお節介に感謝したことはない。
【ごめんね】
「ごめんね」
そうやってさよなら出来たら良かったのに
自分のこと、なかなか大切にできなくてごめんね。友達を作れなくて、ごめんね。勉強が苦手で、ごめんね。毎日毎日、自分自身に謝って、疲れて、私はいつまでこんなくだらないことやっているんだろう。いい加減にしなよ、って自身に怒られる。親はこんな私のことをよくわかってくれる。これだけで、ありがたいことなのに。私はくだらない。こんな私にごめんね。
ごめんね
あなたとずっと
一緒にいたかった
しんどい思いさせたこと
ごめんね
お互い離れてしまったけど
今になっては
良かったよね
心友のおかげで
あたしは今
この世界に
いられるのだから
ごめんね
大好きだったよ
ありがとう
なな🐶
2024年5月29日1357
自分はひねくれた性格なので
関係が深くなるほど
「ごめんね」が言えない
やっとの思いで振り絞った謝罪は
目をそらしたり
茶化してしまう
相手は自分のこんな性格を把握しているので
ちゃんと謝罪として受け入れてくれるが
毎回後悔する
いつも
「ごめんね」
振り回して
「ごめんね」
怒りっぽくて
「ごめんね」
自信がなくて
「ごめんね」
母親らしいこと出来なくて
「ごめんね」
そして
「ありがとう」
いつもいつもいつも
「ありがとう」
大好きだよ
「ごめんね」
ごめんねって言いたいけど
変なプライドが邪魔して言えないの。
勝ち負けじゃないけど
ごめんねって言ったら今までの弱い自分を
認めなきゃいけない気がして
負けた気がして言えないの。
ごめんね。
「ごめんね」
余裕がなくて酷いことばかり
大人になれなかった。好きなのに自分勝手で。
おもいやれなかった。ごめんね。
どうかお元気で。
テーマ「ごめんね」
ごめんね。
うまくできなくて。思ったとおりに頑張れなくて。