学校が終わり、トレーニングが終わった。
空はもう暗く、寮に入ると疲れた顔の同期たち、先輩、後輩たちとすれ違った。
もちろん、私も疲れた。けれどもっと強く、速くなりたい。あいつに、あの子に追いつくために。いや、追い越すために。
そして再びジャージに着替え、寮の外に出た。ひんやりと肌を突き刺すような冷たさ、少し息を吐くと白く濁る。空を見上げると澄み渡る星空。
さぁ、私だけの追加トレーニング開始だ。
最速を、1番を目指すために。あの星たちに手が届くほど、速く駆けるために。
12/1/2025, 12:55:01 PM