数年前のこの位の時期だったか、
僕は学校を逃げ出した。
プライドも、狭心も、あの頃の僕にとっては
どうでもよかった。
自分が情けなくて仕方ないし、
逃げてはその分の涙が溢れるしで
僕は自分がわからなくなっていた。
このままどこかの遠い街へ
行ってしまいたかった。
結局、隣の県まで行ったんだっけな。
親が泣いてまで心配して迎えにくるまで僕は、
ずっと駅前のベンチで泣いていた。
通り過ぎる人と吹く風の冷たさを
肌いっぱいに感じた。
今となっては、いい思い出である。
テーマ:遠くの街へ
2/28/2026, 5:19:10 PM