「君が泣くから」眠いのかお腹が空いたのかオムツが気持ち悪いのかそれとも抱っこ要求なのか。両腕にすっぽり納まるサイズの君に思いつく限りの「どうした?」を問いかけながら駆け抜けた日々だったあれから幾年。1人前の口振りで私に説教とかするくせに今日は「悲しいより悔しい」を背中に滲ませながら、声もあげずに静かに君が泣くから心の中で「どうした?」を問いかけながら傍らでそっとお茶を飲む。
11/30/2023, 10:25:28 AM